Asao Sports Physio Center

当センターは疼痛疾患は勿論、運動機能改善を目的にリハビリテーション的
要素を重視した民間療法施設です。

麻生スポーツ理学センター
院長の辛口一言コラム

2017年6月21日

努力に必要な日数

努力に必要な日数

小生よりは年齢はだいぶ若いが、それなりにその世界では有名で、それなりに頑張っているスポーツトレーナーの男性がいる。 最近は会う事も連絡する事も無いが、それなりに陰ながら応援はしていた。

以前その彼も言っていたのだが、例えばあるスポーツ選手と出逢っても、すぐに契約する事は無いと。 その後縁があれば数年交流を続け、お互い心の底から理解しあえて、そして其処からどちらともなく一緒にやろうと言う話になると言う。

しかし最近見聞きする情報だと、どうやらかなり違ってきてしまっているようだ。 その彼に限らず全体的に。

TVや雑誌、マスコミのウケ狙いエクササイズが世に蔓延し、簡単に肉体改造が出来ると、昔から通販雑誌にある様なビフォア―アフターをまんま信じる純粋無垢な人間が多く、またそれを丸め込む商売上手トレーナーが更に数多く蔓延ってしまっている。

何処も痛くも痒くもないスポーツ選手だって、ひとつ成績を出すのには数年かかりで計画をしプログラムを組む。 なのにアチコチ痛い一般人が、簡単に痛みが取れて前以上にすぐ動けうようになる訳が無い。

目先の商売、金儲けでは無く、10年後20年後の未来を考え、より良い世界と自分の人生にしていきたいものである。

2017年6月15日

ホントに危険な、その腰・首骨の矯正!!

ホントに危険な、その腰・首骨の矯正!!

以前にも書いた事があるのだが、小生の自宅最寄り駅にある接骨院が、非難とか悪口とかではなく、本当に危ない!! 

時折自宅に入る、その院のチラシ。 腰椎矯正をカッコ良くやっているつもりの写真なのだろうが、コレがそもそも危ない。 ダメと言う以前に、学校では危険な間違えたやり方と絶対教わるやり方。 

先日、たまたまその院の前を車で通りかかり、手前の信号で停まり、ガラス張りで外からバッチリ中スケスケ。 するとベットに小学生らしき女の子が仰向けに。 何をするのだろうと、ボーっと車内から覗いていると、頭方に仁王立ちになったスタッフが上から頭を両手で掴み、手首だけで首を思いっきり横にグニャっ!回旋!! ラインも方向も有ったモンじゃ無い!!!

一昔前ならどんなインチキな整体の学校ですら、そんな危険な首の矯正方法など教えはしなかった。 いったいどうなってんだ!? 最近の民間療法の学習現場は?!?!

初めてカイロを学んだ時から30年ほど経つが、未だに毎回慎重に丁寧にを心がける。 教わってすぐ出来る事など無いのだ。 働いた分だけ教われる職場に勤めてもらいたい。

2017年6月13日

等身大で今できる事を確実に。

等身大で今できる事を確実に。

この数日、2013年12月に放送された『News23』で行われた、ボル選手トと桐生選手との対談が、ネットで再び話題となっている。

その年の春に100m10秒01を記録し、日本人初の9秒台が期待されていた、まさにその時期。 それを知ってか知らずか、対談の中でボルト選手が桐生選手にかけた言葉が、スポーツに限らず、仕事や学業、あらゆる言葉らに当てはまると、多くの共感と感動を与えた。

"スピードを保てばいいのに、さらにスピードを上げようとしている。  大事なことは、トップスピードに乗ったらフォームを保ち、スピードを維持することだ。  多くの選手は、トップスピードから、さらに速くなろうとする。それでは、速度にテクニックが追いつかず、逆に遅くなってしまう。  トップスピードに乗ったら、それ以上は速くならない。 だからといって「その記録を超えよう」と焦ってはいけない。  速く走ることばかり考えて、逆に遅くなる選手はたくさんいる。  速く走ろうなんて考えるな。  「自分の走りをすることだけ」を考えたほうがいい。 NEWS23より引用"

続けて送った言葉も素晴らしい。 成績や勝ち負けにこだわり、毎日目的と目標もグチャグチャなまま練習や稽古、勉強に時間を費やす。

自分を見失う前に、是非再度検索して読んでもらいたいものである。

2017年6月 1日

総合的に診察診療出来てますか。

総合的に診察診療出来てますか。

最近やっと日本でもかかりつけ医、総合診療医と言う言葉を耳にするようになってきた。

正直小生自身、民間療法を今より遥かに軽く簡単に考えていた。 だが実際は当然の如く、そう簡単なものでは無かった。 昨晩も某医療従事者の方とニトロールと塩酸モルヒネの話になった。 やはり深い...

押して揉んで電気かけて治るような症状ならば、何処へ行っても良くはなる。 良くなるような気がする。 しかしそれでも症状が改善されぬ場合、果たしてどこの誰が診てくれるのだろうか? ましてや我々の所へやって来る、命に別条が無い場合、誰が真剣に親身に考えてくれるのだろうか?

会社を辞め院を開いた20年前、最初の5年は実に辛かった。 いくら本を読んでも答えにたどり着く事は無かった。 書くと長くなるので割愛するが、ある事をきっかけに総合診療医、プライマリケア医の先生と出会い、そこから学ぶ方向性、進むべき方向性が現在の通りとなった。

長年、院内でもホームページでも掲載し、うたっている、海外のある医師の言葉がある。(http://www.asao-sp.com/u/skill.html

W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。

1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。   John Michael Criley, M.D.

これは整形外科分野でも同じなのだが、残念ながら未だそのような診察診断をする医師、従事する医療従事者は少ないようだ。

検査は初期に学ぶが、最初に使うものでは無い。 総合的に診てもらいたい、シンプルな患者の願いである。

2017年5月19日

なんちゃって治療家、トレーナー、アスリート。

なんちゃって治療家、トレーナー、アスリート。

昨晩友人たちと、そこそこ安くてそこそこ美味しいイタリアンに行った。

夜遅くにもかかわらず、街も店も多くの人で賑わっていた。 軽く呑んで食べるつもりだったので4人でカウンターに腰を下ろした。 若い店のスタッフ達が感じ良くテキパキ仕事をこなしていた。 料理・調理もテキパキなのだが、よく見ると殆ど火を使っていない。8割がた湯煎。 そう、既製のソースを温めて混ぜるだけ。  まぁコレはコレで旨いから良いのだが、小生が一番心配なのは、その若いスタッフ達の5年後10年後。 万が一にもイタリアン料理の店に再就職などとは...

ウチにも年に数名、募集していなくても雇ってくれとやって来る者がいる。 雇ってあげたいのは山々なのだが、技術では無く、心のスキルが既に職種からずれてしまっている。 恐らく前職場が大きく逸脱していたところなのだろう。

以前マラソンの有森さんが "なんちゃってアスリート" について書いていた事があるが、取り組み方からして間違えている人間が多すぎる。 本読んでちょいスクール行って治せると思っているスポーツトレーナーや、肩揉み治療の治療家に来られても、力になれる事がまるで無い。

明敏な先生ほど、おいそれと人前に進んで喜ん出たりはしない。 底辺な小生のレベルでもそんな時間すらまるで無い。 ようは診て無いんだよね、患者さんを、その時間。

その答えが分かるのは、自分一人で道を歩み始めてから。 何屋でもそうだが、客は来ない、患者は来ない。 過去何人も理学療法士君が独立して自分で治療院を開業したが、多くが患者が来なくて途方に暮れる。 治療とは、知識や技術で無いと言う事に初めて気づく。

コーチとトレーナーの領分、もちろん治療する人間の領分はそのどちらでも無い。 だから専門家と言う。 専門じゃ無い専門家、いやはや困った時代である。

2017年5月18日

子供のスポーツ障害のゴールって。

子供のスポーツ障害のゴールって。

たとえば車のエンジンが、調子良くなったり悪くなったりしていたらどうします? 時折ガタガタ、ガックンガックンしていたら?? でもまぁ今フツーになってるから、まっいっか! にはなりませんわ。 普通の人ならね。

大人以上に子供は将来があるからね、今がとっても重要。 痛みが出たとしたら、何処がじゃなくて原因があって、理屈じゃなくて理由がある。 痛みが無いからもう平気、コレは危ない。 だからと言って痛みに異常に執着してもダメ。

治療のゴール、スポーツのゴールって何ですか? 

目的と目標の違い、社会人なら一番初めに会社で教わる事。 社会人としてのスキルが高い大人、ひょっとしたらそんな大人は想像以上に少ないのかもしれない...

2017年5月13日

笑えない、その人としてのレベル。

笑えない、その人としてのレベル。

オカシイですよね!? さんざん横文字ビジネス英語これ見よがしに不自然に使っておいて、そんでもって和を大切にとか、日本の伝統だとかおもてなしだとか。

何でそんな薄っぺらい人間性に不信感すらいだかないのか?

限りなく屁理屈に近い、技術と理論。 最後に決まり文句で日本人に合わせた、とか。 道理と理屈が違う事をまるで理解してない人生なんて、虚栄以外なにものでも無い。

その行動に "正しさ" はあるのか。 心に問いてほしい。 小生自身もあらためて。

2017年5月11日

スポーツ業界の闇

スポーツ業界の闇

昨日、とってもショックなニュースが飛び込んできた。  "スポーツ用品小売店アート・スポーツが自己破産 http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4315.html"

入社当時若い頃、まだ営業職だった頃に大変お世話に、勉強させて頂いた大の取引さんだったから大変ショックである。 暫く前も大手スポーツ用品店のオシュマンズ(小生が担当していた時はイトーヨーカ堂傘下)のオープニングにも販売応援で一週間立っていた店舗がクローズしてしまった。

先日久方ぶりに会った、スポーツメーカーを数社渡り歩いている友人が「利益出ているところなんかどこも無い!」と言っていたが、やはりメーカー以上に小売店さんは辛い。

当然ネットだ通販だという理由は大きいだろうが、一番の闇や悪はそこに無いと小生は考える。 消費者の質の低下が大きな要因だと考える。

例えば昨今のランニングや筋トレブーム。 先日も少々触れたが、小銭や時間を自分の欲任せに使えるドハマリ人間が、大好き楽しいサイコー!!っ声高にネット拡散が事の発端。 周りが見えず、後先考えず。 そこそもコレを煽っている人間がいる。 昔陸上部だったとか、筋トレプロテイン飲んでいましたとか。 やる側だったとしても、教える側では無い。 自分がやっていた事をただ単純に。 本読んだりペラペラ講習出たり程度で、真剣に教える勉強をしていない。 勉強が出来れな教師になれる、勉強できる子が全員優秀な教師になれるとでも考えるのか!? 

さらに言えばもっと悪い人間がいる。 それは企業。 もちろん素晴らしい会社、スポーツメーカーもあるが、そうで無い会社ほど今どき宣伝繰り返し、嘘じゃないけどホントじゃない情報を拡散する。 スポーツメーカーに勤めた事が無い、自分が学生時代スポーツしてまいた程度の人間が経営しているナンちゃってスポーツメーカーや、エコだペットボトルだと言ってガンガン洋服売りさばいた大手衣料品屋。 そのクセちょっと破けた壊れた程度も一切修理は受け付けず、買いなおせと言わんばかりに。 所詮そんな会社と言うオチ。

何であれ誰のせいであれ、消費者は損をする。 賢くなれ! だが本やネット漁ったって、それは単なる情報であって知識では無い。 物事を正しく判別鑑別するスキルは決して持ち合わせてはいない。

業種は方向性、会社は人間性で選ぶ通り、自分が進むべき道を決める為に一番必要な物を今一度考える時代になっているのである。  人を信用できない人間は自分も信用してもらえない。 趣味仲間寄り集まり人間関係が限界。 最後は絶対人間性なのだ。

2017年5月10日

箱根駅伝を診るという事。

箱根駅伝を診るという事。

毎年数名、箱根駅伝出場を目指す陸上部の学生が必ずやってくる。

出来る事なら全員箱根を走らせてあげたいが、現実はそうはいかない。 お互いどんなに頑張っても出れる子、出れない子にわかれてしまう。

当然本人は辛いだろうが、本人以上に決断する指導者、監督もとても辛いだろう。

成績の善し悪しで愛情を分け隔てる指導者はいない。 いないと小生は信じている。 例え四年間一度も出場できなかったとしても、人生の中で掛け替えの無い四年間であった事を、優秀な指導者ほど選手に伝える事が出来ている。

小生が社会に出て三十年の間で、素晴らしいと思われる指導者に共通している事がある。 それは喜びをしっかり選手に伝える事が出来ていると言う事。 選手は指導者・監督お笑顔をみるだけでまた頑張ろう、もっと頑張ろうとなる。 そして選手も笑顔になる。 どうやら現在小生が診ている子は、そんな師弟になっているようだ。

我々治療家できること、最もせねばならない事はそこにある。 魔法や手品のような治し方では無い。 ましてや揉みや鍼や歪みでは無い。 指導者と同じ目線で選手と接する事である。 どこどこの選手が多数来院!! などと、売名キャッチセールスなど言語道断。 そんなの院内でコッソリ応援してあげればよい話し。

他の患者に頑張ってる学生の話をすると、「出るなら絶対箱根まで応援に行くからさっ!!」 と言ってくれる。 会った事も見た事もない学生君に対して。 小生はそんな患者が誇らしい。

真剣に、誠実に。 すべてはそこから始まる。

2017年4月28日

頭部外傷小児に対するCT検査の問題について。

軽症に見える小児の頭部打撲にCT検査は行うべきか?

軽症に見える小児の頭部打撲にCT検査は行うべきか?

先日、海外から頭部外傷の小児において、CT検査の適応を臨床的に判断する3つのルールの研究論文があった。 小生自身、6、7年ほど前に同タイトルの医師の講義に参加させてもらった事がある。

実はこの一見軽症の小児の頭部打撲にCT検査を行うべきか否かは、以前から論議されていた。 頭部外傷小児に対するCT検査は、放射線被曝による悪性腫瘍のリスクがあるため、CTが不要な低リスク例を同定する方法の確立が世界中の医師間で切望されていた。

今回の論文でもPECARN (Pediatric Emergency Care Applied Research Network) 、いわゆるピーカンルールや、CATCH、CHALICEについて検討されていた。

小生のような民間療法院でも年に数名、必ず転んで頭打った子供はやってくる。 その診断を正確に行う為にも当然必要なスキル。

やはり今回の検討でもPECARNは2歳未満で感度100.0%、2歳以上に対しても感度99.0%で一番高かった事が分かった。

まず意識内容(興奮・傾眠・同じ質問の繰り返し・会話反応の鈍さ・頭蓋骨骨折の触知)を絶対、必ず、確実に正確に確認し、ひとつでも該当項目があればCT推奨し、さらに無くとも皮下血腫・5秒以上の意識消失・高エネルギー外傷・親から客観的にいつもと違う事が見受けられたらCT検査の検討をするべきであり、そして最終的に医師が症状・所見の悪化や所見が複数か単一か、生後三カ月未満か等を考慮し判断するのである。

確かに我々民間療法家の専門外の事ではあるが、知らなくてよい事では無い。 まぁ、頭部外傷以前にPECARNを知らない同業者の方が怖いのだが。

出来る限り可能な限り、質の高い仕事をせねばである。

 

2017年4月26日

周辺視野能力の個人差

周辺視野能力の個人差

打てない捕れない、蹴れない避けれない。 結果、うまくならない上達しない。挙句、怪我して治らず戦線離脱。 ならば答えは簡単。 打てて捕れて、蹴れて避けれるようにすればイイだけの話。

それを筋力や動作だけで解決するしか方法が無い。  ナ訳が無い。  まして魔法の治し方など有る筈が無い。 これで一発!などと言う輩は奇術師か魔術師で治療家では無い。

先の筋力や動作はアウトプット。 インプットの時点で不具合が生じていたら、アウトプット以前の話し。

情報・感覚のインプットの第一に視野情報がある。 更にその視野情報の中にも、視野の中心にない物体を見る能力、すなわち周辺視野にある物体を見つける能力と言う者がある。 先ごろイギリスはロンドンの研究の先生方が、その周辺視野にある物体を見つける能力には著しい個人差があることが分かったと発表されていた。

左側にある物を見つけるのが得意な人もいれば、右側にある物の方がよく見えるという人もおり、、全ての人は独自の感受性パターンを持っており、見えにくい領域とよく見える領域があると述べられていた。

研究テストでは、スクリーンの中心点に眼の焦点を合わせたままで、視野のさまざまな場所に時計の画像を表示。 時計は1つのみのケースと、側にさらに2つの時計が表示される(混雑している)ケースで。 

その結果、個人差はあるものの、目標が眼の高さから上下に離れており、混雑している環境では、時計を見つけることが困難であり、また他の時計が近くに表示されるほど、中心にある時計を読み取ることは難しくなった。 この現象を 「視覚的混雑(visual crowding)」 というそうだ。

通常こうした周辺視野のパターンは、捜し物を見つける能力などにも影響するとされているが、当然他の日常生活や運動・スポーツの場面でも大きく影響してくる。 以前から何度か述べてはいるが、ウチでは周辺視野能力を向上させるプログラムも実践している。 頭でっかちな情報だけのインプットはインプット違いなのである。お気をつけあれ。

2017年4月20日

決めたんです、病院で治らない人と向き合うって。

決めたんです、病院で治らない人と向き合うって。

決めたんですわ、病院で治らない人と向き合うって。 もう20年以上前に。

知識や理論で治るなら、全員病院で治ってる。 ココをおしたら治るとか、この道具使ったら効果絶大とか、治療の魔法グッズやアイテムとかが有るとでもホントに信じてるのか?

売名や金儲け、人の前に出で目立ちたいなんて、まるで興味ナシ。 現場たたき上げで一生終わって何が悪い!

とにかく患者と膝を突き合わせて話す。 中には真剣に説明しているにもかかわらず途中であくびをする者もいるが、残念ながら力にはなれない。

目立つ最前線に憧れる。 憧れるのは勝手だが、世の中全員がそういく訳が無い。むしろ極一部。 志の問題では無い。 誰の為に生きるのか。 自分の為なのか、みんなの為なのか。

とにかく決めたんですわ、もうとっくに。

2017年4月19日

骨・肉痛いの、何故骨・肉だけ治せば良いと思うのか。

骨・肉痛いの、何故骨・肉だけ治せば良いと思うのか。

痛いところにサポーターやテーピング。 それ、スポーツ治療じゃないし、普通の怪我治療。 たとえ相手とぶつかって痛めたとしても、痛めないようにする為の身体的問題点を治療の観点から診るのがスポーツ治療。

スポーツ治療を、いったいどれだけの人が理解しているのか!?

そもそも怪我(外傷)と障害はまるで違う。 スポーツ障害専門とうたうからには、それ相応の治療に対する確固たる信念が必要。 痛いとこ押して揉んで引っ張って、電気かけてテーピング療法とは完全決別する覚悟。 適等に骨ポキッとして喜んでいるようでは先は無い。 もしコレを読んでる若い先生がいたら、いち早くそんな今の職場を去る事をお勧めする。

百歩譲って転んで怪我したとしても、また次回転んでも怪我をしない身体を作る治療をする。 筋力や柔軟性では当然無く。

ウチには痛くても怪我していても、走りたい動きたいと言う人しかやって来ない。 患者側も信念無くやって来た順にすぐ来なくなる。 それは仕方が無い。 安近単な治療をそもそもしていないのだから。 

そいうえば去年来ていた高校生の女の子なんか、足首骨折していても大会に出たい!と言ってやって来たっけ。 細心最大限に組み立て、三年生最後の試合をキャプテンとして悔い無くやり通した。 最終的には負けてはしまったが、きっとこれからの彼女の人生に於いて大きな自信となる事だろう。 試合後の彼女の笑顔がとても清々しく、素敵だった。

そんな笑顔の為に、今日も全力で頑張るとしますかナ。

2017年4月12日

本当の究極を知らない。

ほんとの究極を知らない。

最近、TVやネットの様々なコラムで"残業"についての内容を目にする。 確かにデリケートな内容で切りにくいのだが、可でも無ければ不可でも無いだろう。 強制的にはまずいが、残響する奴が出来ない奴バリに言う輩のアタマを一番疑う。

今の日本があるのは、そんな昭和のお父さん達の努力労力の上に成り立っている。 建築だって今より遥かに設備や機材の乏しい時代に、木で足場組んでビル建てて。 長いトンネルだってシールドマシンなんか使わずに。 どんだけの危険と隣り合わせだった事か。

そんな人たちを、仕事が出来ない人間と非難できるのか!?

仕事をしてお金をもらう。 当たり前だが、お金を多くもらっている順に凄くもデキル人間でも何でも無い。 素晴らしく極めた仕事とは、得てして時間と利益とは反比例。 本物の究極に出会った事が無い人間ほど、その事実を知らないから机上の理論で偉そうで。

夜通し旨いメニューを研究している店主、子供の笑顔が見たくて準備をする先生。 小生は幸せな事にそんな患者さんに数多く囲まれている。 まだまだ負けられない。

知り合いいるけど友達は少ない人間には分からない話だろう...

2017年4月 4日

治せるけど治せない資格

治せるけど治せない資格

四月で春で新入社員で。 昨日あたり、TVのニュースでも企業の入社式の様子が取りざたされていた。

TVだから変わりダネ社風ばかりであったが、取りざたされた会社は自分が変わりモンだとは思っていないようだ。

そもそも資格、小生は会社勤めの新人の頃、当時の直属の上司が『資格は業務上必要になって取りに行くもの。資格を取ってが先だと言うのは間違い』だと言っていた。 極一部の特殊な仕事はそうとは限らんかもしれないが、たとえ医療であったって資格が無くても、まず最初に学ばなければならない事こそ、資格以前の事ばかり。

例えば小生のような仕事の場合、よく来る肉離れなどは典型例。 筋繊維の部分的損傷といえば外傷的に考えられるが、もともとも発症機序は外傷では無く障害。 揉むだけで障害は治らないし、整体・カイロで歪みも違う。ましてや骨折脱臼の外傷の接骨院もまるで違う。 だが、皆が皆、自分が専門外にもかかわらず治せる、治すと本気で思いこんでしまっている。

肉離れと筋挫傷をグレーにゴッチャにしてはならない。

まず自分が進むべき方向性を考える。 分からなければまず学ぶ。 学ばずして資格の勉強など大間違い。 大いに考え、大いに悩む。 

医師以上の資格は無いのだから、資格で治るのなら、皆病院で治っている。 治す人になってもらいたい。

2017年3月30日

家電芸人的治療家・トレーナー・専門家

家電芸人的治療家・トレーナー。

基本職場で毎朝昼は20年以上J-WAVE。 しかし最近の内容には少々げんなりする。 特に健康やスポーツに関しての情報。

暫く前は栄養か何かの専門家の若い女性が、何度も何度も葉酸(ようさん)の事をはさん、ハサンと言い続けるし、先日のランニングに詳しいという男性ゲストも、心拍計に関しての話が全部パンフレットレベルで。 仮に詳し方だとしても、その内容は素人がネットで手に入れられる情報ばかり。 まぁ、それ以外にも書きだしたらきりが無い。 

たとえばハートレートモニター(心拍計)も、負荷状況によっての移動平均法のスイッチング、これこそが最も重要で、安静時で負荷変動の無い一般心拍計と運動心拍使用との差。 それ以外にも重要なところは色々あるが、メーカーも基本一般には公表しないその手の情報をどれだけ把握しているのか。それが専門家。

前職で雑誌の商品レビューなどにもかかわった事があるが、そんな機械や道具を触った事も無い人間にポンっと商品渡して、「一か月使ってみてレビュー書いてネ!」みたいな会社を何軒も知ってるし。

レビューなんてそもそも主観で良いもので、どうせ使うの素人だから素人の意見で良いと言ってしまえばそれまでだが、その意見には多分に誤差が含まれているという事を、どうかお見知りおき下さいませ。

2017年3月29日

続・治療に適正な価格

続・治療に適正な価格

昨日時間が無くて書けなかった続き。

仕事への拘りをどこまで持つか?  人生の先輩たちによく言われる。

『ズル出来ないでしょ!?』

先人君子では無いのでゼロでは無いが、無駄な拘りが多く、基本出来ない。 そういう諸先輩方たちも出来ないタイプたち。 だから分かると言う。

何かを優先する時、多くの場合で自分を優先する事が無い。 お金や時間、休みや手間や。 患者に対してだったり、友人知人に対してだったり。 もちろんスタッフたちに対してだったり。

一人でも多く、一円でも多く。 そいう仕事がしたい人は、そういうところへ行けばよい。 働く側でも、顧客側でも。

以前ウチへ見学に来たスポーツトレーナーをしている20代の兄ちゃんが、パーソナルで個人宅へお邪魔し指導しているという。 『一回の指導で小一万円貰うのはプレッシャーじゃないか?』と尋ねたら、『別にそんなこと考えた事ありません』と返してきた。  不採用決定。

ズルをすれば諸々減るが、拘る分には増えはしないが減りもしない。 これからも拘り続けるとしよう。

2017年3月28日

治療の適正な価格とは。

治療の適正な価格とは。

わりと定期的に患者さんと呑む機会がある。 先日もある患者さんと呑んでいた時の話。

かれこれもう20年ほどの付き合いになる同世代のその男性、現在は適的なメンテナンスと2Fラボでトレーニング。 年に数回一緒に呑むのだが、一昨日言われた言葉に心が癒された。

『20年、一度も料金上げて無いよね?どうして?! 安すぎるから上げたってイイんじゃないか。』 と。

大学に籍を置きながら初めて治療の学校へ行った二十歳。 当時どうしても整形や接骨院の診療に納得していなかった。 何処へ行っても揉んで電機。 興味があって勉強しただけであって、商売としてやるつもりが無かったので、そのままスポーツメーカーへ就職。 同時期に学んだ同業者はほぼ倍の診療代金。後輩ですら千円以上高い。 現在でも基本三千五百円、プラス税。 

仲間はこの道でずっとやってきたベテラン。 たまたま同じ時期に学んだだけであって、小生の方がランクは下と考える。 意識も志も、仲間の方が遥かに高い。

だから料金を上げる前に、まだまだやらねばならない事が沢山ある。 努力不足を患者に負担させるのは本末転倒、愚の骨頂。 三千円、四千円は大金。 高くは無いが安くも無い。 しかし治りもしないのに、毎日五百円、六百円とる方が詐欺。 しかも外傷で無いのに不正に保険診療。 患者と治す側の負の利害関係が一致しただけの不正行為。

人としてやらねばならぬ事、学ばねばならぬ事がある。 そんな事を患者からも学ばせてもらい、また、後輩たちに伝えねばならぬ義務がある。 人生とは尊いものであるのだから。

2017年3月25日

匠の技術は金で買うもの?!

匠の技術は金で買うもの?!

先日、大学の教員の患者と。

『学校入って勉強して、専門知識身につけて資格取って就職して。 要は金払って教えてもらったって事だよ』

そんなこと言ったら元も子もないって笑って話していたが、平たくいったらそういう事。 金で就職買ったって話し。 

『土下座して頼みこんで修行積んで。そういう人が店開いたラーメンやと、脱サラで金払って起業塾的ナところで身に付けて開いたフランチャイズラーメン屋、どっちが旨いと思う?先生?!』

そりゃ日本は職人不足になるわな。

勉強し努力はするが、真似事はしない。 他人との輪は重んじるが依存しない。 そんな事が分かる人間とだけの人間関係で十分だ。 信じあえる者とだけ信じあおう。 それにはまず自分で自分を裏切らず、自分を信じる事である。

2017年3月21日

医療機関ホームページ、誇大広告禁止医療法改正案

医療機関,ホームページ

政府は今月10日、医療機関の広告規制の見直しなどを盛り込んだ医療法改正案を閣議決定し、国会に提出した。  最近特に美容医療に関するトラブルが増えていることを踏まえ、医療機関のホームページの虚偽・誇大な広告を禁じる内容となる。

現行の医療法では、医療機関の広告について、名称や診療科名、診療時間などを除いて禁止しているが、ホームページは規制の対象外となっており、今回の改正法案では、ホームページの虚偽・誇大な広告を規制対象とするものとなる。 これに違反した場合、6カ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科されるようになるそうだ。

そもそも我々民間療法の方が、その何十倍もヒドイ。 ほぼほぼ全部が全部、患者の立場に立ってでは無く、商売目線の一人称広告。 何十年も前から諸先輩方に言われ続けた、患者施術体験レポート的な広告なんか典型例。 全員治して当たり前!ぐらいの気合で治療するのに、いちいち書くな!!とよく言われたモンだ。 そんなの腕の無いオバちゃんが広告ダ!!!なんて毒吐いてたわ。

立地や設備前面押し出し治療院、もう涙しか出てこない... 身体治す前に、見る目治そうねっ。

2017年3月17日

見えやすさと、見やすさ。

見えやすさと、見やすさ。

目の悪くない人には全く興味も関心も無い、目の話し。 しかし今日は目の良い人ほど読んでもらいたいネタ。

小生自身、子供の頃から死ぬほど目が良くて、視力検査の表は隅々まで見えた。どこぞの国の人ではないかと、よくからかわれたモンだが、10数年前にちょっとした事故で眼球打撲をし白内障になり、そこで初めて目の悪い人の気持ちが分かった。

さて本題。 目の能力を考える上で、見え易さと見易さと言うものがある事をご存じか? 例えば目ん玉に合わせてメガネを作るとしよう。 当然いろんなものが良く見える。 しかしそこに実際の生活のシチュエーションを考慮したとすると、事情は少し変わってくる。

ほぼ真っすぐ前しか見ないマラソンと、足元良くみるトレラン。 後ろからも飛んでくる事がある野球やサッカーと、テニスやバトミントン、卓球とでは状況は大きく違う。 それによってレンズの調整・加工も違ってくる。

それ以外にも人間が動く仕組みと言うのも考えねばならない。 視覚・体性感覚・前庭感覚と、大きく3つの基本感覚のインフォメーションの調整力も問題となる。 固くて平らな路面なら、目をつぶったって歩けるし走れる。 しかしひとたび路面が不安定にあり足裏からの体性感覚だけでは補えなくなった場合、一気に視覚情報の優位性が上昇する。 もしそのスイッチングが悪ければ、視覚情報処理のせいでバランスを崩す。 バランスが悪いからと言って片足閉眼バランストレなど、まるで真逆。

眼科は目に合わせてメガネを作り、メガネ屋は見易さを考慮してメガネを作る。 ウチでは眼球・身体の使い方、コーディネーションの訓練で、動作においての質の向上を図る。 当然無駄な緊張も無くなり、肩コリだって頭痛にだってやる価値はある。

貴方のイメージ出来ない事だから効果がある。 得を取れるか損をするかは本人次第だ。 ウチが眼底検査までやるのはそういう事である。

2017年3月16日

理解して取り組む事こそが重要。

理解して取り組む事こそが重要。

昨日は何故かやけにスポーツ指導者の患者が多かった。 ちょっと数えたら、すぐ思い浮かぶだけでも15名くらいいた。

しかし全員と完全完璧に指導の方向性が小生と合うと言う訳ではない。 むしろそれでいいのだ。 だからこそお互いで学ぶ事がある。 理解し合って学ぶ気が無ければ前進もしなければ答えも出ぬ。

話を聞く気も無ければ、理解するスキルそのものが無い。 そもそもそのような人間には近づかぬようにしている。

お互いの経験を尊重しあう。 簡単に聞こえるが、欲や見栄が何より先に出てしまう人間も多い。 好きな事、興味がある事、知っている事だけに振り向く。 逆こそが吸収し時にもかかわらず。

昨今のスポーツトレーナーに、自ら運動しない者が多い。 やっても筋トレ程度。 ボディビルダー相手なら自分の経験も役に立つだろう。 しかし中高時代の部活経験だけで、走る飛ぶ投げるを語られては。 学生時代の身体を動かすと言う事と、成人になって動かす事とは意味が違う。 まして成績の為の極限となれば尚更。 小生の同業で60過ぎて尚、フルを4時間前後で駆け抜けてくる者もいる。 流石に年配患者に対しての説得力には小生ではかなわない。

未だに筋肉痛を繊維の断裂だとか、体重が増えたから痛めるとか愚の骨頂。 痛みでは無く、痛めると言う事を完全に理解していぬ証拠。 例えの話しだが、人間の靱帯と言うモノが50kgなら壊れぬが52kgで壊れる構造物ならいたしかたないが、絶対そうではないだろう。 痛みと痛めるの差を理解する経験があってこそ、成人のケアや治療に取り組めるのである。

若者専門の指導者は相手は若者。 小児科の先生が子供専門の通り、本物の専門家を探せば自ずと答えに近づくのだ。  より良いトレーナーや治療家に出逢う努力に乾杯!!

2017年2月17日

妊婦さんを受け止めると言う事。

妊婦さんを受け止めると言う事。

常に必ず一人二人、妊婦さんの患者さんがいる。 米国で開業している同業の米国人の知人が、いきなり初診初対面の妊婦さんはそう多くは無いと言っていたが、やはり日本でも飛び込み初対面は少なく、既存患者さんがヨロシクねが殆ど。

妊婦の患者を受け止めるにあたり、凝りだ張りだ筋肉だ、歪みだ骨盤だ、鍼だお灸だ此処に打てば逆子がだと、教わった事をやるのは当たり前で最低限。 不安でデリケートなその時期その前後を、どれだけ理解するかが重要であり、その出産後までをも考えてこそ、今の治療がある。

子供の運動発達の遅れ、この部分を小生は特に重きを置き、妊婦さんの患者と接している。

たとえばハイハイやつかみ立ち、その時期や状況についてシッカリ診れるか?!  消えるべき反射、出現すべき反射、例えば消えるべき反射、原始反射の消失する時期と意味が大変重要であり、ATNR(フェンシング肢位)や手掌把握反射、足底把握反射、パラシュート反射など、寝返りやつかまり立ちであり、原始反射の反射中枢で脊髄・橋であり、大脳皮質の発達・抑制を考える事が出来れば、身体の中で今どういう状況が起きているのか正しく診断できるのだ。

だが、出来ないからと言って異常と言う訳では無く、ただ単純に立つ事を嫌がる子供に見られるだけの可能性も有り異常ではない事もあるだ。 適切に正しいタイミングで専門医の受診を促すためにも知識は必要であり、それが出来るから妊婦さんを受け止められるのである。

情報は正しく使えねば知識では無い。 専門家を言われる為には言われる為の努力がある。 またそれを信じるお互いの努力が形成出来ない人間関係の場合、あとは結果自然治癒を祈るしかないだろう。 人を疑ってかかる事しか出来ぬ人間ほど、自分で自分の事が分かっていないものなのだが。

出産後、小さな赤ん坊を抱えてやって来るお母さんに、不安無くいつまでも笑顔でいてもらえる治療、小生がもし女性で妊婦なら、そんな先生に診てもらいたいと思うだけである。 ただ単純にそれだけであり、患者であれスタッフであれ、ソコ理解しあえる人間と付き合いたいと願う今日この頃。

2017年2月15日

筋膜とか促通とか受容体とか。

筋膜とか促通とか受容体とか。

この5年ぐらい急激に増えたランナー患者。 世にアスリートフットなるランニングシューズショップがやっとこさ現れた昔から考えると、良くも悪くもおもろい時代になったモノだ。

フツーに考えたらジョギングなん、て最も地味で面白みの欠片も無いスポーツの代表例。 にもかかわらず、何故ここまで猫も杓子もブームになったのか?

健康に対する意識が高まったという意見。 それは当然あるだろうが、では何故痛めるまで走る、痛めても尚まだ走りたいと言うのだろうか?!  他の多くのスポーツのように、うってぶつけて捻って痛めるスポーツとの大きな違い、この問題点の重大さに気付き、どれだけ真剣に向き合えるのかが最大の争点となる。

此処で少し面白い小生的なデータなのだが、運動止めたくない、自称スポーツ好き前向き人間ほど、流行りのトレーニング、最近だと筋膜やら神経促通やらに興味を示し、結果好きな事以外長続きしないパターンが多い。

趣味は趣味。 趣味の範囲を超えるとはどういう事かまで、治療の範囲で言うつもりなど更々無い。 が、其れを言える時間と立場の人間がいる。 スポーツトレーナーだ。

だが残念ながら、その多くのトレーナー自体が素人と同じ目線レベルで筋膜やら神経促通やらに執心。 ちょっと知識がある程度。 そもそも筋膜で痛みが云々なんて、30年以上昔から治療家の間では最新だと言われてだ。 

設備やテクニック、他には無い!ウチだけ!!なんてうたってる者ほど腕が無いと、昔の諸先輩方はよく言ったものだ。 振り返れば結果カラッポ空回り。 一番身に付けなければならない事、そんな事を患者であれスタッフであれ、これからも求めるものに出逢えれば伝えていきたいと思う。

2017年1月26日

お金をドブに捨ててる患者の典型。

お金をドブに捨ててる患者の典型。

正直神様ではないのだから、どんなに頑張ったって世の中全員を救える訳では無い。 よほどの悪い奴で無い限り、どの先生も皆患者の為に頑張って仕事をしている。 

小生のような仕事の場合、年に絶対数名は理解してもらう事が出来ぬ患者が居る。 昨年振り返ると一回で来なくなった患者が3名いた。 たとえそれが1名だとしても努力不足で日々精進。

だが稀に初めからちゃんと治療をしに来て無い、一回で来なくなる患者もいる。 治したいでは無く、来てみたかっただけというパターン。 まぁ。百歩譲って此方は商売、金にはなるのだが、ナンも得るもの無く、金をドブに捨てている事に気が付かぬ患者で、残念。

あきらかに取り敢えず来たという患者と、しっかり治したいと思う患者を同じ治療する訳が無い。 治したいと思う患者に失礼。

もし此処がお絵かき、絵画教室だとしたらどうするか? たった一回のお絵かき会なら絵具を絞らせ、筆を握らす。 しかしちゃんを学ぶのであればデッサンから教える。 治療も同じ。 来る気が無いのに来る気されても、全部は話さず全部はせずで、なにも分かる訳が無い。それが治療。 場当たり肩揉み治療院に行った方が良いよ、直球で小生は患者に言うが。

4、5千円は大金。 受け取る此方側も責任を感じる。 生きたお金のなるよう、また生きたお金の使い方をしてもらいたいものだ。

2017年1月25日

自分の本分

自分の本分

小生の院のようなところへは、初めて痛くなっていきなり初っ端でやってくる事はほぼ無い。 99%の患者が他院からのセカンド以降。 みな今の自分の症状に不安で、今の治療に不満でやってくる。 大昔の恩師の言葉の一部を拝借だが。

近隣にも病院・民間療法院は山ほどあるのだが、面白い事にこの数年、2軒の整形と一軒の民間療法院から集中的に流れてくる。 しかも何処も車で30分は離れている。 多少屋号がかぶっているせいなのか、詳しい訳は分からんが、何にせよ治ってはいないし不満満載。

他院がどうのこうのより、他人は鏡であり、人のふり見て我が身である。

喧嘩と同じで、得てしてトラブルの原因はどちらか一方では無く双方にあるもの。お互いで理解しあう事こそが最大の糸口。最近気が付いたのだが、それらを最も邪魔してしまっているのが、本来の本分から外れてしまっている情報ではないかと。


以前から事あるごとに述べてはいるのだが、セミナーや講習会、内輪で勉強会などをひらいている者たち。超論外。  むかし外国のある医師の方が言っていたのだが、『日本人は簡単だよ、整形外科と漢字で書いてごらんよ』と。 『整形で外科でしょ、外科的に形を整えるのが専門のお仕事なんだよ。だから形が大好きなんだよ。レントゲンでとって異常が無ければハイ湿布。ちょっとでも潰れて削れていたら原因はコレだ!になるんだよ。』


外傷専門の資格取って障害お任せ!と言ってみたり、解剖学的にと言いながら最後は東洋。 なんでも体幹トレなんて、もうホントに耳タコ。


人間、自分の本分、身の丈と言うモノがあるのだよ。 患者と膝を付け合わせる事に多くの時間を費やしてもらいたいのである。

2017年1月 6日

肩書と経験

肩書と経験

皆さん、今年はどんな一年にしようとお考えなのだろうか? 問いかけておいてこんな言い方するのも何だが、結局また一年いつもどおりに過ぎ去ってしまう。

しかし振り返ると、必ずその過ぎ去ってきた道が自分の後ろに出来ている。 いったいどんな道を通ってきたのだろう。

たとえばその時間を学校に入り、金を払い、卒業し、肩書を手に入れる。 当然であり、若者はこれで良い。 そして勤め働き、労によって様々な物を手にする事が出来る。 一番大きな物は "経験" である。

人生を歩む事において、肩書はツール(道具)であり、経験は武器となる。  道具は正しく使わなければ役に立つどころか凶器にもなる。 子供に刃物を持たせるようなもの。

右も左もわからぬ者が無駄な資格を持ち、勘違いな自信を身につけ、分不相応な道に自分で進み、そして勝手に自分で潰れていく。

そうならぬよう、若者には大人が導くべきであり、未熟な者は先人の意見を何よりも優先して聞き入れるべきなのだ。

スポーツの世界では、来たる東京オリンピックに向けて本気で動き出した。 他の経済もそうだろうが、様々な物が変わらなければいけない一年だと考える。 一年振り返って真っすぐ真っ当な、誰にでも胸を張って通ってくれ!と言える道を築きたいものである。

2016年12月31日

一年振り返って仕事とかスタッフとか。

一年振り返って仕事とかスタッフとか。

ホントに一年一年がアッと言う間。 昨年から診療時間を前後に一時間づつ、計二時間延ばしたせいか、本当に毎日が光陰矢のごとし状態。 ことわざの意味の通り、過ぎ去った時間は二度と戻ってこないのだから、無為に送るべきではないという戒めを改めて考える。

仕事と同一線上にやりがいを見つけろ!と若い頃言われ続けたが、果たして今の世の中でそれが通用するかどうか疑問にも思う。

仕事はほどほどで遊んだ方がイイ!とは絶対思わん。 しかし、職種・業種にしがみつく人生は、現代では逆に自分の可能性を狭めてしまう。 ウチのスタッフ女子のひとりが米国の大学、大学院まで卒業したアスレティックトレーナー。 なかなか芯のあるイイ奴。 まぁ、てな事書いてるとすぐ辞めてしまいもするからコレ以上褒めぬのだが、若いスタッフたちの日々の葛藤を見て。いるとそう思う。

正直仕事など、どんなものでも良い。 一生懸命働き、自分で納得し、そしてその仕事の先に誰かの笑顔があればそれで良い。 自分の笑顔の為だけに働くのは単なる金儲けである。

お客さんや働く仲間を笑顔に。 そして家族や友人たちと幸せに暮らせればそれで良い。 目的すら不明確で、スキルアップだ何だかんだ言って真の無い勉強に自己満足な人生など、小生は若者に絶対送らせたくは無い。 笑顔で働ける職場が最大の目標。 現実は厳しいが、皆がそう考えればきっと全員笑顔になれる。

来年も皆が笑顔になれるよう努力をしていきたい。  今年も一年、ご清聴有難うございました。

2016年12月24日

それでも不正・不適切な治療をアナタはしますか。

それでも不正・不適切な治療をアナタはしますか。

聖なる日にコンなネタもどうかと思うが、昨日小生が最もアタマにくる電話問い合わせがあった。

「子供の疲れ取りに電気の治療してください」 しかも当然の如く保険で。

すべてが間違っている。しかも悪。

100歩1000歩譲って患者は素人だから仕方が無いとしよう。(イヤ、それは駄目な事だとスタッフは説明したが、それでもやってもらえるところ探しますと言って来たらしいのだが) 患者がそういう思考になっているという事は、普段からそんな治療を平気で患者に、しかも子供にやっている院があると言う事だろう。 更に保険適応外を不正請求。違法。

将来のある子供、きっと一生懸命スポーツをしている子供たちに、大人が小銭の損得で不適切な治療を受けさせる。 親は治すより安いで、治す側は一円でも多くで。

ウチは100%電話で説明し、断る。 取り敢えず来てくださいなどと、優しさの罠など張り巡らさない。

クリスマスにホントこんなネタで申し訳無いが、将来の為、未来の為に正しい道を進もうではないか!

2016年12月15日

ケアとかメンテナンスとか。

ケアとかメンテナンスとか。

向こう10年、日本で今以上スポーツは発展しないだろう。 オリンピックが開催されようが何が起きようが、残念ながら変わらぬ事実となるだろう。

そもそもだ、考えかえれば部活とか町のスイミングスクールとか、もう既に隅々まで田舎まで十分浸透している。 これ以上の普及・発展とは何を望んでいるのだろう? 要は商売で金の動きか!?

先日小生が100人に一人ぐらいダ!なんて話しを書いたのだが、たとえば身体の事を何よりも重んじて考える人間がどれだけいるのか、増えるのか。 当然時間がかかる話しだし、痛くも悪くも無い部分だとすれば、果たしてどれだけ健康と安全に時間とお金をさく人間が増えると言うのであろうか?

痛くなってから壊れてからは、治療とか修理と呼び、メンテナンスとは言わぬ。 スポーツ普及とか、現場で俺は質の高い指導をしている!なんて人間の何人が、痛くも悪くも無くてもメンテナンスに時間とお金をさいているのだろうか!? 好きな事、やりたい事をやっているだけとは意味が違う。

所詮、私利私欲で声高。 黙る者の方が正論で、中途半端に黙る事も出来ぬ者ほど他人に意見をディスってる!などと薄っぺらい今どき言葉で一人称思考。 こういう人間が一番自分の損得勘定で行動をする。

何で誰が私利私欲なのか?! 正しき見抜ける人間が増えた時、はじめてより安全で健康な世の中になると小生は思う。

2016年12月 9日

大所帯なら休日を、個人事業なら勤勉を。

大所帯なら休日を、個人事業なら勤勉を。

何処も景気なんかイイわきゃない。 ウチなんか場末でペラペラ。 だがそれで良い。 先日も保険制度で書いたが、医療で儲けようなんて自体、心が腐っている。

そもそも一生懸命、患者の為に働いているか?! それが大前提であるうえで業務に取り組む。 休む事、楽な事ばかり考えてれば、いずれボロ出て患者に見透かされる。

と言っても、従業員を雇う立場となればそれだけではマズイ。 

その昔、久々治療の大先輩に会った時、『オオトモ君、休んでいるかね? 従業員にかこつけて自分も休まなきゃダメだぞ!』と言われた事がある。 そういうその先輩自身が一番休んでいないのだが。

経営者は自分の所だから頑張り踏ん張れる。だが従業員は同じようにはいかぬ。 大所帯ならシッカリ休日はとらねばならないのだが、逆に個人で一人でやっているのなら、誰よりも何処よりも勤勉に働かなければならない。 儲ける為に従業員増やして営業時間増やすのは逆行。 巷のブラックな店は皆このパターン。 治療院も牛丼屋的で安近単。 それらを小生は牛丼屋治療院と呼ぶ。

今年で現在の地に開院して20年が過ぎた。 初めて治療に携わって30年経って、分かる事がある。 細く長くの付き合いになる患者に出会うのは100人診て1人。 真面目に誠実に、安売り肩揉み治療では無くてこの比率。 潰れず畳まず院を細々とでも続けていけるようになるのには、10年では足りず、やはり20年経って。 

で、ウチの年末年始休日は、今年も正月三が日だけという事で。

2016年12月 7日

保険制度は誰の為!?

保険制度は誰の為!?

そもそも保険制度は誰の為にあるモノなのか?! 

それは当然患者の為にである。 医師や医療関係者を儲けさす為にある制度では無い。 だから儲かる訳が無い。 最低限のバランスをとる為の収支は当然必要だが、儲かると思って始める時点で腐っている。

質の高い、より良い医療を健康上必要な人に届ける為に制度はある。 必要じゃない人が安易に使うべきではない。 割引制度では無いのだ

我々の同業でも、ちょっとした捻挫で毎日通院させる輩もいる。 安心する患者側と、日銭稼ぐ施す側。 お互いの負の利害関係が一致するパターン。 そして乱立し、全てが崩壊する。

現代人として、最低限の常識があれば良い先生には必ず出会う事が出来る。 身体を治す前に、頭と見抜く目を正してほしいものである。

2016年11月26日

ダカラその骨盤矯正写真、下手だって!!

ダカラその骨盤矯正写真、下手だって!!

イヤイヤイヤ、ホントに駄目だって!危ないって!!

昨日も自宅ポストに入ってましたわ、近所の肩揉みチェーン店接骨院の広告が。 超駄目駄目な骨格矯正写真が、バーンッ!と大きく載ってるヤツ。

イヤ本当にマズイんだって。 カイロの学校出たての子だって、あんなに下手にやらないんだって。 書いててコッチが心臓バクバクするぐらい。

カッコよく俺は治療してるんダー!ってイメージなんだろうけど、あれは治すどころか損傷させるやり方だし。 そんなやり方平気でやってるぐらいだから、診察も診断もあったモンじゃないだろうし。 きっと張ってますね歪んでますねで、脚の長さでも診ただけで、ハイ横になってバキッで音が鳴ったからホラねっ!!と意気揚々なんだろう。

勿論患者も可哀そうだが、そこに勤める若いスタッフたちが可哀そう。 未熟で何も知らないから信じちゃてるだろうし。

カイロの学校2、3年行って卒業して、更に院に2、3年勤めてやっと患者にやらせてもいいレベル。 小生たちが合格点だせる骨格矯正のレベルはそういうもん。  上手い下手は色々行ってる患者の方が良く分かっているのだから。

2016年11月20日

子供部活でトレーナーって本当に必要か?!

子供部活でトレーナーって必要か?!

今年何回聞いたことか。 新患でやって来る学生たちに、部活トレーナーを雇っている件について尋ねてみると『ウチのトレーナーなクソですヨ!!』って言葉。 

流石にクソッ!は言い過ぎなので、若干のフォローを交えながら、以後トレーナーへのイメージが悪くならないようにその内容について補足説明をするのだが、5件も10件もそんな話を聞くと言う事は、タマタマだと言う事ではないだろう。

自信満々お勉強大好きトレーナーに対して、子供たちが不信感を持ってしまっている。 それは何故か?!

そもそも子供のスポーツにトレーナーって本当に必要なのか? 更に言えば部活スポーツって、勝ったって負けたってイイじゃないか!むしろ負けから、失敗から学ぶことに意味がある。 それを周りの大人たちが、負けないように失敗しないようにお膳立てをしてしまうのが本当に良い事なのか!?  しかもその行為の根源には隙間商売で金儲けしようというのがあるから腹だ立つ。

確かにウチにも日々怪我をした、傷めて全力を発揮できない学生たちがやって来る。 しかし治してホラ良くなったでしょ!ではなく、どうして痛めたのか?何故ここまで悪くなってしまったのかを一緒に考え、答えを導き出し、説明する。 一番大切なのはそこにある。

ゲームやスマホをやり過ぎるな!と言いながら、それを作って儲けているのは大人。 大人に騙されるな!! 何にも染まっていない、自分の感性を信じて頑張れ学生!! だが、欲とは別だからナ。

2016年11月19日

就活、転職、求人募集

就活、転職、求人募集

就活、転職、求人募集、なんていうタイトル何度使ったか忘れたが、去年もココから問い合わせがガッ!っと増えた。 今年は特に毎月パラパラ問い合わせの電話がかかって来るのだが。

学生新卒は仕方が無いが、中途転職でやって来る人間にパワーが無い。 むしろ転職組の方が無い。 何ていうのかぁ~、こぅ、 "ちゃんと治してやりてー!!" みたいなモノが無い。 それだけでゼッタイ採用なのに。

先日ネットでこんな記事が話題になっていた。   『アルバイトにもボーナスを支給する理由とは? 「富士そば」会長が語る、超ホワイトな経営哲学 |http://wpb.shueisha.co.jp/2016/11/15/75095/   本当に素晴らしく、経営する側としては真似したいが、実際はなかなか真似出来ぬ。

ウチは社員・バイト関係無く、昔から昼食まかないつき。 ラーメン食べたいと言われれば、夜ラーメン食べに連れてく。先述の記事は雇われる側が読んで「そうだ!」では無く、雇う側が読んで我が身を振り返らねばならない。 出来ていない事が沢山ある。 雇われる側は自分に都合のよい事だけ考え、悪い事は雇い主のせいにするのだから。

給与を30万40万あげても仕事しない奴は仕事しないし、やりたい仕事ではないと陰で言いながらダラダラ仕事している風をする。 まぁ若いから仕方が無いのだが。 だからこそ、心底信用信頼できる人に出会いなさい。そういう人の居る会社に勤めなさい。 どんな業種・職種だろうと、人生振り返ったらきっと豊かで幸せなモノになっているのだから。

裏切られたく無いなら、裏切らない。 その為にはまず自分自身を裏切らない行動をするべきだ。

2016年11月16日

カイロプラクティックが嫌いになった訳

カイロプラクティックが嫌いになった訳

正確にはカイロプラクティックが嫌いになった訳ではなく、カイロプラクターが嫌いになった。

若い頃、テクニックその物ではなく、哲学とも言われるその考え方に感銘をうけた。だが一部の人間は人を治すことより自分の利を得る事に重きを置いていた。

例えば物や道具に惹かれるのは、人間としてある意味当然なのであるが、目新し道具を使って教わった事やるだけで治していると言えるのか? もしその道具を売り歩いたりなどしたらもう最悪。 しかも手技だ徒手と言いながら。

道具は上手に使ったら武器にもなるが、間違えたら凶器にもなる。 赤ん坊にハサミを手渡し怪我をしたとする。それはハサミを使うテクニックの問題ではなく、人間としての成熟度の問題。 道具や上っ面なテクニックに惹かれる治療家ほど、人間として未熟な者、社会人としてのスキルの低い人間が多い。

本気で治す気もないのに、治すと言わないでほしい。

来春新たな道を歩む若者に、小生は必ず言う。 "業種は方向性で、会社は人間性で選びなさい" と。 悪い人間がいる会社は悪い会社。 悪い人間が居心地が良い会社。 社風は絶対変わらない。 聞こえや格好で選ぶのは頭の悪い子供がする事だ。

インチキと偽者をしっかり見抜くすべを何よりも先に身につけてほしいものだ。

2016年11月 6日

網膜中心動脈閉塞と大気汚染

網膜中心動脈閉塞と大気汚染

台湾の医科大の研究で、網膜中心動脈閉塞の発症に、環境大気汚染が関連している事が分かったそうだ。 とくに糖尿病、高血圧患者および65歳以上の高齢者では、大気汚染と網膜中心動脈閉塞発症リスク増加との間に有意な関連が認められたという。

眼科での緊急疾患でもあるこの網膜中心動脈閉塞、血流が途絶えその先の細胞、網膜の細胞が死んでしまい0.1以下まで視力が低下してしまう。 血液溶解剤や網膜循環改善薬等の処方とともに、早期では眼球マッサージも行う。 当然出来る事は小生はやる。

ウチでは開院以来、眼底検査も行っている。 昨日も視神経乳頭浮腫ですよと病院で言われましたという患者も来たのだが、出来る事はとことんまでシッカリ対応するのが信条の小生、骨・肉ですべてが治るのなら世話無いのだから、治すと決めたら覚悟を決めて患者と向き合うのだ。 乳頭浮腫と視神経が見かけ上腫脹して見えるその他の障害とを鑑別し、適切な提案の為に、我々のような出来る事の限られている民間療法家として必要な検査の一つと小生は昔から考えているのである。

現在自分の目の前に置かれた問題を解決する為に、本当に必要なモノは何か、本当に必要な人は誰なのか、それが見極めが一番問われる時代なのだろう。

2016年11月 4日

今度はコンビニ治療院

今度はコンビニ治療院

いつでもやってて、いつでも診てくれて。 素晴らしいですねぇ~!そういうところ、素敵だから行った方が良いデスヨ!! と、小生なら言い放つ。 残念ながらウチは違いますからねぇ~

しばらく前も¥100ショップ治療院なんてネタも書いたが、一番大切な事を分かっていれば、何処へ行けばよいのか、最も重きを置かねばならぬポイントはどこなのか、言わずもがなだ。

今日来る人と明日来る人、同じ治療はしない。する訳が無い。 一刻一秒を争う状況ならば四の五の言わず今すぐ診るが、長年以前から常にいつも慢性ならば、今この場で絶対診る事に核は無い。 だから長年積み重なり、現状に至る。

これも以前書いた事があるのだが、駅前¥100ショップ接骨院に勤めていたという者が雇ってくれと来ても、ほぼ全員一日二日で音をあげ尻を捲って去っていく。 本当に治すという事の事実を受け止められず、今まで数年の安直な経験とのギャプに真っ白になってしまうのだ。

スタッフも患者も安直に受け止めたりはしない。 本気で治したい者だけを受け止める。受け止めたからには全力で向き合う。 ここだけは絶対引けぬ揺るがぬ信念である。

常に誰より真剣に。

2016年11月 1日

それって大人の悪ふざけ!

それって大人の悪ふざけ!

しかしよくもまぁ、都心の交差点のど真ん中で大騒ぎバカ騒ぎしますわナ。

その某交差点の近くに会社のある男の子の患者が、「ほんとに大騒ぎでしたよ。大きな黒い車から仮装した女子が何人も降りてきたり。」 と。 「まっ、車のナンバーは関東外周県でしたケドね」と続けて笑って話してきた。 オチとしては完璧。(笑)

テレビのニュースで、『今回の関連商品の売り上げは○○億円で、バレンタインに匹敵する規模で。コレは国民的行事になったと言っても良いでしょう』と放送していたが、なんだかモヤっとするのは小生だけか?!

売れれば良し、儲かれば正しいのか?? そんな世の中に誰がした!?

そもそもそのイベントって米国発祥じゃないみたいだし。しかも祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっているらしいし。 コレ、クリスマスより酷いジャンね。

そのイベント自体が良いとか悪いとかではなく、悪ふざけにも程があるって話だ。 バブル時代にディスコで踊りまくった世代の小生たちが言える立場ではないが、大人がその一線を忘れてはならない。 日本の心だ魂だというのなら、意味の無い外国カブレは辞めようではないか!!

2016年10月29日

あぁその治療院¥100ショップですヨ。

あぁその治療院¥100ショップですヨ。

Q:『安いから言われるがままに結構通ったんだけどねぇ~』、 A:『まぁ、¥100ショップなダケだったんですよ、その治療院は。』

昨日の年配女性との会話。 腰痛で長く行ってたんだそうな。 安いところ、保険がきくところで探したから駄目だろって忠告。 治すところを何故第一で探さなかったんだって。

良くなるのと治るのはまるで違う。 仮にぎっくり腰だとしても怪我では無い。 外傷しか診てはいけないところで保険治療で、それがいわゆる負の利害関係一致。昨今オリンピックで私腹肥やしている悪いオッサン達と一緒。

仮に治した治ったとしても恒久では無い。 機械だっていつかは壊れる。適当に好き勝手やってりゃすぐオジャン。

安近単な安直消費者に、正しいものを語れるわけが無い。 やっぱりネット社会ってインチキの坩堝ですわナ。

2016年10月27日

裏表ある人の方が素敵ですか?!

裏表ある人の方が素敵ですか?!

会社単位、組織単位での不正や悪事のニュースを日々耳にする。 だがそれは他人事ではなく、しっかり目を凝らせば身の回り、身近にも数多くはびこっている。

昨日の不正診療・治療の話も勿論だが、もう少し大きな規模の身近な会社でも、悪い輩が数多く。 昨日も長い付き合いのスポーツマンのタクシー運転手さんと、某大手リゾート会社の話になった。 実は以前小生自身、少々仕事で付きあった事があるその会社、ここでは書けぬくらいお行儀がすこぶる悪い。もう殆ど悪。 だがウチの患者にもそこを利用している人は多く、「先生みんなでいっしょに行こうよ!」とよく誘われるのであるが、丁重にお断りをする。

社名は伏せて会話をしたのだが、その患者さんは一発で会社を当ててきた。 その彼が言うには 「時折その会社の近くを走り、その会社の人間を乗せる事があるのだが、凄く態度が悪い。しかも一人二人では無く全員が」 だと話してきた。

其れは社風であり、性格が変わらぬように社風も絶対変わらない。 最近目立っている某スポーツメーカー風企業も、男気かざす癖に情は無く、日本を盛り上げる!と言いながら全部中国に横流しとか。

『あの人は悪い人だけど、自分が得をする分だけ付き合いなさい』 と自分の子供に教えるのか?! 悪い社会は我々一人ひとりが、自分の身勝手な損得で行動した結果で出来るもの。 負の利害関係だけが一致した悪の社会。 皆で立ち上がり、阻止しようではないか!!

2016年10月26日

自分の実力で勝負しろ!

自分の実力で勝負しろ!

またもやですわ!  "マッサージ・はり・きゅう不正請求9億円"(https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=292833&comment_sub_id=0&category_id=256

まぁ昔から分かっていた事ですがね。 

小生自身まだ若かりし頃30年ほど前、治療やケアに興味と関心を持ち、果たしてどんな人がそれらを施す人に該当するのか、当時色々調べ考えた。 膝を軽く痛め、なけなしのバイト代を使い鍼灸院や接骨院を訪れた。 何故その治療で治るのか?骨折脱臼でも無い怪我でも無いのに診てもらえるのか??と質問しても、どれも答えは歯切れの悪いものばかり。 19・20才の小生ですら「コリャ違う」と気が付いた。

当院は高い技術だ!国家資格有取得者だ!!と言う前に、そんなに自信があるのなら、患者全員に 『明日から5千円になりますよ』 と言ってみればよい。果たして何人がハイわかりましたと今まで通り来るものか?! 

それはね今まで安いから、どこかの誰かが作った制度のおかげで、制度に頼って仕事してきたからだよって。

『資格の勉強をするのではなく、治す人になる勉強をしなさい!』 と、先日も我々の仕事に興味を持つ高校生に語った。 昨日のバイクの件もそうだが、大人がズルをするなど言語道断。 悪い者にお金を払う側も悪い。 若者にはこれからの人生、言い訳などしない真っすぐ前を向いた人生を歩んでもらい。ただそれだけである。

2016年10月15日

施術レポート、患者体験談って。

施術レポート、患者体験談って。

昔の諸先輩方はよく言ったモノだ。

『○○在住40代Aさん、腰痛で来院。1回の治療で完治!』 なんて広告は書くな!そんなの腕の無いババアの先生が情に訴えて書く広告だ!! と。

ババアは今どき言い過ぎだが、確かにそうだ。 全員良くして当たり前。 来た奴全員治す覚悟でやってるのなら、そんな事いちいち書くな!と、今は付き合いの無い口の悪い先生が言ってたっけ。

しかしそういう事は学校では教えない。 昨今チョチョロっと勉強して、チョコチョコっとどっかで働いてすぐ商売。心底信頼できる関係の、恩師や師匠など居やしない。

自分が私財なげうってでも、とことんまで付いていける恩師や師匠が居ないのに、どうしてあかの他人の患者が身体も人生も任せてやって来る事などあるものか!?

自分の人生の選択に、責任をもって。 分かる人間には必ず分かるのだから。

2016年10月14日

安いところじゃ無くて、治すところ探せ。

安いところじゃ無くて、治すところ探せ。

今月も前半、一歩も歩けないぎっくり腰が3、4名来たが、治療は週一で十分。 当然現在全員普通に歩けるし、だから毎日来させる必要も無い。 

そもそもぜったい毎日治療せねばならぬ症状を教えてほしい。

新規問い合わせの電話は日々3~5件はかかって来る。 その電話の中で必ずいるのが、安いところを探している者。 得てして長く患っているパターン。

いろんな病院へ行き、いろんな治療院へ行き、自分で本読みネットでググり、自分に一番必要なモノを見失っている。 例え丁寧に説明をしたとしても、残念ながら既に多くが自己否定して一歩下がる覚悟は難しいようだ。

どんな先生か? その "どんな" は顔なのか、肩書なのか。 例えば顔だとしてもイイ男だから行って、ブ男だから行かぬでは無いし、肩書・資格ならとうに医師・病院で治っている。

人を見る力。 残念ながらこればかりは、ググって他人に教わって身に付くものでは無い。 自分にとって今一番出会うべき先生を、是非全力で選んでほしいものである。

2016年10月11日

リハビリテーションの役割は。

リハビリテーションの役割は。

そもそも元々小生たちのように保険外で40、50人/日、診れる呼べる所には関係の無い話。

<柔道整復師>カルテなど提出義務化 不正請求防止へhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000005-mai-soci

元を辿って治す人に憧れたのか、資格に憧れたのか? 腕があって自信があるなら、物や道具、保険制度などに頼らず自分の実力だけで何処までやれるかやってみればよい。

毎日新聞のコラムの中に、"機能回復だけではないリハビリの役割"http://mainichi.jp/premier/health/articles/20161003/med/00m/010/002000c)と言うのもあった。

動かしゃリハビリ、筋力付ければ機能回復ダなどと安易にうたう施設も街にあふれ始めた。 確かに知識・理論は大切だが、一番大切なモノが学べていないのではないか?!

やはり不正は淘汰されて当然。 負の利害関係が一致して通っていた患者側にも問題はある。 絆だ、おもてなしだと言う前に、自分自身を見つめなおせ!だ。

2016年9月30日

負の経験値

負の経験値

混んでいるところには、混んでいる理由がある。 確かにそうだが、その理由が必ずしも良いものとは限らない。

先日雇いたくても雇えない話を書いたが、もう少し具体的に一番雇うのが難しいのが、毎日沢山患者が来るという接骨院に勤めていたという者。

そもそもウチの柔整スタッフたちにいつも問うのだが、柔道整復師としての専門は何か?! それは怪我であり外傷であり、障害では無い。 やっては診てはいけないモノは学校では教えないから、そもそも障害を習っていないし、障害の概念が無い。 更に少々厄介な傷害については本質からは大きくかけ離れる。

ぶつけた転んだ捻ったが怪我であるのなら、そんなに町に転んで捻ったお年寄りが沢山いる訳が無い。 怪我で無い外傷で無い者を、傷害の概念が無い者が診る。 いや、診れていないのだが、そもそも職場で学ぶべき学習がされてない。 故に例えば転んで膝が痛いのも、転んで無いのに膝が痛いのも同じ治し方をする。

治療する側なら自己責任で、自分が勝手に選んだ職場だから誰のせいでもないのだが、困って頼ってきた患者にとってはたまったモンじゃない。

それでもウチにやって来た柔整師君たちは気が付いたからやって来た。 外傷と障害と傷害の違いについて本気で疑問に思ったからやって来た。 進むべき正しい道は一本なのだから。

2016年9月29日

知識と情報、経験と体験。

知識と情報、経験と体験。

テーピング師なんて資格は無いが、業務の殆ど全てがテーピング。 まぁ別にテーピングが悪いと言ってるのでは無いが、『オレは日本一のテーピング職人にナルンダ!!』バリだったら良いのだが、本当にしたい仕事がテーピングなのかどうか不明感満載の若者に、最近も数名出会った。

話は変わるが昨日の話し。 新患にいつもの通り、機序も含め今やって良い事、悪い事を説明した。 その後必ずすべての患者に、過去同じような説明を受けた事が有るか?と問い尋ねる。 実はこの質問に対して答える内容で、今後辿る経過が二つにハッキリ分かれる。

例えば温めて良い、冷やして良い。 ストレッチして良い、してはダメと最後に助言した場合、大切なのはその助言事項では無く、何故温なのか冷なのか? ストレッチの可不可の理由を順序立てて説明した、その説明と言う部分の重要さを理解しているかどうかで大きく変わるのである。

聞いただけでは単なる情報。 考え理解してこそ、はじめて知識。 先述のテーピングも、テーピングを貼る専門の人になりたいのなら問題無いが、治したいのなら治す事を学ぶべき。 それも経験!などとナンちゃって前向き風な大人ほど薄っぺらい発言をする。 何でも経験だと言うが、時間は有限。 経験と体験を勘違いはしないでほしい

今自分は何を学ぶべきか。 大人なら考えねばならんのである。 身体は大人で思考は子供。 ムムムだ...

2016年9月24日

勝つという事。

勝つという事。

上手くなる速くなる強くなると勝つ事はまるで違う。 だからといって上手く速く強くなる事が間違っている訳では無い。 だが最も必要な事が大きく違う。

ちょっと初めて楽しくなっちゃって、のめり込んじゃったドハマりフリークとは一線を画する為に必要な覚悟。 

田舎の大会で2、3回しか優勝できなかった三流選手の小生が偉そうに言うのもおこがましいが、勝つとはそういう事。

ちょっと筋トレハマってトレーニング詳しいゾ錯覚トレーナーとかも巷にわんさか。過去の仕事柄、何百何千ものスポーツ選手をみてきた。 だが本当に覚悟が出来ている人間は、ほんの数十人。 最も鍛えて強くせねばならぬのは、自分自身のその心。

強く、そして次へ。

2016年9月14日

能力と脳力

能力と脳力

『此処は今まで行った所と全く違う』 と患者に言われて喜ぶ輩は五万といる。てか全員が「ウチはいつもそう言われる!」なんて思っている。 どんだけボンクラなのか。

ごくごく普通で、当たり前の事しかしていません。 奇をてらう事もしませんし、魔法や手品もしませんし持ってません。 だから長年悪いのが一回で!なんて事もあり得ません。 二、三回で来なくなるのなら、初めから止めた方が良いとも言い放つ。 一生日陰まっしぐらな院ですわ、ウチは。

そもそも説明も治療も一回二回で全てする訳、出来る訳が無い。 そもそも自分が好きな事、興味ある事以外の継続性が無いから治らない。だからずっと悪い。 好きな事は子供だって続けられる。

物事を成し遂げようとする "能力" という部分が大きく欠落している人間がいる。 記憶・判断の "脳力" と先述の "能力" を完全にはき違えている。 夏目漱石も作品の中で「何事によらず彼は徹底的に考える"脳力"のない男である」と書いている通り、能力とは違う言葉なのだ。

中途半端な知識や情報は、かえって道を大きく外してしまう。 しかも本人が一番気が付かぬうちに。 某スポーツ専門出版社に勤めつ患者も 『最近にわかが多すぎる』 と言っていた。 

好きな事だけやって、自分は頑張っているという人間か否か。 それは他人の方が知っている事なのだろうがな。

2016年9月 4日

あり得ない危険な骨格矯正している治療院、其の二。

あり得ない危険な骨格矯正している治療院、其の二。

世の中に、こんなに危険な、こんなに危なくてインチキな骨盤矯正、骨格矯正が蔓延しているとは思わなかった。 少なくとも看板だして痛くて困っている人を治そうと思っている先生に、そんな人間はいない、そうあってほしいと思っていた。

昨日もあるきっかけで、とある接骨院のHPを覗いてみたのだが、そこに載っていた骨格矯正、しかも動画でご丁寧になのだが、すべてが完全に危険で危ないもの。とにかくすべての位置や方向が間違いで、LODもLOCもあったモンじゃない。 ただ単にグニャっと捻って捻じって右からも左からも。 音鳴らして「ホラねっ」とドヤがお治療が目に浮かぶ。

資格を好きで取ったのなら、そのルールに沿ってするべき。それが資格と言うもの。 規則やルールから逸れた事するのなら、何故資格を取りに行ったのか? その資格を無視する人間の思考と行動に、信念などある訳が無い。 そして都合のよい時だけ資格や肩書をつかって広告宣伝。 だからね、資格と知識で治るなら医者病院で治ってるって。

治す側も患者側も、自分の人生を任せても良い先生に出会う努力をしなさい。 そのために何が一番必要か考えなさい。 安い近い先生を探すのでは無い。 治す先生を選びなさい。 ただそれだけである。

2016年9月 2日

唯一違った、会社員時代に学んだ事と人生で学んだ事。

唯一違った、会社員時代に学んだ事と人生で学んだ事。

わりと最近まで働くという事の上で心に刻まれていた事がある。

バブル時代真っただ中だった新人会社員時代、巷には消費を促す煽る広告が溢れていた。そしてそれを誰もが間違えているとは思っていなかった。 某ゼネコンのCMで『週末、活字を忘れる』なんてものもあったが、まさにその典型。 が、考えてみれば現在もそれらを忘れた人間たちが同じような事を繰り返している世の中。

その若い頃、会社の上司に言われた言葉がある。 『男は仕事と同一線上に人生のやりがいを見つけろ!』 と。 

長年その通りだと思って生きてきた。 いまでも一部は間違えてはいないと思うのだが、人生のやりがいという価値判断で仕事を選ぶのは違うのではないかと、自分の人生で気が付いた。 だからといって遊びで人生のやりがいや喜びのすべてを見出すのは最も違う。 そんな輩ばかりであったら世の中、社会が破たんする。 遊びの延長で他人からお金を取ろうなんて人間に、他人の為に自己犠牲で働けるとは思わない。 少なくともそんな人間は少ない。

そうだよな、今考えてみれば上司だって当時三十後半、四十そこそこ。 仕事バリバリでイケイケな年齢。 もっと人生にのりしろをと言うのは最も無理な世代。仕事に限らず遊びでも。 何でも自分は出来るし、自分は間違ってないと思う世代。

正直自分自身、したい仕事したくない仕事で業種に勝手に順列序列を付けていた。 しかし一日仕事が終わって鞄かついで帰り道、ふとそれを見上げて笑顔になれれば、その自分の一日の仕事で誰かが笑顔になれるのならば、医療だろうとITだろうと、ホワイトカラーどろうとブルーカラーだろうと、人生必要以上に業種や職種にこだわれこと自体が無意味であり不毛なこだわりなのかもしれない。

そして多くの人の笑顔の為に背伸びせず見栄を張らず、自分の身の丈の人生で今日も頑張っていきたい。

2016年8月30日

10年の人間力の差

10年の人間力の差

ある同業の先輩。 経歴だけで言えば5、6年の差だが、その差がデカイ。何事にも精力的に取り組んでいる。 それは知り合いだから良く分かる事であり、赤の他人であっても経験の差というのは大きく存在する。

だが未熟な者ほどその差に気が付かぬ。 5年でもデカイのに、10年となればその差を埋めるのは相手がまっとうな人間ならほぼ不可能。 だって考えてもみろ、小学6年生と大学4年生、その10年の差は読み書きと背格好だけだと思うのか!?

自分が進んでいる分だけ相手も進んでいる。 過去何度か勉強と学習の違いについて書いたが、本に向き合っている分、人間と向き合っている時間は削られている。 学習は学生時代に、勉強は社会に出てから多くを学ぶもの。 そのバランスが崩れた人間、それこそまっとうな大人はそれらを全員見抜く。 質の低い人間には近づかずだ。

2016年8月26日

本気で患者治したいなら即採用

本気で患者治したいなら即採用

スポーツ整形とか、スポーツ整体とかスポーツマッサージとか、いったい治療のどの部分が "スポーツ" なのか?! 昨日も新規・既存合わせて3人に質問された。

どの先生も自分なりに其れなりに、考え拘りがあるのだろうが、患者にとって聞くところではどれも分かりづらい。 そもそも他の患者、どんな患者が多く来ているのかと尋ねてみると、何処も安く揉んでもらえるから感覚でオバちゃんが沢山来ているだとか。 ある意味素敵で素晴らしく、逆に羨ましくもある。   まぁ本心じゃ無いケド...

フツーに立ったり歩いたりしても痛くて支障があるのなら、これはスポーツ以前の問題。 スポーツはそこ解決してからの話し。 もう既に立って歩けてフツーに生活できるのならば、それ以上にガンガン動けるように動きの問題点を解決、動きの質を改善するのが "スポーツ" ではないかとも言える。

だがココでひとつ問題になるのが、その解決への手法。 機械や道具を使って『ほらこうなるでしょ!?』というのがとてもマズイ。 得てして自分も昔選手だったから先生に多いパターン。 コレに出合えれば、昔コレがあったら思考が抜けない元競技者風。 

とことん自分自身と向き合い、自分自身と戦い、自分で考え自分で答えを出す。  いつか誰かが治してくれる、きっといつか自分に会う先生があるはずだからという患者と同レベ。

毎日揉んでるだけの仕事・治療に不満がある者ならば、きっとウチはその不満を解決する手助けが出来るだろう。 後は自分と向き合うだけである。

2016年8月23日

それはオトナじゃなくて、歳とったコドモ。

オトナじゃなくて、歳とったコドモ。

4年に一度のオリンピック、今回も多くの感動を参加したすべての選手が届けてくれた。 そしてまた4年後を目指す者、今回でピリオドを打つ者、だが今はとりあえずゆっくり休んで欲しい。

TVで今回のオリンピックを振り返って的な番組を各局で数多くやっているのだが、専門の解説者では無い、特にスポーツに精通しているでも無い人間の、公の席でのコメントには少々眉をしかめる事がある。 単なるスポーツ好きにもかかわらず。

好きが高じて熱が入り、自分が時代の中心のように勘違いをしてしまう。 そんなレベルで延長線上で、趣味で店や仕事などされてしまった日にはたまったモンじゃ無い。 先日は馴染の患者とそんなメーカーと呼べないスポーツメーカーの話を、高校生の患者とは某競技専門ショップの問題点の話をしたりした。

正しい間違いの話では無く、つじつまが合わない。 が、得てして当人はつじつまが合わないと思っていない。 大人のクセに子供、いや、ただ単に歳をとっただけの子供なのだ。

そもそも子供とは一部の例外を省き、国際連合の児童の権利に関する条約で、"18歳未満のすべての者" を子供としている。 しかもこの条約は加盟194カ国中192カ国で批准されている。

逆に大人とは何か? 18歳以上が大人なのか?  正しい大人と言う言葉の定義は身体的成熟だけではなく精神的な成熟、考え方や態度が十分に成熟していること、思慮分別があること、としている。 また別の表現では、目先のことだけに感情的に反応したり単細胞的に反応したりせず、長期的・大局的なこと見失わず理性的な判断ができる状態、ともされている。

辛い事、苦しい事、様々な涙を乗り越えて、人間は大人になっていく。 好きな事、楽しい、面白い事だけしている人間は決して大人にはなれんのだ。  誰よりも多くの涙を流した選手たちに敬意と労いを払う。

2016年8月21日

一目でわかる、あり得ない骨盤骨格矯正法

一目でわかる、あり得ない骨盤骨格矯正法

昨晩疲れて帰宅しポストを覗いてみると、一枚のチラシが。 

小生自宅は職場から車で20分程度離れた所にあるのだが、その自宅近隣駅前にある某接骨院のチラシが入っていた。 我が院とは商圏違いなので患者がかぶる事はまず100%無いのだが、それでも色々噂は入って来る。 まぁ他人の悪い噂を10聞いたら、自分は100悪口を言われていると思え!と諸先輩方から言われているが、それを承知したうえで言わせてもらうが、酷いチラシだ! 

ど真ん中に大々的に堂々と骨格矯正?(骨盤矯正?!)の、つもりだと思われる写真が載っているのだが、コレが本当に酷い!! アメリカはもとより、日本のカイロの学校でも整体の学校でも、最もやってはいけない矯正の仕方で載せている!  ってかそもそも最も危険なやり方で。 若い頃、インチキな整体の学校に行ってしまった事もあるが、そんな学校でもダメと言われたやり方の写真。

ちゃんと勉強をしているのか?嘘とインチキの伝言ゲームのような勉強なのか?! とにかく危ない。 だがこの数年で、ネット等の写真で同じような治療している(風)な危ない画像を良く見かける。 ボキッと音が鳴って満足しているような先生にだけには当たらない事を、患者側も、修行の身の若いスタッフ君たちもお気をつけあれ!!だ。

2016年8月18日

学生時代から全く興味が無い事。

学生時代から全く興味が無い事。

学生時代から全く興味が無い事、それは"資格"。 

実はそれにはちょっとした事件・事故がきっかけなのだが、当然良い話では無いので書かないが、現在こうして患者と出会えるきっかけには大きく影響している。

新患問い合わせを受けていて、少々最近気が付いた事がある。 数年前は「治療は院長先生が診てくれるのですか?」という質問が多かったのだが、最近は「資格はだれが何を持っているのですか?」と言ってくる事が多々ある。 人に重きを置かずに、何に一番を見出そうとしているのか?! 

医師以上の資格は無い。知識資格で治るなら、皆医者病院で治ってる。 大切なもの、必要な事が欠落している事実に気が付くものだけが手に入れる事が出来る真実。

何処の誰だか知らない他人が作ったモノでしか自己表現できぬ悲しい人生。 何処の誰でも無い自分だと言えない模倣の個性。 そんな人生、小生は学生時代からまっぴらご免だ。 

治す側は患者を診る。 そして患者側は先生を見るべきである。

2016年8月11日

ちゃんと治す事の出来ない大人たちへ。

ちゃんと治す事の出来ない大人たちへ。

オリンピックに高校野球。コレ以上ないほどスポーツシーズンど真ん中。毎日新患の電話に追われる日々で、アリガタイ悲鳴でございます。

当然毎年この時期は、新患半分がスポーツ少年少女たち。しかも全員かなり悪い。子供は素直で皆よい子。その素直さゆえに、真面目な子ほど傷めるし、真面目な子ほど粗雑粗悪な指導者治療家の小銭稼ぎに貪食されて。

だがその子供より数倍悪いのは大人たち。 欲深すぎて、要求はするくせに言う事はまるで聞かず。 狂ったように運動する大人もダメだが、子供に運動させる悪い保護者はチームの言う事などまるで聞かず、皆も行ってるからと言って別の所ヘコソ練連れて行って。 夢だ希望だ可能性だ、忙しいだ時間が無いだと騒いだ挙句の果てに怪我させて...

親が指導者の言う事聞かねば、子供も当然他人の言う事など聞かぬ人間になる。 それで良いのか!?何考えているんだ大人たち!! 治療で例えると、そういう大人は必ず一回で来なくなる。 だからずっと治らない。 治してもらおうと思っているだけで、自分から治そうと思っていない。 自分の好きな事、やりたい事だけやってるようでは今以上伸びはしない事に気づかぬとは、小生は理解できぬ。

2016年8月 9日

自信と誇りを今どきの企業に問う

自信と誇りを今どきの企業に問う

どうやらポケモンGOブームも少々やっと落ち着いてきたようだ。 立ち止まって集団でウジャウジャやる姿を訝しく思う人間も少なくなかったはず。 ゲームが良いか悪いかではなく、そもそもゲームやアニメは子供がではないのか? 世の中、大人になりきれない人間と、それを商売にする輩の巣窟。 今日はそんな企業についてのネタを。

先日ある患者とポケモンGOの話になった。 自宅前にスポットがあり、駐車場に入ってゲームをする人間がいるので、ヘルプセンターに報告したところ、上記画像のようなメールが返信されてきた。 ぜひクリックして拡大してみてほしい。

確認できなかったのはそちらの能力の問題であり、問題が発生しているのは事実。それを自分たちの勝手なルールを優先するなど、企業としての在り方そのものが大きく歪んでいる。 そもそも駅やホームに出てきて大きな社会問題になってからの対処というのがそもそも遅すぎる。 それじゃ事件になってから警察が動くのでは遅い!というのと同じ。

そんな企業としての社会的義務責務を果たせない企業が昨今多すぎる。 たとえばネット通販な自動車保険会社や、バンバンCM打って安直に会員募集するネット系クレジットカード会社。 耳触りのよい言葉で集めるだけ集めて、何かあった時は『知らないですね、サヨウナラ!』と。理由を聞いても言えませんから、そういう規則ですからと若い女性がとぼけて対応。 交通事故の患者で通販系保険会社はいつも最悪。

目先の安さや特典で、先方の本質を見ぬけの消費者が悪いのかもしれないが、ソリャ無理ってもの。 某高級外車インポーターも、貧乏な小生が訪問しても営業マンはほぼほぼ無視で感じワル。 実は昔無理して背伸びしてそのメーカの車を11年乗っていた事がある、店舗を数件訪れた事があるのだが、その時ある店舗で聞いた話だが、車を輸入し始めた頃は、顧客からダッシュボードからのギシバキ音のクレームを聞いて、販売前に輸入した車全部ダッシュをばらして緩衝材を詰めてから出荷していたのだという。手間は凄くかかるが、国民性の違いからくる顧客が求めるものを提供したいという精神があったのだろう。 やはりその話をしてくれた店舗だけはサービスの質が高かった。

ちょうどオリンピックでも盛り上がっている毎日、それの乗じて毎回群がる薄っぺらいスポーツメーカー風企業。 スポーツをする人間なら、ぜひ頑張って見抜いてほしい。

2016年8月 6日

勝利を手にする法則。

勝利を手にする法則。

自分で書いていてナンだが、勝利の法則なんてモンは無い。むしろそんな事書く輩ほど怪しい。 だが少ない小生の人生経験で、他人より抜きにでて勝利や優れたものを手に入れる事に向いてない人間はよくわかる。 胸を張ってそれだけは言える。

日本と欧米の人間の評価の違いについて少し書いてみる。

欧米は何か一つでも他人より優れた秀でた事があれば、それを高く評価する。 だが日本はその逆で、どんなに優れた人間でも、大きく欠落した部分のある人間は評価されない。 評価しないと言っているのではなく、その欠落した部分は治すべきだと考える。 だから日本の仕事は完璧で、結果世界でも高く評価される。

たまに欧米カブレで、そちらの方が良いとか自分にあってるという人間もいるが、それは自分の好きな事好き勝手にやって、めんどくさい事避けて通れる社会に居心地の良さを感じているだけだと、小生はむしろここで評価する。

やりたくない事順にやる。したくない事ほどむしろ多くやる。 自分の辞書にない事をやるから、辞書のページが増える。 ランナーなら泳ぐべきであり、球技なら走るべき。 仕事ばかりなら動くべきであり、筋トレバカなら頭使って働くべき。 まぁ自分で言っていて耳が痛いが。

チャレンジと好きな事をやる事はイコールではない。 よって評価の答えが必ず良い訳では無い。 一歩一歩前進する為に一番必要な事を見失わないように。

2016年8月 4日

どうすれば治るか?じゃない思考。

どうすれば治るか?じゃない思考。

どこぞの大学の研究先生で、講師を生業としているならば大納得だが、本業片手間に週末セミナーなんて過去ろくな奴に会ったためしが無い。 たかだか10年15年の薄っぺらい経験で、さもすべての本質を理解した勘違い。 そもそも見抜けぬ方も人間的経験が不足気味。

怪しい奴の大原則。 こうすれば良くなる!こうすれば治る!! と安易安直に無責任に言い切る。 アンテ何様?神様かって!?

患者は素人、残念ながら思考も素人。だからどうすれば治りますか?治る方法を教えてください!と言ってやって来るのは仕方が無い。

だがたった一つ、これだけは小生の未熟な人生経験でも断言させて頂く。

"治らないのではない。 治るのを何かが邪魔しているのだ" まずなりより初めにそれらを解決せねば、何も前には進まぬのだ。

最近患者激減、廃業閉院する同業の話が良く耳に入る。 今一度、誠実に実直に患者と向き合おうではないか! 上っ面人間は必ず患者に見透かされるのだから...

2016年8月 3日

患者がやってくるその理由。

患者がやってくるその理由。

小生の院からは数駅離れたところにある、わりと最近開院したスポーツ整形。 経歴・肩書バッチリなその病院、正直最近までその存在を知らなかったのだが、今年に入って何人もそこで治らず良くならずやって来る。

商売というものはとかくクレーム文句は言われるもの。 入ってくる他人のクレームの倍、自分も他で言われていると覚悟しろが常識。 他人のふり見て我が身。

普通の病院・治療院なら、痛みを治せばそれで大抵オシマイ。 しかしスポーツともなるとそうとはいかない。 治ったその先、逆に痛くとも動けるように考えねばならぬ。 先述のスポーツ宣伝病院、べつに患者はそこで全然よくならなかったとは言ってはいない。 だが、ソコ以外を探す理由があるからやって来る。

30年ほどその昔、現在では全く付き合いの無くなった、粗雑で粗暴な治療家の爺さん先生がいた。 正直あまり感じのよい先生では無かったのだが、院は常に患者であふれかえっていた。 唯一、その先生のイイところがあるとすれば、それは男気。 言う事なす事雑なのだが、何故か信頼が出来る。

その先生の言葉で今でも頭に残っている事がある。  『患者は痛くて治してほしくてやって来る。だが痛くて死にそうならコンなところへなど来ず、大学病院へでも行っている。 じゃ何故コンなインチキなところへやって来るんだ?!  今の症状に不安で、今の治療に不満でやって来るんだ! どうせ病院行っても何もしてくれない事を経験で分かっているんだ。』

患者は不安で不満でやって来る。 痛いのを治すのが仕事だが、まず何よりもその不安で不満な気持ちを解決することせねばならないのだ。

今ある痛みの説明、そもそも痛みとは何か?の話し。 そしてどうやってお互いで協力し合って治療を進めていったらよいのかを話し合う。

知識と理論で治るなら、世の中全員病院で治っている。 大いに自問自答しようではないか!!

2016年7月30日

趣味で素人!

趣味で素人!

何でですかねぇ~、未熟な者ほど物・道具に惹かれるのは。 正直自身も偉そうには言えんのだが。それでもそんな思考は20代どまり。イイナぁ~、カッコイイナぁ~~は子供の思考。男はやっぱり基本馬鹿。

世界中でこの数年、優れた指導者に最も必要な資質は、 "正しい主観的指導が出来る指導者が良い指導者" と言われている。この事はスポーツに熱心に取り組む患者には必ず全員に説明している。 皆目を丸くして聞く。 

動きをビデオに撮ったりセンサー付けたり。 これは客観。日本人は特に大好き。 「ここの動きが悪いですよ」、「かたいですよ」、「意識をしてくださいよ」と指導する。 今どき最新風でかっこいいと思うのだが、それが出来ないから困ってるんだって。 仮にそれが出来たとしても、それは自分の中から出た動きでも答えでも無い。 似たような事、先日イチローも言ってたっけ。

客観的指導が悪い訳では無い。 ただし、設備を声高全面だしで実が無ければ客寄せパンダ。 そう言いながらも主観的素道に重きを置いてこそ指導。

研究者は真理・論理の追究探求が仕事。その答えを導き出すことに人生をかける。 指導者は決して研究者では無い。むしろあってはならない。

昨今、ネットやセミナーで手に入れた目新しい情報で、自分で答えを導き出せたよう勘違いをしているスポーツ指導者が多い。 10年20年経って、気が付いたら自分の手だけでは何もできない事に気が付いてからでは遅いのだ。 最後に手とはhandでは無いと付け加えておこう。

2016年7月29日

ポケモンGOとスポーツトレーナーの関係

ポケモンGOとスポーツトレーナーの関係

少々常軌を逸したようなブームになってしまった某ゲーム。 スマホ片手に立ち止まる人間が町中にウジャウジャ。一体全体世の中どうなってしまったのか?!

TVマスコミでも賛否両論、某ゲームに対して様々な意見が交わされているが、誰もが分かっている事はゲームの問題では無く、利用する人間のモラルの問題。たまたま今回ゲームをきっかけに大量発見されたというだけの話し。 あっ、ひょっとしたらそんな人間を発見する目的のゲームだったりして。

そもそも楽しそうだから面白そうだからすぐに飛びつく人間に対して、小生は訝しく思う。 先日トレッキングに出かけた時も、日中人出がある時間に何十人も山を走る人間、トレラン愛好家がコチラもウジャウジャ。 知らん者も多いだろうが、40年前に既に日曜日の皇居桜田門の前、朝6時には百人近いランニング愛好家がいた。 だが日中はパッと引いたものだった。

しかし最近は日中堂々集団で走っていたりする。 他人からの目などお構いなしに。小生なんかカップルペアで走っている姿なんぞ見つけた日には、毎回背中がゾワゾワっと。 近所駅前でペアルックで歩くカップルを見つけた時とおんなじで。 自分が良いと思ったら他が見えなくなってしまうもの。昨今その傾向がさらに強い。

今週二人の患者に似たような質問をされた。以前いたジムのトレーナーが言っていた事に、なんだかだんだん?マークが出るようになったと。 正直まだまだ未成熟なその職種、かっこいいナ面白いなと飛びついてはみたが、先述のゲームと同じでやってみて初めて問題点が露見する。 ただ残念ながら全てが今回のゲームのようにすぐ気が付くとは限らない。

ある患者が言っていた意見が、小生の昔からの考えと同じ。 「本当に心底困った時に力になれなければ意味が無い」と。 治せるから次のステップに行かせられる。痛いのに次にはいけない。 元気で若くて体力あって、しかもやる気のある人間だけを相手にしている指導に疑問と不安を持てた人間だけがたどり着ける答え。 くれぐれも将来揉みやだけになならないでもらいたいものだ。

ちなみに小生の院の前に青いのとかオレンジのモノが出るとか、スポット的なものがあるとか知らないからね。 べ、べ、別にやってるとかやって無いとか...      まぁ、今日はそんなオチ。

2016年7月22日

負けず嫌いは負けない奴が使う言葉

負けず嫌いは負けない奴が使う言葉

人生は勝負。勝負を避けてはいないか? 物事計画通りは悪くは無いが、怖いもの嫌なものから避ける為の、ただ単に腰引けた逃避行動では無いのか?! 

流石に学生時代のファースドフードバイトは別だったが、それ以外の仕事は雇ってほしいと、求人票など関係無く直談判してきた。どうしてもここで働いてみたいと。 振り返ってみると、何処も全部その後の自分の人生に大きく影響するところとなった。

バブルの当時、都心の超有名ジムにいた事があった。 そこを知らない奴はモグリと言われるほど。 現在40代で、昔からスポーツ関係に居たという人間でそこを知らないのであれば、恐らく多分好きな事だけやってきたボンクラ坊ちゃんだ。 Jリーグもまだ無いその時代、土曜日も学校・仕事だったその時代、いい歳の大人が仕事・残業よりもスポーツ選手モドキでウジャウジャ週末走りまわってる時代が来る事を、いったい誰が想像したであろうか?

ちょっとクリックすればお金払えば、情報でもグッズでも何でも手に入る昨今、すべての行動に伴う思考が昔に比べてはるかに安易。 そしてその個の無い模倣を自分の経験として、また拡散。 きっと自分で自分を見失っている事にすら気がつかぬ時代になってしまったのだろう。

昔もいたのだが、「やりたい事と違ってた」と言って仕事を辞めてく人間が多くなったように、日々患者と話していて感じる。 数年に一人ウチにもいる。  やりたい事だけやってたら、出来る事はひとつだけ。だが、やりたくない事をやってれば、やれる事がじゃんじゃん増える。 色々出来るから使える人間になる。 怒られたくないから、失敗したくないから諸々避けて通っているだけの、意識高い風を装っているだけの人間だ。

「私、負けず嫌いなんです」と自分で言う奴も嫌い。 負けず嫌いの人間は、負けない人間。 結果では無く、負けることを避けない人間。 だから避ける事をしない。其れこそが真の体育系。 まぁ、そもそも自分で負けず嫌いです何て言わないけどネ、本物は。

競技と趣味は違う。 スポーツとは何か? 競技風人間の配信するネット情報等に、くれぐれも惑わされぬようにである。

2016年7月15日

患者から聞いたアタマおかしい奴特集 スポーツ編

患者から聞いたアタマおかしい奴特集

最近ふと思った。 けっこう面白い患者からのネタ溜まったナと。 スポーツ・健康系だけに絞ってもかなり面白い。

マラソン大会のエントリーで、クリック合戦に負けたからと言って3、4時間も電話でクレームを言い続ける人間がいたという話。 むしろメダルあげたい。

子供の運動会から二つ。 当日開門と同時に登校してくる子供をかき分けて場所取りに走る親。 アブねーし、アタマおかしい! 福男カヨ!?

もうひとつ、子供のかけっこの結果に不満でビデオ判定を迫る親。 チャレンジ制度はアリマセンよ、プロテニスじゃあるまいし。  あ、そうそう、少年野球やサッカーで審判に喰ってかかる父兄。 スポーツマンシップなんて、ほぼ死亡。

スポーツじゃないけど、ディズニーランドで働く男の子がいたけど、スタッフに掴みかかってくる父親ってタマにいるらしい。混んでてイライラするのは分かるけど、夢の国なんてあったモンじゃない。

コレは小生も経験があるのだが、スポーツ用品店で働く患者から。 一回しか履いてないのに靴壊れた!と、客からクレーム。かなりだいぶ擦り減ってるし。 たぶん大陸横断したんですね。

食べ物関係だとカスタマーに電話かけてくる、にわか栄養士。 関東で言うコーヒーミルク、関西だとフレッシュという代物に文句言う輩も先述達とほぼ同類。 合成界面活性剤乳化剤とかいう言葉に過剰反応。 そんなこと言ったらサラダ油完全無理だし、外食は100%禁止デスね。 そもそも天然由来って言葉のイメージどんなダヨ! 原油だって天然由来だからね。 レシチンとか代表に、すべて悪じゃないんだってば。 勝手に飲まなきゃいいんだ!他人に薄っぺらい文句言うなってばさっ。

いや、マジ書ききれない。時間が足りないから続きはまたいつか。 目吊り上げて薄っぺらい知識と情報で自分の感情ぶつけてくる奴。 どうにか減らねーかな、と日々画策中...

2016年7月13日

共感できるトレーナーと共感できないトレーナー。

共感できるトレーナーと共感できないトレーナー。

いつも通り個人的主観の話なのだが、最近「ナンだコイツ!?」っていう自称スポーツトレーナーによく出会う。勿論資格の問題では無い。 むしろ有る奴の方がうんちくでウザい。

昔は良くも悪くも今と違ってトレーナー何て仕事は無かった。 有ったが職業として成立してはいなかった。 だから多くの者が治療の道を目指した。 当時からスポーツで治療の道に来る人間は既にソコソコ居たのだが、直前まで倒れる寸前までガチでスポーツしていた人間はホンの一つまみ。 体育大卒なんで極々少数で、多くが高校時代、酷いと小中時代にスポーツしていて昔から憧れていたと。 辛くて逃げ出した記憶など遥か彼方で超美化。

だが最近スポーツトレーナーを目指す者たちの方が遥かに酷い。 チョコチョコ筋トレで、朝5時から走って動いて夜までガッツリトレーニングに取り組む人間の、なにが気持ちがわかるというのか? 十代学生のスポーツと、二十、三十代のスポーツ取り組みでは雲泥であり、理屈で分かっていても難しい問題が山積。 来たい時だけジムに来ている選手に指導して、いずれ自然と来なくなる選手対し、何を考え何を思うか。

公営体育館のフリーウェイトに群がるバーベル親父達と同じレベルでは、スポーツトレーナーと名乗る事自体、恥である。 そもそもバーベル親父チームあがりなトレーナーもいるからどうしょうも無い。

風邪ひとつとっても知識と理論では治らない。 体なのか身体なのか?! 多くのトレーナーが気が付く時代が早く来ることを望む。

2016年6月30日

サッカー関係、Jリーグ今昔。

サッカー関係、Jリーグ今昔。

たまぁ~にJリーグ関係やプロ野球関係が患者でやってくる。 だからと言って治療は普通。 特に特別な事もしないし、特別扱いも無いし、売名宣伝に使うでも当然無い。 どの患者にもいつも通り本気で全力。

まだまだJリーグも無いその昔、当時日本でもっとも有名なスポーツクラブにいた事がある。そこを知らない奴、スポーツ関係者はモグリ!というぐらい超有名店。 バブル絶頂期の都心の施設、派手で無い訳が無い。 芸能人やらスポーツ選手やらがわんさか。 現在でもテレビで見かける人も何人も。 

30年近く前でプロサッカー選手と言われても、正直なかなかピンと来ず。「ほら、これ、俺だよ!」と見せられ渡されたのは、青インク一色刷りのサッカースクール少年募集のチラシ。 証明できるツールがそんな感じなその時代、テレビでチヤホヤな現在とは雲泥の差。 当時の方々の努力に感謝致します。

だからこそ敬意を込めて、チャラチャラ選手を広告になどせず。 元○○チームトレーナーなんて事も書きもしなけりゃ興味も無し。 重要なのは過去ではなく現在で、経歴肩書何てクソ喰らえ! ん?最近有名選手が言ってたセリフ、パクリました。

さて明日からもう七月、ちょっとだけ新体制始まるのでまた頑張ります。

2016年6月26日

治療家に一番不適切な年齢。

治療家に一番不適切な年齢。

知ったかブリな20代、偽物な30代、インチキな40代、偉そうな50代、ダメな大企業な場合はひと世代ずつ上にズレたりもするが、概ねこんな感じ。

学校から社会に出て急に色々みていろんなこと知って急成長!って勘違いは20代。 まぁまだ子供だから仕方が無い。 その間違い勘違いにまるで気が付かず、正義の味方のように立ち振る舞うのが30代。めんどくさい世代。 更にそのままワル知恵働き、損得勘定するのが40代。一番タチが悪い。 で、ふんぞり返って偉そうなのが50代。 自分で言っててどれも耳が痛い。

我々治療家で一番問題な世代は30代。知識や理論を振りかざし、武器と凶器が紙一重。とにかく危ない。 そんでそのまま40代に突入したらモウ最悪。 転んでもぶつけてもいない、怪我でもないのにインチキ保険診療を、する側も受ける患者側も一番多いのも同上世代。 ヨーロッパの某国のように離脱しないと破たんだわ。

で60代以上。 会社員辞めて今の仕事を振り返ると、60歳ぐらい以降の方の意見はやはり重みがある事に気が付く。 男、同性から見ても、良い事悪い事すべてを知って押しなべて、人生の酸い甘ぜんぶ分かった上での男の背中はとてつもなくデカイ。 先日なんか70代のオッちゃんに、参りマシタ!って言ってしまったし。

人生まだまだ修行ですわ。

2016年6月23日

HOPSとかSOAPとか。

HOPSとかSOAPとか。

最近大学生患者ちゃんが多い。 正直、過去大学生患者ちゃん達とはあまり相性が良くない。 治療が長続きしない。 大学生は色々忙しいと擁護する人間もいるが、何倍も忙しい大人は五万といる。 やさしく言って優先順位、直球で言えばブレブレって問題。

だが最近の大学生、5、6年前の大学生たちより真面目て賢く、ブレて無い。 それでもタマに話していてアレ?!と思う事があるが、その多くは周りの大人のせい。 偽物がもっともらしく本質とは違う事を教えている。

患者にもウチのバイトにも体育系の学生が何人もいる。 以前もHOPSとSOAPの話になったのだが、とんでもない勘違いを学生たちがしていたのだ。 単なる机上の理論で、微塵も現場で役に立たない知識。 そもそもそれらを教えている人間がダメなのである。

初めて治療を学んで30年ほど経つが、未だに悩み考え、気付く事が沢山ある。 学生君たちのその知識の中に、現場でしか身に付かない知識が欠片ほども微塵も入っていない。 本の知識で治るなら、患者は皆自分で本を読めば治るってだ。

怪我と病気、外傷と障害の根本な違い。 ウチに過去居た柔整師たちは可哀そうだが一番勘違いをしていた。残念ながら彼らは外傷のみの資格だから、障害の概念は根本的にカリキュラム外。 知っているとは言うのだが実は皆無。 転んで痛いのも転んで無くて痛いのも治療はほぼまるで同じ。 本人たちは違う事をしているようだが、患者側はそうは思っていない。 其処こそが診察診断、治療なのだ。

本当に学ばなければならない事は目の前にあるとは限らない。しかし自分の周りには沢山ある。 真面目に、誠実に。

2016年6月15日

そこらじゅうにプロ集団

そこらじゅうにプロ集団

昨晩も新患ほぼ22時スタートで終了23時。若い女子患者さんには申し訳無い。 来る者拒まず去る者追わずな諸事情で、しかも患者増加で対応できず、こんな遅い時間しか無くご迷惑おかけ中。 スタッフ増員は常に視野になのであるが、コレがまた難しい。

今年学生バイト君は2名ほど採用した。 学生だから何も出来なくても仕方が無い。 タオルたたみにお小遣いあげてる感じ。 だが有る程度社会人経験当然な年齢にはそうはいかぬ。 昨今、小生が大っきらいな学習と勉強を混同している者が多すぎ、どう考えても採用など出来ぬ。 助言すらする気にもなれない。

それと同時に、虚勢を必要以上に張る人間を多く見かける。 しかもそんな人間が寄り集まって"プロ集団"なんて作っているからタチが悪い。 若い頃自分の好きな事だけやって、自身が無いから資格取って、一人で何も出来ないから寄り集まって。 人の縁は大切にするとしても、依存し合って損得共有。 超苦手。 

昔、仕事上で人前に出て話さなければならない事が有ったのだが、そもそも小生は人前に出て喜びなど感じはせぬ。むしろ出たくない。 しかしどうやら表に出たい輩も多くいるらしく、そんな奴らに陰口叩かれてるのが耳に入った事も有り。 ってかそれ以前にオマエ誰だ!? どーぞドーゾ、出たけりゃ勝手に出りゃイイじゃん。コッチは業務上やってんだって!  そんな当時トレーナーとは決して言えない、現場スポーツバイトレベルの人間を、プロ集団なんて自分で言ってる中にチラホラ見かけるから面白い。

以前ウチにいたPT君たちも、スタッフ勉強会万歳!みたいなとこ勤めてみるが、様々な温度差に必ず気付く。良いのは初めだけ。見るもの聞くもの新鮮で飛びつくのは子供だと小生は言うのだが、先述の悪い大人が彼らを騙す。 いや、騙してる自覚も無いのだろう。

教える事、研究する事を生業としている先生方が人前に出るのは当然。 しかし人の前に立つべき立場に無い人間が書く、大学生の卒論レベルな文献寄せ集め執筆に、惹かれる方がそもそも馬鹿。 活字というのは本当に恐ろしい。

師からは学び、友人の話には向き合い、そして流布する噂には耳を貸さぬ。 大人として社会人として、もっとも学ばなければならない事を間違えてはならない。 最近のスポーツは、小生の若い頃の理想とは大きくかけ離れてしまっているのであった。

2016年6月12日

指導者が治療する危険

指導者が治療する危険

この3年、あるパターンでやってくる患者が増えてきた。

事の発端はもうかれこれ5年ほど前の話し。 膝が痛いと言ってやって来た女性がいた。 とてもまじめで謙虚なその女性、実はウチを訪れる1年ほど前にも同じように膝が痛くなった事があったらしい。 その時はとあるスポーツジムのトレーナーが治してくれ良くなったという。 危険はここから始まった。

最近まったく同じようなケースでやってくる患者が毎年増えている。一度はジムの指導者、トレーナーで良くなり治る。 いや、実際は治っていないのだが、抑え込まれる。 解剖学的な理論ではおおむね間違えではないのだが、直すと治すの差が大きく存在している事に患者側はもちろん、指導する側もまるで気が付いていないのだ。 しかも得てしてその指導者のトップが非常に名の通った人間で、その場合だと更にマズイ。

構造的に筋肉だ関節だと、日々お勉強をすればするほどその真理からかけ離れていく。 治療の勉強をしていない者が治るといい手を施し、それで少しでも良くなる楽になると治ったという。 そして数年後再発し、他のところへ行かれたら間違えていた事実に永遠に気がつかぬ。 これは昔からすべての医療人の宿命であり、であるからこそ常に自問自答する。 理論や理屈を念頭になどとは決してならない。

ちょっとばかり肩の動きが良くなったり、膝が痛くなったくらいを、さも武勇伝のように語ってはならないのである。 そんなの毎日ラジヲ体操していれば良くなるレベルと大して変わらぬのだ。

指導者とトレーナー、治療家はそれぞれ立場・役割はまるで違う。 施す前に今一度多くの現場の人間に自分の立場を見つめなおしてほしい。

2016年6月10日

屋号に込めた思い

屋号に込めた思い

そもそも "理学センター" などとたいそうな名前を付けたものだが、其れなりに屋号に込めた思いがある。

現在の屋号にしてもうかれこれ10年以上経つが、当時勤めていたスタッフたちと2年近く色々話し合って決めた。 正確には屋号を話し合ったのではなく、これからどういう方個性で行くべきか、行けるのかを。 屋号を決めたのは、その方向性が決まった後。

スポーツという言葉からは歩く動くを、理学からは医学よりもっと広い意味での自然科学から。 医学、農学、工学等の応用化学分野より、もっと幅広く視野広く取り組みたいという思いを込めて。

医学だけなら医師の方にかなう訳が無い。 医師・病院で良くならないからやってくる。にもかかわらず機械使って検査して、ビデオや写真使ってビフォアーアフター。 結局やってる事は、揉んで電気かけてコルセットと、医療とはほど遠いもの。 例えば腰痛ひとつとってみても、医療先進国の腰痛ガイドラインからまったくもってかけ離れたものに。

カッコつけいしいの名前負けだけは一番恥ずかしい。 患者を診る以前に、自分だけを見ている典型例。 他人に後ろ指をさされぬ人生を歩みたい。

2016年5月29日

町で迷惑な人は山でも迷惑。

町で迷惑な人は山でも迷惑。

先日、山が趣味なお姉さん患者さんとの話し。 山小屋でちょっと知りあいの男性と会った時の事、ソコソコ体力もありガツガツ一人でも登って行ってしまう50代のその男性、どうやら今回少し道に迷い急きょ予定外に山小屋に泊まりに来たらしい。

話によると道に迷うようなところでもないそのコース、もともと結構安易安直な人らしく、以前もガイドさんが注意アドバイスをした時も、自分に興味も都合も無く悪い時はスーっと勝手にどこかに消えてしまうらしい。

いるわ!いるいる!!そういう人!!! 小生もちょうど先日プライベートでイラッ!っとしたところ。 人様に迷惑かけている自覚が無い人間、自分勝手、自己中心人間。 今朝ももウィンカーだして走りだした路線バスを、アクセル強く踏んで加速して抜いてく車7台連続。たまたま横で見ていたのだが酷いわ。

最近世間で社会問題になっている、運動会でテントはって大きく場所とり問題もヒドイ。自分が暑くて苦しいから、他の人の事なんかお構いナシ。 子供にスポーツ、忍耐力なんて永久に遥か彼方。 今の日本は昔と違って暑いからって?! 週末40度でもあったっていうんかい! 言い訳は勝手に全力でしてくれって。 マッタクぬるま湯だわ。

これは小生が今の地に開業して20年で言える事。 早く治る、良くなる上手くなる子順に、自分で電話してきて自分一人でやってくる。 小学4年生の女子でも電車2回乗り継いでやってくる子がいると思えば、チャリ10分の距離でもパパママの車で送り迎えな高校生もいるし。 知らんわ!まったく。

いろいろ目について文句言いたくなるオッサンになったって事で。 オシマイ。

2016年5月27日

管理の難しさ

管理の難しさ

目指す目的は人様々。 楽になって喜ぶ人、繰り返さぬよう治したい人、何より動けるよう走れるようにしてほしい人。 当然取り組み方はまるで違う。

痛くて動けない、これは当たり前。 痛くても動けるように、矛盾っぽいが分かる。 後者は前者よりはるかに緻密に治療を組み立てる必要がある。 その為に最も需要になることは "管理" である。 具体的な目標が高ければ高いほど管理の重要性は高まる。

だが残念な事に多々管理が出来ない事がある。 むしろ出来る事の方が少ない。 悪意は無いのだが、自分で良かれと思って院を何軒も掛け持ちしたり、いろんなジムで指導・トレーニングを受けてみたり。 これでは管理が難解になる。

指導を受ける側の管理に対する意識の低さが大きな障壁。 チーム監督、部活に顧問、会社に社長経営者。 それらの立場の人の言う事を聞かないで勝手にやる様なもの。

信頼には時間がかかる。 ハンマー投げで有名な某選手も、トレーナーと出会ってから契約に至るまで2、3年の時間をかけるという。 その間お互いで人間関係を構築していくのだという。 だが逆に我々はそこまで時間をかけて院を選ぶことはまず無いし出来ない。 だから尚更信頼する心を強く持たねばならない。

口で言うのは簡単だが実に難しい事。 だからこそ誠実に真剣に今日も歩む。

2016年5月25日

その毎晩の勉強会は不毛です。

その毎晩の勉強会は不毛です。

今年に入って何十人求人応募をしてきたことか。 未だぽろぽろやってくる。 何とか5、6人面接したが、正採用はゼロ。 そもそもその5、6人以外は会う以前。 

ウチは治すところ。 だから採用の答えはいたってシンプル。 "自分だったらこんな先生に治してもらいたい!" と強く思えるかどうか。 少なからず皆多少は持ってやっては来るのだが、多少では雇えない。 

大人は偉そうに『なりたい自分になりなさい』などというが、泥棒になりたかったら泥棒になれと言うのか?! 自分が治す人になりたいでは無く、患者から見て本当に治してくれる人なる。 一人称目線だけで考えている事が駄目なのだ。

冗談だけ言って揉んで骨盤いじる整体師、なかなか治らないと言ってる患者に鍼打ちゃ一発と思ってる鍼灸師、無駄に毎晩居残り暗記勉強で、結局は電機揉み不正保険適応な柔整師。 そんなところに一時でも務めた事のある子は、雇ってあげたいけど雇えない。 柔軟な若い時期に染まった悪いクセは、残念ながらそう易々とは直らないのだ。

先ほどちょっと触れた居残り勉強会。 小生自身、まだ若い30代のころに当時いたスタッフたちと毎晩23時過ぎまで骨肉、症例だと言って勉強していたことがあった。 しかし自分たちが勉強している事に満足はするが、患者にとって一番必要な事とはどんどんかけ離れていき、それに気がついたのはそれから数年経っての事だった。

治したいなら治す所へ、トレーナー活動したいならトレーナーのところへ。 中途半端はいかん。 中途半端なところには中途半端な人間しか居ない。 トレーナー派遣などしている治療院が一番中途半端なのだ。 まだまだ暇な小生のところですら、8時から23時まで治療して、そのどこにそんな暇あるというのか?! そんな時間あったら一人でも多くの患者診るのが治療家なのである。

倒れない範囲で治してほしいという人は診ていきたい。 小生ならそんな先生に診てもらいたいし、そんな先生のところで働きたい。 あくまで小生ならばの話だがな。

2016年5月22日

アナタはぎっくり腰を治す立場にアリマセン。

アナタはぎっくり腰を治す立場にアリマセン。

いよいよ今週から年に二回あるぎっくり腰シーズン突入。 そんなことも知らない者はぎっくり腰素人。 治す側も患者側も。 専門学校講師レベルでウハウハしているようじゃ一生ワカラン。

ぎっくり腰を筋肉だ筋膜だ仙腸関節だといってるレベルも、昨日も書いたスポーツのスの字も知らないインチキなスポーツ専門院と同じ。

毎日連続でやってくるぎっくり腰患者は繰り返す理由を知りたがる。 そもそもぎっくり腰は骨折でも脱臼でも、打撲でも捻挫でも無い。 腰椎捻挫などともいうが、転んでグルリンパ!ってひねったぎっくり腰に会った事なんか無い。 たとえばそれが足首の捻挫だとしても、手膝を着くほど捻った捻挫と、踏ん張って荷重のってゴリッ!とやった捻挫では治し方がまるで違う。 アイシングの方法もテーピングも超音波のプロトコルも。

しばらく前も患者自身がぎっくり腰は接骨院では治らないと言ってきた。 ウチのスタッフの柔整師たちにもいつも言うが、急性外傷をすべて診てよい資格ではないのだ!と。 障害は専門外であり習ってないから治せない、習ってないから治せないことも分かってないのだ。 それを患者自身が肌で感じ取ってしまっているのだろう。

楽になるのと治るのはまるで違う。 何十人来ようとも、ぎっくり腰の患者にコルセットを出すことは、小生は年に一回有るか無いかである。 患者の方が何十倍も賢いのだ。

2016年5月21日

知識止まりの治療院

知識止まりの治療院

ある病院では切れてると、またある病院では切れてないと。  よく聞く話で、そんなスポーツ選手に毎年何人も会う。 職業柄当然なのだが、実は前職の方がむしろ多く出会った。

先日も膝の靭帯を切ってやってきた大学生の女の子がいた。 明るく元気とても可愛らしいその子、あるスポーツでかなりレベルの高いプレーをしている。 これもよくある話なのだが、MRIでは切れているようだと言われてはいるが、他の所見は微妙。 問題は切れているか切れていないかを論議するのでは無く、今後をどう見据えるかにある。

その彼女にある話をした。 『もし貴方が来年大学を卒業して国内のプロリーグでプレーをするのであれば手術を勧める。 しかし海外のリーグでプレーをしたいのであれば手術は勧めない』 と。 普通は逆のように思うだろうが、ここから重要なのは目的と目標の違いになっている。

『今ならまだ、切れてはいないといった医師の意見を前面に出せるが、メスを入れ手術をしてしまったら膝の靭帯を切った選手と確定し、レッテルを貼られてしまう。 切った選手を海外で獲得してもらうのは非常に難しい。 もし来年本当に切れてしまったらその時は諦めろ!そもそもそうならないように当然此方も努力する。 俺なら捻挫で押し通す!!』  日本では選手に対して情がある。今しっかり治して来年はうちのチームがちゃんと管理してあげるからと。

海外でプレーするのでも手術しないのに、ましてや来年趣味でスポーツ程度なら尚更やらない。 21歳で手術するのも、27歳で手術するのも大差は無いのだから。

これは当たり前だがすべての選手に当てはまる話ではない。 先にも書いたが目的と目標の話。 社会に出て学ぶ話。 医療やスポーツ、その他もろもろ狭い範囲で掘り下げて取り組めば取組むほど、本人は気がつかないが欠落している部分が出来てしまう。 大きく広い社会、会社で学ばなければ身につけることは困難な部分なのかもしれない。

熱心に骨肉、歪みや筋トレ、ストレッチを指導することは悪くはないが、スポーツ専門得意ですと語るには欠落している院や施設が少なくないようである。

一番大切なことをしっかり見つけてほしい。

2016年5月13日

ダンス、バレエにファンクショナル。

ダンス、バレエにファンクショナル。

何故だか何だか昔から、異常に多いバレエの患者。 今年に入っただけでも何人来たことだろう。昨日もまたお一人。 いゃもぅバレエなんて、そんなお金持ちなこと、人生にマッタク接点ナシで生きてきたもんで、違った意味で毎回ドキドキですわ。

そう言えば面白いことに、生徒さんよりバレエの先生の方が多いんじゃないか?!って感じで。 コレに関しては色々教えて頂けてるので大助かり。自宅で風呂上りに真っ裸でプリエの練習しているぐらいじゃ何も分からんし。 朝から低俗...

昔テレビに出くるくらい有名なダンサーが来た時も、勉強になった。観ている人を魅了できる踊りについて。 これに関しては小生自身スポーツをやる患者に言い続けてる、上手くなりたいのか勝ちたいのか?!と通じるところがある。

動作の改善だけでは勝ちも阻止も出来ない事すら分からぬ者が指導している粗雑な昨今、気持ちと気合の違いを身体で考えるなど夢のまた夢。そ言えば少し前にイチローも言ってたっけなぁ~、見えるものに囚われすぎるって。アナタの脳みそが一番機能的に動いて無いってばさっ!!

2016年4月29日

道具を全部捨て、患者に向き合え!!

道具を全部捨て、患者に向き合え!!

やっと今年も終わったと思った求人応募もまだだった。 昨日もまた一件。4月に入ってもパラパラやって来る。

うちへ訪れる者に問う事はひとつ、"治すのが一番か?安近短が一番か?!"。  此れは従業員側は当然だが、患者側にも言える事。 治すところを一番で探しているのか、安い事を一番で探しているのか? どんな言い訳をしても、もっとも治してくれる所には辿りつかぬ。

HP見てブログ読んで、ココだ!っと思ってやって来ても、最終的にはお金と時間。 患者を治す事一番では無く、自分の処遇待遇一番。 これもどんな言い訳しても、治す事が一番の所を選ばなかった事実は変わらない。

そもそも "治す" と言う事からして理解できていない。 自分は治していると思っていても、所詮誰かと同じ事を単純トレース。 器具道具を自分の手から全てを捨て、一ヶ月患者の治療にあたれるかどうか?! まぁ昨今そんな先生は皆無だであろう。

電気もテープも固定具も使わず、骨折や捻挫を治すぐらいでなければ、そもそもの我々の存在意義すらない。 ましてや姿勢矯正道具を使っての治療など、愚の骨頂。 数回の講習会で施術に取り入れましたがバレバレ先生。 

賢い患者、賢い治療家。 小生の最近の、個人的出会う比率99:1 って感じ。 患者の方がよっぽど良く考えて行動おこしてるって事。 ウルトラマンが好きだからって、いきなり円谷プロに雇ってくれって、普通は言わないからねっ。 好きだからやりたい事だからと言って、安易に行動に移すのは子供だけにしてほしいものだ...

2016年4月19日

結局本年度も正式採用を見送ったワケ。

結局本年度も正式採用を見送ったワケ。

結構多くの人が見てたんですね、前回のブログにも書いた、あのイチローと稲葉の対談。 やっぱりイチローは凄過ぎて面白すぎますわ。(https://youtu.be/-Y3CeaamAoA

でもあの対談、あの言葉の裏にある本質を理解して観るには相応の人生経験が必要だろう。言葉でだけなら小学生でも聞ける。

例えばその対談の中でイチローが言っていた『目に見える部分しか言えない人が多い』と言うところも、動きでファンクショナルな意味だけの事では無く、動きの本質、人が動くとはどういう事かを指していると小生は考える。 動きと動作の違い、それにどれだけ頭を悩ませた事があるかどうかが積み重ねた経験に反映されるのである。

誰でも知っている都内の某大手ホテルのシェフを務めあげた人が言っていたが、「料理を一番知らないのは調理師専門学校で講師をしているような人間だ」と。次が栄養士だと言っていた。 

衣食住の食、人間の一番大切なもの。動物では無く、人間。 人間が食べるという事の意味や意義、食事は餌では無い。栄養摂取だけが目的では無い。 混ぜて火にかけるだけなら調理。 料理の本質を知らない者が無知な者に料理を教える。 目に見える、形だけの料理を。

だが何も知らない者、とくに若者は目に見える物全て新鮮であり、信じてしまう。 不景気になると、海のものとも山のものとも分からない人間が現れ、声高に売名を行う。 たったひとつの真実が、多くの虚偽に紛れてしまう。 そんな昨今が、小生がこの数年正式採用を出来ない、イヤ、したいのだがする事が出来ない現実に繋がってしまっている。 

多少の善悪が分かっても、小学生に政治家は務まらん。 人生に近道など無い。それはイチローも言っていた。 自分の信念を信じ揺るがさず、決して金や欲に惑わされてはいかんのだ。 今年こそは良い出会いがある事を切望する。

2016年4月17日

スポーツは人生で最も大切な事を学ぶ場所。

スポーツは人生で最も大切な事を学ぶ場所。

"絶対見失ってはいけない物、それは自分。 そして絶対手に入れなければならない物、それも自分。"

最近こんな二つのニュースを見かけて読んでみた。

『イチロー、大谷翔平やダルビッシュなど若手選手の肉体改造に苦言「全然ダメでしょ!」(http://temita.jp/twitter/29722)』

『原晋監督が明かした連覇達成の驚くべき理由「腕立てと腹筋をしない」(http://news.livedoor.com/article/detail/11378249/)』

小生は昔からスタッフに「本は読むな!」と言い続けている。 その本当の意味を理解出来るか否かで治療家として、いや、日本人のサムライ魂が問われ、明確に分かれる。

上記の二つの記事、本質は驚くほど似ている。 テキストに変換してある記事もあるので是非読んでもらいたい。 自分で自分を見つけ、自分の人生を自分の手で掴んでもらいたい。

2016年4月10日

見学しても見学出来て無いその訳は。

見学しても見学出来て無いその訳は。

説明、会話はおそらく他の何処よりも多い。 タマに無駄話も多いが。  いや、実はその無駄話こそ、治療の重要なヒントとなる事が多い。

"聞かれた事にちゃんと答える"  コレって子供でも分かる話し。 「ちょっとそれはねぇ~」と言う患者がタマにいるが、そいう患者ほど自分の言いたい事は満載で。  コッチも聞かれた事、ちょっとって言ってやろうかなと思うわ。

ウチのスタッフ、特に新人の男子スタッフには最初から二つの事を厳しく言う。

まず、行動は誰よりも先にを心がけなさい。 例えばここが暇な洋服屋だとしよう。スタッフ皆で雑談しているとこへ客が一人入って来たとしよう。 自動ドアが開きいらっしゃいませと。そのとき誰が接客に行くのかな?と、お互いの顔をチラチラ見るような事はよせ! 皆が全員パッ!と行けるようにするのだと。

それともうひとつ、聞かれた事はシッカリ答えなさい。 人生絶対他人に言えない事なんてそう多くは無い。それは言えないんじゃなくて言いたく無いだろ! お前昨晩どこ行ったんだ?の質問に「いや、ちょっと、」なんて答えるなバカ!若い男なら「実はお姉さんのいるお店に」ぐらい言え!と。そんくらいハッキリ言ったら小遣いやるわ!!

たとえ理由があって「いやちょっと」なんて言われたって、聞いた方は良い気はしない。 たとえ今まだ話す事では無いとしても、誤魔化さず「実はこれはこういう事だから、今これ以上理解しようとすると逆に混乱するからナ」と説明するように小生は心がけているぞと。

聞いて理解するスタンス、能力が無い人間。 話して聞けば理解出来ると勘違いしている。 一見似てるが人間性はまるで違う。 そんな後者ほど的外れなどーでもいい事を質問してくる。 患者にはたまにいるが、意外にも雇ってくれと来る人間の方が多くいる。だから見学来ても、実際一番大切な所が見学出来ていない。 ここ最近の十数名みなそんな者。 以前居たPTバイトちゃんたちにそんな子誰もいなかったのだが。

自分に素直な人間には、きっと力になってくれる人間が現れる。 楽しい面白い、興味本位で行動しかできない人間が昨今多いという事だろうな。

2016年4月 9日

体育会系じゃ無いスポーツ系。

体育会系じゃ無いスポーツ系。

最近の様々なスポーツ選手の不祥事、ヒドイですねぇ~、誰のせいでしょうねぇ~~??

体育会系と言えば屈強で根性も有り、誰よりも忍耐力も有り、誰よりも我慢強く努力家。 だが最近は運動をしてない体育学部の学生も居たりもするぐらい、ヘナチョコ路線まっしぐら。

体育会系は会に属し、集団の中で叩きあげられて育ってきた者たち。 だが、自称体育系と名乗る人間は、単なる体育の授業の延長線上の人間。 楽しく仲好く面白く。 苦しく辛く嫌な練習を、やりたく無い練習を乗り越えてこそ体育会系。 むしろ世の中、社会に出ればやりたくない事、思い通りにならない事の方が多くて当たり前。

社会と言う広大な世界に出て日々戦ってこそ社会人。 仮に勤めたとしても狭い世界での時間浪費が多ければ多いほど、本人は気が付かぬが浮世離れで欠落。 頭の良い研究者に変わり者が多い事もうなずける。

若いうちは専門性が高いほど世界を狭めてしまうと小生は考える。 めまぐるしく世界が変化している昨今、5年10年先のことなんて誰もわからない。 たかだか学生時代の数年間学んだ事に一生しがみつく事自体がナンセンス。 私の専門はコレだから!と。

そんなしがみつきを、体育会系じゃ無い体育系、ファッションスポーツ系の人間に多く見かける。 何でもかんでも、聞けば知れば教われば問題が解決できると思っている。 自己解決能力に欠けている。 要は社会人としてのスキルが低い。

スポーツをうたう院や店ほど体育会の人間はいなく、趣味や習い事で子供の頃やってたスポーツで商売している。 日記やブログ、広告には薄っぺらいスポーツ関連記事ばっか。 まぁその方が商売になるからな。

憧れは子供まで。大人は先の人生を見て、今自分が何をなすべきか考えねばならない。 今やりたい事だけをやっている大人が多過ぎる。 それが昨今の若いスポーツ選手の不祥事に繋がっている。 社会人として大人としてシッカリしろ!!

2016年4月 6日

変わりたいのに変われないタイプの人間

変わりたいのに変われないタイプの人間

患者であれスタッフであれ、一言二言話すと変われるタイプの人間かそうでないかすぐ分かる。 患者なら治らず、スタッフならずっと同じレベル。 得てしてそう言う人間ほど自分は変われる人間だと思っている。

まず聞かれた事にちゃんと答えられず、ごまかす。 ならコッチもチョイチョイごまかしてみたらどう思うかやってみたい。 

それと来てみたかったから来たと、平気で言う。 単なる興味本位。 思考・行動に深みが無い。真剣に取り組もうとしている此方としては失礼。 興味が無くなる、意と違ければハイさようなら。 まぁそれはそれで此方としても気が楽だが。

フランチャイズを中心に全国展開している某ファーストフード会社。 以前そこの本社の人間に聞いたのだが、フランチャイズをやらせて欲しいと連絡しても絶対断るという。 それに懲りず、二回連絡しても断る。それでも懲りずへこたれず三回連絡してきた者だけに話し合いを始めるという。 熱意情熱、ある意味"愛"が無いと絶対成功しないのだ。

波風、荒波にも負けず、その先にあるモノを手に入れる為には、"愛"ともいえるパワーが必要なのかもしれない。 はじめから人を信用できないような人間に、誰も愛などそそがない。 

臭い言い方だが、最近そんな"愛"をもった人間が少ない。 世知辛い世の中である。

2016年4月 2日

凄い事、凄くない事。

凄い事、凄くない事。

ホントに凄い事ってナンだ?

成り金で高級車乗り回しているのは凄いか? まぁ凄いという時はあるが、正直異質で違和感があるモノに対して使う事の方が多い。 だが言われた方は馬鹿みたいに勘違いする。

大金払って他人に頼った馬鹿みたいな激痩せとか、イイ歳して仕事より遊びやスポーツをとる人間とか、子供の頃手に入れられなかった出来なかった事に大人になって執着とか、全然マッタク凄くは無い。

よく「その分野では有名なんですよねぇ~」って、小生には全く関係無いし、興味無い。 取り敢えず社交辞令な相槌で凄いですねとは言ってはみるが。

生き方は自由。 しかし大人で人間である以上、社会的立場、なさねばならぬ事はそれ相応にある。 要はバランスが悪い人間が昨今多過ぎる。

スポーツ障害はすべてそのバランスが崩れた時に発症する。 やり過ぎ、やらず嫌い、身体と頭がズレている時に起きるもの。 上手くなりたいのか勝ちたいのか!? 此れはイコールではないという事が理解出来ぬうちは、趣味の範囲を超えてなならぬ。

大人は大人であるべきなのだから。

2016年3月31日

地方の治療院、都会の治療院。

地方の治療院、都会の治療院。

久々連休を頂きました。今回も貧乏車中泊の旅で紀伊半島をぐるりと一周。 いやぁ、遠かった。

年に数回、そんなこんなで地方をノンビリまわるのだが、やはり治療院の看板は気になる。 はじめて勉強して30年も経てば、ソリャ全国ソコソコ知り合いは居る。むしろ都会より地方の方が、頑張っていて良い先生ばかり。

治療には奥義も秘技も無い。 ご幣はあるが、腕や技で治療に差が出る事は絶対無い。 あるとすれば患者と治す側、お互いの治したいという気持ちのバランス。 少なくとも治療する側の治したいという熱意は多くなければならないし、都会より地方の先生の方がその気持ちは強いようだ。

「先生との相性もあるわよねぇ~」とオバちゃんは言うが、相性など小生は大っ嫌いな言葉だ。だが残念ながらそれはある。 正確には自分の単なる好き嫌いの問題で、治すより好き嫌いが優先しているだけの話し。 その溝を埋める努力は地方の先生の方が重視している。小生は全然敵わない。

たとえ慰安治療メイン、不正請求していようとも、好条件立地で負の利害関係一致で繁盛していれば商売はそれでよしになる。 見抜けぬ者同士のシェイクハンド。 いっそ地方で一から修業し直せねばと小生自身たまに思う。

明日から4月新年度。是非正しい道を歩んでもらいたい。

2016年3月27日

ケガと障害はまったくもって違うもの。

ケガと障害はまったくもって違うもの。

肉屋に魚買いに行くぐらいの話しですわ、アナタのその院選び。 

ケガは外傷、障害は使い過ぎ。 外傷と障害は根本的に違うモノ。 極々稀に異論を唱える者もいるが、その違いを最も理解していない典型例。

多くの患者にその違いを説明するが、患者の何倍も理解出来ぬのが治療する側の人間。 過去振り返るとPT(理学療法士)ちゃんたちが半分理解していた感じ。 鍼灸・柔整、整体・カイロ全部ダメ。 どうやら学校そのものが教えて無いし、理解出来て無いようだ。

コレがこうなった患者は外傷で、コンな感じでなら障害と言う事では無い。 障害の "概念" の問題。 トマトは野菜か果物か?クジラのお肉は魚屋か?!と、決めることに意味が無い。 概念が無い者に何を説明しても無理。 子供に政治を論じるようなもの。 字が読み書きれば本は読めるが、内容を理解出来る事とは別の事。

ウチは屋号がらスポーツ障害の患者が多いが、正しい診療科目は "筋骨格系起因による慢性運動器疾患" というのが専門。 障害の概念が無ければ此れは根本からして理解出来ぬ。 今回5、6人やって来た柔整師の若者たちが一番理解できていなかった。 まぁそれは仕方が無い事だ。本来外傷しか診てはいけぬ資格だし、診ていけぬものは学校も教えていないからだ。 そいう概念の無い者が開院し診療し、更にそこに勤める者、やって来る患者に広まる。 だから不正請求が無くならないし、不正をしている感覚も無い。

逆にキラッと輝いたのがスポーツトレーナー系の若者達。全員ではないが1、2人よい子が居た。 採用保留にはしたが、近いウチ是非また会いたいものだ。 きっとその彼ら彼女らが、此れからの日本のスポーツを良い物へ変えて行くだろう。

頑張れニッポン!!

2016年3月26日

目を覚ませ!治療家!!

目を覚ませ!治療家!!

3月も月末。もうそろそろ就職希望の電話は治まったようだ。

特にたいして求人募集はしていないのだが、こちらの人手不足を知ってか知らずかたまたまなのか、この2、3ヶ月は毎日のように電話がかかって来た。 で結果、本年度正式採用はゼロ。 人出は足りんが困っていない。 安請け合い、大人数満足経営はしない。 スタッフ全員並べて記念撮影なんて広告使ったりしない。 

そういえばその昔、開院当時20年ほど前、当時出入りしていたリクルートの営業担当者がスタッフの集合写真撮って広告に使いましょうよ!と提案してきた。 現在のホットペッパーの前身にあたるそのフリーペーパー、我が院の商圏から少々離れた町田市・相模原市版しか当時は無く、しかもマッサージ院等の広告はウチを含めても3軒しかまだ載っていなかった時代。 今じゃ腐るほど乱立掲載状態なのに。

でその集合写真。たしか記憶では7、8人スタッフがおり、一瞬ちょっと考えたのだが、翌週キッパリ断った。 ナゼだって、そりゃ真っ当な患者は集合写真が素敵だからって、スタッフが多いところだからって言って院を選ぶような事はしないと判断したからだ。 結局翌月別の院、クイックマッサージのハシリの院が集合写真のっけてったっケ。

そもそも広告の技法・手法は常識的に社会人をしていれば自然と身に付く。ならばその広告に真意を見抜く力も自然と身についてるはず。 経験未熟な若者や、浮世離れしている期間が長い専業主婦、それと一点集中職業的な人間ほど、ネット検索ぐらいしか情報精査する術を身につけていない。 致し方無い現状。

それと最近求人でやってくる若者で多いのが、トレーナー活動をしたいと言ってる治療系学校の学生。 だからトレーナー派遣やってます院に憧れる。 正直そんな院は中途半端。 トレーナー系を専門で学校・大学で勉強して派遣している人間に敵う訳が無い。専門のトレーナーを見くびってはならない。 なら初めから治療系など行かずに、トレーナー系の学校行けば良かっただろ、と。

誠実に真面目に働く、仕事をする。 治すならまず始めは治す事をしっかり身につける。それ以外はその先。 集合写真撮ってトレーナーもやってますって所が良いか悪いか、しっかり自分のその頭で考えろと、特に治療家を目ざす若者たちに言いたい。 もちろんスポーツをし、自分に合った院を探している患者にも同様。 ズラズラ過去の経歴書いてる輩ほど、昨今TVを賑わす某ニュースと同じだ。 胸を張ってしっかり前を向き、目を見開いて探してみよう!

2016年3月17日

上手くなる為の定義、勝つ為の定義。

上手くなる為の定義、勝つ為の定義。

この数年で治療院にトレーニングスペースを併設するところが増えた。 小生が開院した当時はほぼ皆無に等しかったが。

同時にスポーツをうたう所も増えたのだが、その実、名称と見合う高い質を提供できているところは非常に少ない。 揉んでストレッチ指導して、ちょっとした筋力つけましょうと。 昨今で一番ダメなのがファンクショナルなどと呼ばれる類のセミナーうけて、院に生かそうとしている者。 治療に生かすでは無く。 この院と治療の差、この部分の自覚の差が大きくモノを言う。 

鍼灸指圧師で何十年もオリンピック帯同している知り合いもいれば、今どきの道具やセミナー満載でも結局は近所の年寄り専門で、中高学生にナンちゃって運動指導どまり。子供に対しての指導が悪いと言っているのでは無い。ナンちゃってなのだ。

よっぽど変な事で無ければ、何かすればしないより何かしら上達する。 だが所詮そこどまり。 上手くなっても勝てはしない。 揉めば楽になるが、楽になるのと治るとの違いは多くの者が想像しうる以上に大きい。

死に物狂いとよく言うが、当たり前だが死んでは元も子もない。怪我はしたくは無いが、恐れてはいけない。 苦しくなりたくないが避けてはならない。 痛いのを避ける患者は治らないし、苦しい事をしたくない選手は、そもそも選手では無い。 それらの障壁となる様々な不確定要素をどれだけ丁寧に排除していけるか。 例えば子供の患者の場合、その障壁を親が作っていたり、主婦の患者の障壁を亭主が作っていたり。またその逆も。

定義と概念、転んで膝が痛いのと、転んで無いのに膝が痛いのを同じような治療しているようでは、まさしく論外なのである。 

2016年3月16日

熱き思い

熱き思い

昨晩、最近TVやラジオで活躍する某コンサルタントが学歴詐称等で叩かれていた。 小生より少々年下だが、ほぼ同世代。 今でも現役なサッカー選手など、熱い奴が多い世代。その熱いモノが悪い方に走ると、捕まる某野球選手みたいにも。

社会的に悪い事を肯定は出来んのだが、その熱い思いを真っ当な方向に向けれなかった事を、我が身に置き換えて考えてみたりもする。

自分の人生の中で、ひとつのキーワードがある。 それは 『自分の武器は使えよ』 である。 「よ」と最後に付け加えてる通り、他人に言われた言葉。 事あるごとに色んな人、上司や先輩、目上の人によく言われた言葉なのだ。

武器なんか持ってねーし、知らねーよ!!とずっと思っていたし、意味が分からず若い時期を過ごした。  それがある時、ある事をきっかけに、自分なりのひとつの答えに辿り着いた。 あまり良いきっかけでは無いので他言は止めておくが、何にせよその事実には今でも感謝する。

武器とは、資格や肩書では無い。 既に自分が昔から持っている物。 見栄もプライドもなく、自分で自分と真剣に向き合ってこそ、そこから初めて見えてくるものだと小生は考える。 欲を捨てきれぬうちは一生涯見えはせず、永遠に他人が作った何かにすがって生きる、誰かの模倣の空っぽ人生を歩む事になる。

先述のコンサルタントや野球選手、今回は悪いきっかけでつまずいてはしまったが、そこから誰にも負けない自分を必ず見つける事が出来るはず。 公には言えんが、小生は失敗した人間ほど、全力で応援したいと思っている。 転んだら立ち上がれば良い。そして今度は転ばなければ良い。 ただそれだけ。

2016年3月15日

行くべき所、近寄るべきではない所。

行くべき所、近寄るべきではない所。

取りあえず本年度の一次求人もひと段落。 と言ってもほぼ随時ではあるのだが。

しかし今回は例年以上に応募が多かった。 だが多かったからと言っても、良い人に巡り合う確率が上がる訳ではない。逆に下がる。 数十人中、結局会ったのは二人。 世の中、中々むずかしい。

19才20才の新卒子供なら致し方無いが、社会人経験がある、もしくはあっても不思議ではない年齢の場合の採用にあたっては慎重になり、ハードルは必然的に上がる。 学生とは違う、年相応の社会人としてのスキルが身についているかどうかが問われる。 まぁコレに関しては殆ど全員男子の話し。 女子の方が数倍しっかりしている。

ウチは治す所で治療する所。ほぼ全員、病院で治らない人ばかりがやって来るところ。 理論や知識で治るのなら、皆病院・医者で治って治してもらっている。医師も知らぬような奥義や秘儀があるとでも思っているのか。

例えば患者側も勤める側も、もっとも行ってはならぬ院の代表例は、ホームページや表の看板に大々的に "交通事故" と言う言葉が前面に出ているところ。 さも困っている人の力になります的な事をうたっているが、完全金儲け。 その仕組みを知りたい方は色々検索でもしてみてくれ。

そもそも交通事故後遺障害と言う患者そのものを世界規模で見てみると、もの凄くよく分かり、面白い。 交通事故後遺障害と言う患者は、保険制度先進国にしか存在しなく、後進国にはそんな患者はそもそも存在しないという。 そして病院を訪れる患者の加害者・被害者割合は、圧倒的に被害者多で不自然。

新卒の子供が立地や設備で就職先を選ぶのは仕方が無い。正しくモノを見て考えるスキルがゼロだから。 だが大人は違う。経験してきた知識がある。 本を読むだけでは単なる情報であり、間違えて使うと凶器になる。 正しい経験を積んでこそ、情報が知識になり、武器となる。

学生諸君、一日も早く真っ当な所でアルバイトをし、就活の為の経験を積んでくれ。 居酒屋でバイトなどしている暇は君達には無いのだ。

2016年3月10日

競争相手とかお金とか、向き合う相手を間違えた治療家。

競争相手とかお金とか、向き合う相手を間違えた治療家。

この一週間毎日就職希望の電話がかかって来る事を先日書いたが、やっぱり昨日もかかって来た。   本当に申し訳ない。 ウチが大企業なら全員会って、全員一緒に働いてみたいのだが、現実は中々そうとはいかず。

まぁいつもの事だが、自分の事は棚上げで書いてみるが、どうか諸君、勤めるところだけは間違えないで欲しい。 先日来た高校生の患者だって言っていたのだが、治療より経営に熱心な所へなんてもう行かないって。

近隣競争相手にどうやったら勝てるとか、集客お金に固執している事自体、既に完璧向き合う相手を間違えたパターン。 こんなところに勤めた日には、もう治療家人生は終わり。

バブルの頃、就職先を給与と福利厚生、女子はプラス通勤時間重視で選んだ時代があった。 残念ながらそれから30年近くたった現在でも、仕事と言う事に対しての本質を学ばせる事が、学校や我々大人が出来ていないと考える。

トレーニング設備が整った所。 それは間違えでは無いが正しくない。 自分自身もトレーニングや運動をやらせてもらえるところ、それも間違いでは無いが正解でも無い。 自分のこれからの人生において、今最も経験せねばならない事を間違えないで欲しいと、ただそれだけを願う。

2016年3月 8日

努力って陰ながらするもんじゃねーの?!

努力って陰ながらするもんじゃないの?!

最近新しいバイトも入り、新卒面接も数件あり、新患も増えでバタバタ。 そんなこんなで他人の事かまってる暇ないのに、クダラナイ話しばかり舞い込んでくる。 春になると可笑しなこと考える輩が増えるのは今年も同じか。

例えば趣味にドハマりしている、イイ年の大人。 極める事は良いともいうが、ネットで調べてなりふり構わず没頭で極められるほど、世の中そんなに甘くは無い。 趣味の延長でたいした下積みもせずに偉そうな事言う人間を、マイスターという事などあり得んだろ。 お勉強優秀で経験数年な医師の手術を、勤めて2、3年の自称大工に一生の宝の家を任せる事など考えられるだろうか?!  しかし怖い事に、既に世の中そんな事が蔓延している。

小生の仕事は恐ろしい。上記の輩がワンサカいる。 トレーナー派遣などとカッコいい事したくて仕方がなくて、子供に本で読んだ運動指導して、院じゃ年寄り相手に慰安マッサージの日々。 場末のウチだってそんな余計な事している暇は無い。 むしろひとつの事に心血注げぬところに、こだわりなど存在しない。

小生が大っ嫌いな、研究者でも無いのにしょっちゅうセミナーや講習会に参加したり開いたり。 自分の身の丈分かっていない、もっともダメな自己満足没頭人間。 しかもそれをSNSなどにあげた日は、もう最悪としか言えぬ。 努力はするべきで、しかも陰ながら。 聞かれたら答えても良いが、自ら「私コンナにがんばってまーす!!」なんて、ちょっと吐き気がする。 自分に自信が無い裏返しな自慢投稿か商売売名か。 小生も年一ぐらいは公の場に顔出すが、そんなネタは逆にいつも最小限。

本物と偽物、それらをしっかり見極められる能力が身に付いているのが大人。欲しくて手に入れたくて仕方がなくて、だだこねてる子供大人に決して惑わされてはいかぬのである。

2016年3月 6日

セカンドオピニオンとドクターショッピングの違い

セカンドオピニオンとドクターショッピングの違い

そもそも具体的で明確な温度差などあるのか!?と、自分で書いたサブタイトルに自分で突っ込みたくもなるのだが。

痛くていきなり他院にも行かずウチへやって来る新患はほぼ居ない。 年に2、3人。 今年今現在一人来たが。 9割方の新患は、病院治療院を渡り歩きやって来る。 良くも悪くも期間がある程度あるせいで、悩み苦しみやって来る。 この"苦悩"と言う奴が重要なキーになる。

不安と不満は誰にでもある。 患者のこの不安と不満を、痛みよりも何よりも優先して考え、治療を組み立てねばならないのが我々民間療法家のなすべき事。 だが患者本人に不安と不満に具体性が無い場合、さすがの我々も正しい提案をする事が出来ない。 この具体性が曲者。 なかなか治らない患者ほど、この具体性を患者本人が見失っているのだが、当の本人は絶対そう思ってはいない。 だから見失っているのだが。

診察と診療、本当の治療の難しさ、大切さは此処にあると小生は考える。

解決には時間がかかる。 此処までかかった時間期間と同じだけかかる。 だが見失っている者ほど今すぐ何とかしてくれと言う。 当然分からなくは無いが、そんな魔法や手品など無い。

だが答えは必ずあり、やって来る。 実直に自分と向き合ったその先に必ずある。 その手助けを、今日も全力で行いたい。

2016年2月28日

コンビニフィットネスの危険性。

コンビニフィットネスの危険性。

この4、5年かな、普段ジムでトレーニングしているのに膝腰痛めてやって来る患者が増えてきたのは。

だがそれには一定のパターンがある。 大手のチェーンのスポーツクラブに行っていて痛める患者は殆どいなく、やって来る患者の大多数が某有名筋トレジムと市営公営の体育館に通っている者ばかり。 何故か?!

先日も駅前100円フィットネスなんてところに行ってみた患者とそんな話しになった。 7、8年前に一瞬、コンビニフィットネスなんてものが都内に出店しTVでもとり上げられ話題になった。だが1年も経たないうちに消滅していった。

この単純で大きな問題に、現場で指導する者たち、もしくは医療従事者達が気が付かぬうちは、オリンピック等でどんなに盛り上がろうと、日本にスポーツを基盤とした健康と安全は根付かない。

安物買いの銭失い。 日本人の代名詞なんて、海外で言われぬように気をつけたいものだ。

2016年2月26日

コカ・コーラでがん治療の効果向上!

コカ・コーラでがん治療の効果向上!

先日は胃石にコカ・コーラが有効だったネタを書いたのだが、今回はそのコカ・コーラが肺がん治療薬の効果向上に有用である可能性が研究によって示唆されたという。

どんだけ凄いんだ!?コカ・コーラ...

あまり難しい事書いても小生もほぼコピペになってしまうのだが、非小細胞肺がんの強力な治療薬の効果が胃のpH値によって左右されて、副作用を抑える薬も一緒に摂るのが一般的らしいのだが、すると今度はpHが高くなって(アルカリ寄りに傾く)治療薬の吸収が61%下がってしまう事もあるそうで。

それで治療薬とコカ・コーラを一緒に摂ったところ、治療薬の吸収率に、臨床的にも統計的にも有意な上昇がみられたという。  何故にコカ・コーラだったかと言うと、オレンジジュース、セブンアップ、ドクターペッパーなどの他の飲料に比べて胃の酸性度を一時的に増大させる効果が強かったためだそうだ。

ソリャ当然だが患者もコリャ簡単!だと言ってるらしく、しかも研究者は胃のpHに依存する他のがん治療薬に対しても有効である可能性があると述べていた。 そのうち "メディカル コカ・コーラ" なんて商品も出てくるんじゃね!? あ、先日のメディカルネタと違って、コッチのメディカルは好きな方のメディカルだからねっ!(笑)

2016年2月23日

赤信号を堂々と渡る東京人

赤信号を堂々と渡る東京人

前日、広島から上京して学校に通っているバイトちゃんに、地元と東京で一番違う事は何だ?!と尋ねたら意外な答えが返って来た。

『東京の人は赤信号で横断歩道を渡る人が多い』 と。

確かにそうだ。 車だってそう。 始めてアメリカで車の運転をした時、横断歩道に歩行者がいると、日本よりはるかに多い車が一時停止をする。 もちろん地域差もあるだろうが、とにかくその点、東京は酷い。

昨日もネットで某有名お笑い芸人が、らーめんやで大声で電話する人間を注意し、本来注意すべき店員を注意し、見て見ぬふりをしていた後輩をも注意したという。 煩わしい事に関わりたくない、素通りしたい心理、果たしてそれが正しい人の道なのか?

数日前も友人が満員電車での優先席について話していた。 あくまでも優先なのだから、満員で不自然に開けておくより座った方が混雑緩和になるのではとも言っていた。 確かにそうだ。 だがそこに異を唱える事が出来るのが日本人なのだ。

数人分電車が空いたって何だというのだ!一本電車を見送ったって、次の信号待たって何がどうだ!?  合理的だとか何だとか言う奴に限って、仕事や時間は早目に行動するべきだ!!と偉そうに。 早目に行動すりゃ、電車の一本、赤信号のひとつ問題なんか無い。

そう言えば日本で長く暮らしていた中国の方が、久しぶりに母国中国に帰った時、赤信号で立ち止まっていたのは自分だけであり、むしろ通り過ぎて行く人たちから「コイツ、頭オカシイんじゃ無いか!?」ぐらいの目でみられたという話を聞いた事もあった。

剣道でも柔道でも、美しい勝ち方があれば、美しい負け方もある。 技があり、受け身もある。 震災時のコンビニでも皆正しく並ぶ国民。 辛い事も煩わしい事も、他のどの国の人より我慢できる人。  心にゆとりを、行動に規律を。  貴方が子供に『車が来て無ければ赤信号は渡れ!』と言う人間で無い事を祈る。

2016年2月18日

肥満イコール不健康じゃ無いと研究報告。

肥満イコール不健康じゃ無いと研究報告。

元気に大盛りでごはん食べる姿、イイじゃないですか! 食事の席も酒の席も、「いや僕ダイエットしてるんで」、「お酒はチョット...」   一人称目線でしか物事を考えられぬ人間はそのどこが悪いんだ!だろうが、絶対的にどちらが場が盛り上がるか盛り下がるか、考えなくても常識的な社会人としてのスキルがあれば分かるはず。  寂しいデスな、そんな人間...

会社員を辞めた直後、成人病予防検診の仕事を頼まれて請け負っていた事があったのだが、訪問先の企業で産業医の先生に苦笑いされながら怒られた事があった。 カウンセリングでBMIが高い従業員に対して、太っていてもイイじゃないですかねぇ~!って言ったら。

重要なのは太らない事では無くて病気にならない事。 むしろ痩せてる方が痛い悪い事も多いぐらい。 そんな雑な小生の考えに、運悪く後押しする小ネタデータをちょっと。

米国カリフォルニアの大学が、BMIで肥満であることが必ずしも不健康であるとは言えないと研究報告していた。 肥満諸君、こういう自分に都合良い話しは耳をかっぽじって良く聞いた方がよい!!

2005年から2012年に米国国民健康栄養調査に参加した18歳以上の成人4万420例を対象に、血圧、トリグリセライド、コレステロール、グルコース、インスリン抵抗性、C反応性蛋白の値を用いて代謝的に健康な人と不健康な人の集団内頻度と割合を算出し、BMIにより層別化して調査した結果、過体重者の約半数、肥満者の29%、さらに肥満度II~IIIの肥満者の16%が代謝的に健康であり、逆に正常体重者の30%超で、心血管代謝が不健康であったそうだ。

昨今、一見太っていない中年女性の隠れ成人病が問題になっている。 リンゴ・洋ナシ・バナナ型肥満のバナナ、要はタンパク合成が悪いタイプ。 一回太ったら100kg超級になるのもこのタイプで、太り出したら止まらない。 筋肉の代謝にも問題アリで、痛みや動きの不具合を主観的に言い続けるタイプ。 自分の好きな運動での負荷は満足するが、未経験な負荷やストレスに対して拒絶的に捉える。 男性より圧倒的に女性に多く、我々民間徒手療法の人間にとって一番治しにくいタイプ。 得てしておまじない的な治療が功を奏し、望む。 残念ながら小生は遠隔で気を送るような特技は無いので力になれず。

最近多くの患者に、筋肉と腱と靭帯の伸長と痛みの違いについてよく話す。伸びない順に痛みが強いでしょと。 特に関節痛に対しての積極的アプローチを行って良い患者と、行っちゃいけない患者を簡単に分けるコツは、言われてみるととても分かり易い。 まぁその話しはナイショだから此処では書かないけどね。 会ったら話すけど。

て事で皆さん、健康を害さぬ範囲で食を楽しみましょう!!

2016年2月17日

代わりのいない自分になりなさい

代わりのいない自分になりなさい

以前からスタッフ達にも自分にも言い聞かせている言葉

『代わりのいない自分になりなさい』

どんなに資格を取ろうと知識をつけようと、おんなじ資格経験の者が横に現れたらどうだ?しかも自分以上のスキルがある人間が来たらどうする!? それとも永遠に自分の身の丈を超えた背伸びをし続けると言うのか。 そう言う人年の事を、本当の偽者と言う。

話しは変わるが、ウチでは昔からスタッフの昼ごはんは全部コチラ持ち。いわゆる賄い出します状態。 朝から来るスタッフには朝食も、「夜食いに行くか!」といって首を縦に振る者には夕飯も。 とにかく飯は大勢で食った方が美味しい!ただそれだけ。

美味しく食事ができる、食事に誘ってもらえる、それも重要なスキル。 世の中一緒に食事したくない人間もいる。 衣食住は大切。 有り得ない服装で街を一緒に歩いたり、口が汚かったり、同じ空間時間を共有したく無かったりでは当然論外。 この人と一緒に居たい、会いたい。そんなところが一番重要。 

他の誰でも無いその人と、会いたいと思ってもらえたその先に、この先生に診てもらいたいがある。 歳をとってから他人の真似ばかりをし続けた、空っぽの自分に気付いてからでは遅いのであるのだから。

2016年2月12日

神経障害性疼痛の運動障害とオピオイド

神経障害性疼痛の運動障害とオピオイド

神経障害性疼痛がある患者では麻薬性鎮痛薬を服用しても、運動の改善や障害の軽減は得られないという研究報告が先ごろあった。 だからと言って薬が意味が無いという事では無い。 ちょうど昨晩も、まだ夜間痛が強い患者から薬との併用の相談を受けたところ。多くの場合小生は推奨する。

道具は上手に使うもの。薬も上手に使ってしかり。 薬が良い悪いでは無く、何でもかんでも薬は悪いと言ってみたり、そのくせやたら湿布を出したりする意味無い思考が問題なのだ。 靭帯再建術直後のリハビリなんて、麻酔薬無しでは痛くて死んでしまうぞ。某オリンピック選手も病院を逃げ出したくらいだ。 

研究者の先生も述べていたが、機能を改善、決定する因子は疼痛のほかにも存在すると言っている。 痛みと機能は分けて考えるべきなのだが、そこが昨今我々民間療法家やナンちゃってトレーナー達が大きな勘違いをしている。 機能が改善したら必然と痛みも同時に取れると思い込んでしまっている。

健常競技者のトレーニングエラー防止の負荷増加率10%上限は承知の沙汰だが、痛みをともなう機能改善訓練も、痛みの限界まで歩くのでなく、許容範囲の50%でやめておくことだとも報告では付け加えられていた。

臨床で患者から様々な薬の処方を日々聞く。 モルヒネ、コデイン、タイレノール3等、麻薬性オピオイド鎮痛薬も勉強せねばである。 薬学は日進月歩なのであるから。

2016年2月11日

業種は方向性で、職種は才能で、そして会社は人間性で選ぶもの。

業種は方向性で、職種は才能で、そして会社は人間性で選ぶもの。

パラパラパラと、毎月求人応募も有りで、特にこれからの時期ウチも多少の出入りがある。

若い頃、小生自身も言われた言葉なのだが、年齢を重ねるごとに実感し、そして若い子たちに特に伝える。

『業種は方向性で、職種は才能で、そして会社は人間性で選びなさい』

業種は漁業・林業の様に自分の方向性で、職種は経理や事務で技能・能力なのだが、そもそも能力とはあとから身につけるものでは無く、もともとその脂質は既に持ちあわせていもの。他人から見れば「あの人、向いて無いよね!」と分かるのだが、タチ悪い事に自分では分からない。分かるには数十年かかる。

そして会社。 勤める会社は社風、勤めている人間達の人間性で選ぶもの。悪い会社はずっと悪い。社風は絶対変わらない。 だがこれは自分自身の目が曇っていなければ誰でも見抜ける。

我々の同業で良くいるのが、鍼灸や柔整等の資格をいくつも持っている者。資格をとれば自分がアップデート出来ると思っている者。ひとつ極める事も出来なければ、自分自身に芯も無い。 最新設備ばかりをうたう新参者の病院。此れもダメ。 大学病院の真似をしたいのか?医療分化の意義も意識もまるでナシ。

スポーツ何かもっと変。 スポーツ選手や会員は最新設備に魅かれて入会するくせに、最終的にはパーソナルトレーナだ何だと言って、マットの上や自宅に呼んで腹筋・体幹・コアトレ諸々持って触って声かけやってもらって『やっぱコレが一番効くねぇ~!』って言ってみたり。 ヘビーな筋トレ、どこ行っちゃったの?

知識も資格も、最新設備も筋トレも必要無いとは思わない。 ただ本当に一番大切なものを早く見つられたらイイねと思うだけ。 何度か転職してる元スタッフちゃんや、何年も絶対行っちゃいけない都内の同業のところへ行っていた患者と話して改めて考える。

2016年2月 7日

小学生サッカー少年の大腿部局所の腫れと痛み

小学生サッカー少年の大腿部の腫れと痛み

昨晩も相談があった小学生のサッカー少年。大腿部、しかも局所に腫れと痛みがあり、近医を訪れてはいるのだが、どうもその説明に?マークが付き、相談をうける。

過去にも同じような症状、しかも小学生でサッカー少年と言うところまで同じで。 過去20年で3例小生は診ているのだが、20年ででは無く、今の屋号に変えた以降の直近5年で3例。 どれも何軒、ひとりは10数軒の院を訪れ、炎症だ肉離れだ粉瘤だetc...と様々な病名つけられたという。 ひょっとしたら潜在的にはもっと多い症状なのかもしれない。

正確には軟部(組織)腫瘍というその症状、小生はドクターでは無いので何故正しい診断がされないのか分からないが、どちらにしても専門医を紹介する。 非常に多く分類されるので、それぞれ原因も治療法も異なる。だが良性で、しかも運動由来も視野に入る場合、その取り組みの重要性を親や指導者に理解させねばならない。 だが実際は小生の努力不足のせいも有り、なかなか良い方向へ導く事は難しい。

最近数多くやって来るランナーの患者から同じような質問をよく受ける。着地の仕方、フォアかヒールか。どうやらネットや雑誌で色々取り沙汰されているようなのだが、めんどくさいのでその件は後日書くとするが、論点のズレが根本的理由。要は情報だけで知識の無い者の浅はかな思考で発言なだけ。 非常に悪い例えだが、物を盗むという事を、泥棒の目線で見るか警察官の目線で見るか。盗むためのテクニックを議論する以前の問題であり、善悪問答。 ドラマ「白い巨塔」と同じオチなのである。 めんどくさいネット専門家、ホントにどうにかならないかと悩む今日この頃である。

2016年2月 5日

変形性膝関節症の推奨非薬物療法。

変形性膝関節症の推奨非薬物療法。

米国リウマチ学会が発表してる変形性膝関節症と変形性股関節症の治療に関する推奨事項について。

リウマチ専門医、プライマリケア医などからなる専門家委員会が、手、股、膝の変形性関節症の非薬物療法と薬物療法に関する推奨事項をまとめているのだが、個人的に非薬物療法のところが非常に興味深い。 一部、変形性膝関節症について下記に抜粋してみるが、用手・徒手療法家として色々考える。

まず非薬物療法推奨事項の最初、 「すべての変形性膝関節症患者に対して個々の能力に見合った有酸素運動、持久的運動、水中運動などのエクササイズプログラムを実施することを強く推奨する。効果と安全性の観点から水中エクササイズが陸上エクササイズより優先されるわけではなく、プログラムの内容は患者の好みや身体能力に応じて個別に設定する。また、過体重例には、体重減量を行うことを強く推奨する。」 と言うところ。 この水中エクササイズ、小生は昔から言い続けているのだが、未だ毎年必ず1、2人、水中ウォーキング・エクササイズのせいと思われる停滞、もしくは悪化している患者に出逢う。適宜適切で無い。

次に 「①心理社会的介入を含む自己管理プログラム、②温熱治療器や用手療法と作業療法士が指導するエクササイズ、③医学的な膝蓋のテーピング、④太極拳、⑤歩行補助具なども条件付きで推奨する。また、障害部位が外側部の場合には内側楔状足底板、内側部の場合には距骨下関節固定付き外側楔状足底板の装着、鍼治療、経皮的電気刺激療法も条件付きで推奨する。」 とあったのだが、作業療法士と太極拳、それと関節固定のところ、なるほど流石!と思う。実は小生、作業療法士が大好きである。個人的意見。 太極拳の事務局的な所で働いている患者も数名で、いつも色々聞いていた。 上手に動きを管理すると、もの凄く症状が改善。 鍼治療も含め太極拳、さすが中国恐るべし。

だが最後にネガティブな記載に 「バランスエクササイズ、バランスエクササイズと強化運動療法の併用、固定のない外側楔状足底板、用手療法、膝固定具、膝蓋の側方テーピングについての推奨事項は無い。」 とある。 足の用手療法についてバランスに及ぼす影響は常々色々言われている。 手で触れ、手を使うのが徒手療法で有り、技のデパートが徒手療法家では無い。 その部分は作業療法士の先生方から学ぶところが多い。 

鍼灸師なのに柔整とったり、柔整師なのにカイロ学びに行ったり。とことん意味不明でプライドも芯も無し。 患者をステップアップさせてあげる事より、自分のステップアップの方が優先順位上なんだろうな。 しっかり心のこもった手で患者に触れて欲しいものだ。

2016年2月 3日

3~6歳児の交通事故は"目"のせい。

3~6歳児の交通事故は

先日、見え易さと見易さについて書いたが、今日は更に子供の「目」について書いてみる。

子供の不慮の事故のおよそ半数が「交通事故」、いわゆる飛び出し事故であり、それに繋がる複数の理由のひとつに、子供の「目」が関係しているという。

そもそも見るという行為、それには6つの機能が関係してくる。 見たいものを正しく判断する「視覚情報処理」、見たいものが鮮明に見える「視力・色覚」、見たいものにピントを合わせる「屈折・調節」、見たいものの遠近感を把握する「輻輳両眼視機能」、見たいものに正しく視線を向ける「固視眼球運動」、見たい範囲が確保されている「視野」。これら6つがバランスよく働いてはじめて、正しく、正確に、よく見えるとなる。

しかしこの機能、生まれてすぐ身に付くものでは無く、成長とともに身に付いてくる。 生後間もない時は明暗が分かる程度。生後3カ月で0.01~0.02程度であり、人の顔とそれ以外が区別できる程度と言われている。 6ヶ月で0.04~0.08で両目の協調性が出来上がり、1歳児で奥行き、立体感が認識できるようになり始め、その時点でも視力は僅か0.2~0.25。 そして大人と同等の視力(1.0)を得るのは、3歳~6歳といわれている。

ある研究者が言うには、大人が並行視野150度・垂直視野120度に対して、6歳児は並行視野90度・垂直視野70度しかない。 子供は大人の視界に対して、実に6割程度しか見えていないことになるのだそうだ!  そして更に身長が1m程度となれば、我々大人が思っている以上に子供には厳しい世の中になっている。

その事を踏まえて子供のスポーツ、上手いか下手か、球技が得意かそうじゃ無いかを考えて指導をしなければならないのだが、実際どれだけの指導者がそのように考えているのだろうか? 「球をよく見ろ!」だけじゃ、指導をしているとは言えなのである。 トレーナーと名乗るからには、そのくらいは知っている事を願うばかりである。

2016年1月26日

動体視力、脳内視力。

動体視力、脳内視力。

スポーツの世界でバランス感覚だ、動体視力だという言葉をよく聞く事がある。 だがこのふたつは当然スポーツだけに限らず、高齢者にとっても問題となる。

そもそも目は情報のひとつの入り口であり、後はそれをどう処理するかで決まるもの。例えばメガネひとつをとってみても、眼科は目で見え易さを、眼鏡店は生活で見易さを考える。 走る飛ぶ投げる、打撲転倒、怪我を考えたうえでも、安易に筋力強化だ柔軟性だという指導や治療の時代はとうに過ぎているのである。

ウチのPT君たちともよく話すのだが、視覚・前庭感覚・体性感覚システムの統合は、一つのシステムに変化が起きると、他のシステムへの依存が高くなる事を常に考えねばならぬ。 特に感覚情報の中でも多くを占めている視覚情報の処理能力は、運動系の減衰に直面している高齢者はもちろん、姿勢を崩しながらでもプレーを続けなければならないスポーツ選手にとっては大変重要である。

当院で以前から行っている面白いプログラムの中に、前述の"見易さ"を上げるトレーニングかある。 視野から外れるか外れないかの微妙な視野領域の運動処理能力を上げ、転倒予防はもちろん、各種球技の様に走りながら後ろから飛んでくるボールをより正確に処理できるようにする。 

更に面白いのが、実はこれらの能力、動作処理を上げた事により、プレー中の痛みまでをも軽減する事が出来るのである。 運動も痛みも、感覚・刺激を最終的に脳で処理する以上、統合のバランスを考える事が大切なのだ。

見え易さと見易さ、ちょっと考えてみては如何だろう。

2016年1月23日

徒手療法家が徒手療法を捨てた日。

徒手療法家が徒手療法を捨てた日。

最近ちょっとある医療器が壊れ、メーカーの営業と話しをする機会があった。 若く熱心な営業トークに感心するのだが、しかしシンスプリントや肉離れ、エルボーと、話しに出る適応について、正直うちではその医療器をメインで使う事はまず無い。 むしろ一番徒手がメインになる症状。事それが炎症を伴っていれば更に手になる。

我々の様な仕事を始めて10年15年うちぐらいが、一番機械が大好き期間、医療器万歳、設備自慢。 どんどん徒手療法から離れていくが、当の本人はテクニック自慢、手技には絶対の自信と公言。 今時そんな違和感、素人の方がネットでサイト見て感じ取る。

たとえば以前一回書いた、なかなか治らない咳、慢性咳嗽(がいそう)。 民間療法の現場で仕事をしていると、春先は怪我外傷以上に数多くみかけ相談を受ける。 喘息(真性、アトピー、アレルギー)、副鼻腔気管支症候、胃食道逆流と種類原因は様々。 現在の症状、治療を聞き、吸入ステロイドや気管支拡張薬、抗アレルギー薬(ヒスタミンH1受容体拮抗薬)、PPI薬がどう効くか効いていないのか、姿勢変化による増悪を確認、鑑別し、徒手で治せる所を徒手で治す。

喘息ですら徒手であれば、シンスプリントや肉離れに至っては補助的にですら医療器を使わない事もある。 先週二人来たランナーズニーは、とりあえず徒手一回で階段上り下り、5kmランは問題無しに。 これに関しては徒手、手技ですらなく運動療法であり、むしろテクニックすらいらない。 ちゃんとした診断診察(検査では無い)が出来さえすれば、ウチのトレーナー学生バイト君だって治せる範囲。 小生は後ろからただ温かく見守るだけで良いのカモ。

基本、手技とはテクニックではなく、心や気持ちをつなげる技の事を言うのだと、小生は理解している。 一番大切なものは頭では無く、心なのであるから。

2016年1月19日

ほとんどみんなトレイルランニング女子。

ほとんどみんなトレイルランニング女子。

昔はクロスカントリー走(クロカン)と言ったが、最近ではトレイルランニング(トレラン)と言う言葉を聞く方が多い。 むしろ昔はトレイルランニングなんて聞いた事無かった。

両者に明確な定義は無いが、まぁしいて言えば早いか遅いか、競技性が高いか低いかぐらいだろう。 何故か小学生の頃から親に走らされていた近所の砧緑地は、とても良いクロカンコースだった。 40~30年も前の話しなので今はどうか知らんが。 お陰で子供の頃は無敵だった。 だから逆に学校や友だちとは全力で走らなく、いつもふざけて走ってよく先生に怒られたもんだった。

だから走る事に良い思い出も無く、速くてもむしろ好きでは無かった。ただ他に誇れる事も無かったので大人になっても走っていた。 そして大人になって楽しく走るコツを身につけた。

コースでも距離でもスピードでもタイムでも、もちろん順位でも無い。 日常と、自分との中で走るという事の位置づけの大切さ。 それを理解できず間違えると必ず怪我をする。 趣味で楽しくて始めたランニングで痛めた人間は其処が大きな問題となる。

前置きが長くなったが、今年に入り一般新規でやって来る患者、先週4、5人連続ランニング女子。 全員トレイルランニング。 今日も新規で二人やってくる予定。 しかも全員理解のある、とても明るく元気な人ばかり。 そして色々気が付き始めている。 その部分は女性ランナーの方が質が高い。 男性ランナーの多くは痛みさえ取れれば、また以前のように問題無く走れると思っている。

疲れて揉んでもらって、それでケアしてるとは言わない。しかも駅前チョイ揉み保険診療では論外。 一番大切なケアを、これからも全力で提供していきたい。

2016年1月16日

大切な笑顔は誰の笑顔か。

大切な笑顔は誰の笑顔か。

普段あまりテレビを見ない。つけていてもほぼNHKかニュース番組。 毎晩帰りが遅く、見たい番組がやって無いというか、疲れて帰ってクダラナイお笑い番組を見たくないから必然的にそうなる訳で。

先日久々、NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀をみれた。 年末に放送した芸人の岡村隆史氏の未公開部分を再編集したPart2。 3人のプロフェッショナルの方々との対談。 その3人の方の中でもリンゴ農家の木村さんの話しにはとてもうなずかされた。

細かい正確な言い回しは少々違っているかもしれないが、人生で一番大切なものとは?と言う質問に "笑顔" だと答えていた。  『もちろん自分の笑顔も大切だが、自分の笑顔よりもっと大切なのは皆の笑顔』 だと言っていた。

自分の笑顔、自分の幸せ、自分のやりたい事ばかりを最優先で考えている人間を、小生は昔から大嫌だ。 今やらなければ後悔する!などと言うが、後悔するから人間は進化できる。 後悔するなどと言いながら、自分のやりたい事を優先する事実を肯定しているだけであり、結局そう言う人間は一生ずっとそうやって自分のやりたい事を永遠に続けている。 そう言う人間が年々増えているように感じる。

人生で、人間として一番大切なものを見失ってはならない。 そして見極めなければならない。 知識や技術、腕を磨く前に、まず自分の心を磨くのだ。 人生とは光り輝く心を手に入れる為にあるものだと、木村さんの笑顔を見ていてそう感じた。

2016年1月 7日

それは寄せ集めの人生である。

それは寄せ集めの人生である。

"代わりのいない自分になりなさい"

小生が常々若いスタッフ達に言っている言葉。 ある程度年齢がいってしまったら自分が歩んできた人生で戦うしかない。むしろそうしなければ自分の人生すら否定する事になる。 自分で自分の人生否定したら、他人は貴方の生き方に魅かれる事は無い。

最近 "意識高い系" という呼び方を耳にする事があるが、小生的には "身の丈越えて欲深い系" としか思えない。 小生が大っ嫌いな資格やセミナーに出たくて取りたくって仕方が無い人間。 最近出会った某有名トレーナーは肩書では無く、自分の人生で戦っていた。流石。

真逆で鍼灸師や柔整師、トレーナーの学校に行っるような人間にも会った。しかも数人。何のデパートだ!? 何事も資格取って数年で極められるほど、浅くも甘くも無い。 鍼灸なら鍼灸一本で人生かけて戦っている人間に、一生勝てる訳が無い。 結局どれをとっても中途半端な、寄せ集め人生。

得てしてそのような人間は、他の事柄にも同様な事が言えている。 他趣味ではなく飽きっぽい。 が、本人は自分で納得いくまでやっているという。 要はひとつの事に深く長く愛せない。 人はこの "愛" と言う部分を無意識に感じ取る。そして愛を感じない相手から去るのである。

資格や肩書をとったら、貴方はいったい自分をどう説明するのか? 他人が作ったものでしか自己表現出来ぬ人生に、魅力など感じはしない。  優れた指導者・治療家は皆魅力的である。

2016年1月 6日

学生トレーナーが絶対就職したくないところ。

学生トレーナーが絶対就職したくないところ。

年末年始、普段連絡とらない、滅多に会わない知人友人達と言葉を交わす。 小生自身久々の4連休、色々面白い事、面白い話しを目に耳にした。

昨年は久々一人も来なかったが、毎年必ず数人いる箱根駅伝選手の大学生。 当然この時期そんな事を知ってる知人友人らが箱根駅伝の話しから、スポーツ、最新トレーニング等の話しをよくふられる。 特に娘、息子がその世代だと熱心に。

昨年も数多くのスポーツトレーナーを目指す若者と話しをしたが、小生たちが学生の時より、彼らは遥に頭がよい。 我々が考えるほど馬鹿じゃない。 名だけ有名なトレーナーや施設の事を正確に客観的に見ている。

そうそう、この正月で一番ナンだそりゃ!?と思ったのが、ボディメイクを何十人も!というトレーナー。 減量ですよね?ダイエットだよね??それって痩身エステだからねぇ。

スポーツトレーナー目指しても、実際業務は痩身エステだったり、有名肩書ズラズラでも、結局小金持ち相手にホスト的スポーツ指導なところには、流石に学生も就職しないって。 

となると、学生達はトレーナー派遣業的な所へ目を向けるが、コレがまた超問題アリアリで。 この件の詳しい話しは長くなるのでまた別件にするが、とにかくまだまだ未成熟な分野が故に、どれが本物なのかグッチャグチャである。

"学習は学校で習い、勉強は職場で学ぶ"   誰からもプロと呼ばれる人格を形成できる職場を選んでほしいものである。 学生諸君、更に賢く!

2015年12月29日

真のスポーツマンはいづこへ。

真のスポーツマンはいづこへ。

確かに屋号がら、スポーツに勤しむ患者の比率は多い。 しかし多ければ多いほど悲しくなる事もある。 

前職スポーツメーカー時代、現場でトレーニングを指導していた時にも感じていた事。 それは "スポーツに真剣に向き合っている人が少ない" という事。 特に子供より大人。

毎日やっているから、優勝を目指しているから、競技のレベルや熱中度合いでは無い。 向き合う姿勢の問題だ。

これは競技をする人間だけではなく、指導や管理、ケアする側の人間にも言える。 今自分が思った事、やりたい事順に寝中しているだけ。 基本自分の意にそぐわない事、やりたくない事はやらない。 それを真の体育会系と言えるか!?

苦しいこ事は誰だってやりたくない。その苦しい事を乗り越えて、初めてつかめる事がある。 それこそがスポーツの神髄だと小生は考える。

痛い時は毎日でも診てくれと言い、少しでも良くなると忙しいからという。 チケットの切れ目が縁の切れ目も同じで常套句。 電車で一時間以上もかけて一人でやって来る子供たちの方がよっぽどスポーツマン。 今自分が出来る事に真剣に全力で向き合って取り組んでいる。

サーフィンだろうがスケボだろうが、バレエだろうがダンスだろうが、競技種目は関係無い。 月に一回だって、そんな事は問題では無い。  真のスポーツマンは自分に言い訳をしないのだ。

今年も大みそかまで診療するが、こちらも最後まで全力で一年を締めくくりたい。

2015年12月26日

年末年始営業

年末年始営業

安心して下さい、年内は大晦日もやってますよ!  と、流行りに乗ってみる。

ですが予約はもう既にウルトラスーパーパンパン。 当日1件くらいはキャンセル・変更出るので、アトハそのへん狙って。

変末年始営業について

年内は31日夕方まで。 新年年始は5日から診療。

2015年12月25日

小児ネフローゼと運動療法

小児ネフローゼと運動療法

まだ金曜日だが、今週は新患問い合わせが多かった。特に子供。 

転んでもブツけてもいないのに痛い。 近所の駅前安近短治療院に行っても、説明も曖昧で、治らないと。 正直それらを正確に説明するには時間がかかる。 患者側には知識も概念も無い話しをしなければならないから。

昨日も定期的にケアで来院してくれている既存患者さんと、小児ネフローゼの話しになった。 かなり身の丈を超える専門外の話し。 実はその昔、前職時代にある海外の精密機器メーカーとのやりとりの中でネフローゼの話しが出た事があった。

小児ネフローゼでみられる起立性低血圧。 たまたま起立性血圧変動測定の話しからネフローゼの話しに。先方の外人に「オマエはDr.か?!」ともからかわれたが、ネフローゼに関する運動療法の話しにもなった。

従来では安静が一般論だが、近年の研究では適度な運動範囲では腎機能の悪化や再発は無いと確認されている。 むしろ学童期の運動不参加による別の影響の方が問題視もされている。

もちろん専門主治医との相談は必須だが、食事療法も含め、何かしてあげれる事は無いか?というのが我々民間療法のスタンス。 出来る事だけやって自己満足、資格やテクニック自慢は生粋ヤブ医者だ。

毎日揉んで電気かけて。 そんな業務的治療に疑問を持つ若い治療家たちよ、本当に患者の為になる治療家をめざし、共に進もう!

2015年12月20日

すべてはお客さんの笑顔のその先に。

全てはお客さんの笑顔のその先に。

毎晩買い物は終診後で23時。そんな時間にやっているのはド○キホーテぐらい。 正直微妙な客層で得意では無い。 が、最近若干楽しくなってきた今日この頃。

昨晩も院の洗剤等消耗品を買いに足を運ぶ。 駐車場に入ると真っ先に "焼きガキ" の文字が。 なんと焼き牡蠣の移動販売車。 コリャ斬新!! 

おそらくまだ30代だろう、若いお兄さんが二名寒い中、笑顔で元気に楽しく販売をしていた。 ワインもある生もある。 気が付いたら着座。(爆

自分たちで車を作り、自分たちで始めたという。 美味しい牡蠣を少しでも安く皆に食べてもらいたいという。 心の底から応援してあげたいと思った。(牡蠣屋 カキさん助さん http://ameblo.jp/kakisansukesan

実は数年前も、ある飲食店を始めた20代後半の兄ちゃんがいたが、途中から金儲けに走り、残念ながら応援する事を断念した。

よく大人が子供に「何がしたいのか考えなさい」というが、小生はその意見に反対である。 ウチのスタッフ、バイト達には「誰に何をしてあげたいのか、良く考えなさい」と説く。

すべてはお客さんの笑顔のその先にあるのだから。

2015年12月13日

情報と経験と知識

情報と経験と知識

今日は車の話し。 

昔、薄っぺらい車好きの友人に「ダカラお前はダメなんだ!」と言ってやった事がある。薄っぺらいとは、車高の低い車の事では無く、車好きを語るにはあまりにも浅はかだという意味で。

当時そいつ言うには、自分が乗っている車はドライブシャフトが壊れるのは宿命だ、皆壊れると。 皆って何人だ?全員か?! レースまがいの事をしていたそいつだが、いやぁホントに薄っぺらい。 仮に過酷に使えば壊れるとしても、そいつはいつもそれでお終い。 誰かに壊れると聞いて、壊れたらホラね!だ。

他人から聞く、今どきならネットでは情報を得ただけ。 もし壊れて自分で直したら、それは経験。 以前患者で海外でも活躍した事があるプロのレーサーがいたが、その人が「車を壊さないでゴールまで届けるのが我々の仕事だ」と言っていた。 どうすれば壊れないか、壊れないようにするにはどうしたらよいのか?を考えて、答えを導き出せてはじめてそれらが知識となる。 小生のその友人は殆どが情報どまり。タマに経験をしても、それらをさも知識の様に知ったかぶってドヤ顔。 

たまたま偶然であるのだが、本当に車に詳しい別の友人がそいつと同じ車に何年か乗っていた。当時そいつもソコソコ、サーキットを走っていたが、一度も壊れた事が無いと言っていた。壊れないように走ってメンテナンスしていると言っていた。  しかも散々ウンチクたれてたダメな友人は、結局アッサリ車を手放していた。 工夫も愛情もあったモンじゃ無い。

昨日必死にどうしても治したいとやって来た新患をみながら、そんな昔の事を思い出した。 その患者は後者の詳しい友人タイプ。 小生の仕事はその熱意と情熱に応え、手を貸す事。 諦め投げ出し、他人のせいにする患者ではまったく無かった。

身体は壊れても交換は出来ぬのだから、当然の話し。 良くなるまで治るまで、こちらも絶対諦めたりしないから。

2015年12月10日

痛みの種類の知識

痛みの種類の知識

先月11月、大手製薬会社ファイザー社が 「痛み止めの使用実態と患者意識に関する全国調査」 をインターネットで行った。 それによると約6割の回答者が、自己判断による治療中の痛み止め中止の経験があると答えた。 その理由を薬に頼りたくないとか、症状の改善が無いからと言い、さらに約5割の回答者が効能・効果の説明を受けていないと答え、約8割が副作用の説明を受けていないとも答えていた。

効果に不満・不安があるのなら、患者はもっと真剣に医師に聞くべきであり、また治療にあたる者は適切な情報を提供するべきである。

更に小生が興味があったのが 「痛みの種類の知識」 と言う項目。 回答者の約2割が「よく知っている」と、約5割が「聞いたことがある」と答えている反面、「痛みの種類により治療効果のある薬が異なることの知識」では、約6割以上が知らないと回答するなど知識の偏在も明らかになった。 実は治す側にも同じ事がいえる。

我々の様な理学療法、徒手療法だって医師、薬の処方と同じように、効果・効能、副作用の説明をせねばならない。 理学療法・徒手療法がまったく副作用も無い、良い事100%の夢の治療では無い。運動すれば筋肉痛があるように、効果もあれば、ある程度の苦痛も当然ともなう。 これから起こりうる負の部分を事前に予測し、事前に患者に伝えておかねばならない。

やればやるだけ、通えば通うだけ治る、だから毎日もっと来いだなんて最悪治療家のいう言葉。 先日も高校生の患者がそんな事を、怒りと悲しみが混じった顔で訴えてきた。

痛みが取れたらまた以前のように問題無く動けると思ったら大間違い。動けぬような原因があるから痛みが発生しているのだ。 痛みをとるだけの治療か、動けるようにする治療か? 伴う努力・苦痛の、程度も種類もまるで違う。 我々はその事をもっと考え、患者に伝えなければならないのだろう。

2015年12月 9日

すべての患者のパーソナルトレーナー

すべての患者のパーソナルトレーナー

最近真面目にトレーニングする患者が増えた。 皆忙しいながらも時間を作ってやってくる。 今朝も8時からパーソナル指導。

ウチでは必ず、症状が改善されてきたら、そのレベルに合わせて極力治療のサイクルを長く取らせるようにする。 時間もお金も最小限にする為に。 最近だいぶ良くなって来ましたから、治療週一じゃ無くて、10日に一回、半月に一回にしましょうと。 

だからと言って次来るのが半月後だから、それまで何もしないで良いという訳ではないよ! たとえば普段の治療の中でやってる運動リハの2番目と3番目の奴だけ自宅でやってとか、2回のラボにトレーニングしに来てとか。 それが一番安上がりで最善でしょ!!と。  ん~、だからウチはいつまでたっても貧乏なのだが...

治療中のリハ種目もラボのメニューも、全員全部小生が個別に組み、指導する。 そこいらのナンちゃってスポーツ専門院のように、全員におんなじストレッチ指導するような事は100%無い。

仲の良い患者にはよく冗談で言う。 半月に一回来たってひと月七千円チョイ。 時には患者の靴直したり自転車理リセッティングしたり、この前なんか凹んだ車のドア直したり。 プロテインの試飲をさせたり、小生自ら自作の低糖質パンご馳走したり。 当然トレーニングメニュー作って指導して。オマケに毎月2時間のマッサージ付きダヨ!! 月七千円のパーソナルトレーナだと思えば安いモンだよ!!と。(笑)

楽しく細く長く、健康と安全の手伝えができればと今日も思う。

2015年12月 8日

腸脛靱帯症候群の原因のリスク

腸脛靱帯症候群の原因のリスク

昨今のランニングブームも相まって、発生頻度が増加してきている腸脛靱帯症候群。ランニング障害で2番目に多く、ランナーにとっては他人事ではない障害。 

しかも残念な事に、障害なので外傷専門のところでは非常に質の低い治療しか受ける事が出来ないのが現状。 電気とマッサージとテーピング。あとストレッチ程度。 

先月末、海外の医療専門誌で、腸脛靱帯症候群のシステマティックレビューを行った報告が掲載されていた。

それによると、今回の研究でランナーの腸脛靱帯症候群に関連する体幹、骨盤および下肢にバイオメカニクス的なリスク因子があることを明らかにした。

一部、女性ランナーについてのリスク因子が載っていたので下記に抜粋してみるが、腸脛靱帯症候群を発症し始めている女性ランナーは、立脚期の股関節最大内転角度の増加および膝関節最大内旋角度の増加を呈しており、症候群を有する女性ランナーは、立脚期の膝関節内旋角度と体幹同側回旋角度の増加を呈していたという。 どうやらこれにはシューズが関係しているようなのだが、これについては来院時に直接で。

最近多くのシューズメーカーが商売メインで、アレコレ言って目新しい珍しい、最新だ流行だと言って売っているが、取り返しのつかない股関節等の障害になる前に、ランナー本人が自ら気が付くしか回避の方法は無い。

様々なスポーツで走りこみも始まるこれからの季節、特に普段長距離走らない者は気をつけてほしい。

2015年12月 6日

ランニングと痛みと基底面

ランニングと痛みと基底面

昨日の駅伝、マラソン、ランニングのちょっと続き。

打撲・捻挫、怪我・外傷じゃ無い、障害。 外傷と障害じゃ、当然治し方も変わってくる。 しかし実際多くの治療では、そんな事は大きく無視。 例えば膝の靭帯が原因とされた場合、それが転んで痛めても、転んで無くて痛めても、やる治療は皆同じ。 素人の患者の方が不満に思う。

治療に限らず、世の中多くの矛盾はそこにある。 しかし経験の少ない学生若者、まだ情報に対して受け身しか取れていない者にとっては、誰かに何かを教えてもらえれば、してもらえば問題は必ず解決すると信じて疑わない。 世の中、魔法や手品で解決できるほど甘くは無い。

フォームが悪くて痛いとしよう。理想のフォームがあったとしても、それが100%絶対の問題解決ではない。 一流ランナー、全員各々個性のあるフォームであり、皆フォームが違う。 

指導とは理想のフォームを教えるものではなく、個々に合ったフォーム、走りに導くことである。

基底面ひとつとっても、広さや作り方、崩し方は皆違う。 先ずその為には選手・患者本人に、基本的な基底面コントロールを身につけさす。 当然だが、走る歩く以上に球技では非常に大きな武器となる。 

運動療法は筋力でも可動域改善でも無い。 少々時間はかかるが、真の武器を身につけようではないか。

2015年12月 5日

箱根駅伝、成功へのマネジメント。

箱根駅伝、成功へのコンディション。

今朝のコラムにこんな記事があった。

【箱根駅伝 勝ち上がる弱小校のすごい「戦術」 雑草軍団による大物食いには"理由"がある。】(http://toyokeizai.net/articles/-/95178

このような記事、コラムに対してライターに対して「本当はそうじゃない」、「何も知らないくせに」という輩がいるが、たとえそれが当事者の意見であっても絶対正しいとは限らない。むしろ灯台下暗し的な場合だってある。

どの時代も、その時の若い選手に対しての取り組みについては色々言われる。 先月も米国での若い選手の管理についてのレポートを読んだ。 むしろ正解など無い。

今回の駅伝のコラムをフムフムと読ませて頂いた。 当院にも毎年数人、現役の箱根駅伝の大学生がやってくる。 当然全員何らかしらの障害を抱えてやってくる。

しかし残念ながら、小生の努力不足か、一人をぬかして全員小生が提案した治療回数来た事が無い。僅か5、6回で来なくなる。 そしてその一人をぬかして、活躍した事が無い。 毎回 "それは何故か?!" 自問自答する。  実は今回のコラムに、その答えの一部を見つける事が出来た。 どの部分かは諸事情で控えるが、気のせいか?!と思っていた事が、やはりな、ナルホドなになった。

最近5校の大学の選手がやって来たが、指導者の管理の仕方、マネジメントに若い選手が大きく左右されているという事。 残念ながら小生がいくら熱く説得したとしても、流石に選手が指導者に異を唱える事は、色んな意味で現実的では無いのであるから。

良い時も悪い時も全力で取り組み、それは将来必ず自分の財産となる。 大人は結果の為だけに、その財産をとりあげてはいかんのだ。 身体だけではなく、心も常に全力で。 強い心と身体を作ってあげようではないか!それが我々大人の役目なのだから。

2015年11月26日

それは結束では無く、結託。

それは結束では無く、結託。

先日のブログ、「子供のスポーツの最大最悪の問題点。」の続き。

子供の監督やコーチほど、責任とって辞任退陣したりしない、ミスした負けた責任の多くを選手、子供の押しつける。 罰でグランド100周とか。 100周の善し悪しでは無く、責任の所在の問題。

もうひとつ、最大最悪の問題点を述べるとすれば、それは我々トレーナーや治す側の人間が、その監督やコーチと繋がりを誇らしく思っているという事実。 「私は○○監督と昔から親しい」とか、「当院は○○チームと連携しています」とか。

我々が一番親身になってあげねばならない相手、もっとも大切に思ってあげねばならない相手は選手であり、患者。 時として指導者にくってかかるぐらい、熱いモノを持っていなければならない。

小生がセミナーや講習会を出る、催す人間が嫌いなのは、その時点で既に"崇拝"・"結託"だからだ。 患者の為と言いながら、実際は"自分が"であり、本当にそれが今目の前の選手や患者に最も必要な事かどうかを見失っている。

連携でも無く結束でも無く、ただ単に結託であり、示し合わせてぐるになっているだけ。 得をする為の利害関係。 学生時代にスポーツをやっていただけでスポーツ関係、それで見える事は極々一部。 より広く、多角的にスポーツを見る事を選択した自分の20代、そんな結託を嫌というほど見てきた。 しかも皆、全員が口をそろえて正当化し、自分が一番で正しいを言う。

最後のもう一度、一番大切にしなければならない相手は監督でもチームでも無い。 選手であり、患者なのである。

2015年11月24日

子供のスポーツの最大最悪の問題点。

子供のスポーツの最大最悪の問題点。

最近また子供の患者が多い。 当然屋号がらスポーツをしている子供が多いが、原因分からず不安で不満でやってくる、普通の子供も何人も。

成長期痛だなんて、テキトウな病名原因つけられて、結局やる事は温めて電気かけて揉んでストレッチ。 コリャ賢い患者側は納得しない。 で痛みの話し。

そもそも痛みは痛みを感じる受容体が、機械的・熱・化学物質で刺激によって興奮し反応し、それを痛みというシグナルで脳へ伝える。 神経成長因子も興奮を引き起こす一要因。 ようは興奮させる何かが存在しているという事。 転んでもぶつけてもいなければ、尚更。 広義な意味でストレス。

先日、ウチの賢いトレーナーの大学生君と話しをしていたのだが、子供で障害を抱えている子ほど真面目。 真面目故にすべてを抱え込んでしまう。 発散が不得意。 その溜まってしまう、淀んでしまうものを上手く処世させるのが指導者の最大の役割。 そしてそれが上手くいかなかった場合、その責任をとるのが指導者、上に立つ者の責務。 監督なら辞任で、社長なら退陣。

しかし子供のクラブチームの場合、その責任をとって監督が変わるは、まず絶対と言って良いほど無い。 多くの場合、その負けた責任を子供たちが背負わされる。 これは大きな間違いであり、最大の罪。

会社でも質の低い仕事は認められない。 質とは何か? 親が今一度考えてあげて欲しい。 今一番大切なものを。

2015年11月22日

もっとも子供を連れて行ってはいけない病院

もっとも子供を連れて行ってはいけない病院

この週末も子供の新患は毎日やってくる。問い合わせも含めるとその数は倍に膨れ上がるが、倍という事は半分であり、半数のケースは診察に至らない。   何故か?

それは患者側は治す事を第一に考えず、治す側は治せぬ自覚無く受け止める。

先日もニュースで世間を騒がせたが、我々接骨院での保険診療の不正請求。 小生の知人同業でも、保険請求の不正ゼロな院など皆無と言っても過言ではない。 では何故殆ど全ての接骨院が不正をするのであろうか?

そもそも接骨院で診て良い保険適応は外傷のみ。 骨折脱臼、打撲捻挫。 特定の外力によって組織が損傷したケース。 ぶつかったとか落っこちたとか。 実は転んで捻った、捻挫とか肉離れはビミョウ。 毎回足をつくたびに組織が損傷するようなら話は別だが、そんな事は無い。 

特定の外力の概念を理解出来ぬから、安易に受け止める。 ましてや転んでも捻ってもいなければ、それは外傷では無く、障害。 障害は保険適応外であり、そもそも学校でも教えてはいなく、専門に習ってもいない。 

転ぶには転ぶ理由がある。先日も書いたが、高齢者の転倒の多くに炎症性疾患が潜んでいる。 結果ボーっとし不注意が生まれる。 転ぶ理由、肉離れの理由は他に在り、それを解決せねば本当に治癒には至らない。

街中にそんな数多く転んだお年寄りがいる訳が無い。 にもかかわらず民間保険診療には、日々沢山のお年寄りが訪れる。 超不自然。

未来の保険制度の為、此れから将来のある子どもたちの為に、我々大人はズルせず不正せず、正しい道を進み正しい世の中を作らなければならない。 安全と健康はすべてにおいて優先するのだから。

2015年11月 8日

正直ホントに苦手な事、苦手な人。

正直ホントに苦手な事、苦手な人。

出しゃばる出たがる人が大好きな人、そう言う人をみて「ワタシ、出たがる人大好きですー!(^O^) 」 っていうなら、どうぞご勝手に。 正直、引きますワ、小生は。

実は明日、近隣の中学校で "成長期痛とスポーツ障害" について少々話しをせねばで。 院外でこういうもの受けたの10年ぶり。 苦手なんですわね。自分の身の丈を超えてるし。

先日も長年フラダンスを習っている知人女子が、その長年通っているお教室の先生について少々愚痴を。 だが習い始めた当初から、小生はそんな先生辞めろ!と助言していたし。 フラダンスが好きなんでは無く、自分の好きな事をしている事が好きな人なんだって。 ましてや教える事が大好きだなんて、まるで無いからって。

例えば水泳やサッカーだってそう。一人でも多くの人に上手になってもらいたいでは無くて、自分がこの道で食いたいとか、選手みている、早い選手をみているの俺ダ!に興味満々で。 お教室の先生や、小生の様な商売はチェーン店出すのに超興味深々な輩がワンサカ。

治したいなら、治すの大好きな先生へ。 上手くなりたいのなら、教えるの大好きな先生のところへ行けばよい。 何処へ行けばよいか分からないでは無く、自分が人をみる目が無いだけだ。

何につけ、一番重要なのは人間性である。

2015年10月25日

治す勉強本気でしたい者だけ本気で採用!

治す勉強本気でしたい者だけ本気で採用!

今週は本当に新患が多かった。患者以外にも暫く前から求人応募も何通も。 今朝もいつもより一時間早く開けての対応になるが、新たに訪れる人たちと話せば話すほど、昨今のずさんな治療事情に減滅する。

学生時代に初めて治療やケアを学んだ時は、こんなに酷くは無かった。 鍼灸は鍼灸師としてのプライドを、接骨院は柔整師としてのプライドを持っていた。 しかし今はどうだ!? どちらも美容や慰安、治す鍼灸師ではなかったり、急性・外傷ではなく、資格範囲外の習ってもいない揉みを日々患者に行う柔整師であったり。

最近のブログに書いただけでも、手足のしびれは筋腱、凝りはりや歪みが原因は少ない事や、年配者の転倒は感染症を多く起因としている話しとか。 ニューロパチー障害や代謝性疾患、内科的な事もしっかり理解し身につけてこそ正しく診察診断ができ、そこから始めて自分が出来る範囲で患者に治療を行えるのである。

無駄な理学検査の丸暗記を、日々勉強会で行って満足しているような、けっか患者には毎日慰安マッサージが主な業務の様な、そんな院で何年働いても無意味な経歴を積み重ねるだけ。 どんなに経験が長くとも、採用する事は残念ながら困難である。

患者は見抜く。 客寄せビラ配りしている事に目を細める。 患者が本当にしてもらいたい事、自分が本当にしなければならない事、決して見誤らいでもらいたいものだ。

2015年10月22日

老人転倒の本当の理由。

老人転倒の本当の理由。

老人の転倒を患者の家族や医療従事者、介護者は、その裏に疾患が潜んでいる事を関連づけて考えないことが非常に多い。

米マサチューセッツで転倒により救急搬送される老人を調査した結果、不器用ウッカリでは無く、潜在的な感染症をもつ可能性がある事が示唆された。

転倒のため救急治療を受け、後に潜在的な感染症と診断された研究対象患者161人。尿路感染、血流感染、呼吸器感染が最も多かった。感染症は血圧低下を招き、めまい感やふらつき感が生じ、転倒リスクを上昇する。認知症を有する高齢者では、感染症により錯乱が増大する可能性もあるという。

しかし感染症に関連した転倒は通常、高齢者にみられるが、誰にでも生じうると言い、今回の調査でも20%は65歳未満だったそうだ。

転んでやってくる年配患者は日々いるが、捻って痛いところだけ診ているスタッフを叱咤する。でもちょっとは小声で。 転んで捻ったのはみりゃ分かる。 ナゼ転んだのかを真剣に考える。その真剣身が足りないから注意する。 

ちょうど昨日も、暫く前に足を捻って他院でなかなか治らずやって来た年配女性患者がいた。 膝をつけ合わせて良く話してみると、今の状態より転びそうになってしまった事に不安と不満をもっていた。

治療は作業では無い。 診ると言う事に真剣にならねばならない。 治す側も真剣に、患者側も真剣な先生を選ぶべきである。

2015年10月21日

人生の大半を過ごし、人生の大半を学ぶ職場。

人生の大半を過ごし、人生の大半を学ぶ職場。

自分の人生で何を一番大切にしているのだろうか?

月に数名、雇ってほしいと連絡が来る。先週も2名。久々先週は一人会ったが、普段はまず面接までに至らない。 だがよほど酷く無い限り、一度はチャンスを与えるのだが。

縁は運では無い。 縁をつかむのも自分の能力であり、人間性。 良い人たちに恵まれて囲まれてよく言うが、どうしょうもない者でも同じ事を言う。 ようは類友。 同じ志では無く、同じ欲と同一線上なダケ。

対価・報酬があるかないかに関わらず、人間は働かなければならない。専業主婦だって働いている。 事それが対価・報酬がある場合、その働く目的が金銭になってしまう事が多々ある。 非難はしないが、必ず周りも類友。

小生の嫌いな資格でしか自己表現出来ぬ集団も似たり寄ったり。 誰でも無い自分を見つけられる訳が無い。

先日も患者に「どの病院に行ったら分からない」と言われたが、そんな事は無い。 そこに働く人間の人間性を見て選べばよい。むしを会わなくとも、電話応対だけでも人間性は分かる。 

会社・社風は絶対変わらない。昨今世間を賑わせている様々なデータ改ざん、偽装は分かりやすい例。 社風も体質も以前からであり、絶対変わらない。

友だちであれ会社であれ、一番重視せねばならない事。 それは人間性。 相手に対してもだが、自分自身に対しても人間性を常に重視して言動しているだろうか? ただ目の前のやりたい事を、目標とか夢とか希望などと言って欲を正当化してはいないだろうか?

完璧である必要は無い。 人間くさい人間性、見栄をはらず欲張らず、今の自分をしっかり自分自身で見つめ、自分自身の足で一歩一歩前へ進む。 必ず良い答えも良い人にも出逢える事だろう。  勝負は武器は自分自身なのである。

2015年10月 2日

資格・知識で治るなら、医師病院以上は無い!!

資格・知識で治るなら、医師病院以上は無い!!

昨日久々かかって来た、最も不毛で無意味な電話問い合わせ。 どんな治療をするのですか? とか、どんな資格をもった先生がいるのですか?とか。

過去何十回も書いているのだが、資格がお望みなら医師のところへ行けと小生は言う。近医の整形外科医が言っていたのだが、どんな資格を持とうと医師以外は無資格だと俺は思っていると。 全くもってその通り。

資格や知識で治るなら病院で治っている。 病院行っても治らないのなら根本から考え方を改めるべきだが、それが分からないから無意味な問い合わせをしてくる。 そんな内容を過去何度も書いてはいる。 読めばわかるだろ?と言っても、読んでも分からないから電話してる!ときっと言い返すだろうが、そりゃそうだ。 分かって無いのだから読んでも分からない。 そもそも読んでもいないが。

暫く前も高一の患者男子が、突然「僕は将来鍼灸師になりたい」と言ってきた。 なぜ突然と思ったら、どうやら専門学校や大学が高校に説明会にやって来て、のようだ。 百歩譲って高三なら分かるが、ナゼ高一?! 新手の洗脳か??

今まで何年も、何件もの鍼灸院や接骨院に行って治らなかったからやって来たのだろ?そして今やっと治った。 鍼灸師や柔整師になるのでは無く、治す先生になりなさいと助言した。 一瞬驚いた顔をした彼だったが、その後満面の笑みでハイ!っと言った。

良い先生を見つける、見抜く方法はいくらでもある。 交通事故専門と書いたある所ほどインチキとか、資格肩書自慢ほど薄っぺらい人間とか。 むしろ素人の方がよく分かる。専門知識が無いのなら尚の事、人を見抜く力を全力で使うべき。 素人の浅はかな知識が何になるって言うんだ。

すべては人間性である。

2015年10月 1日

野球肘とスポーツドクター

野球肘とスポーツドクター

昨日は中高生の野球少年オンパレード。 3、4年前までは猫も杓子もサッカー、サッカーだったが、最近また野球少年が増えて来た。  それをただ単純に喜んでいたのだが、実はそんな単純に捉えていてはならぬ状況が潜んでいるらしい。

例えば野球肘。 小6から発症し、どうしょうも無くなって中2ぐらいでやってくる。その時多くは既に肘の伸展も屈曲もダメ。 しかもスポーツ整形や近所の接骨院に行っているにもかかわらず。 いや、むしろ行っていたから悪くなったと言っても良いだろう。

投げ方や打ち方を指導する院も多いようだが、そもそも其処からして問題がある。 投げ方打ち方、フォームの指導はコーチ、指導者が行うもの。 そのコーチが指導したフォームが、何らかの身体的問題点によって出来ない場合、その身体的問題点を解決するのがトレーナーの役割。 投げ方打ち方を指導するのかコーチの領分を侵す。両方などとは中途半端な証拠であり、プロでは無い。

もっと正確に言えば、コーチが指導したフォームが、何らかの身体的問題点によって出来ない場合、その問題点を動作で解決するのがトレーナーで在り、構造的に解決するのが治療家である。 しかも野球肘は障害であり怪我では無く、折れた切れたがそもそもの原因ではないのだから、厳しい事を言えば折れた切れたを専門とする者、医師などは野球肘解決には最も端っこに居る存在ともいえる。

昨年も一昨年も、結局整形の言うとおり肘の手術に踏み切った少年がいたのだが、術後肘の可動制限は何ら変わらず良くならずと言う結末に。 何年もその整形には通っていたらしく、これは手術をすれば一発で治る!と言われ続け。 某大学病院の肘専門整形外科医をよく知っているが、手術とは何たるものかからして間違えている。

トレーナーや民間療法家だって同じだ。 鍼打ちゃ一発だとか、ボキッとバキッとやればとか、トレーナーがFMSで動作改善すれば筋力つければ可動域改善すればなどと。 安易安直、粗悪以外の何物でも無い。

30年も治療やケアに携わっていれば、数百という野球肘少年に出逢う。 これだけ医学やスポーツケアが進化したと言うのに、むしろ30年前より現在の方が悪く感じる。 昨日もその原因を患者の親子に説明したが、残念と怒りを通り越して笑うしかないオチになる。 粗雑粗悪なスポーツ関係者、机上の理論の資格マニアが招いた結果。 コアトレ、体幹トレの考え方が根本からして間違えている場合が多い。

未だに剥離が関節ネズミが原因などと言ってる病院、電気や超音波で治ると思っている院へ行っているようだったら、今すぐ信頼できる新たな先生を見つけて欲しいものである。

2015年9月29日

今迄があるから此れから。

今迄があるから此れから。

夢や希望、チャレンジとはよく言うが、それだけで美しい行動のように思うのは如何なものか。

昔ある女性が「世の中全員が夢を追っていたら、世の中どうにかなっちゃうじゃない!?」と言っていた。 冷静に客観的に考えたら確かにそうだ。

人間、自分の歩んできた人生を正しく振り返るのには勇気がいる。 多くのものが過去を肯定する。 小生自身、仕事にスポーツに勉強に、すべてを全力で取り組んでいたと思っていた20代。 確かにその時があるから今の自分があるのだが、もしその時何かひとつに全力で取り組んでいたら、今がもっと変わっていたのではと考える。 じゃ仕事・スポーツ・勉強の三つを考えたら、一番違うのは自分の人生で言えばスポーツ。次に勉強。 やはり振り返ってもっと全力で取り組まなければならなかったと改めて思うのが仕事。 以前何度か書いたが、正確にいえば仕事と勉強はイコールなのだが。

何かに挑戦、チャレンジする時、なんにもベースも無いのにいきなりは無謀。それは挑戦とは言わず、欲。 違う人生、違う道を歩む事の重さを理解出来ているのかいささか疑問。

道を間違えれば、ふり返ると通って来た道は消え、そして帰るところを失う。

昨今東京オリンピックネタも有りで、各方面でスポーツ選手をクローズアップしている事が多いのだが、くれぐれも企業やマスコミの利害に惑わされ、影響されないで欲しい。

古代ローマ時代の風刺詩人、ユウェナリスの「健全な精神は健全な肉体に宿る」の正しい意味を是非調べて欲しい。 スポーツの本当の意味は其処にあるのだから。

2015年9月26日

治療している自分、指導している自分に酔ってはダメなのだ。

治療している自分、指導している自分に酔ってる。

「自分も以前、何処へ行っても治らなかったのが鍼で治ったから鍼灸師」、 「病院はいつも湿布で電気だから手で治す先生に!」  昔はそんな熱い奴ら、先生に溢れていた。 自分と同じ苦労を辛さをさせぬ為に! スポーツの指導者もそんな奴らばかりだった。

もうかれこれ10数年、そんな熱い輩に逢って無い。 一人でも一回でも多く来させる事全力な、駅前肩揉み治療院ばかり。 まぁそんなところでも、ウチは他と違う!とか、他より全然真っ当にやっている!とか言っている。 皆そう言う。

なかには何の為にその資格取ったんだ?という者もいる。 本来とは全然違う内容であったり。 軸がブレブレ、傍から見たら一目瞭然なのだが、本人はまるでそう思っていない。

知識や資格で治るのなら、医者病院で全員治っている。 むしろ医師以上の資格はないのだから、資格を追求する事自体ナンセンス。 誰を治してあげたいのか考えれば、おのずと答えは見えてくる。

学生時代、資格が大好きな同級生がいたが、まるでそいつの事が理解出来なかった。小生の目には薄っぺらくしか映らなかった。残念ながらそれは今でも変わらない。

学びに行った事はあるが、資格を取りに行った事は人生で一度も無い。 資格に興味がまるで無い。 当然いくつか持ってはいるが、ろくに履歴書に書いた事もそれで客寄せも自己表現もした事無い。 どこの誰だか知らない人間が作った基準でしか、自己表現や自分の人生を歩めぬ事を不毛に感じる。

だが自分が今まで見に付けた事、全てのカイロプラクティックの知識や矯正テクニック、AKAやPNF、スタビ、ファンクショナル、HRやモーション解析、メーカーにいた時のシューズやウェア、サプリやトレーニング機器... 書いたらキリが無いが、そんなんで良ければいくらでもタダで教える。  しかしこの数年、それらに本気で興味を持つ人間にまるで逢って無い。 むしろ患者の方が俄然興味深々だ。 そもそも患者はお金を払っているので、此方としては提供するのは当たり前だが。

ベーシックな骨格矯正でも、ある程度つかいるようになるには最低5年はかかる。 それに診察・診断力を加えれば10年強。 それでも確実に実力はつく。 あとはヤル気、患者への熱い想い。 果たして次はいつそんな人間に出逢える事だろう...

2015年9月17日

今でも心に響く自動車メーカーのキャッチコピー。

今でも心に響く自動車メーカーのキャッチコピー。

昨日、数年ぶりの男子患者がやって来た。 現在は一流の商社で働き、世界中をバリバリ飛び回っているその彼、小生自身が成り得なかった、ある意味憧れの存在。 

学生の頃からウチへ来てくれていて、よく知っているその彼。 聞いたら既に三十であり、最近入籍もしたと言う。心の底からオメデトウ。 学生から見ていてわかるのだが、芯の強さ、パワーが違いが小生ではまるで敵わない。 そんな彼だから一流の商社マンになれる。 考えてみれば前職で憧れた先輩たちは、みんなそんな感じで四の五の言わずバリバリ働いていたっけ。

今どきの若者にしては珍しく、車もバイクも大好きなその彼。 小生の様なオッサンの車好き話しも、いつも笑顔で付き合ってくれる。今日はコッチがお金払わなきゃと思う時もしばしば。(笑)

実は数年前その彼と、ある軽自動車で盛り上がった事がある。もう生産中止(現在はOEMをうけ、名前だけ引き継がれてはいるが)になってしまった、スバルのサンバーという車。 エンジンは4気筒で、しかもリアエンジン。 足まわりも4輪独立懸架というこだわりぶりで、今でもマニアにはたまらない一台。  現在少し遠くから通院して下さっている、某大手タイヤメーカーの開発の男性も、何故か前期型のサンバーにいつも乗っている。 しかも以前の車もサンバーで乗り継ぎ。

そんな車を作っていたスバルの当時の90年代のキャッチコピーが、

"確かな技術を人のために。"  である。

知識や技術は自分の為にではなく、人の為にあるもの。 まだ若かった当時の小生の心にとても響いた。 

商売、自己満足の為の学習ではないか? 本当に心底ひとの為、患者の為ではない医療人が多い昨今を、非常に嘆かわしく思う。  自分の身の丈で、強い気持ちで挑んでもらいたい。

2015年9月10日

治療の学校と生徒の温度差

治療の学校と生徒の温度差

志の無い生徒が増え始めてる現実をどう考えるか?! 実は内容は昨日からちょっと続く。

先日、ある柔道整復師の学校の先生から聞いた話し。 最近学校に入学してくる生徒は、高校新卒生より社会人経験者の方が多いと言う。 そう聞いて「ん?脱サラ?!」と思ったのだが実は違う。 数年間フリーターで好きな事やり続け、俺もそろそろ... なんて考え、学校入って資格でもとって、そうすれば皆と同じように普通に立派に社会人の出来上がり!って考えているようだ。  いったい何処まで他力本願?!と思うが。

更に続けて面白いのが、その彼らは卒業と同時に院を出させてもらえるところへ就職するらしい。 だから学生の時期からチェーン店展開している、御商売接骨院でアルバイトをするという。 

それを聞いた時、いったい腰が引けてるのか?意識が高いのか意味不明であったが、実際理由はもっと単純。 たとえばどこかで接骨院の求人募集を見たとしよう。 アルバイト時給900円から、 正社員月給19万8千円から。 そして管理柔整師、いわゆる院長候補32万円から...  なんて広告見たら、その32万貰える人になりたい!と言うだけの話しなのである。 決して自分の治療に対する考えを、一人でも多くの人に届ける為に!!では無いのである。

そして300万払って学校入って、3年間勉強して卒業して資格をとれば、3年後に小生たちと同じように治療の出来る自分がいると思っているのだ。 世の中どんな仕事で有ろうと、そんな甘い事など皆無だ! だがそんな事にも気が付かない。 そう、社会人のスキルが低い、いや根本的に欠落しているから理解する事すら出来ぬのだ。

生徒が馬鹿なのは仕方が無いとしても、院を経営、仕切る長自信も社会人としてのスキルが低いから更に悪循環。 しかし学校としても立場があるようで、そこへは行くな!ここに就職しろ!!とは言えんようだ。

最近改めて思うのだが、働くと言う事へ必要な意欲や、それで得られる喜びに業種や職種はまるで関係無いと。 周りの人たちの笑顔が見れることに全力を注げれば関係無い。 自分たち中心では無い、そんな他人への思いやりの溢れた職で自分の人生の時間を過ごすべきだと思う。

学生諸君、若者の皆、是非幸せな職の時間を過ごしてくれ。

2015年9月 9日

この時期一年に一度、必ずかかってくる電話。

この時期一年に一度、必ずかかってくる電話。

昨日、一本の電話がかかって来た。 実はかかってくる相手は毎回違うのだが、何故か年に一回だけ、この時期同じ内容の電話がかかってくる。

来春卒業の大学生から、就活の一環で。

昨日は北海道の学生から、昨年は九州、一昨年は大阪の大学生から。 普段はその手の電話に小生が出る事は無いのだが、必ず途中で代わって出る。 

全員体育学部在学で、なかなか自分の意にそぐうところが無いらしく、わざわざ連絡をしてきたそうだ。 そして彼らに毎回同じ事を話す。

『わざわざ電話ありがとう。 HPを見て連絡くれた事は大変嬉しいのだが、残念ながらウチは君たちが思い描くような、綺麗で最新で素敵な所では無い。 ちょっとトレーニング施設があるだけの、何処にでもあるような街の治療院だよ。 だからわざわざウチへ来るためだけに東京に出てくるのはもったいない。 しかし此方に来ることがあったら、その時は是非連絡をしてきて、ついでにおいで。 私も志をもって今の仕事をしているから、色んな話しをしてあげれるから。 その時はご飯でもご馳走してあげるから、また連絡しておいで。』 と。

自分自身、学生時代はトレーナーになりたかった。 しかし4年間で出した答えは、あまりにもスポーツの世界を知らな過ぎるという事。 一番スポーツの世界を客観的に見れる、学べる世界は何処かと考え、スポーツメーカーを選んだ。 そして最もスポーツをする人の役に立てる仕事として今の仕事を選んだ。 遠回りをしたが、出した答えに現在はとても誇りを持っている。

最先端では無いかもしれないが、最大限に門戸を開いて人と接する事が出来る。 病院で治らず困り果てた人たちの手助けができる、とてもやりがいのある仕事である。

一度自分で踏み出した道は、自分で納得できるまでやり遂げる。 中途半端な志では、その後の人生も中途半端。 年齢や経験は関係無い。何事も全力で打ち込めば、結果は必ず付いてくる。

残念ながら今現在、その学生君達から二度目の電話がかかって来た事は無いのだが、きっと全力で頑張っている事だろう。 ウチのバイト君にも体育学部4年生君もいるが、此れからの人生、全力で後悔無いものにしてもらいたい。 自分の為では無く、多くの人達の為に。

2015年9月 6日

今よりさらにより一層動けるようにしますから。

今よりさらにより一層動けるようにしますから。

ウチでは小学生だろうと80歳だろうと、全員に運動療法を取り入れている。 もちろん全員個別にプログラム作って。 輪になって並べて座らせて一斉に!みたいな、体操お教室指導は行わない。 それじゃ治療じゃ無く、習い事。 金取らずに公民館の一室でやってる方がよっぽど真っ当。

膝の痛い80歳と、膝の痛い小学生、同じリハビリをする訳が無いのだが、実際整形や近所の揉み屋でどんな体操するように言われているかを聞いてみると、悲しくなるほど皆一緒。  以前、隣駅のある院で、リウマチの患者と捻挫の患者、同じ体操指導していることがあった。 これは痛みをとる為に指導されているのか?と尋ねたら、両者ともそうだと言っていた。  ん~、素敵過ぎる...

日本整形外科学会 日本腰痛学会監修の、腰痛診療ガイドライン2012にも述べられているが、初診時に必要とさせる診断手順がまるで遂行されていないからこのような事になる。

腫瘍、炎症、骨折などの重篤なもの、神経症状、、非特異性をトリアージしred flags(危険信号)除外し、そして全患者に本当に画像検査が必要か検討し、必要であれば実施し、神経症状があり持続性の場合、MRIでの評価が推奨されるとあるのだが、多くの場合はちょろっと話聞いて、ハイ検査してきて!で。 我々民間療法もすぐ検査・評価な治療家ほどダメ人間。 検査と診察がグッチャグチャ。

フルマラソン走りたい人と5キロ走りたい人を同じ治療しない。 短距離なら更に当然。 歩きたいと言う人ならば、ほぼ別次元な治療を。

スポーツとは余暇活動・競技・体力づくりのために行う身体運動。 目的が違ければ目標も違う。 重要なのは種目や動作では無く、その部分。 当院が屋号にスポーツという言葉を使ったのは、スポーツの本質的なものを誰よりも真剣に提案すると言う表れ。

皆でいつまでも健康に動こうではないか!!

2015年9月 3日

肘部管症候群と低カルシウム血症

肘部管症候群と低カルシウム血症

2週間前から手が痺れると、患者の紹介でやって来た40代の男性。 整形では肘部管症候群との診断でビタミン剤で様子見。 で、不安も有りで来院。

特に小生は肘部管症候群というのがどうも嫌いだ。 そもそも何だよ、その症候群って。 検査でろくに陽性出ずとも名前つけてオシマイ。

患者は今の症状に不安で、今の治療に不満でやってくる。  経過、症状、部位とすすめてくると、両脚にも少しあると。 で、痺れの分類。

A:半身の痺れ、 B:一側上肢あるいは一側下肢の障害、C:体幹部にレベルのある障害、D:片側の口周囲・手掌に感覚障害、E:四肢末梢に強い分布の手袋・靴下型と。 そう、最後のEがニューロパチーで意外にも多くの診察が雑。 どうやら今回の診察でもビタミン剤出されて様子見で、ダメなら他科(神経内科)行ってと言われて。 だから不安で不満。 

よくよく膝つけ合わせて話しを聞くと、ちゃんと食事を摂っていないと。いつも酒呑んでつまみでおしまいだと。 ヨカッタよ、胃腸障害の質問して。 おそらく低カルシウム血症もだね。 雑に適当にシビレるからビタミン剤出しても、そりゃ栄養改善すればいずれ少しは治まってで。

知識って何だ? 能力ってナンだ?! 使えない知識は無意味以上に、凶器にもなる。 他人に言われた事、教わった事も出来なければ、自分で無から切り開く事も出来ない。 だが、誰かに頼って自分が変われる能力・可能性があると信じて。 だから小生は講習会にしょっちゅう出る奴、身の丈越えて開く奴が大っ嫌いだ。

誰にも変われない自分を自分で見つけられなきゃ、他人の人生などそ背負える訳が無い。 さ~て、次は酒をヤメないで改善させる話ダナ。

2015年8月26日

学習と勉強

学習と勉強

昨晩は元スタッフが十数名集まって送別会を行った。幹事も元スタッフの男子がキッチリ仕切ってくれ、本当に良い送別会だった。

最後に全員にジジイの説教で、"勉強する"と言う事についての話しをした。コレは小生自身が会社員時代に学んだ事。

全員にスマホを取りださせ、ブラウザでグーグルのページを開かせた。 そこで「勉強の意味」と打ち込み、検索をさせた。

一番トップにその意味が表示される。そこには 無理にでも(=強)努力して励むこと。』仕事に精を出すこと。』 と出る。 だが現在は学習すると言う意味と混同して使われてしまっている。

仕事でしか学べない事とはなんだろうか。 学習は紙とペンに向き合うが、勉強は違う。
研究者になりたいのならそれも良いだろう。自分の人生の目的は何なのか? 

過去何度も書いている目的と目標の話し。目的は抽象的で単数、それに対し目標は具体的で複数。人を良くしてあげたいのなら、その為に今自分が何を見聞きせねばならぬのか。

例えば杖。 患者に杖を勧める時、何を基準に勧めるだろうか? 

老人には転ばぬように、他の者には歩きやすい杖を。老人用は足の代わりに、山、アウトドア用は手の代わりに。 症状、骨肉関節の動きでは無く、なによりも患者を診て紹介するべきなのだ。

本当に見ねば聞かねばならぬ事は学習で得るのではない。 知識や資格や講習会は人間としてのスキルアップにはつながらない。 例えばあとから自分と同じ資格や経験を持った者がきたら、自分以上の資格や経験を持った者が来たらどうするのか?

会社とは人生を学ぶところ。決して欲を満たすところでは無い。 やりたい事ができるから選ぶべきでは無い。

 

代わりのいない自分になりなさい。 と最後に一言付け加え、説教を終えた。 これからの人生、まだ皆若いのだから、決して不毛な人生にはしてもらいたくはない気持ちが少しでも伝われば良しである。 正しい道を、悔いなく一生懸命に。

2015年8月15日

自分の人生より患者の人生と思っていた自分が間違えか...

自分の人生より患者の人生と思っていた自分が間違えか...

昔、柔整師、鍼灸指圧師、整体師の人格は素敵な人だった。   最近新規の患者と話しをしていると、ふと思う。

お盆で既存患者はどっかへ行ってしまっているようで暇なのだが、昨日も朝から晩まで新患に追われた。 何故か問い合わせも多く、今日も明日も新患が何人も。

医者・病院で治らなくて困っている人を治してあげたいからこの仕事。 普通に全員そうだと思っていた。 最近求人募集をしており、小生の採用ポイントもその一点。 今月も数名面接をしているのだが、しかし残念ながら、第一に困っている人を治してあげたいと言う気持ちは誰からもうかがえなかった。

自分の人生より患者の人生。患者が幸せな人生になれる手助けを日々コツコツと。 日々積み重ねたその先に、自分人にも幸せな人生が訪れる。 治療とは、仕事とは、人生とはそういうものだと思っていた。

もし患者が、消費者がそれを望んでいないのであれば、小生の生き方はきっと間違えているのだろう。 だが一人でも、駅前電気で老人揉み治療院が多い事を危惧しているのであれば、もう少し立ち向かっていこうと思う。 昨日もスポーツに真剣に打ち込む学生君の澄んだ目を見て改めて心に誓う。

2015年8月12日

求人募集も患者獲得も先生の人格。

求人募集も患者獲得も先生の人格。

求人募集、柔道整復師・鍼灸師・スポーツトレーナーと様々行っているが、やはり業種と会社の選び方がグチャグチャの者が多くやって来る。 業種は方向性、会社は人間性で選ぶ。 ダメな社風は絶対一生変わらぬもの。 この部分は行く前、入る前から絶対わかる。

先日、新患女性の患者さんを診療中、その彼女が「ボキッとしますか?」と聞いてきた。 たま~にそのような質問を受ける事があるが、多くはあまりやって欲しくないから聞いて来る。しかしその彼女は逆。 そもそもウチを選んだのはご主人らしいのだが、何だか分からない治療では無く、ボキッ!ぐらいやってくれる先生が良いと言ってそうだ。

超お安いご用。コチとら伊達に30年もバキッとやってはいない。 まぁそもそもボキッバキッ!が良いか悪いかでは無い。ダラダラ揉んだり、お決まり電気だったり、ウンチク動きフォーム姿勢指導は次のまた次。 そんなの100%徒手療法家とは言わんのだ。 ほぼほぼインチキ。

電話で「どんな治療しますか」という質問もタマに受けるが、関節に異常があれば関節胞内運動を促す治療、アルソロ キネマティック アプローチを行ったり、骨盤から腰・背中・首まで背骨全体のサブラクセイション、フルスパインや上部頸椎、アッパーサービカル、それらをストレート、ミキサーと分けてアプローチします。 と言っても意味不明だろう。 聞くだけ野暮って話し。

昨日も同じ話を書いたが、自分の行くところぐらい自分の目で考えろ! 良い先生、良い人間、治す先生を見極めれば良い。 それは患者で行く場合も、勤める場合も同じ。 大人は欲があるから目が濁っている。 小・中学生の方がよっぽど澄んだ目で見極められる。 大人より子供に見切られる方がショック。 だから大人以上に子供の患者に手を抜かない。 本気で良い先生じゃ無いと小児科が務まらないのはきっとそんな理由だろう。

夏休み、さて今日もガッツリ子供患者診るとするか。

2015年8月11日

ウマイかマズイか?!新規オープンの店を見極める方法。

ウマイかマズイか?!新規オープンの店を見極める方法。

昨日休診、お昼に最近近所にオープンしたラーメン屋へ行ってみた。 店舗特定してしまうので、自宅の近所か職場の近所かは書かぬでおいとくが、やはりと言うか予想以上というか、不味いを通り越して酷いものだった。

チェーン店のラーメン屋を一番美味しい!と思う人には役に立たないが、小生個人的な新規オープンのラーメン屋が旨いか不味いかを見極める方法がある。

それは、オープン前から大量にバイト募集をし、はじめから大々的に宣伝をする店。 小生の経験的には100%当たる。 まず不味い。

実はコレ、小生の様な治療院でも全く同じ事が言える。 体育会系ごっこな揉み揉み治療院が一番と言うなら関係無いが、少なくとも治す事が一番!!と考えるなら止めた方がイイ。

『独りでやって、もう駄目だ!という人数まで増えたら、そこで初めて人を雇え。』 と昔から諸先輩方が言っていた。 そうでないと患者が増えるたびに人を増やし、増えた分だけ治療の質が下がるんだと言われた。 しかもスタッフが独立した時、絶対現在の院より少ない人数で音を上げるんだ!と。

「行ってみなけりゃわからない!」なんて事言う人間もいるが、行かないでも分かるように頭を使って日々努力をすれば良いだけの話し。 行かなくても分かる事は山ほどあるのだ。 もっともそもそも安近短で探しているようじゃ、本質には永遠に辿りつく訳無いだが...

2015年8月 9日

心底患者の立場になってこそプロの治療家。

心底患者の立場になってこそプロの治療家。

暫く前の話し。 近所に"カバン・財布、革製品修理します"と、小じんまりした看板がある家がある。 工房らしい部屋が外からも見え、職人らしい雰囲気がうかがえた。気が付いた時にはあったから、15年以上はそこでやっているのだろう。

先日、もうかれこれ20年は愛用している外国製の小さな革の小銭入れの修理をお願いしにそこを訪れた。 10年ほど前にも一度別のところで修理した事があるのだが、今回は近所にお願いをした。

小生より少々目上の男性が、小銭入れを手に取り数秒で開口一番、 「コレは手縫いだから無理だね」 と。  ん?! 言っている事は分かるが、理屈がイマイチ良く分からぬ。 まぁもちろん、ハイそうですかとその場を後にしたが、職人魂を期待した分、残念感満載であった。

職人とは何か?プロとは何か?!

例えばデザイナーという仕事。 デザイナーという仕事は基本、アーティストでは無く職人。だからネームが入らないのが普通であり、名前が前に出なくて当たり前。 かの有名な、世界の自動車デザインの巨匠、ジウジアーロ氏もそのような理由で自分の名前を出さぬ作品を世にいくつも送りだしたという。

昨今治療の世界にも、そんな売名大好き、人前に出たがり人間がウジャウジャ。 研究者にもなりきれず、臨床医にもなりきれない中途半端な医療人が、机上の肩書でもっともらしく声高に。 そして人を見抜く目の無い者たちが寄り集まる。

依頼主の意見より自分の気持ち、自分のやりたい事だけをしているのは職人ではなく"趣味"だ。

「ほら、ホントは此処が原因なんですよ!此処をこうすると治るんですよ!!」     まぁナンテ薄っぺらい...  先日見つけた某売名医療人が、以前トップで勤めていたところの評判は最悪。そこへ通う患者だけでなく、元スタッフからも。 でも施設やキャッチだけはカッコよさ一番! 以前そこへ子供を通院させていた母親が「あそこは基本様子見ですからね」と。    ふ、深い...

お金を払って他人の趣味に付き合ってはイカンですわね。 タマには直球で毒ネタでござんした。

2015年8月 8日

痛いんだケド出来ちゃう自分がいるんデス!と中学生君。

痛んだケド出来ちゃう自分がいるんデス!と中学生君。

痛いんだケド出来ちゃう自分がいるんデス!と中学生君。 

とってもおとなしい男の子。ずっと膝が痛くって、オスグッド専門とかスポーツ得意院とか、遠くまで何件も通っていて。 頭がとっても良くって、小生の話しをシッカリ理解出来て質問もしてきて。

半年一年痛いと大人でも子供でも心は折れる。 痛いのが治る事とバスケをする事、どっちが重要?と尋ねると、バスケがしたい!と強い目で答えられて。 まだ数回しか会って話していないのだが、きっとご両親の育て方も素敵なのだろう。

昨晩その彼が練習試合に出れた!と、とっても嬉しそうに話して来た。 膝にはまだ少し痛みや違和感はあるんだけど、身体以上に動ける自分がいるんですと言ってきた。

もうコレはアスリートの発言ダネ!うんうん、イイよ、良いね。 一番大切なバランスについて、中学生は中学生なりに見に付け考えなければならないんだからね! 「今まで行っていたところはいったい何だったんだろ...」 なんて嬉しい発言、ボソッと言ってくれちゃって。 治療家冥利に尽きるお言葉ですわ。

疲労骨折がずっと治らない友人の心配を、昨日はしてきたり。 みんな子供は心が豊かなんだよな。それがだんだん大人になるにつれて失われて。 スポーツマンである前に、まず一人の人間として。 良くも悪くも導くのは我々大人なのだから。

2015年8月 5日

求人募集と豊かな心。

求人募集と豊かな心。

先週一人、今週一人、求人面接をした。 社員希望、アルバイト希望色々やってくるが、まだまだ先行き不透明な昨今、それは若者ほど将来不安になるだろう。

ただひとつ、確実に言える事は、日々コツコツ小さな努力を積み重ねる事が正しいという事。

もしそれを自分自身に胸を張って言えないのであれば、それを今修正するべき。 今まで軸がブレ、履歴転職歴が多くても、それはもう仕方が無い。 しかしそれらにどんな理由をつけても、自分の心に嘘をつくほど不毛な事は無い。自分で自分の事ぐらい一番理解してあげなくて、誰が理解すると言うのか?!

会って話をすると皆良い子ばかり。 しかし自分をアップデートする為のスキルを身につけていない。 中には其れなりの年齢の者もいるが、年齢が上がれば上がるほど資格をいくつも持ち、肩書盛り沢山。 で結局は自分を見失っており、その事実に自分が一番気が付いていない。

他人が作った資格やモノでしか自分を表現出来ないなんて、悲しい事実で寂しい人生。 結局自分の目で見て考えられていない。

例えばブラック企業に勤めて文句を言う者がいるが、小生的にはあまり同情する気が起きない。 ブラックな社長が自宅まで来て入社を促したのなら社長に一言いいたいが、自分で選んで自分で入ったのなら自分のせい。 社名や給与に魅かれただけで、自分の見る目が無かっただけの問題。 だから結局文句言う者ほど、何処へ行ってもうだつが上がらない。 社風は変わらないのと同じで、そこで働く人間も変わらない。 だから会社はやりたい事で選ぶのでは無く、人間性で選ぶのだ。

胸を張って言おう。 我々の仕事はとても素晴らしい仕事だ! 手だけで人の身体と心を豊かに出来る。 その為には我々自分自身の心が豊かでなければ何も始まらない。

趣味や遊びで本当の豊かな心は培われない。 日々コツコツ小さな努力を積み重ねる事でのみ培われる。 10年20年会社に勤めて課長部長になる。それが常識。 あとはその常識から外れているか否かは自分で考える。

今週もまた良い出会いがある事を願う。

2015年8月 2日

それは単なる怪我なのか遭難なのか!?

それは単なる怪我なのか遭難なのか!?

本格的な夏山シーズン、今行かなきゃいつ行くんだ!ってくらい、当院にも沢山いる山愛好家の患者は皆こぞって山へおもむく。 小生自身も超本格では無いが年に数回山へ行く。 金と時間の問題もあるが、超本格でしない理由もある。

先月、当院のベテラン登山家の男性患者さんが尾瀬に行ったそうなのだが、その二日間の間だけでも救急隊が一回、救助ヘリが一回来たという。 そのどれも重篤では無く、木道から足を滑らせた程度。 いくら滑ったといっても、あの整備された木道を踏み外すレベルの人が... である。

小生がよく読むコラムのひとつに、国際山岳医の女医さんのコラムがある。 その先生が先日"遭難"について書いていた。 「難に遭う」のが遭難なのだが、ちょっとした怪我は遭難では無い。当事者ほどちょっとした怪我や道に迷った程度でも遭難にしたがるという。 そしてさんざん救助隊のお世話になりながらも、言い訳ばかりの事故報告書を書くという。

2014年警察庁発表の調査によると、13年中の山岳遭難者は2713人。 一年を通して、遭難者の年齢は40歳以上の中高年が1996人と全体の約4分の3(73.6%)、うち60歳以上が1258人と全体の約2分の1(46.4%)を占めてる。 さらに遭難者のうち死亡または行方不明となった方320人のうち、実に6割以上となる204人(63.8%)が60歳以上。 実に山岳遭難者の7割が40歳以上の中高年ということだ!

年を重ねるほど遭難の割合が高くなり、遭難後の生存率は低くなっている。 しかしそれが雪の降る時期でみてみると、バックカントリースキーヤーやスノーボーダーが増え、冬の遭難だけをみると、比較的若い30代、40代の遭難者が目立つのも特徴。 まぁ30、40代でも若くはないし無茶するな!である。

まだまだ山シーズン、自分だけは大丈夫と思う事無かれ。

2015年7月30日

善行を積むと社交不安障害が改善する話し。

善行を積むと社交不安障害が改善する話し。

確かになかなか治らない痛みや障害に、心が影響している事はある。しかしその分野は異分野であり、安易安直に手を出すべきではない。

著名な日本の神経内科医の先生が 「解剖学的に説明が付かなくなった時、そこで初めて心的要因を考える。 何でも始めから心のせい、気持ちのせいにするべきではない」 といっていた。 だが我々民間療法でも安易に「心の不安を」などと宣伝客寄せしていたり、メンタルトレーニングと軽々しく口にするスポーツ指導者・トレーナーが多過ぎる。 正直身の丈を超え過ぎている。

先日カナダの大学の先生チームが、専門の研究で他人との交流に脅えたり、不安を感じたりする社交不安障害の患者は、親切行為を行うことによって、他人とリラックスして交流しやすくなることがわかったと報告されていた。

研究では高度の社会不安をもつ学部生115人を3群に分け、第1群には、慈善的寄付などの親切行為をしてもらい、第2群には社会的交流をしてもらったが、善行の指示はしなかった。 第3群には毎日起きたことを記録してもらったが、他人との交流について特に指示をしなかった。  その結果、親切行為をした群で、社会的交流を避けたいという気持ちが最も減少した。特に、介入の初期には大きく改善していたという。

「善行は、拒絶されることへの不安と恐れを緩和し、社交不安障害の患者が他者と交流することを助ける貴重なツールだ。善行を含んだ治療戦略により、患者の生活の質を改善できる」と研究の先生は述べていた。

当たり前の様な他人への親切行為、電車の通勤、車を運転しているとわざと他人を割り込ませなかったり、道で転んだ人を素通りしたり。 そんな大人の子供が真っ当な大人になる訳が無い。

自分の欲や希望を満たす前に、治療だメンタルだという前に、まず自分が善行を積むべきであるのだ。

2015年7月28日

何の為に働くのか。

何の為に働くのか。

ネットの美談的投稿は話し半分なのだが、ちょうど現在求人募集をしている都合、少々なるほどと思った投稿だった。

著作権の都合、転載引用が厳しいので是非リンク先(http://cadot.jp/impression/2882.html)も見てもらいのであるが、とある商社の人事部面接官が、何の為に働くのかと?と質問して来た尖った学生に対して言った、"何の為に働くのか"の答えが真意をついていたので是非読んで欲しい。

小生の仕事は一番端っことは言え、仮にも医療系。 本当に心底他人の為に働いていと言えるのだろうか? 患者の為と言いながら、自分が勉強したくて表に出たくてたまらないのではないのか!?

昔は一人でも多くの患者、医者で治らない患者を治してやるんだ!という熱い先生が多かった。 しかし残念ながら昨今は、手に職だから食いっぱぐれないからと言って医療系を目指す就く者が多過ぎる。 

子供だって学校で学ぶ。まずみんなの為、他人の為にと。 そしてその気持ち、努力がいずれ自分へ帰って来る。 日々コツコツした事の積み重ねが。

ハートのある人間が、誰よりもどんな資格よりも格上なのだから。

2015年7月24日

前向きに考える人間と、後ろ向きに考える人間。

前向きに考える人間と、後ろ向きに考える人間。

初めて治療の勉強してもう30年経った。 暑い中、手技・矯正の練習をしたのをよく覚えている。 昼はスポーツ、夜は治療と二足のわらじで勉強を。そして朝は5時から練習と、今思えば何を考えてそんな事していたのか。 まぁその時はその時なりに全力だったのだろう。 あ、合間は全部バイトしていた。

人間には物事を前向きに考える人間と、後ろ向きに考える人間の2タイプいる。 正確には前向きに考えられる人間と、前向きに考えられない人間なのだが。 それを治療の勉強している時に気付いた。 こうすれば良くなる、ココが悪いから治らないとか。本人たちは前向きなつもりだろうが、何か大きなことから目をそらしている。 そんな事を全員が全員考えている事に疑問を持った。

患者は不安で不満でやって来る。 全員治したい良くなりたいのだが、何故悪くなったのかを振り返って考え、見つめ直せるかどうかで結果は大きく変わる。 こればかりは当の患者本人の問題なのだが、その差は社会人としてのスキルにある。

どんな治療やスポーツの大先生に会っても疑問は解決しなかった。 むしろ深まるばかり。 そして自分で出した答えが自分自身の経験が少ないという事。もっと多くの事を見聞きする為に、人間として社会人としての経験を最も積める進路を選んだ。だから院にもジムにも勤め無かった。

実際会社で仕事で多くの人や様々な国と仕事をすると、自分の見聞、視野の狭さに愕然とした。自分が正しいと思っている事の、その多くが正しくないという事に。

小生の好きな話しに脳科学者の茂木先生の話しがある。 過去このブログにも何度か書いた事があるのだが、 人間の脳・思考が進化、前進する為には後悔と反省が唯一の方法 だという話し。 良い事が前向きで、悪い事が後ろ向きでは無い。 悪い事でも振り返り向き合い、考え、そして後悔し反省する。 それこそが前に進め、真の前向きな思考である。

治療もスポーツも、此処が固いから悪いから原因。、だからこうすれば治るなんて事が未だに街にはびこる。 そもそも何故そこが悪くなったのかを、何回も何層も掘り下げ考えていない。 そんな薄っぺらい事にも気が付かず、薄っぺらい講習出たり、酷いとセミナー開いたり。うわべだけの前向き思考。 30年前と何ら変わっていない。 むしろ昔より増殖している。

原因・理由は単純。 社会人としてのスキルが低いという一言に尽きる。 

ヤンキーの彼女がヤンキーの様に、質が低い人間には質が低い人間が集まる。 そんな事を20代の時に学んだ。目先の好きな事、やりたい事に飛びつかぬ慎重な思考が、他とは違う当院の個性として表れていると考える。

常に後悔と反省、その一言に尽きる。

2015年7月 7日

本当のスポーツ障害の治療をしたい鍼灸師・柔道整復師達へ。

本当のスポーツ障害の治療をしたい鍼灸師・柔道整復師達へ。

鍼灸師・柔道整復師が、何故毎日揉んで電気かける治療に疑問を持たぬのか?!

先月末より久々求人募集をしている。 今回に限らず、毎回応募してきた者たちと話して思う事があるのだが、全員が何らかしら現状に疑問を持ちやって来るという事。 当たり前のような事なのだが、どこまでその疑問に自分自身が向き合っているのかが重要。

ウチで働くようになって一番驚くのが、柔道整復師のスタッフ達。 PTの学生たちも目を丸くするのだが、そこはまだ学生。本当に分かるのは病院に勤めて5年、6年経ってから。

過去何十回もこのブログに書いている事なのだが、 "障害" という言葉の意味を理解せずに治療にあたる人間が多過ぎる。

例えば本来柔道整復師が診て良い症状、保険を適応して良い症状は骨折脱臼、打撲や捻挫の怪我、いわゆる外傷。 そして外傷以外には"ショウガイ"というものがある。 そのショウガイには二種類、"障害"と"傷害"があるのだが、前者の障害は"使い過ぎ症候群"とも言われる。 文字どおり使い過ぎた事によって生じたモノであり、腱鞘炎やテニス肘・ランナーズニー、スポーツ障害は一般的にコレである。

そしてもうひとつの後者の傷害は、外傷と障害のセットの事を言う。 一番の典型例はアキレス腱断裂。 アキレス腱は下腿三頭の延長線上の組織であり、正確に表現すれば筋腱複合体と言い、一本の同じ組織。 どちらか一方だけという訳にはいかない。

筋は弾力・弾性に富むが、腱は弾性に乏しい組織。 例えば通常9:1で筋が伸長収縮して衝撃を吸収しているとしたら、その筋が何らかの原因で固くなり弾性を失ったらその比率は8:2になり7:3になり6:4になり、いずれ切れてしまう。

切れたという事象だけみたら外傷だが、その切れた原因は障害にある。 規則で、法律で診て良い適応して症状は外傷のみと定められているので、やってはいけない事は教えちゃいけないし、教わって無い。 一般人が言葉として国語辞典レベルで障害というモノを知っているという範囲であり、根本的に必要な概念が無い。 子供が多少の善悪の判断ができたとしても、決して裁判官や政治家になれないのと同じ事である。

トレーナーの若者がファンクショナルトレーニング等を勉強して、選手を治せると勘違いをしているのと同じ。 こうすれば治せるなどという、奥義も秘儀も存在などしないのだ。

どんな仕事であれ、物事の本質を見抜く目を持って欲しい。 真実は必ずその先にあるのだから。

2015年7月 5日

その運動指導、生活習慣アドバイスに根拠はあるのか!?

その運動指導、生活習慣アドバイスに根拠はあるのか!?

運動不足で太っていて血圧高くて、だから歩きましょ!有酸素運動しましょ!!なんて、安易安直なアドバイスしてはいないだろうか?

心肺持久力の低下は2型糖尿病患者にとって心血管疾患の独立したリスク因子になるといわれているが、有酸素運動や筋力トレーニングといった運動では、心肺持久力が向上しなくても、2型糖尿病患者にさまざまな便益をもたらすことが新しい研究で示唆された。

研究に参加した2型糖尿病患者196例を調査した結果、運動を行った群では、運動しなかった群に比べて体脂肪率が低く、ウエスト周囲長が小さく、血糖コントロールが良好であることがわかった。

運動した人の約30%は、定期的な運動を行っているにもかかわらず心肺持久力が向上しない"非応答者(non-responder)"だったのだが、今回の研究で運動を行った糖尿病患者の一部は、心肺持久力は向上しなかったものの、他の健康上での便益が得られていたという。

正直何もしないより何かをした方が良いと言ってしまえばそれまでだが、故に机上の理論鵜呑みで運動指導、たとえば胸部胸郭の動作性が悪いからと言って今どきファンクショナルや定番ストレッチ。 動くようになればすべて問題解決的な低次元な発想。 原因は?といったら、この筋肉が硬いからと。 だからね、じゃどうしてそこが固くなったんだって!?

上記の研究の先生は、運動能力の程度にかかわらず、こうした運動によって糖尿病管理の向上は認められたが、今回の結果はこのことは、非応答者の定義の範囲が狭すぎることを示唆しており、運動への応答が何を意味するのか、再考する必要があると述べていた。

たとえば侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛、言葉を知っていても実際の治療に本当にその知識は反映されているのか? 少なくともウチでは侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛は、徒手療法も運動療法もまるで違う。 

知識と思っていても、それは単なる情報。 その情報を使う為には真の知識が必要なのだ。 本当に学ぶべき事を是非学んでほしい。

2015年7月 3日

激しい運動で敗血症。

激しい運動で敗血症。

週6週7テニスな主婦や、毎日10km20kmランニング親父なら自己責任だが、小学生で週6~7野球やサッカーはどうなんだ?!  と、日々ブツブツ... 良いとか悪いとかでは無く、問題が発生した時、それを正しく正確に診断・判断出来るかどうかだ。

オーストラリアの研究チームの論文で、 "適切なトレーニングをせず激しい運動をすると、敗血症が生じる可能性がある" と報告された。 特にこの、適切なトレーニングをせずに というところが肝。

24時間ウルトラマラソンなど激しい耐久イベントに参加したアスリートの血液検体をイベント前後に採取し、対照群と比較した結果、この種の激しい運動により腸内細菌が血流に漏出し、敗血症に至る可能性があることが研究で判明。 これは長時間の運動で腸壁が変化し、内毒素(エンドトキシン)として知られる腸内細菌が血流に漏出する為だという。

細菌が血流に入れば免疫系が反応し、体中で炎症が生じる。 ほぼ全員の被験者に、敗血症入院患者と同じ血液マーカーがみられた。 激しい運動により血液に滲出した細胞内毒素が身体の免疫細胞を活性化させたためらしい。 風邪や下痢がきっかけでも菌は身体の中に入り、敗血症になる可能性がある。 しかも心筋梗塞や脳卒中よりも致死率が高く、日本では患者の3人に1人が死亡している。 甘く見てはいかん。

研究では耐久イベントのため徐々に準備し、着実なトレーニングプログラムを行った健康なアスリートではこの脅威に打ち勝つ免疫機構が発達することも示されたという。 

好きな事だけに取り憑かれたように没頭し、適切な準備や努力を怠る典型的な中高年運動中毒者。 特に子供はその免疫機構が未発達。 だから治りも悪く長期化するケースもある。 何でも骨や肉のせいにして成長期痛ですます治療をダラダラする者が、前年ながら多い。 基本、運動は身体を疲弊させているという事を忘れるべからずだ。

2015年7月 2日

変形性膝関節症に対する膝関節鏡視下手術の有用性。

変形性膝関節症に対する膝関節鏡視下手術の有用性。

先月海外の医療専門誌で、中高年の膝の痛みや変形性膝関節症に対する膝関節鏡視下手術についての、システマティックレビューとメタ解析の結果が報告されていた。

膝関節鏡視下手術は、持続的な膝の痛みを有する中高年に対して実施される頻度が高く、かつ増大しているが、その付加的効果を示す無作為化試験は僅かに1件であり、痛みの改善効果はわずかで、機能性に対する効果は認められないのだが、多くの専門医がその手術介入の効果を確信しているという。

今回の研究は2014年8月までに発表された、膝の痛みや変形性膝関節症を有する中高年患者への膝関節鏡視下手術に関する試験について、システマティックレビューとメタ解析を実施し、有効性と有害性を分析。 有害性(症候性深部静脈血栓症、肺塞栓症、感染症、死亡)についての論文は2000年以降発表分のみとしたそうだ。

研究者によると、「変形性膝関節症への関節鏡診断・治療から得られるベネフィットはわずかで、効果は術後1~2年と限定的である。 一方で、膝関節鏡視下手術と有害性の関連が認められた」という。

10年15年真面目に地域住民と向き合って治療していれば、当たり前のように気が付く事。 最近近所に出来た広告宣伝病院へ行くから悪い。 ネット検索で手術探すなんて超??だ。 

分からないところから頭を使う事を考えるという。 過去、知らない事はいくら考えても分からないなどという学生がいたが、それは思い出しているという行為だ!と言ってやった。 良い病院、良い先生を探す努力、よく考えてみてもらいたいモノだ。

2015年6月30日

業種は方向性で、会社は人間性で選ぶもの

業種は方向性で、会社は人間性で選ぶもの。

細かく毎日求人募集の電話がかかって来る。 一昨日もPTの元バイトちゃんの転職の話しを。 雇う側、雇われる側の違いこそあれ、長く安定した仕事という部分は基本、共通の項目。 それを踏まえたうえで雇う側、雇われる側お互いがお互いの方向を理解しなければ質の高い雇用は生まれない。

学生のバイト達なら仕方が無いが、業種と職業の違いすら分かっていない者も多く面接にやって来る。  今回もそうだが、毎回求人をするとスポーツの延長線で治療や医療を希望してやって来る者が多いのだが、医療とスポーツは別業種。 文系が体育学部に入るようなモン。 まずしっかり学部を決めてから学科を選んでほしい。

進むべき道が決まったら、次に会社。 厚生労働省も調査結果を公開しているが、離職理由のトップは人間関係。 ブラックな企業に文句を言う者も多いが、小生に言わせれば自分の見る目が無かったダケ。 上っ面に社名や給与に魅かれただけ。 目も頭も節穴。

残念ながら社風は絶対変わらない。 どんなに研修や資格取得を推奨実施していても、人として学ぶところは無い。

仕事とは人と人との繋がり。最も重んじなければならないところは其処にある。 是非次も良い職場に就いてもらいたいと願う。

2015年6月28日

骨を治す骨のある人が柔整師・柔道整復師。

骨を治す骨のある人が柔整師・柔道整復師。

年寄りを毎日揉んで、毎日来させる事に疑問を持つ若者たちへ。 この声が伝わっているだろうか?

子供の頃、初めて接骨院の先生に診てもらった時、なんて凄い手を持っているのだろう!と驚いたものだった。 包帯や松葉つえをついた、巻いた人たちを次から次へをドンドン治して行く先生を。

だが今はどうだ? 検査が診察だと、電気が治療だと、気持ち良くなったと言ってもらえ!などと言った所で働いてはいないか!? 揉むのが治療な柔整師になってはいないだろうか??

理想と現実は違うと言い訳する者もいるが、そもそもが現実を見れていない典型例。 よく恥ずかしげも無く口に出せるというモノだ。

柔整師だろうと整体師だろうと、アロマだろうと鍼灸だろうと、昨今自分のプライドが無さ過ぎ、志が低すぎる。 そして自分に言い訳をしながら慰安に染まっていく。 もはや治療家では無く。

誠実に真剣に仕事に取り組めば、良い事悪い事が見えてくるのだと、昔会社の上司に言われた。 そして自分が進むべき道が分かって来るのだと。 それが心が豊かになる唯一の方法だとも。

毎年必ず就活をするウチのバイト達には、「やりたい事で仕事を選ぶなと、仕事は役に立てる事で選びなさい」と教える。 やりたく無くなったら止めるだろうし、他にやりたい事があったら辞めるだろうし。 止める辞めるの連鎖で転職癖が付く。 そんな人間になっては絶対駄目だと。

誠実に真剣に。人生とは日々その積み重ねなのだから。

2015年6月26日

頭痛の患者で緑内障も疑うケース。

頭痛の患者で緑内障も疑うケース。

今日もちょっと前の続きで目の話し。

昨晩も馴染みの仲良しの患者さんが目の奥が不調で頭痛でと言ってやって来た。 幸いにも眼科にも脳神経科にも行ってくれていたので小生の出番ナシ。しかし結局原因は??だと。 残された可能性を説明するには膨大の時間がかかるので、三部構成で話しをさせてくれと患者に懇願。(笑)

話しを頭痛に戻そう。 目の奥がなどというのはよく聞く話し。 思春期男児なら真っ先に群発性頭痛が頭に浮かぶが、年齢が上がれば他の可能性も。 そこで緑内障。緑内障でも頭痛は起きる。しかも急性はヤバい。

急性緑内障発作。そもそも緑内障は眼圧により視神経が障害されて、視野が狭くなる疾患。 原発開放隅角緑内障、原発閉塞隅角緑内障等、分類がしっかり出来ていなければならぬもの。 特に隅角の閉塞による急激な眼圧上昇発作である急性緑内障発作、緊急である。

主な症状としては眼圧上昇による眼痛、頭痛、悪心、嘔吐、角膜浮腫による視力低下、そして毛様充血。 診察では対光反射の減弱を診る。 当然薬。点滴、浸透圧利尿薬など優先。 目に効くツボ押したり鍼打ったり、揉んだり頸椎矯正している場合じゃない!!

頭痛ですね、凝ってますねと、いい加減な知識で、てきとうな治療をやってはいないか。患者の方が自分の事なので真剣。 見透かされぬよう、誠実に本気で治療に取り組まねばならないのである。

2015年6月21日

正社員、アルバイト、就職活動、求人募集。

正社員、アルバイト、就職活動、求人募集。

どこも楽じゃ無いですねぇ~。 いったい景気が良いなんて、誰が本当に実感できるのか?教えてもらいたいもモンですわ。

そんなご時世にあっても、お陰さまで最近ずっと忙しい。 治療はもちろん、今年は今まで以上にスポーツ選手に対してのサポートも力を入れて。 

そこでひとつ、久々求人募集してみます。 正社員・アルバイト、とにかくヤル気のある人、学ぶ気のある人募集します!! 特に柔整師は大歓迎。 もちろん他の資格で歓迎します。

揉んで柔らかく、ストレッチで柔軟性なんていう治療や運動療法に疑問を持っているという諸君、その気持ちはどんなテクニックよりも患者を治す事が出来るパワーです!!

当院が本質・根本的に他とはまるで違うという事に、もし出逢う事があれば伝えられる事でしょう。 

まずはお電話を!! 

2015年6月14日

呑んだ最後にラーメンを食べたくなる理由。

呑んだ最後にラーメンを食べたくなる理由。

さぁ~て、だんだん暑くもなりビールが旨い季節にだんだんと。

そこでひとつ、ナンで呑んだあとに〆でラーメンを食べたくなるのか? そんな疑問を患者から。 さらっと説明できるであろうか?

もちろん酔っぱらって食欲爆発!なんて事もあるのだが、アルコールが肝臓で代謝・分解される時、グリコーゲンが必要・消費してしまい、それで糖分、炭水化物が欲しくなるというのが医学的見解。 以前、成人病予防活動の仕事をしていた時、一緒に行動していた内科医の先生がサラっと言っていて、カッコイイなぁ~と思った事があった。(笑)

それともうひとつ、ビールにはカリウムが含まれており、結果ナトリウム、塩分が欲しくなり塩辛い料理を好んで食べてしまうという、血糖値ガンガン状態になるという悪循環。

お酒も良いが、一週間の生活の中で規則を持って呑むように管理、指導をである。

2015年6月13日

患者の治ったレポート満載院には要注意!

患者の治ったレポート満載院には要注意!

「○○在住××さん△△才、腰痛で来院。5回の治療で長年の痛みを完治!」 、こんな広告見かけているだろう。 直球で言おう。 コレは最も行ってはダメな院の代表例。

小生がまだ学生の頃、30年も前の話しだが、その当時の恩師が上記のように 「いちいち症例を広告にうたうのは、腕の無いジジイババア治療家が情に訴えて客寄せしてんだ!」 と言っていた。 

「来た奴全員治して何ぼなのに、いちいちそんな事書くな!」と。 放送禁止用語満載な表現だが、まったくもってその通り。

今週の新患全員が、今までの治療に不満で、自分の症状に不安でやって来た。 「痛くて辛くてはそうなのだが、死にそうに痛けりゃ大学病院へでも行くのが患者だ。それがわざわざ俺らのところへやって来るのは、不安で不満だからやって来るのだ!!」  そんな一番大切な治療を昔は学べた。

だが最近は学校セミナー講習会が恩師で、本や資料がが師匠。  机上の空論で空っぽな治療家だから、本当に大切な事を学び損ねている。 今週はすべての新患が、腰痛専門だとか膝痛専門だとか言う院へ行ったのだが、期待をもの凄く外されたと言っていた。 

耳触りのよい言葉に騙されぬように。

2015年6月10日

ダイエット専門トレーナって、本物のトレーナー?!

ダイエット専門トレーナって、本物のトレーナー?!

"選手は勝利の幸せを愛する者と分かち合い、指導者は努力の辛さを受け止める者"

この言葉が全て。 コーチやトレーナー、指導者、導く者は裏方。選手を最大限に後押し、前に出す。 自分が前に出てどうする!! 商売で金儲け?単なる売名?? どっちにしろ、全く眼中に無い。

そもそも痩せさせて自慢するトレーナーに、魅力や尊敬を本気でもてるのか? ウチもたまに患者向けのダイエット企画をするが、金取った事無い。 いや、超昔開院当初に10回ニッキュッパで5人だけやった記憶がある。が、すぐ辞めた。 何かが違う事にすぐ気がついた。危うく本物インチキになりかけた。

とにかく知識が薄っぺらい。勉強した事をそのまま他人へのコピー人間。学校の勉強を経験と勘違い。 学校で勉強して、その後経験を積む。その経験がたった4、5年で偉そうに言われちゃたまったモンじゃ無い。 得てしてそんな輩ほど、「僕はそう思わない」と面倒くさいコメをネットに書きこんでみたり。最大限に褒めても、昨日小生が書いたリテラシーねた該当者。

 

そういえば昔、諸先輩たちが 『なんとか式整体、なんとか流なんとか、 なんて所へは行くな! そんなの自分に腕のない自信の無い奴らが、すがって商売している典型だ!!』と言っていた。 でもそんな看板、街で多く見受けられるわな。 本質を理解出来ていない。

 

他人の意見や考えを、言葉や文字だけでしか理解できない人間。その文字や言葉の裏にある意味を考えることができない。 学生時代に和歌や俳句を学ぶのは、そういう事を考える為に学ぶのだろう。 外国から学ぶ最新の知識も素敵だが、自分の気持ちより、まず他人の気持ちを尊重する日本人の思いやり、お互いで理解しあい皆で協力して前に進む。そんな日本人気質が、戦後日本の復興を支えたと読んだ事がある。

 

患者が話す言葉に直接的な意味がある事は非常に少ない。そこから導き出す、それが治療で医療。知ってる事だけを教えている人間には、小生の経験上、その殆どが一生辿り着けず、理解は出来ぬ。 だからそんな同業は相手にしない。 売名トレーナー、商売治療家医療人を、患者一般人は見極め始めているのだから。

2015年6月 9日

マラソン、トレラン、ランナーに多いダメな傾向。

マラソン、トレラン、ランナーに多いダメな傾向。

子供の頃から何故か親に毎朝走らされ、お陰で子供の頃は一位二位以外とった記憶が無いの。 最近では気の向いたときしか走らんのだが、20数年間走って思う事は、、現在のランナーの方が遥にお行儀が悪いという事。 しかも自覚が無い。

いつでも手軽にできるランニング。使う道具もお金も最小限。 故に妙に道具にこだわったり、エントリーフィーが高いと文句を言って、走る為だけに海外行って。 興味の無い者にとっては全く理解出来ぬ価値観。

所詮趣味だし個人の勝手だし、どうのこうの言うつもりは更々無いが、それを素人が声高に尤もらしく言う事に嫌気がさす。 メーカーのSNSにさも評論家気取りでモノ申す。 SNSの存在とかそんな論議以前に、ただ単に気分が悪い。

先日も健康に関する情報の理解力が乏しい者、「健康リテラシー」が低い者が急性心不全で入院した後の死亡リスクが34%高くなっていたという、米国の研究報告の話しを書いた。 その低い者の傾向に、年齢や所得、学歴等があるのだが、面白く特徴的なのは "他の分野で高い教養や学歴がある人" という事だ。 言う事を聞かない、指示に従わない、薬を飲まないらしい。 全員とはいわないが、小生の個人的な主観だが昨今ランナーにその傾向が強い。 好きな事だけ、自分がやりたいと思った事や考えに固執する傾向が見受けられる。

世の中何でも多角的に物ごとを考え、取り組まねばならない。 集中は周りが見えているから出来る事。 それが出来ない子供のような大人が多過ぎる。 遊びは遊び。やっぱ子供である。 治したいなら遊びじゃ無くて、真剣になって欲しい。 と、大人ランナーとそんな話をした先週。

さて、今週はどんなランナーがやって来るのであろうか...

2015年6月 7日

はじめからゴールを間違えて道を進む治療家たち

はじめからゴールを間違えて道を進む治療家たち

昨晩、人生の大先輩が面白い話しをしていた。

先日とあるダイニングバーへ行ったらしいのだが、そこで一杯カクテルでも飲みたいと店員に聞いたところ、「ウチはカクテルはおいていません」と言われたという。 

食事が出来てバーがあってバーテンがいる。 で、カクテル。 カクテルを作らないバーテン? じゃ、ダイニングバーのどの部分がバーなのか?!という話しをしていた。 言い訳、屁理屈を言おうと言えばいくらでも言うのだろうが、至極真っ当。 世の中に本物じゃ無い物が多過ぎるという。

我々の仕事はさらに酷い。 特に保険診療。 やって良い、認められてるのは怪我、外傷のみ。 障害は診てはいかんし対象外。 外傷だけで3年間、学校で勉強で。 それだって、ハイ3年経ちました、明日から完璧デス!なんて事は無い。 更にそこから修業し学び、5年10年はかかるだろう。 障害だって同じ。障害を専門で学んだら3年どころじゃない。外傷以上に更に要因は複雑に絡む。

そもそもやってはいけない、診てはいけない、学校で概念を学んでいないのも関わらず、多くの院が 「各種スポーツ障害ご相談ください!」 と看板にデカでか。 一度聞いてみると良い。 転んで膝が痛い人と、転んでないのに膝が痛い人、具体的に治療が違うのかを。

世の中、本物を探す見つけるのは、時代を追うごとに困難を極めている。 むしろ本物が本物じゃ無くされている。 知識や道具が悪い訳では無い。 知識や道具が自分より前に出てしまっている事が問題なのだ。 自分で自分自身を磨き、正しく進むべき道を見つけてもらいたい。

2015年6月 3日

子供の膝痛、かかと痛、成長期痛。

子供の膝痛、かかと痛、成長期痛。

お陰さまで毎日子供の新患さんがやって来ます。 小児専門じゃないのか!?ってツッコミ入れたくなるぐらい。しかも大人以上に遠方からの比率高し!で。

子供本人にも親にも、原因を同じように説明します。 そもそも"原因"とは何たるかも。

「何とか靭帯が痛んでますね、炎症してますね。」 、コレは原因ではない。場所言ってるだけ。 フォームが悪いですね、投げ方悪いですねは更に論外。じゃ一流の選手はフォーム悪くないから痛めないのか!?って。 歪みなんて、ねぇ~... ほぼほぼ、おまじないとおんなじレベルな治療。

そういえば米国でも、慢性腰痛に対して耳指圧療法の無作為化比較試験やってて、その報告を先日読んだ。 そこそこ有効だったんだって。 でも研究者は補足で 『今回の研究は、疼痛日誌に記録された疼痛スコアに基づいており、疼痛スコアは日々変動することから、他の治療パラメータを用いる研究デザインが必要』と付け加えていた。

あくまでも研究の一環だからね。 でもその一部だけを読んで信じて取り入れるようでは全然ダメダメ。 テレビの健康番組ネタに飛びつくオバちゃんと一緒。 アレ食べた方が良いとか、そんな昨日のネタすぐ患者に話す先生、誰が信じるんだ??

流行りでブームで、酸素カプセルやゲルマニウム温浴やってるところには行かなきゃイイ話し。根拠より商売に飛びつく典型例。 先日も70代のオバちゃん患者が「あぁ、カプセルって書いてあるトコね。治すところじゃないトコね。」と、ちょっと離れた同業をそう言っていた。 素人は怖い...

昨日も肩を痛めてやって来た小学生に、半年後一年後にどうなる可能性があるのか、良い事も悪い事も母親にちゃんと説明。 今回は通うほど悪くないけど、本人がこう訴えたら注意して、肩触ってこうなったら連れてきて!と説明した。 でもあまりコンな所に通わせてもダメだからね!!っと。   あぁ、また余計な事言っちゃったな...

2015年5月27日

日本人は資格に幻想を持ちすぎ!に同意。

日本人は資格に幻想を持ちすぎ!に同意。

昨日、SNSで見つけた「日本人は資格に幻想を持ちすぎ!」http://u-note.me/note/47501993)と言う記事に痛烈に同意。 反発的なコメを残している者ほど、幻想を捨てきれない典型だ。

その中で脳科学者の茂木健一郎氏ものべているが、 "「日本のビジネスマンには、資格を持っている人が偉いという幻想があるよね」ととりあえず資格を取ろうとする姿勢を批判し、「とりえず資格を取れば箔がつく」と思考停止せずに、何が成功への最短ルートなのかを自分で考えるべきということだ" と言う。まさしくその通り。

以前某スポーツ専門学校と付き合っていたのだが、当初そこから会社訪問でやって来る学生たちを受け入れていたが、腑に落ちない事が多く、ある時求人担当の先生に直接ある質問をぶつけた。 「学生たちの主な進路は何か?」と。 すると先生は"進学だ"と答えた。 何故専門を学ぶ学校を出て就職せずに進学なのか? それはおそらく彼らは自分に自信が無いからだと言っていた。

先述のコラム中でも 「勉強なんてしないで、今すぐやればいいじゃん」 とあったが、むしろそれが良い。 過去にも脱サラで整体師希望の人間と何人も会ったが、そのほぼ全員が、自分で金払って治療など一度もうけた事が無い人間。 そもそもそんな人間に治療してもらいたい、痛くて辛くて困っている自分の気持ちを理解してもらえると本当に思うのか!? むしろ学校入る前にバイトでもしろよ!!だ。

前職時代、小生の上司は「資格は業務上必要になった時とるモノだ。資格を取ってから始めるのでは無い。そもそもが間違っている」といっていたが、学生時代からアンチ資格な小生はまさしくその通り!と思った。

資格で道を切り開くのでは無く、自分で道を切り開いたらどうだ!? 

一生どっかの他人が作ったものでしか自己表現で気に人生なんて、一生自分の人生で無いのだから。 資格で儲けてる奴らに騙されるな!!

2015年5月24日

ビタミンDサプリ摂取による血中カルシウム濃度上昇について。

ビタミンDサプリ摂取による血中カルシウム濃度上昇について。

医師や看護師、薬剤師の患者と話しをしていると、レベル高すぎてギャフン!となる。 先日は血中カルシウム濃度について。

ちょうど今月、米国医学専門誌でビタミンDサプリメントの利用増加による、血中カルシウム濃度上昇のリスクを評価した研究が報告されていた。 それによると懸念されているほど、ビタミンD中毒を発症するリスクは極稀であるという。 ウチの患者には一人もいないが、前職仕事上で出逢った栄養士でどうもトンチンカンな者がいた。 メンドクサイのでその場はスルーで仕事の縁もそれで切ったが、本や学校の机上の理論で知識。 少し前に書いたテリパラチド的発想など完全完璧にゼロ。

ビタミンD中毒に話を戻すが、ビタミンDは骨の健康の向上・維持に推奨されるだけでは無く、がん、糖尿病、心疾患の予防にも有用との指摘もある。 サプリメント以外にも、天然のビタミンDの摂取源として油の多い魚、サバやシャケは有名。摂取以外にもしっかり日光あたるなども有る。 米医学研究所が推奨するビタミンD補充の上限は、低値または欠乏症の人で1日4,000IUとされている。

しかし机上の理論人間の反論、否定項目だと、過剰なビタミンD摂取で高カルシウム血症で腎結石をもたらすとか、心臓や脳のへの悪影響を言う。 確かにビタミンDの血中濃度が50ng/mlを超えると問題となると言われているが(正常範囲は20~50ng/ml)、今回の2万件強、10年にわたる試験期間による調査で研究では50ng/mlを超える高いビタミンD値のみられる人でも、高カルシウム血症のリスク上昇は認められなかったと述べている。

最終的な報告で小生的に面白かったデータが、この研究調査のうち8%が50ng/mlを超える値を示し、その多くは65歳以上の女性でだった。 そして100ng/ml超であったのは1%未満だった。 しかも今回の試験期間中に認められたビタミンD中毒の症例はわずか1件のみであり、そのビタミンD値はナント364ng/mlだったそうだ。

このサプリ、このプロテインが良い!とか運動直後摂取がうんちゃらカンチャラとか、メーカーチラシや小冊子、袋にの裏に書いてあるウンチク知識だけの人間が、スポーツの世界には未だ蔓延。 資格取って俺は専門家的なズレズレ人間も。 

知識と資格で治るなら、アナタもお宅の子供も、全員医者病院で治ってるって...

2015年5月21日

スポーツトレーナーの道に進まなかった理由。

スポーツトレーナーの道に進まなかった理由。

数年前にも知り合いに、最近タマに患者にも言われる。 「トレーナー、嫌いですよね?!」と。

当たらずと雖も遠からずで否定しないのがまた面白いともよく言われるが、スポーツトレーナーが嫌いなのでは無く、スポーツトレーナーと名乗っている多くの人間が嫌いなのだ。

前職スポーツメーカー時代、外人日本人数多くの素晴らしいスポーツトレーナーに何人も出逢った。 小生自身、学校2つ計6年余り指導者・トレーナー目指し学んだが、当時出した結果が、あまりにもスポーツの世界を知ら過ぎる事への解決への道。既に治療の資格も持っていたのだが、逆に自分の浅さに気が付く事に。 故に会社員時代に出逢ったトレーナの方々の素晴らしさに驚愕し、将来自分もと思った。

しかし現在会社を辞めてからその考え、気持ちは崩れ去った。 特にこの数年出逢うトレーナーに限らず、スポーツ系をうたう人間の質の低さに怒りと悲しみを感じる。 どの人間も自分の事ばかりを真っ先に考え、しかもその自覚が無い人間がその殆どで。 机上の理論や知識だけは先走り、年々その質は下がっている。  自分がやるべき事はそれ以前だと自覚し、覚悟した。

先週何人もやってきた子供新患の親と話していると更にそう思う。 神奈川横浜で最新最新鋭のスポーツクリニックに通わせていた親に、どんな治療を其処でしていたのかと尋ねたら、『基本あそこは様子見だから』と返してきた。 実は過去何度も同じ意見を聞いた事がある。 深い...

先日も週末に行われた、あるスポーツ大会の撤去風景を見ていて残念に思った事も。知人も見ているので此処では書けんのだが、業務でかかわっていた事があるからこそ、そのスポーツの行く末を案ずる。

ゴールを間違えると辿りつくその先に待つものは栄光では無い。 自分自身のゴールも正しく設定できぬようでは他人への思いやり以前。 自己中以外の何物でも無い。 まだまだ日本ではスポーツは未成熟な業界なのだろう。 日々誠実にである。

2015年5月19日

駄目トレーナーほど、独立したくって、勉強したくって、筋トレしたくって。

駄目トレーナーほど、独立したくって、勉強したくって、筋トレしたくって。

ひと昔前までは、ある一定の地位や立場にいる人の声しか聞く事が出来なかったのだが、昨今はネットの普及などで様々な声や意見を、手軽に身近に入手できる世の中になった。

確かに便利な世の中にはなったのだが、逆を言えば其れなりの地位や立場で無い、経験的にも社会的にも未熟な人間の意見が数多く混じってしまってもいるのも事実。

先日も有るスポーツトレーナーを名乗る者の意見を読んだのだが、不愉快を通り越して人間性の低さに涙が出てきた。

そもそも他人の意見や考えは否定できるが、自分の考えは肯定のみ。 自分と違う意見を聞いて、おや?ちょっとまてよ?!とは全然ならんようだ。

小生の最近の勝手分析によると、経験僅か5年10年程度の人間で、講習会に出るのも開くのも大好き。 そして筋トレも大好き。 今どきお笑い芸人、芸能人かっ!て。

よい治療家を見極めるのと同じで、良いトレーナーを見極めるのは簡単。自分で身銭切って自分で受けに行けばよい。 結局弟子に揉ませて毎日来させる院か、一人でも多くのスポーツ選手にと言いながら、実際は金持ち爺婆相手に接待運動指導。 1、2時間指導で1~2万円とる為プログラム。 千円二千円で1、2時間してみろって。

子供がウルトラマンに憧れるように職業を選んではいかん。 都心のどっかにある、子供に職業体験をさせるような施設でやるのと同じレベルで働かれちゃ、藁をも縋る思いでやってきた者にとっちゃ、たまったモンじゃ無い。

尊敬が無いから、様々な所へ首を突っ込む。 憧れはあっても尊敬が無い。 今どきの特徴だろう。

ウチのバイトちゃんにもいつも話すが、本物の人間に会いなさいと。それらを見極める為の努力と経験を全力でしなさいと。 スポーツであれ医療であれ、自分の質が低けりゃ質の低い人間にしか出逢えぬのだから。 年だけとったナンちゃってちびっ子トレーナーにはなって欲しく無いものだ。

2015年5月15日

健康リテラシーの低さと健康・死亡率との関係。

健康リテラシーの低さと健康・死亡率との関係。

忙しい、繁盛している仲間ほど、いやぁ~最近ダメだよ、マダマダだよと言う。その逆はその逆を言う。 まぁウチがどっちのタイプかはナイショで。(笑)

それでも最近新患が日々多い事は書いたのだが、初診時は症状について、治療への取り組みについて話す事、説明する事がとても多いのだが、どんなに同じように分かりやすく話してみてもその理解についてはやはり個人差が出る。

先ごろ米国の某医科大学の研究で、健康に関する情報の理解力が乏しい患者、、"健康リテラシー" の低い患者は、医療従事者との意思疎通、医療システムの利用、悪化の徴候の認知、具合が悪いときの連絡先の知識などに困難がみられることがわかり、急性心不全で入院した場合、その後の死亡リスクが34%高くなることが示唆されたらしい。

健康リテラシーの低い患者の傾向として、高齢、男性である、政府の医療保険に加入している、高校を中退しているなどがみられたそうなのだが、小生的に大変興味深い部分だったのが、他の分野で高い教養や学歴がある人でも、医療情報の読解が難しい場合があるという事。 これはもの凄く日々実感としてある。

昨日来た新規の小学生は、カルテの記入を殆ど自分でこなした。こういう子は必ず早くよくなる。 逆に全部付き添いの者に書かす場合は芳しくない。 あと、同じ紙、同じ用紙であるにもかかわらず、明らかに大多数の人と違った書き方をする者。此れも一考。 年に一人二人ではあるが。

我々治す側にも学べぬ者、理解が出来ぬ者も多い。暗記と学ぶ、考えるがゴチャゴチャで質が低い。 特に最近の開業するものに多い。治したいのか慰安なのか介護なのか。まぁ商売と考えたら納得だが、本気で治したい患者は決して訪れぬだろう。

医療、健康に対しての理解力を高めよう。

2015年5月14日

結局個別管理も指導もしていないコーチとトレーナー。

結局個別管理も指導もしていないコーチとトレーナー。

昨日も数名やって来た新患の子供たち。 初診時だけは親にも一緒に診察室に入ってもらう。 そして同じ質問をする。

「今回の症状や状態について、コーチや監督からもっとこうした方が良いとか、こう言う事に気をつけて練習しろとか、何か個別にアドバイスや指示を日常的に受けていますか?」

当院の特徴がら、多くが何らかスポーツをしている子供が多い事も有り、このような質問をするのだが、実はこの質問、小中学生だけでは無く、甲子園に出場する高校球児、インターハイを目指すバレーやバスケ、陸上部、そして箱根駅伝に出場する大学生にも同じ質問をする。

しかし、多くの者がこの質問に対して、ノーと言う。 特にこの数年訪れて来る箱根を目指す駅伝選手は、どの大学であれ個別に練習メニューを指示される事はまずないと言う。 だがこの質問を指導する側、トレーナーにしてみると、全員自分はやっていると言う。 何故だ?!

元高校球児のウチの若いスタッフが高校時代、練習試合である高校に行ったのだが、その高校がとにかく県内でも厳しく怖くてどの部も有名だったという。 数年前、その学校の陸上部の監督が、某大学の陸上部監督に就任。 しかし成績は低迷、その大学陸上部患者の子も痛めてやって来た。 

高校生は厳しいだけでも良かったのかもしれないが、大学生ではそれが通用するのだろうか? そんな事ぐらいウチのスタッフだって、日々の経験でしっかり理解している。 高校生と大学生では管理の仕方はまるで違う事ぐらい。 当然指導、治療も変わるのだが、それを一番理解していないトレーナーやコーチが今だ世の中に多過ぎるのだ。 そして同じ練習をやらせて、上から10人早い選手だけを選抜。 他は何故頑張れないんだ!と叱咤。

だが極稀に毎年全国大会に出場するような学校やチームも選手を診る事があるのだが、そう言う学校やチームは絶対そんな事はしていない。 例えば野球を9人では無く、チーム全員で練習・野球をやっているのである。 だから毎年選手が入れ替わっても成績は優秀であり、逆に出来ていないチームだから毎年成績が上下する。

学生時代、水泳の指導を4、5年していたのだが、一度だけ担当していた子供の親から「自分の子供だけ、他の子供より触ってもらっている回数が少ない」とクレームを貰った事がある。 此方としてはそんなつもりは無く、むしろ上手だから触っていないとぐらい思ったのだが、では何故親がそう感じたのかを真剣に考えた。 そして今一度、より一層全員に対して個別に考え、指導するように心がけた。

知識や理論以前の問題、取り組み方、人間性が大きくモノを言うのだ。 肩書だけをみて駄目な指導者を引っ張って来るチームトップや、それを見切れない選手側にも問題がある。 それは治療も同じ。 本当に良いチームや指導者、先生に是非巡り会って貰いたい。

2015年5月10日

初診で治る、治らないを見極める。

初診で治る、治らないを見極める。

治す良くなる魔法や手品、治療法、昨日も触れたがコアやファンクショナル、今どきのトレーニングすればすべて問題解決などと、そんなモノがあると安易安直な考えの人間はこの辺でお引き取り願いたい。

この二週間、過去に例を見ないぐらい毎日新患が多い事は書いたが、毎年常に患者が求めてやってくる事は違っている。それをどう見極め、適切に提案していくか?そこが勝負。同一人物であれ、時間がたてば考えや求めるものは変わって来る。 常に一人称でしか物事を考えられぬ者には到底無理な話し。

初診新患の話しに戻るが、小生が診る以前にスタッフが受付をしている時点で、それらは高確率で分かる。 全力で様々な人に対しての対応応対を心がけるが、やはり治すと言うこと以外を中心に対応するのはまるで違う。 小銭稼ぎな、毎日来させる慰安治療院ならいざ知らず、我が院で受けとめる訳にはいかない。

治す説明を全力でしているにもかかわらず、明らかに興味の無い顔をする患者が極稀に居る。あ、今人の話しを右から左に流したろ!とすぐ分かる。 治すところより安いところ、残念ながら安近短院の方がよいだろうから、積極的に勧めぬ。

治療、患者では無く、ウチへ雇って欲しいと連絡して来る者にも同じ事が言える。 実は履歴書送付と同時に、小生のブログを読んだ感想を別紙に書いて同封してくれと言うと、此れも十人に一人ぐらい、自覚があるのか無いのか、何故かハハハッと笑う者がいる。必ずと言って良いほど有資格な40代女性。今年も既に数名いた。 当然その時点で不採用。 実際会ってみて良かったためしが無い。

個人的なネタになるのだが、小生の家の近所にも該当40代女性がいる。ある時も超勘違いで小生の家に文句を言う顔ムンムンでやって来た。すぐに勘違いに気が付いたようだが謝る事もせず立ち去る。 人間、ムカッとした顔がすぐ分かるぐらい出るようでは質が低いのである。 他人のふり見て自分だ。

ボランティアでは無いので全ての人に愛を!などとは行かぬし、考えてもいない。 しかし真剣に治したい、良くなりたいと思う人に対しては全力で向き合いたい。

2015年5月 9日

体幹トレーニング、コアトレ、ファンクショナルトレーニング

体幹トレーニング、コアトレ、ファンクショナルトレーニング

昨日も自身のフェイスブックでもシェアした記事、 "「体幹トレーニング」「コアトレ」「ファンクショナルトレーニング」流行りのエクササイズに惑わされるな!?(http://healthpress.jp/2015/05/post-1761.html)" について、もう少し書いてみる。

ウチへの求人応募でトレーナーと言う子たちがよく来るが、過去採用した、出来たのは現在もいる僅か一人。 つい先日も研修期間バイトを不採用にしたくらい。 

上記のコラムにもあるが、手段と目的がグッチャグチャ。 昨年もトレーナー業界では有名な施設に通っているという患者が数名やって来た。 勿論痛み、障害が改善されず。 知識はあり、理論は理解しているが、概念に含まれる思考が大きく欠落している者による指導を受けて。 それを受ける側も概括的思考が出来る者は疑問に持ちやって来て、出来ぬ者はやっても来ないし、来たとしても事象の理由を理解できない。

ただ単に、本や講義の丸暗記で、、本質的な「ファンクショナル」という意味の、機能的・実用的と言う部分をまるで理解できていない自称トレーナーが多過ぎる事を、先述のコラムの警鐘を鳴らしているのだろう。 

覚えた事をただやっているだけでは駄目なのである。 車の運転免許と同じで、世の中の殆どの人間が暗記し覚えれば運転できると同じレベル。 ちっともプロフェッショナルで無い。 読み書きできる人が全員学校の先生になれる訳では無い。

相性や好み、近い安いで先生、指導者を選んでいるようでは愚の骨頂。 一生涯治らない事に、ひとりでも多くの人間が気が付く世の中になってもらいたい。

2015年5月 2日

小中学生の野球肘

小中学生の野球肘

整形外科はもちろん、接骨院や鍼灸師圧、様々な治療院を10数軒わたり歩いてやって来る患者の子供が後を絶たない。 三月末にやって来た小学生の男の子もその一人。

元気な野球少年のその子、俗にいう野球肘でやって来た。 キャッチボールはおろか、帽子を取るのもままならず。 骨だ靭帯だ軟骨だと、行く先々で違う事を言われて。 しかもああ投げろ、こう投げろと、此れもまた違う事をさほど根拠も無く言われ。 一年半以上も悪く治らず、本人はもとより、親も方も疲弊する。

偉そうに結論から言おう。 週一の治療で6回診たが、もう硬式で100球投げる事が出来る。

正直、魔法な治療も技もした訳でも無く、有る訳でも無い。 ただひとつあるとすれば、その答えは昨日の小生の日記に在る。

他院の治療を本人に聞くと、どこも何もしていない、してくれないと言う。 大きな整形で筋を伸ばすようなストレッチをしたぐらい。 あとはどこも2、3分揉んで電気かけて、鍼打って。 その顔には子供ながら納得しない表情がうかがえた。

昨日も会話の中で小生自身、学生時代に肘の障害で整形に行った時の話しをした。 何しに来たんだ!ぐらいの事を医師に言われたよと話したら、彼は急に体を起こし 「僕も同じ事を言われました!!」 と目を大きくして訴えてきた。 とっても嫌な気分がしたと言ってきた。

彼に限らず、中学生だろうと小学生だろうと、少々難しい話しでも症状について説明するようにしている。彼にも運動連鎖、関節主運動副運動、トレーニングエラーの話しなど、毎回少しずつ説明をしている。 難しい話しなので大人でもなかなか理解は出来ぬのだが、ただ子供の方が理解しようと毎回努力をしている。 

子供より遥にダメなのは大人の方だ。 好き嫌い、好みを優先し、治す努力をせぬのである。 楽になっても治らない、そんな事を何度も繰り返している事実に、自分に都合良い理由を付け、目を背け続けている。 もっと大人は子供から学ばなければならないのかもしれない。

今日も既に数名の新患予約が入っている。 全力で熱意だけはシッカリ伝えたい。そしてそれを理解してくれる患者に来てもらいたい。 安い近いより、治すところを真剣に探している求めている患者の為に頑張るとしよう。

2015年5月 1日

新規患者さんの本当の気持ち。

新規患者さんの本当の気持ち。

ゴールデンウィーク、一日だけ余分にお休み頂きます。 開院当時は数日まとめて休んだ事も有りますが、そんなの僅か1、2年。 お陰さまで患者さんが増えれば、当然休みも無くなります。 それが我々の仕事。

だけど最近はちょっと違い、様変わり。 しっかり遊んでしっかり仕事。それは分かるが、休みや時間と遊びは必ずしも比例しない。 従業員は休ませたとしいても、上に立つ者自ら休んで遊んじゃ示しがねぇ~、組織的にねぇ~。 そんな上司が素晴らしいと心底思うならかまいませんが。

そういえば先週から新患さんが何故かワンサカです。 何故かなんて言っちゃダメですわ!半分は紹介、既存の患者さんが紹介して下さるんです!!ホントに感謝。 昨日も藤沢から。 でも何故か昔からそちら方面の患者が多くて。今現在でも藤沢、辻堂、茅ケ崎、鎌倉とか。10人は絶対いるし。 特に遠方からの患者さんたちと話をしていると、いつも必ず思い出す言葉がある。

「患者は痛いの治して欲しいと言ってやって来る。確かにそれは間違いではないのだが、本当に痛くて死にそうなら大学病院にでも行くんだ。 じゃ何故コンな場末なインチキな所へ来るのか。 それは患者は今の自分の症状に不安で、今の治療に不満でやって来る。 だから治す事以上に、その不安で不満な気持ちを解決するのが、まず我々の仕事だ!」 と昔の諸先輩たちは言っていた。

平日夜遅くまで忙しく、せっかくの休日連休にわざわざ遠方からやって来てくれる患者。 当然休んでなんかいられない。全力で応対しなければである。

2015年4月24日

椎間板ヘルニア、腰痛、手足のしびれは勉強で治る。

椎間板ヘルニア、腰痛、手足のしびれ。

本当に過去何十回も声を大にして言い続けているが、たとえMRIで椎間板変性が見受けられたとしても、その診断の多くが誤診だと言う事実。 もう15年以上前から世界では常識な話だが、未だ日本では60年以上前の腰痛学で多くが診療にあたっている。

患者も本気を出して欲しい。 今どきネットで本気で検索すれば、その事実、真実を容易に手に入れ理解する事が出来る。 では何故多くの患者はそれが出来ないでいるのか? それは "学" と言うスタンスが間違えているからだ。

数日前、長年ダンス、バレエの世界で活躍されている患者と、バレエスクールの話しになった。 小生のところには、何故か昔からバレエの先生が何人もいる。 当然小生はバレエなど踊った事など無いのだが、どうやらその世界にも流派や系統、派閥もあり、まぁ其れなりに色々大変な事もあるらしい。 当然教え方も違ってくる。 特に大人の生徒は方向性が違うと言って辞める人もいると言うのだが、正直小生はその心理が理解できない。

そもそもその教室に、学びに教わりに行っているのではないのか? それとも好き勝手に踊る為に行っているのか?! たとえ教える側にも幾分かの問題があったとしても、教わる側の生徒が此処じゃダメだ!と言うのは些かおかしい。 

学(まなぶ)とは自分の知らない事、自分自身に無いものを身につけ、理解するものではないのか。 小学生や中学生が、この先生、この学校にいても意味が無い!!などと常識的に言わんだろう。 勉強とは良くも悪くもそういうものであり、大人になればなるほど勉強するという距離感を間違えるのだ。

新たな自分を手に入れたいのなら、今の自分と真逆な事を理解する努力をする。 ヘルニアと言われたならヘルニアでは無いのかもと、痛いなら痛くないのかもと。 不具合、痛みとはそういう根本的な間違いから発生しているものなのだから。

今一度言う。 椎間板ヘルニアで苦しんでいる方々、病院でも名医でも、最新の技術でも手術でも、整体でもウンチャラ法・体操でも無い。 心底、根本的に見直し、考え直して欲しい。 答えは必ず見つけられるのだから。

2015年4月18日

病院を何軒も渡り歩く罪と罰。

病院を何件も渡り歩く罪と罰。

ウチが特殊なのは名前からも分かるだろう。 だが特別奇をてらったような事はしていない。むしろ基礎中の基礎。 患者にもその基礎を何度も何度も説明し、取り組んでもらう。

訪れて来る多くの新患は、既に何軒もの院を渡り歩き、ウチへ辿りつく。 何かの縁としか言いようがないが、患者が今まで歩んできたパターンにある特徴がある。

なかなか症状が改善せず渡り歩きやって来るパターンと、以前一度楽になったがまた再発のパターン。 状態が悪いのは前者だが、治しづらいのは後者。 本人は以前は良くなった治ったと言うが、治っていないから再発したのだ。 それを理解させるのに時間がかかり、そこからやっと治療に取り組める。

先週も二人、何軒も病院・治療院を渡り歩いていた新患がやって来た。 過去にならまだしも、現在もかけもちは行くなとは言えんのだが、治療の方向性も見えず、やりにくい事この上無い。なかには並行を言わぬ者もいる。

先日筋肉痛のところでも話したが、痛みは基本シグナル。それを何処かの受容体が受け取り、興奮し、その反応で現症状が現れている。 ぶつけても捻ってもいないなら尚の事。 だが得てして原因と現状が異なる事が多い。 

例えば座り仕事、運度不足の場合、普段の反応の主はスローな伝達、情報入力。受け取る側もそれに準じたもの。 疲労が積もり積もってオーバーフローして、ねを上げ痛みを発するのだが、意外にも多くは逆側、スローでは無く、素早く伝達する側が先にエラー信号を発する。 普段甘やかされている子供が、どの子よりも先にギャン泣きするようなものだ。

このようなケースの一番分かりやすい治療は鍼治療の様なもの。筋に穴開けて治るのでは無く、その刺すと言う行為、刺激がファーストな刺激となり、繰り返すうちに順応純化し、あぁ楽になったという状態になる。ボキッやバキッ、ピクピク電気治療も基本同じ いや、でもそれは楽になっただけで、治っていないからね。

逆にスポーツ選手の様な日々スピード、強い刺激によってエラーを起こした場合は真逆。だからスロトレ、コアトレが効果的と本人は言う。 一般人だと気功的な治療や、おまじない的な治療で楽になった、良くなったと言う。 此れも基本、治って無い。

タイトルに "病院を何件も渡り歩く罪と罰" と厳しい事を書いたが、罪は治す側・患者側双方にあるが、罰は患者が一方的に被る事になる。 治す側の罪の多くは、治す本人自身が気付いていないのでタチが悪い。 多くが自分は誰よりも熱心で勉強していると思い込んでいる。

特に最近、大きな総合病院にその傾向が強く見受けられる。 よく花粉症などが歳をとると出ない治ると言うが、もしそれが反応の鈍化とするならば、日々年配者が多く訪れる病院ほど、表面化しなくなる症状に勘違いと思い込みが生まれるのかもしれない。 痛みが出ずに徐々に変形したり。 だからあれだけ腰が曲がったお婆ちゃんが、苦しむ痛みを訴えずに歩いているのだ。

罪は自ら償わなければ決して消えぬもの。 小生自身、また今日も反省の日々である。

2015年4月15日

真剣なまなざしで進路相談をしてくる患者の子。

真剣なまなざしで進路相談をして来る患者の子。

昨日はとても豊かな一日であった。 求人の応募はあり、信頼されているなと実感できるような患者の紹介があり、夜は女子高生の患者の子から将来、進路の相談もされた。

一年ほど前にうちを訪れてきたバレーボール部のその彼女、実際治療に来たのは数回なのだが、彼女のお陰でまたひとつ、患者さんと向き合う事の大切さを勉強させてもらった。

昨年訪れてきた時は右大腿に強い痛みを訴え、ジャンプはもとより階段の上下も正座もしゃがむのも激痛。その痛みは2年半も前にさかのぼるらしい。 その間も横浜で有名なスポーツ整形数件と、我々の様な民間療法を何件も受診したそうだが、行く先々で違う病名を言われ改善もせず、少々遠方ではあるが縁があり小生のところへやって来た。

良くある同業の治療武勇伝的な話しを書くのは好かんので、コレ以上書くのは止めておくが、その彼女の真剣な瞳がとても印象的だった事を今でもよく覚えている。 小生が治したのでは無く、彼女自身が治したのだ。

その後弟さんも野球で来てくれ、お姉さんの調子が良いのは聞いてはいたが、今回一年ぶりに再会出来、笑顔を実際に見れてスタッフみんな此方の方が笑顔になった。

少々前置きが長くなったが、昨晩治療中にその彼女が突然、「わたし、将来スポーツトレーナーになりたいんです!」と話してきた。 勉強、大学について色々聞きたいと。 彼女のその目はいつにもまして非常にキラキラしていた。

中一の夏から三年の終わりまで、痛み苦しみ、何軒もの病院・治療院を渡り歩いた彼女だから分かる事、思う事がある。 きっかけは人それぞれだが、単なる憧れでなるのとは違うものが彼女の中には存在している。 知識で良くする治すのではなく、心で良くする事を逆に学ばせてもらった彼女だからこそ、他の誰よりもきっと優秀なトレーナーになる事だろう。 その夢に我々も全力で協力したいと思う。

2015年4月10日

肥満で過体重がは、腰痛とは直接無関係。

肥満で過体重がは腰痛とは無関係。

先ごろ米ラスベガスで開催された米国整形外科学会の年次集会で、ライフスタイルを少し変えれば腰痛が和らぐ可能性のあると発表されていた。

2,600万人のデータレビューのうち、腰痛は120万人、その中でも喫煙者16.5%、アルコール依存症患者15%、肥満患者17%、うつ病患者19%と、ライフスタイルとの関係が多いにあると示唆されていた。

この報告では脊椎障害で説明できず、どちらかといえば筋肉痛である腰痛の場合、肥満は腰痛との関連が最も明らかで、全関節と腰部にストレスがかかり、喫煙は血流を減少させ、痛みの一因となりうるとされていたが、身体活動が減ると、同時に疼痛が増す可能性があるともされていた。

たしかにメカニカルだけで考えれば、過体重などは不利な要因の一つであるが、過体重で痛いのでは無く、過体重になるような運動不足の生活がある事によって、痛覚等の受容器の閾値の問題が発生し過敏になり、痛みをより早い段階で、より強く訴えてしまうと小生は考える。 だから相撲取りのような一般的に過体重と思われるような体格でも、普段から運動をしている場合は、触覚・圧覚の受容細胞、痛覚の受容器が適切に働き、過剰な痛み、シグナルを発する事は無いと考えられる。 小生の専門を少し離れるが、喫煙、抑うつにおいても様々な受容細胞のエラーが発生する要因と考えれば納得がいく。

何にせよ健康的なライフスタイルに変える事は、疼痛改善に良い効果をもたらす事は間違いないのである。

2015年4月 9日

野球投手の能力低下の可能性、2度目のトミー・ジョン手術。

野球投手の能力低下の可能性、2度目のトミー・ジョン手術。

最近、米国メジャーリーグで活躍している日本人投手が肘の手術を受けて話題になった。 米国内でも多くの若い投手が肘を痛め、靭帯の手術を受けるケースが増えているという。 

先日、米整形外科医の研究チームが「トミー・ジョン」手術と呼ばれる、断裂した尺側側副靱帯を再建する手術を2度受けたメジャーリーグ投手33人を対象に、術後のパフォーマンスイについて調査、研究した。

それによると、2度の肘靱帯再建術の後に再度メジャーリーグレベルの投球ができるまで回復した投手は65%であり、そのレベルを維持した期間は平均3年以下だったそうだ。 しかも投球イニング数に関してはほぼ半減、 フォアボールによる出塁を許した数は9イニングにつき4.02から4.79と増加し、勝ち数は半分に低下したと研究で明らかにした。

単純に素人的にトミー・ジョン手術は最新で凄く良い的なイメージしか無いのだが、特にプロの野球投手が肘靱帯再建術を2回受けるとパフォーマンスが低下し、選手寿命が縮むようだということが、今回新たな研究で明らかにされた。

研究者の医師たちは「2回目の手術後は、投球数の厳密な調整、登板減少、腕の持久力不足などが、成績および投球量に寄与する可能性がある」と述べている。

まだまだこの件は研究段階だそうだが、やはり手術までに至らぬよう、若い投手、ウチにも数多くやって来る野球肘の患者、親御さんたち、指導者に更なる注意を払ってもらいたい。

2015年4月 8日

アスリートにも多くみられるスポーツ障害、皮膚障害。

アスリートにも多くみられスポーツ障害、皮膚障害。

米国医科大のアスリートに対する皮膚障害についてのレポートを見かけた。 それによると水疱、人工グラウンドでの転倒による芝生焼けといわれる擦過傷、水虫、日光曝露、機械的ざ瘡の5つが最も多いとあった。 そして研究者は、アスリートがこれらの障害を認識していれば、予防措置を講じられると論じていた。

今では店頭でも多く見かけるようになった、数日間ずっと貼りっ放しにして使うパッド的なバンドエイドをご存知だと思うが、実は前職時代、まだそのような商品が日本で出回る以前、米国のある会社から日本での取り扱いの相談を受けた事がある。

ポリマーが専門の米国のその会社。人工皮膚や人工肛門の分野で既に実績があり、その商品の一部にそのような傷パッド的な物があった。 

スポーツの現場で日本より遥に多い、正しくは問題視されていたと言うべきか、擦過傷に対する処置やケアの重要性がアメリカの現場レベルでは浸透していた。 しかし日本ではすぐ医者で他人任せ。 膨大な英文の人工皮膚・人工肛門の資料を読んで勉強したが、意識すらない日本のスポーツ現場で、いくら正しい知識を持っていてもまるで役に立たない事を痛感した。

先述の研究者の先生が説明していた各皮膚障害に対する対処方法も、擦れないようにするとか清潔にするとか、ごく当たり前と言えば当たり前のもの。 その当たり前の物をしっかりやる事の大切さをデータをもとにまとめられていた。

ここ数日、愚痴のように粗悪なトレーニング施設、スポーツトレーナーについて書いたが、正しい情報が聞えやカッコの良い話しで相殺されてしまう現状に非常に苛立ちを感じる。 20年以上経っているのだから、少しは意識も進歩してもらいたいモノだ。

2015年4月 5日

本気本物じゃ無い治療家、スポーツトレーナー。

本物じゃ無い治療家、スポーツトレーナー。

先日新患でやって来た12歳の野球少年。 何件も治療院を渡り歩いてきたが、一向に改善の兆しなしで。

問題点はすぐに分かった。 このように書くと多くの同業は、柔軟性だ筋力だ歪みだという。酷いとおまじないの様な奇をてらった事を言い出す輩も。 このような子供を常に10数名抱えているのだが、皆正しく問題点を解決してもらっていないのである。

更にそれらを混乱させている大きな要因に "フォームの指導" がある。 先述の子供の父親が「行く先々で、皆違う投げ方を指導して来るんですよ」と訴えてきた。 絶対誤ってはいけない大原則、我々治療家やトレーナーはフォームを指導してはいけないと言う事。

フォームの指導はコーチの役割。 そのフォームが身体的問題で不可能な場合、その身体的問題点を解決するのがトレーナーであり、もし痛みが発生しているのであればそれを治すのが治療家である。

極端な話し、上から投げようと下から投げようと、身体的問題点が無ければどちらから投げても痛くは無いはずだ!ぐらいの意気込みで治す、男気ある治療家がいないのだ。一夜漬け知識同然な、カッコつけ治療家、トレーナーばかりなの世の中なのである。

スタッフ達にはいつも言う。 痛く無い者相手になら何指導しても問題無い。そもそも実際痛くないスポーツ選手はトレーナーのところへ先ず来ない。 痛みを治せてこそ真のトレーナーとして信頼を得る。 治す勉強を本気でしろ!!と。

子供であろうと大人であとうと、常に真剣に全力で取り組んでいきたい。

2015年4月 4日

酸素カプセルの嘘ホント。

酸素カプセルの嘘ホント。

ちょい毒ネタを。

最近のトレーニングジムは目に余るモノが多過ぎる。 知人友人は勿論、患者やウチのスタッフ、面接にやって来る者たちから耳を疑うような話しが年々増えている。

20代から30代にプラプラしていた兄ちゃんが都心に開くトレーニングジム。 コレが失笑してしまうぐらい酷い。 こう言うところに限って、得てして出たがりスポーツ選手や芸能人が通っていたりもする。

研究者の先生も手を引くようなトレーニングをメインで高額で指導していたり、低圧の酸素カプセルを未だ組織だ細胞だといって効果をうたう。 そんな事今どき素人がネットで調べたって分かるような事実。 布きれソフトカプセル、1.2前後の低圧では溶解型の結合効果など論じる以前。 

過去小生も何度か書いたが、プロテインの話しもそう。ホエイプロテインが凄く良いだなんて愚の骨頂。 商品の裏に書いてある説明文が知識のすべてな指導者。 先日相談を受けた都心ジムなんか、そのすべてが揃っている。 ある意味素晴らしい。

それをサポートしているメーカー、企業も質が低い。 あまりにひど過ぎて後輩を叱咤してしまった。 もっと本気でプロに成れ!と。

芸能人であれ素人であれ、本気な人に本気で指導に治療にあたりたいものだ。

2015年4月 2日

骨粗鬆症であっても今は骨癒合促進があるんです!

骨粗鬆症であっても今は骨癒合促進があるんです!

この数年、スポーツなんて入っている屋号にしたせいか、以前より若干年配の患者が減った。 それでも60代以上の新患が来てくれるのだが、意外にも皆30分以上離れたところからやって来る。

そんな前向きな、どうしても良くなりたいと思ってやってくる患者。 初診時には服薬を聞くが、最近その中にテリパラチドがある。4年ほど前に製造販売承認された新しい薬である。 実はこの薬が少々面白い。 何が面白いって、この薬が生まれてきた発想が素晴らしい。

本来、骨は骨形成と骨吸収を常に繰り返している。このバランスが崩れたのが骨粗しょう症だ。 今までも骨吸収を抑制する薬は存在していたが、骨形成に強く作用する薬は無かった。 このテリパラチドは骨芽細胞に働きかけ、骨形成を促すのである。

しかしこのテリパラチド、副甲状腺ホルモン製剤なのであるが、そもそも副甲状腺ホルモンは骨吸収を促進することで、血中のカルシウム濃度を上げるというのが学校で学ぶ理論であり、常に副甲状腺ホルモンが分泌されていると骨吸収が促進されると言う事になり、骨形成とは真逆と言う事になる。

ここでこの薬の凄いのは、いや、これを見つけた先生達が凄いのは理論・知識では無く、この薬の使い方、投与方法に着眼したところ。 断続的に途切れ途切れで投与し、一時的にのみ副甲状腺ホルモンの濃度を高めると、その逆に骨形成の促進する事を見つけたところ。

詳しい機序は興味のある方ググってもらいたいが、その方法、投与、発想を変えた事により、学校で習う事と真逆の事が起こったのである。 ある方がこの薬について、「教科書で習うことを鵜呑みにしていれば、今回のような薬は生まれていません。」と述べていた。

今年に入り、我が院としてやっと本格的に取り組みたかった事に着手しはじめている。 何故痛みが発生しているのか治らないのか、これからこの先こうすれば絶対こうなると、難しい話しで時間がかかるのだが、患者に丁寧に説明している。 本当に我々の分野では前例の無い、新しい発想での取り組みを。 骨や肉ではない、骨格構造でも無い、新たな物を。 是非期待してもらいたい。 此れからの未来を。

 

2015年3月28日

筋肉痛と肉離れの根本的な違い。

筋肉痛と肉離れの根本的な違い。

誰でも一度や二度はなる筋肉痛。 実はその筋肉痛って、正確な理由・原因は分かっていない。  だが、小生的に言えば、分かっていないとされている。

是非一度、身近なスポーツ指導者や治療家に「筋肉痛の原因ってなんですか?」と質問してみて欲しい。 多くの者が絶対、「トレーニング等の負荷によって筋繊維が微細に断裂した状態」などと言う事だろう。 だが本当にそうだろうか!?

よく考えて、自分が筋肉痛になった時の事を思い出してもらいたいのだが、筋肉痛は数日経てば必ず軽快するだろう。そして後日同じ事、同じトレーニングをしたとしても、絶対最初の様な筋肉痛が起きない事を経験的に知っているはずだ。 果たしてそんな一回のトレーニングで、繊維が断裂しないような効果が出るのであろうか!そもそも筋の発達は断裂で、筋肉痛が出ていなければ断裂してなくて、発達もしない効果も無いと言えるのであろうか?!

ここで発想を変えて考えてもらいたい。もし筋肉痛が筋繊維の断裂では無かったとしたら。

人間には表皮・真皮、筋肉等に様々な受容器が存在する。 触覚圧覚に関与するものや、痛みに関与するもの。 そしてそれらは刺激の種類、スピード、反応時間特性がそれぞれ違う。 例えばいつもと違うストレスや負荷がかかって来た、入力されていた場合、それらの受容器が各々状況に合わせてスイッチが入りシグナルを送る。

しばらく前に半月板損傷は、医学・解剖学的に絶対痛くは無い!という話しをした事がある。興味があれば来院時また尋ねて欲しいが、一次侵害受容ニューロンを考えれば、体験した事が無い未知のストレスに対する防御シグナルと筋肉痛を考える事が出来る。 転んでもぶつけてもいないのだから。

捻挫や打撲、肉離れのようにバキッとやっちゃったのとは意味が違う。 当然治し方、治療も違う。 どの受容器が興奮状態に陥ったシグナルなのかによって、スポード、強度重視の治療か、時間・頻度重視の治療、運動リハビリかまるで違う。  これはぎっくり腰の治療に於いては180度違う対処、治療になってしまう。

ぎっくり腰についてはまた後日触れたいと思うが、転んで痛いのと転んでないのに痛いのを同じ治療をしているところには行かない! 患者はそれだけを気をつければ良いのである。

2015年3月17日

結局治らないし、信頼できない接骨保険診療。

結局治らないし、信頼できない接骨保険診療。

昨日豊島区巣鴨へ。 実はチョイチョイ行くんですわ、巣鴨には。 モチロンとげぬき地蔵へ。 ホント、ご利益あるんですよねぇ~。

休診月曜は用事満載でいつもお参りしてとんぼ返り。 昨日はお参りした後ちょこっと休憩という事で上島珈琲店へ。 するとお隣席に年配の女性御三方。 その世代特徴の大きな声での会話、特に聞く気が無くとも耳へ。 するとセカンドオピニンオンがどうとかこうとか。どこが痛い悪いと言う事よりも、治療に対して不満らしい。 なんとそもそもその不満の先は接骨院らしい。 ココは保険診療もする小生としてはスルー出来ぬ会話。 まぁ出るわ出るわ、不満不信のオンパレード。最後は不審へと。

とにかくしきりに治らないと。 何聞いても自分でも知っているような事をだと。 結局整形外科に行ったのよ、 貴方もあそこの整形外科に行きなさい、でも結局は良くはならないけどという会話。 最後には接骨院へは行っても意味が無いとまで。 直球過ぎて凄すぎる... お婆ちゃんの銀座でお婆ちゃんに嫌われちゃ世話が無い。

当然他人の会話に口をはさむ事など無いのだが、終始耳が痛い内容で反撃も出来ず辛い。

先日も書いたが、ウチでは保険適応外の症状をムリクリ保険診療に変えなどしない。それでも保険で診て欲しいと言う患者はキッパリ断る。 明らかに適応外でも、以前は他では皆診てくれたと患者は言う。 期間的な問題か?治す気無く他院探しているようだ。詳しく丁寧に説明しても、基本その手の患者はそもそも聞く気、考える気はゼロ。

ウチのバイトの一人は、以前の院での仕事は老人を毎日来させる事だったと言う。 接骨院開業している小生の友人も、患者の殆どが生活保護の老人を毎日と。

医者病院で治らない患者を治すのが我々の仕事だと、絶対良くしてやるんだ!と言うのが我々全員の志だと信じたい。 でなければ先述の年配女性御三方に何も反論出来ぬではないか!? 何だかかなりモヤっとした休日であった...

2015年3月12日

子供がスポーツと食事で学ぶ事。

子供がスポーツと食事で学ぶ事。

最近の愚痴をちょっと。 毎回愚痴ブログの様なモンなのだが。

一昨日の深夜のテレビで、あるスポーツで将来有望株という10代の女の子が特集で放送されていた。 番組内容はごく普通のもの。 特に驚くような事も無かったのだが、番組後半に寮での食事風景が。 周りが「美味しいよ食べな」と言っても、イヤいいですと言って一切箸をつけない。 先輩を目の前にしても凄いが、そもそも全員食事を残している画もシッカリ映っていた。 何故敢えて番組制作側はその部分を使ったのか? 構成の意図は小生には分からが、常識的に考えたら無意味でとは考えにくい。 そこまでボケっと作っている訳は無い。

昨日は昨日で別のスポーツの、此れも有望優秀な若い女子選手が、その競技の大先輩にもう少し頑張って筋トレしてみればと言われても、無理ですねと笑顔で答えたと言う。 まぁその場にいた訳ではないので洒落や冗談だったのだろうが、言葉だけを取ってしまうと、ん??って事にもなってしまう。

某有名マラソン選手の男性も、指導者に従うつもりはないと発言し、一部で物議を醸した。 超有名元オリンピック選手監督のお誘いを振ったので。 

小生の様な外野が偉そうにとやかく言っても真実とは程遠い。 だが一つ言える事は、子供の頃、人の嫌がる事をしましょうとか、食べ物の好き嫌いを無くしましょうとか、そこから学ばなければならない事が、年々世代的に薄れてきているように感じるのだ。 いわば自分のやりたい事中心で。 目的意識とか、栄養のバランスとか、そう言う事を言ってるんじゃない。

日本は世界へあと一歩!と言ってずっと一歩なのは、そんなところに原因があるのかもしれない。

2015年3月 8日

最新の設備と最新の理論に魅かれて引いて...

最新の設備と最新の理論に魅かれて引いて...

若いウチは色んな物を見た方が良い。 だが色んな物とは何でもかんでもでは無い。自分を振り返ってみると、そこいら辺を会社の上司や先輩が上手に振り分けていたくれた事に、今更ながら感謝する。

今日はウチのスタッフを 味の素ナショナルトレーニングセンター に放りこんでいる。 国立科学センター"JISS"の活動のひとつに。 タマにはそんな、オリンピック的なかっこイイ所へも行かせなくっちゃね。 小生はもう今さらながら行かない。 そういう機会は若いスタッフに自分の分も振り分ける。 次の世代の為にも。

小生の歳にもなると、良くも悪くも物事をうがった見方をしてしまう。 まぁそもそも、そのうがう自体、正確な国語的な意味とはついつい真逆に使ってしまうぐらいだが。(正確な意味はググってね)  そのうがうの本来の意味にもある通り、物事の本質をうまく的確に理解し、言い表す為には其れ相応の経験が必要。 その機会をチャンスを与えるのが目上の人間の役目だと考える。

話しが少し逸れた。 ウチのトレーナーのバイト、最近三人の口からも出る、昨日は都心に勤めるスポーツ好き女子患者からも会話に出てきた、小生のオンボロ治療院など足元にも及ばないような最新最先端、綺麗でカッコイイ、資格経歴バッチリ!な都会一等地のスポーツプロ集団の指導施設の名前。 フツーにみたら小生だって通いたいと思うぐらいだが、皆口をそろえて 「まぁ悪くは無いですが、ナイですね」と言う。   ココはひとつ、思いっきり見栄を張って背伸びして、負け惜しみ70%交えて敢えて言うが、全然負けては無いと自負している。

確かに動きの悪さは改善できるだろう。 だが動きが良くなれば全ての問題が解決し、全ての痛みが無くなると思っているのだろうか? 障害の予防と障害の改善解消が同じだと本気で考えているのだろうか?!

昨日の接骨院等に勤める現場の若い従業員たちが、やっと最近気が付き始めたように、スポーツの現場でも気が付き始めている者が出始めている。 さらに言えば身銭を切ってる賢い会員・患者の方が気が付いているのである。

お勉強がすべてな、社会人のレベルが低い者が残念ながらスポーツや医療の現場には多過ぎるのだ。 社会の一線で働く患者の方が、遥に意識もレベルも社会人として高いのである。 見透かされない為にも、正しい経験を日々積み重ね精進してもらいたい。

2015年3月 7日

素晴らしい先生達を失わない為に。

素晴らしい先生達を失わない為に。

昨日新スタッフの、初日半日見学日。 先日も書いた通り、最近毎日のように雇って欲しいという問い合わせが来る。 場末のスナックの様な小生の院、残念ながら流石にそんなに多くは雇えない。 そもそも憧れてやって来るほど立派じゃ無い。 だが絶対何処よりも負けない物はある。

求人でやって来る者に、ひとつの共通項がある。 それは全員、ソコソコ名を馳せた病院・治療院、ジム等での就労経験がある者ばかり。 理想と現実、もっと直球で言えば口先ばかりの質の低さに嫌気がさしてやって来る。

一昨日も、同業的には耳が痛い記事がニュースに載っていた。 "マッサージ店や整骨院があふれすぎhttp://biz-journal.jp/2015/03/post_9131.html"

同業者は勿論、良い治療院を真剣に探している患者にも是非読んでもらいたい。 そこにも書いてある通り、実際小生自身の周りにいる腕の良い大先生が、昨今数多く閉院してしまっているのである。 正直他人の心配をしている場合じゃないのだが、何処へぶつけたら良いのか分からない苛立ちを感じる。

実際小生の院へ来てもらえれば分かるのだが、患者は必ず他とは全く違う内容に全員驚くはずだ。 だがもっとも、昔から明敏な腕のいい先生達はやっていた事なのだが。

自分だけは損したくない得したいと、悪い事を悪くないと都合よく考えるようでは、列に並ばず割り込みが当然の何処かの人と同類。 確かにグレーはある。しかしそのグレーは白くせねばならぬし、黒い物をグレーだから仕方が無いと都合良いモノにしてはならぬ。

病は気からと言うが、気のせいという意味では無い。 気持ちが健康をつかみ取るのだ! お願いだから街から腕の良い、真の先生を無くさないでもらいたい。

2015年3月 6日

スポーツ障害を真剣に考えているのは子供。

スポーツ障害を真剣に考えているのは子供。

大げさではあるが、最近毎日のように求人の問い合わせがある。 雇って欲しいと。 別に何処へも求人募集は出していない。 昨日も女の子から電話があった。 前年ながら全員に会い、全員を雇う訳にはいかぬのだが、その真剣な気持ちには出来るだけ応えたい。

この数年どの町にも異常に我々のような民間療法院が増えた。 先日もあるコラムで治療の学校も生徒も倍増えて、開業率も以前と変わらずだから当然街に院が増えるのは当然。 本来であれば適度な競争は質の向上につながる筈なのだが、残念ながら実際は真逆。 どうやらその事実に気が付いた者が、小生のところへやって来るようだ。

では何故そのような状況になっているのだろうか? 答えは簡単。 患者自身が治すと言う事に真剣では無いからなのである。 振り返れば昔からそうであり、そのような状況を作ってしまったのも我々治す側なのである。

たとえば柔道整復で言う保険適応は急性症状、外傷である。 障害と言われる慢性症状はほけんで診てはいかんのだ。 だがほぼ全院と言っていいほど、そのルールを破っているのが実情。 面接にやって来る者全員が、平気でルールを破っている職場に不満を持ってやって来る。 当然小生の院では、慢性は保険では診れぬと言って患者を断る。 今週もひとり断った。

不正に保険で慰安で揉む院がある。 だから患者は保険で揉んでくれるのが当たり前だと思っている。 結果治すところより安いところを探し、選ぶようになってしまう。 ザ・悪循環。

最後に一言。 安いところでは無く治すところを探して欲しい。 大人より子供の方が自分の身銭切って無いせいか、よっぽどその事を良く分かっているのである。

2015年3月 3日

ランニング障害、スポーツ障害、膝痛とアキレス腱痛。

ランニング障害、スポーツ障害、膝痛とアキレス腱痛。

先日ネットのコラムで面白いのでリンクを貼った "「ヒールストライク走法」は、結局それほど悪いわけではない(http://www.lifehacker.jp/2015/02/150228heel_triking.html)" なのだが、最近では素人でも簡単に分かり易く情報が手に入る世の中になった。 良い事よい事。

先週もストライドについても書いてみたが、またまだ理屈と現実がずれている事も多い。 理論では無く、理屈。

小生自身、今でも根に持つ小学一年の夏休みから、父親に何故か蹴飛ばされながら毎朝走らされた。全くもって意味不明だったのだが、お陰で小中学生時は一位二位以外なった記憶が無い。 その反面、中学三人になる頃には見事の両膝疲労骨折。 今となっては某国立病院へまで行ったその診断も、正しいのか間違えているのか。 どちらにせよ当然と言えば当然。

成人になり月走500を超えれば負担も増えるのだが、自然と自分がヒールからミッドになっている事に気が付いた。 だが最近では見事な踵。

無理にストライドやストライクを変える必要があるかどうか非常に疑問。 コラムにもあるように障害原因、身体的特徴や問題点を正しく理解してもいないのに、やれもっとつま先から、もっと膝を意識して、足の指を意識してとか。 酷過ぎて笑いも出ない。 特にこの数年、山を走る者に多い傾向。 もちろん全員では無いが。

意識をした気、出来た気になっているが、それがそもそも間違いの始まり。 一分一秒でも削りたいのであれば話しは違うが、細く長く楽しく身体運動を勤しみたいのであれば、まず学習。 きっとビックリするような話しを沢山小生がするであろう。 驚かないで来て欲しい。

2015年2月28日

スポーツ障害 ランニング 歩幅・ストライド伸ばすには脳。

スポーツ障害 ランニング 歩幅・ストライド伸ばすには脳。

"ついにブーム終焉?東京マラソンの「功罪」 様変わりした日本のRUNを考える"http://a.msn.com/01/ja-jp/BBi3n1g) なんて言う記事を今朝のニュースで見かけた。 昨年一年うっすら感じていた感覚が、データを含めて客観的に見てみると勘では無いのだと改めて思う。

確かに日本でもこの数年、スポーツ科学が目覚ましく進歩した。 それに加え、誰でもが情報を簡単に手に出来る世の中になったお陰で、最新と言われる物があっという間に末端まで広がる事の出来る世界になった。

小生自身、それ自体が悪い事だとは決して思わない。 しかし目の前の目新しい事に捉われ、最新より重要な事が大きく欠落するという現象が起きているのも事実。 最新最先端のトレーニングは、散々基礎を積み重ねたトップ選手がさらなる飛躍の為に行ってこそ効果が発揮されるもの。 それを高々数年の没頭趣味者が取り入れるのは、身の程知らず以外の何物でも無い。

しばらく前も、ナショナルチームレベルの指導者がランニングフォームについて語っていた。 良いと思った物は何でも積極的に取り入れると言っていたのだが、ん~ん... 実はその彼を少々知っているだけに、更にん~~。

結局すべてが筋力話。 姿勢やフォームが全て筋力で構成されている訳では無い。 しかし多くの昨今のファンクショナルトレが、可動、柔軟性、筋骨格系の問題ばかり。 以前、ストライドに問題を抱える選手に前庭感覚再学習プログラムを実践させたところ、飛躍的に改善した経験がある。 言わば脳で走らせたのだ

ビデオで動作を記録して解析もカッコ良くて良いが、側だけのチェックでは無く、本質的に見直す為の知識を此れからは指導者が身に付けなければ、世界にあと一歩という現在のまま止まってしまうだろう。 ひょっとしたらマラソンの日本人選手の伸び悩みもそんなところにあるのかも。 ひょっとしたらだが...

2015年2月26日

エナジードリンクで元気が出た代償。

エナジードリンクで元気が出た代償。

飲みますか?エナジードリンク。 小生自身、飲むっちゃ飲むし、飲まないっちゃ飲まない。 何処までがエナジードリンクで、何処からが栄養ドリンクか分からずで。

現在でも付き合いがあるのだが、日本で最も栄養ドリンクを作っている製薬メーカーと前職時代から付き合っている。 海外から某スポーツドリンクの輸入を手伝ってもらっていたのだが、毎回打ち合わせの度に知らない話し満載で、その話は現在でも知識として非常に役に立っている。

そんなコンナで現在でも小生的には栄養・エナジー系は否定派では無いのだが、昨今海外、特に若者に対してのその手のドリンクに関する否定的なレポートを数多く目にする。

米国で中学生1600名強に対する調査では、エナジードリンク摂取が中学生の多動および不注意に関連している可能性があると報告されていたり、大学生に対する調査ではエナジードリンクを飲む学生ほど直近一週間の果物、野菜、牛乳、朝食摂取の割合が低く、不健康な食生活を送っており、しかもBMI値も高いという報告もある。

ドリンクに含まれる大量の糖分の問題、成分的な問題や習慣的な問題など、まだまだ原因等について多くの検討が必要であるとされている。

何も考えず子供にカッコつけてエナジードリンクを飲ませている親、スポーツ会場でそんなのを見かけてモヤっとしていた気持ちが、コレでなんとなく納得できた。 フムフム。

2015年2月24日

吸収が速いプロテインの方が逆に筋肉付かない!

吸収が速いプロテインの方が逆に筋肉付かない!

ナンちゃってスポーツ治療院でこんなものを食べた方が良い、こう言うプロテインを摂った方が良いと言われたのだが... と言う相談がたまにある。 

メーカーが都合よく書いた商品の裏に書いてあるキャッチだけの知識で、成長期の子供やスポーツ障害で悩む者への安直なアドバイスが依然後を絶たない。

プロテインに関しては一昨年に少々詳しく書いた事がある。 小生のブログで"プロテイン"とでもキーワード打ちこんで検索してみてもらいたい。 トレーニング後30分に吸収の速いプロテイン、ホエイプロテインを摂取すると言う事が、いかに安直で安易なアドバイスである事が分かるであろう。

街に乱立する "スポーツ障害お任せクダサイ!" 的な看板にほとほと嫌気がさすが、揉んでもらってりゃ気分良くなって治った気になって、そんなのがケアだと思っている者の方が世の中に多いのだとしたら、そもそも小生の方が無駄で余計な異物なのかもしれない。   それでも日々コツコツやるだけなのだが。

2015年2月22日

東京マラソン ランナーズニーでスポーツ障害

東京マラソン ランナーズニーでスポーツ障害

今日の東京マラソン、楽しみにしていたウチの患者も数多いのだが、生憎の雨模様。 数年前もたしか雪?だっと事もあったような。 せめてもの救いは気温が教区単に下がっていない事ぐらい。 それでも皆さん低体温(2/18ブログ参照)や脱水症状にはお気をつけ下さい。

一時期ランニングが趣味とい患者が山ほど来たが、現在はそんな波もひと段落。 昨年あたりは登山やトレラン患者がひと波。 そうそう、それとウルトラマラソンの患者、けっこう皆いい人だったり。 しばらく前のその手の患者は、目を吊り上げて走ってるような感じだったのだが、最近の方々は楽しく長くノンビリとで。 コレ、けっこう好きかも。 話しを聞いていたらやってみたくなったり。 イヤイヤイヤ、いかんいかん。(笑)

たとえばランナーズニーでやって来る患者。 まぁ色々病院、治療院、スポーツジム行って辿りついて。 一時期良くなったと言うが、基本自然治癒。 また必ず再発で。 外傷と障害の根本的な違い、障害の概念が欠落しているから仕方が無い。 検査や動作をスクリーニングすれば原因がわかると思っているからタチが悪い。

コレも先日書いたが、たとえば長く続く咳、喘息などは検査でわかれば世話が無い。 選択的に治療しながら診断していくもの。 検査で、はいポン! 単純人間に出逢ったら運の尽き。 スポーツ障害、運動理学はそんな簡単なモンじゃないのだよ。

捻挫で電気でマッサージ、あぁ~あって治療しか出来ぬのに立派な看板。 ホント患者に申し訳無い世の中である。

2015年2月21日

スポーツ障害から向け出す為に自分で出来る事。

スポーツ障害から向け出す為に自分で出来る事。

下駄箱の上に置いている、松岡修三の日めくりカレンダー。 売り切れ続出なほど、現在大人気らしい。

365枚では無く31枚。 どの言葉もユーモアも有り、心にも響きで一日一枚では勿体無い。

本日の松岡氏の言葉。  "性格は変えられない。でも心は変えられる" 

小生のブログでも、この数年で一番反響があった先日の "歳をとると頑固、偏屈になる理由" でも書いた理解力。 能力以前に、そもそも理解しようとする気持ちが欠落している事に大きな問題がある。 理解する気が無い、理解したくないが何よりも強く出てきている。しかもその事実を本人がまるで自覚ナシ。 酷いと自分は努力していると言い放す。

変えねばならないのは、何よりも心。 自分が望む成果が出ないのなら、もう一度自分を見つめ直せ!と時に強く患者に言う。 永遠に他人に応えを求めているようでは駄目だと。

患者側だけでは無い。 治す側も小生の大嫌いな、講習会や資格取得で自己満足な治療家、他人の作ったものでしか自己表現出来ぬ事が悲しいと理解出来ぬのだから、当然患者を導く事など出来ぬ。

共に考え、共にゴールを目指す。 自分を理解出来ぬのだから、他人の事など理解出来ず、他人を信用する事も出来ねば、他人から信用を得る事も出来ない。 当然、松岡氏には逢った事は無いが、そんなところに彼の魅力があるのではないかと小生は思う。

2015年2月20日

子供 スポーツ障害 東京や神奈川だと逆に難しい。

子供 スポーツ障害 東京や神奈川だと逆に難しい。

もうかれこれ6、7年診ている高校生の男の子がいる。 小学生のちっちゃい頃からどこか痛くなるとやって来てくれる。 現在は県内でもサッカーで超有名な高校に通い、 100人以上いるその部の中で、レギュラー争いをするぐらいまで成長した。

先日1年ぶりにまたやって来た。 痛みの場所も訴えも今までと違い、その事は本人も認識しており、そしてその事に疑問も持ちで。

今回の痛みがどういう原因で何故発生したのか、そしてどのようにして治して行くのか、その事が今後競技成績向上に大きく関与していく事をしっかり説明する。 これは全員の患者に対してなのだが、高校生の今になったから理解出来る、話せる事がある。

身長もこの一年で驚くほど伸びた。 小・中学生の身体ではもう無い今だから、去年と違う提案が出来る事を話す。 筋の神経機構、サイズプリンシプルの話しも図を使ってシッカリと説明もして。

動き、走りひとつとっても、タイムが速く走れるのと、スピードがある走り・動きが出来るのとでは完全全く意味内容が違う。 その事を理解出来て、始めてトレーニングに取り組める。 むしろ理解する事が出来ぬうちは、その効果は半分も得る事は出来ぬのであろう。

早さと素早さを分けて考え、治療もトレーニングも別のプログラムを提案できぬようでは "スポーツ障害専門" などと言う看板を掲げてはいかんのだ。 

言葉だけが氾濫している都市部で、良い病院・治療院を見つけるのは至難の技だろう。

2015年2月17日

環境要因と運動療法

環境要因と運動療法

先日同業の友人が 「最近近所に引っ越してきた患者が、長年悩んだ腰痛がウチですっかり治ったんだよねぇ~」 と話してきた。

そりゃオメデトさん。 ダケドね、それお前の腕ジャ無いからとキッパリ言ってやった。

現在は友人と言っても過言では無い、医療機器の会社を経営する人間から 「どの先生も、何処へ行っても治らなかった患者を治したんだよねぇ~と言うもんなんですよ」 と言われた事がある。 20年近くも前に言われた言葉だが、今でも頭に残る。

そりゃウチだってそう言われる事はある。 はじめから先生のところへ来ていればと言われる。 だが患者には 「○○さん、そう言ってもらえて嬉しいですよ。でもね、今まで行った先生のところ、整形で治るところは治って、たまたま最後に残ったところがウチで治っただけですから。最初にウチなら良かったとは限りませんから。」 と、謙遜も含め話す。

患者は単純だから、治ったらそれが良いと思う。 しかし治す側が単純ではダメだ。

家や会社、引っ越しや移動があれば環境も変わる。 寝具かもしれない、キッチンの高さかもしれない、デスクかもイスかもしれない。 通勤の時間かもしれない、長いのが良いのか短いのが良いのか。 もっと単純に気分が変わったからかもしれない。 

奥義や秘儀のテクニックは無い。鬼の首を取ったようなような気になっていてはいけない。 謙虚に客観的に。そして時に主観を重んじて。 5年後10年後を見た時、現在の生活習慣の改善の重要性が必ず見えてくる。 そしてウチが出した答えの一つが運動療法なのだ。  今だけ喜んでもらって小銭稼ぎな友人が、その事に早く気が付くことを切望する。

2015年2月13日

膝、腰が痛い小学生。

膝、腰が痛い小学生。

とにかく親が納得していない。 仮にこのまま通えば良くなるとしても納得しない。

この数年、特に現屋号にしてから劇的に小中学生の患者が増えた。 昨年は都内23区はもちろん、埼玉からもやって来た。 しかもシッカリ此方の提案通り診せに来てくれる。

一番変わったのは、開院当時の15、16年前より、格段に親の意識が高まった事。 「ソレって自然治癒だよな!?」と。

何人もの親に言われたのが、毎回同じ治療。 今回は痛いと言うと、「じゃ鍼打ちますか?」しか言わない。 そう言うものなのか? 治す側はそれで良いと思っているのか??と言われた。

転んで膝が痛いのと、転んでいないのに膝が痛いの、同じ治療をする。 患者側の方がおかしいと思う。 結局やる事は同じ。揉んで温めて電気。 

家でのケアを教えてくれるなど、それで喜ぶ患者はひと昔。 ココが硬いから良くストレッチして下さいなどと、そんなのはアドバイスでもケアでも何でも無い。 質が低い以外、口から出る言葉が無い。

子供以外、大人だって同じ。 20才、50才、80才、原因が同じ腰痛だって同じ治療は絶対しない。 少なくともウチはそう。  素人以下の治療家なんて...  コレ以上はいうの止めておこう。

2015年2月10日

単数と複数の確率。

単数と複数の確率。

偉そうなタイトルの割には数学苦手。 イヤ、そもそも頭良くないのは数学に限った話では無いのだが。

極々稀に、「他の病院で原因がやっと分かったからソッチヘ行きます」と言われる事がある。 同業ならだれでも一度や二度は経験ある話しだが、そこで悔しいと思うか、仕方が無いネと思うか、どう思うか。

検査で分かったともよく聞くが、そもそもその言葉がおかしい。

小生に限らず、医学を志す者にとって最も重要な言葉のひとつにJohn Michael Criley, M.D.の言葉がある。 小生は開院当時から現在でも、ホームページ等を通じて正しい医療を受ける為に、患者にその言葉を投げかけている。

W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。
1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。

よほど重篤な症状、悪性の腫瘍なら生検も分かるが、果たしてその診断の手法が上記にあてはまるのだろうか?

そもそも原因がひとつとだけが言ったのか?ひとつでは無いかもしれないじゃないか!? いくつかの要因が絡み合ってる可能性だってある。むしろ単数より複数、一つより二つ、二つより三つと考える方が確率的にも妥当ではないのか。 後からあれやっておけばよかったと悔いる事の無いよう、やれる事は今なのだ。 悪い症状は悪い奴が居るからだ!と、昔は諸先輩たちに教わったものなのだがな。

2015年2月 6日

怪我は外傷、障害は使い過ぎ。

怪我は外傷、障害は使い過ぎ。

昨日、面白い話しを聞いた。 「以前、数年接骨院に通っていたのだが、健保組合からまだ何故行くのか的な手紙が頻繁にやってくる。 それが煩わしい、此方は治したいのに」 と。  へ~、そんな風に考える人もいるのか。

いや、むしろそう考える人間の方が多いのかもしれない。 一人称で考えればそうかもしれない。 しかし送ってくる方も嫌がらせで送ってくる訳では無い。 送る理由がある。何故送ってくるのか?を考えれば分かるのだが、おそらくそのような思考にはならないのだろう。

これには外傷・障害・傷害の概念を正しく理解せねばならない。 素人の患者側は理解と言うレベルでしか考えられない。 それはそれで仕方が無いし、それで良い。 しかし治す側はそれではダメだ。 だが、民間療法で診て良い保険診療は怪我、外傷のみ。障害は範囲外。 やってはいけぬ、診てはならぬモノを学校は教えぬ。 だから国語、言葉的に、一般素人と同じレベルでの障害・傷害の意味理解しか出来ていない。 ようは概念が欠落しているのだ。

そもそも概念が無いのだから、話しても不毛。むしろ自分はちゃんとやっていると思い込んでいる。 治す側が治療への取り組みを正しく出来ていなければ、当然治るものも治らない。 特に子供の患者に多いのだが、何年も意味無く電気で刺激送って、そのせいで悪化しているケースも年に数名診るぐらいだ。

スタッフにも良く言うのだが、授業で黒板をまる写しするような勉強はやめなさい。 勉強した気になってるが、先生の話しは半分しか頭に入らぬ。 まず最後までシッカリ人の話を聞きなさい。 話の途中で自分で勝手に何か考えるのをやめなさい。そのから先が頭に入らぬのだから。 世間話の会話と、勉強で話しを聞くスタンスはまるで違うのだと。

楽にするのと治すのはまるで違う。 考えも取り組み方も180°違う。 治す側も患者側も。  かの福沢諭吉も言っていた。 「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり。」 と。  まぁ、ネットや本読んで、俺勉強している!ってのが多いのも考えものなのだがナ。

2015年2月 5日

ネットで何でも知った気?ダメ人間。

ネットで何でも知った気?ダメ人間。

年に数回、患者にきつく話す事がある。 やんわり何度も話していても、まるでこちら側の意図を汲めぬ者に対し。

数年前までは若者に多かったのだが、最近は大人、中年では無く高年、年配者で何でもネット。 まぁ、今どき情報機器を使っているのはたいした事だが、正しく使えていない。 道具として使う事では無く、自分自身に対して適切に使えていない。

今年もまだひと月ちょっとにもかかわらず、既に二回もギャッ!と言ってしまった。ん~、小生もマダマダだ。

先日の "歳とると頑固、偏屈になる理由" の日記にも書いたが、とにかく理解力が著しく低下している。にもかかわらず、自分はちゃんとやってる考えてると思い込む。 しかも自分勝手に色んな事を。 で、答えを求めるのに、結果アドバイスした事を無視して。 まぁそもそも無視している自覚も無い場合も。

だがこれは前向きだからこそ起きてしまう事。 だからこそ我々はその前向きな気持ちに負けぬぐらい全力で向き合わねばならぬ。

全員の患者に言える事だが、最初の治療数回は一般的な治療。多くの治す側の人間が知識として持っているレベルの治療。 それで治らないから患者は来ている。 だから次のステップ、その患者に合わせた治療をする為には、次に取り組まねばならない事柄について理解せねばならない。 今まで見た事も聞いた事も無い事柄に取り組むには、努力がいる。その為に知識もいる。 だから最初の治療クールでは、毎回次に必要な講義も織り交ぜる。 そしてレベルを上げ、次の治療に対して、より専門的な説明を理解せねばならない。

スイスで働く先生が言って言葉に、「なかなか治らない痛みは、多くが間違えた学習のせい。 間違えた学習は正しい学習で治さねばならない」 があった。 患者と向き合えば向き合うほど、まさしくその通りだと思う。

小生が患者に言う一番大切な事がある。 "何が出来るかではなく、何が我慢できるか"  だと。 自分の内面と戦って欲しい。

2015年1月29日

歳をとると頑固、偏屈になる理由。

歳をとると頑固、偏屈になる理由。

新患、特に子供の親は説明を聞きたい、原因を知りたいと言う。 そう言って思って遠方からやって来る事が多い。 小生としては望むトコロだ!的なのだが、現実はそう簡単じゃ無い。

転んでぶつけて折れた切れたなら、この腱・靭帯が損傷していますね、痛めてますねで、コンな治療しますね、コンな事気をつけて下さいね、コレをやってみて下さいね!と説明も簡単、治療も簡単。   だがそんな簡単な問題じゃないから治らない、簡単に説明できる問題じゃない、知りたいと言ってもおそらく患者側がすぐ理解出来る話じゃ無い。 逆に子供であっても痛い本人が理解できるが、痛くない親の方が理解出来ぬ。 聞きたい気持ちはくむが、ほぼ全員初回理解度は50%以下。   仕方が無い。

もうひとつ、年配者の話しを。 よく歳をとると頑固になる、偏屈になる、意固地になるというが、患者と会話していてそう思う前の会話に特徴がある。 明らかに此方の説明、話しを理解する能力が低下しているのである。 先日も10年ぶりに会った患者がいたのだが、会話していて小生の方がビックリしたぐらい。 極々単純な組み立ての話しが理解出来ないのである。 意識か無意識か、本人も分からぬのかもしれないが、考えると言う事を放棄して自分の主張を一方的に発言する。 いやぁ俺はそうは思わねぇ~な、そうじゃねぇ~な、と。 まぁ、よい方に考えたら、まだまだ自己主張するパワーが残っているという事なのだ。

根気よく時間をかけて説明する。 何度でも何回でも、手を変え品を変え。 納得出来ぬから治療もコマ切れ、そして色々なところへだけは避けなければならないのである。 それが我々の最も大切な仕事なのである。

考える能力、情報の多過ぎる現代の最大のテーマなのだろう。

2015年1月27日

電気で揉んで満足は治す側ダケ。

電気で揉んで満足は治す側ダケ。

先日久々に学生の見学を受け入れた。 数年前は頑張って受け止めてみたが、止めた。理由は敢えて書かないでおく。

面白い傾向が、東京神奈川より地方遠方、最近だと関西や東北から見学や就職の希望の連絡がきた。 一昨日は大阪から。 当然最初はわざわざ勿体無いからと断ったのだが、何度か電話でやり取りしOKした。 昨年も連絡きて実際会ったのは一人。履歴書以前に電話で断る。 だが今回は熱心さ真面目さをかった。

ウチに連絡してくる、やって来る者たち全員100%が、現在の治療の現場、実情に不満を抱いている。 治しているようで、治して無いと。 実際は年寄り相手の慰安マッサージと、痛いところへの電気だけだと。

まだまだ極々一部だが、治す側の人間もやっと少しずつ気が付き始めた。 しかし治される側、患者側はもう10数年前から気が付いた人の人数は飛躍的に増えてきているのだ。

硬いから、張っているから、コレで動きが悪いから揉む、柔らかくするには、もうとっくに説得力が無いのである。 治療の世界でもまだそんなレベルなのだが、更に最新と言われるスポーツの世界でもかなりそんなレベル。 動きをよくしましょう、可動域を広げましょう、ストレッチしましょう的ナ。  酷い。

患者であれ学生であれ、一番大切な事に気が付いた者に対しては、小生は全力で向き合う。それがスタイル。それはこれからも決して変わらぬだろう。 興味があるだけでは全力は注げぬ。 自分の声の大きさ、気持ちの強さの分だけ、返ってくるのも同じ分だけ。 上っ面には上っ面しか返ってこぬモノだ。  心とは正直で誤魔化しのきかぬものなのだから。

2015年1月25日

医療系若者って騙されやすい。

医療系若者って騙されやすい。

高校生の患者が将来我々のような仕事に就きたいと言う。 とても嬉しい事だが、きっかけを聞くと、自分が痛めて治療に来ている事も当然あるが、学校で専門学校等が説明会を開いて聞いたせいだと言う。 しかも高校一年生、ちょっと前まで中学生だったような子たちに。

15、16才だよ、子供。 そもそも小生から見れば16も26も同じに見えるし、もっと言えば26才も36才もたいして変わらんように話すと思う。

そりゃ社会に出て10年ちょっとの業務経験の差はあるよ。 でもたかが10年。諸先輩たちの話しと比べたらその薄っぺらさは明確。 先日もそこそこ大人の奴と話しをしたが、目的と目標の話し程度でも目をパチクリ。 学校や講習会、本で学ぶのでは無く、社会で学ぶ事がまだまだ少なく薄過ぎる。 特にそれらが顕著が医療系。 お勉強大好き、暗記モノだいすき、試験も資格も受けて取って自己満足で超自分ダイスキ!?

知識が無ければ何も出来ないとおバカな医療系は言う。 使い方を間違えれば知識は武器にもなれば凶器にもなる。 赤ん坊に刃物を持たすようなモン。 知恵を悪く使ったら悪知恵と言うが、悪知恵の自覚が無いからタマラン。

今の自分で出来る事、してあげれる事を考える。 分からないところから頭を使う事を考えると言う。 多くのおバカは考えると言う事が出来ず、思い出すと言う事しか出来ぬ。そんな経緯件不足な薄っぺらい人間が、子供たちに講義講習会を開く。 想像するだけで恐ろしい。

興味を持ったウチの患者、子供たちには焦るなと言う。 興味を持ってくれる事は此方としても嬉しいがジックリ考えなさいと説く。 鍼の講習聞いたから鍼灸師になりたいと言っても、今まで散々何年も鍼灸言って治らなかったんでしょ? なら鍼灸師じゃ無く、治す先生、治せる先生になる勉強したらどう? 自分が考える治すとは何かを時間をかけて考えなさい。 そしていろんな事を、一番大切な事を学びなさい。 専門の勉強なんて脱サラしたって学べるんだから。 そしてその時が来たら、いくらでもウチが雇ってあげるから。 くれぐれも欠落したインチキな大人だけにはなって欲しくは無いモノだ。

2015年1月22日

深夜営業24時間フィットネス。

深夜営業24時間フィットネス。

今朝のFMラジオ番組で、昨今街に増えてきた深夜も営業しているスポーツジムをとり上げていた。

始まりは最近アメリカで流行ってる流れをくんでと話していたが、些かそれは違う。 最近では無く昔からある。 増えたと言うより目立ってきたというのが正しい表現。此れを読む者がその意味を理解できればだが。

そもそも日本でも昔から24時間ジムはあった。 今をさかのぼる事30年ほど前、バブルの時代、当時新宿女子医大の近くにそのジムはあった。 正確には22時間営業、午前9時~11時はメンテナンスでクローズだが。 もう一軒、葛飾金町に週末だけ深夜営業しているところもあった。 日本でその二軒だけと記憶している。 何を隠そうその新宿のジムに、まだ学席のある小生は半社員状態で数年在籍していたのである。

当時まだ目と鼻の先にフジTVもあり、しょっちゅうTVでもとり上げられ、日本でも最も有名なスポーツクラブ。 知らぬ者はモグリなぐらい。 もし昔のフィットネスを語る者がいて、そのジムを知らぬようでは恐らく当時は寝んねちゃんレベルだったのだ。(我ながらヒドイ死語だが)

当然今と昔では時代も違い環境も違い、ニーズもかなり変わって来ている。 しかし現場で必要な事、起こりうる事は同じ。 昨年某今どき深夜ジムに通っていた知り合いがいたが、そのジムはなかなか凄く、夜間はスタッフはゼロで、会員は勝手に鍵開けて利用、鍵閉めて終了。 素晴らしい。

利用する側は何を求めて、提供する側は何を抱いているのかまるで見えない。いや、何も無い。 意識も質も低い者同士の利害関係が、ただ単純に一致しただけ。 心底良い事、正しい事と思えるか否か。

バブルははじけ、そのジムはクローズ。同時に深夜営業するクラブは世間から消滅した。 景気や料金だけの問題では無い。 当時を知る我々は多くを学び、そして今反省する。 同じ過ちを繰り返さぬ為に。

知っている気になっているが、実は何も知らぬ者。 学んでいるようで何も学べぬ者。 先日の骨盤臓器脱の記事にも似た趣旨を書いたが、真実・真意を理解してからこそ、物事を進めるべきである。 どんなに講習会に出ようが資格取得しようが、偽者は一生偽者である。

2015年1月20日

骨盤底筋的なアレですね、骨盤臓器脱。

骨盤底筋的なアレですね、骨盤臓器脱。

年末だったかなぁ~、専門的に学んだ訳でも無いナンちゃってトレーナーがTVで骨盤底筋について話していた。 超軽いアドバイスで、聞いててモヤモヤっとした。

数年前から、特に中高年の女性向けに骨盤底筋トレーニングを勧める記事を見かける。 専門の学会がその有効性について述べた論文もあり、ちょっとしたトレーナーであっても相手が中高年女性とみると、「骨盤底筋トレーニングはした方が良いですよ!」と言う。 しかも実態感などまるで無い若い男性が、軽く。 あんな説得力無い言葉、よく"へぇ~"って言えるナ。

確かにやらないよりやった方が良い。 それはどんな運動でもなのだが。 問題はその結果の意義。 昨年末、海外の医療専門誌でオランダの医科大が調査した、軽度骨盤臓器脱患者対象トレーニングについての検討報告がされていた。

それによると軽症の骨盤臓器脱の女性患者に対し、理学療法士が個別に骨盤底筋力トレーニングを指導し対象群と比較した結果、主観的症状改善評価は4倍高かった。 これだけを見ると効果があった!となるのだが、問題は他。  患者の主観的では無く、臨床的意義のある関連は残念ながらあまり認められなかったそうだ。

問題を抱えているのであれば、トレーニングは当然やった方が良い。 だが指導する側は安易な受け売り情報で指導するべきでは無い。 正しいその効果・結果の意義を理解してからでなければならない。 

雑誌やセミナーで知識付いたと思ってる、勘違いナンちゃってトレーナーさんにくれぐれも出逢わぬように。

2015年1月13日

勝利に一番必要なものをKeiが証明してくれた。

勝利に一番必要なものをKeiが証明してくれた。

会社員時代、当時自社のメイン選手に、バスケのシャックことシャキール・オニールがいた。 2mを超えるNBA選手の中でもずば抜けて大きく、その身長は216cmとも219とも言われていた。 しかも靴のサイズは41cm!!と記憶している。 社内に販促物で実物大のパネルや靴が転がっており、その驚きが未だに記憶に残っている。

それともう一人、テニスのマイケル・チャン選手、そう、今を騒がす錦織圭選手のコーチである。 自分と体格もそう変わりない、しかもこんなに若い選手が世界で活躍する時代になったんだなと思ったものだ。

一見関係無いその二人だが、小生にとっては仕事上での情報も多かったせいか、自分がスポーツをするうえでいつも頭の隅にあった。 たとえばシャックも、本来はその体格を生かしたパワープレイが身上だったが、パワープレイだけではダメだと新たな事に挑戦したり、選手後期はチームに合わせて自分のスタイルも変えてきた。 しかも気さくな性格で。

マイケル・チャンだが、世界レベルでは175cmと小柄と言われるが普通。小生年代なら決して低い方では無い。ちなみに錦織圭選手にいたっては178cmある。どちらかと言えば大きい方だよ、日本では。 当時小生が一番気になったのがチャンの体重。確か70kg以上あった。当然アスリートで体脂肪だって多く無いのに70kg以上。ググったら72kgと記載があった。もう少しあった記憶があるが、どれだけ基礎トレーニングをしっかり取り組んでいたかうかがい知れる。

最近の錦織圭選手の活躍に、そのマイケル・チャンコーチの存在が大きい事は、テニスをしない人でもTV等で知っているだろう。 とにかく反復練習、基礎トレーニングを徹底させたと言う。当の錦織選手もそれらが一番苦手と語っていた。  そしてもうひとつ、先日TVでそのチャンがインタビューで、錦織選手に 『勝った時には謙虚さを、負けた時には潔さをを忘れてはいけないと教えた』 と語っていた。 この言葉にスポーツのすべてがあると小生は思う。

スポーツへの取り組み方、今一度是非見つめ直して欲しい。 勝ち負けに目を吊り上げ、欲で走って飛んで、投げて打ってが本当のスポーツなのか?! 今一度自問自答するべきだろう。                ちなみに超余談だがカップヌードルのコマーシャル、錦織圭選手だけでは無く、現役時代マイケル・チャンコーチも出演していた(会社の資料で見たかTVで見たか記憶は無いが)。 知らない人の為に。(笑)

2015年1月11日

農業の業って学って事か。

農業の業って学って事か。

普段パブリックな院ブログに全然治すと関係無い事、例えば待合室の植物の話しや自分の子供の話し、患者から貰った物の話しや食べた物の話しは極力書かないのが原則。  であったと、過去形。

しかし昨今、大会社の大社長たちまでもが日常的に食った買ったを書く世の中。 なんだか書かない物の方が非スタンダード。日常が見えない方が不信感な風潮が。 ん~、ナンダカナァ~??とも思うが、まぁ別に隠すような事もまるで無いので、今年はガッツリ自分の事書いて、多少のイメージダウンも甘んじて受け入れよう...  と言ってもさして書くネタなども無いのだが。

そーいえば昨日はどうしても書きたいネタがひとつ。 患者の女の子から、実家に帰ったお土産でをくれた。 画像の通り、ザ・肉。 ご実家が宮崎で畜産をされてるそう。 父と弟で心血注いで良い肉で、家じゅう牛の表彰状でいっぱいらしい。 ナント今回そのお肉を、ウチのスタッフ達の為に持って来てくれたのだ! 怖くて市価など全くもって聞けなかった...(◎o◎) 本物ダヨ、本物!!

小生自身、年に幾度か長野で畑や田んぼ、キュウリやジャガイモ、稲刈り稲こぎを手伝う事がある。 コリャ本当に疲れる。 しかも頭をかなり使う。 説明書やマニュアル読んで出来るものじゃない。いや、出来るかもしれないが、良い物は絶対出来ない。 経験だ。

だが数こなす事が経験では無い。やってれば其れが経験じゃ無い。 小生が大っ嫌いな、学校・講習・セミナー資格大好きダメ人間には到底理解出来ぬ、大切なところ。 

農業の業は単純に仕事と言う意味もあるが、業には身につけようとする、学と言う意味も込められている。 本当の学びは机の上にあるのでは無く、学と言うスタンスをどこに一番ピントを合わせるべきなのか。 2、3年で学べる事など無いのである。

自分にとって一番大切な、重要な事に沢山の時間をかけ、心血注いだその先に誰に負けぬ貴重な経験があるのだと小生は思う。 彼女から受け取ったその牛肉に、そんな思うを感じた。 物以上にありがとうと言いたい。

2015年1月10日

就活、求人、面接採用。

就活、求人、面接採用。

不定期で採用応募がやって来る。募集など全くしていない時期にでも。  昨日も2件連絡有りで、現在3件検討中。 だが実際面接まで至るのは十数人にひとりいるかいないか。昨年も数十人応募があったが、面接は結局バイトで一人。 で一応採用。  時間をとって会ったとしても、真剣味に欠けるケースが多過ぎる。 まだ学生ちゃんの方が、仕方が無いわよねっ!ってコッチが折れて会ってあげる事も基本チョイチョイ。

昨日は関西の某専門学校の先生から採用についての連絡を頂き、他にも少々雑談もまじり、此方としても大変勉強になる話しもさせて頂けた。 丁寧なその担当先生の応対、そういうところの生徒は何とかしてあげたいと、小生だって情で思う。

今来ている高校生患者の男の子二人が、我々のような仕事に将来興味があると。 あっ、以前書いたな、この話し。 今どき、高校に大学や専門学校が高一高二相手に説明会か。 イイ事ばかり言って子供寄せ客寄せ。 そりゃ小生としても興味を持ってもらえるのは嬉しいが、じっくりゆっくり考えなさいと。 

ひとりの子が説明会聞いて鍼灸の道に興味があると。 だが何年も鍼灸接骨院に通って治るどころか年数かかるに従って症状悪化。痛いと言えば鍼勧められて。 本当に治療に興味があるなら、自分自身が良いと思った事学びなさいと。 その先生だって肩書広告は立派だったんでしょ? だから宣伝広告、肩書や経歴に騙されちゃダメだかんね!自分の目と頭で選びなさい。

小生が始めて治療の学校、学びに行ったのは学生時代。 痛くて医者行ってレントゲン撮って、異常無いねハイ湿布に納得しなかったから。 ンなら自分で治すか!?って勢いで。 体育や治療学んでも、まだまだ全然スポーツの事知っちゃいない。 ならスポーツをもっと見聞きできるのは何か?と考えてスポーツメーカーに。

心底自分が納得して、とことん愛せる仕事を選びなさい。 決して子供がウルトラマンや仮面ライダー(古いか)、ヒーローに憧れるようなレベルで就活するのはよしなさい。 そして是非、商品・仕事を誰よりも愛してください。 きっとあなたの愛の量と同じだけ、お客は愛を返してくれるはずですから。      ん、タマには真っ当な事言うナ、俺も。

2015年1月 9日

診察を理解できぬ玄人気取りな素人。

診察を理解でぬ玄人気取りな素人。

「あの先生、顔見て話してくれないのよ~」 とか、「痛いトコ触ってもくれないのよぅ~~」 とか言う患者。 普通はオバちゃんが良く言うセリフだが、最近はそうでも無い。 得てして自分は頭が良いと思っている、しかも30代兄ちゃんに多いのが特徴。 自分を振りかえってももっともダメな世代。経験と勢いが空回り。

モチロン尊敬できるような兄ちゃんも、逆に数多いのもその世代。  社会の一線でバリバリ働いている兄ちゃんは凄い。良い事も悪い事も、今の時代のすべてを最も経験出来ている世代だと小生は思う。 その反面、自分の好きな事ばかり、医療系、最近は体育系で研究お勉強、見聞き知識で19、20才の子供相手に声高に大先生。 見てるコッチが恥ずかしくなって来る。

「あの先生は触って診てもくれないから」 とか、「レントゲンや検査も何もしてくれないから」とか、子供のようにダダこねる。 子供大人で、もう最悪。 

深夜に急病で電話で相談来たら、触れないので分かりませんとか、機械が無いので知りませんよと医師が言うと思っているのか!? 医師の先生方を舐めてもらっちゃ~困る! 素人が!!

アラフィーな小生はモチロン、40代前半までの人間は、就職境に出たその当時、まだ会社にはろくにパソコンなど無かった。メーカーでも無ければ、オフィスにチラホラ程度。殆どの事務作業、経理・総務も含め手書きで手計算。 そしてパソコンが出てきて膨大な移行作業。  だからパソコンの良いところも、手作業の良いところも分かっている。

だが今の30中後半は、丁度社会に出る時、出た時、既に概ねパソコンを筆頭に様々なOA機器に溢れていた。手書きをワープロで打ち直して、色々切り貼りしてFAXなんて急速に絶滅。 道具を使って仕事、道具を使うのが当たり前。 仕事の大半が道具のお陰。 だから自分の業務能力、実力以上の作業をして、自分は仕事が出来ると超勘違い。

チョット補足だが上記の話し、実は女性にはあてはならないケースも。 何故なら、その道具を使いこなす前に結婚等で社会を離れた場合ちとズレる。 しかも良い方向に。 その世代の女性たちはmixi等で一度や二度、必ず知人友人ともめている。 変に使いこなしていない分、自分で学習をしている。 だから小中学生の子供を連れて来る母親たちは、素晴らしい。 良く分かっている、考えている。 ネットや様々な情報を上手に使っている。しかも依存し過ぎず。 女性に関しては50~60代が鬼門。 テレビもネットも鵜呑みで、みのもんた状態な使い方。 

ともに問題は自分は上手く使えている使っている、自分は誰よりも良く分かっている、詳しいと勘違い。 奥義や秘儀があると思っている。 あの先生だと一発だ!と良く言ってみたり。 鍼やマッサージ、一生揉んでもらってなさい。 運動的な表現を敢えてすれば、筋肉は強くするものでは無く鍛錬するもの。 筋トレとウェイトトレーニングを間違えてはならない。

患者の多くは高い社会人のスキルを身に付けている。 だから上っ面な知識人間はすぐに見透かされる。 結果、類友で上っ面同士で意気投合。 だから診察・診断の重要性を根本からして理解出来ぬ。 さっきも書いたがホント、一生おして揉んでもらってなさいって話し。      久々毒吐いた日記で失礼。

2015年1月 7日

果たして牛乳は健康に良いか悪いか。

果たして牛乳は健康に良いか悪いか。

牛乳は逆に身体に良く無いなどという、そんなどっかで読んですぐ鵜呑み的な、にわかごもっとも専門家にイラッとする今日この頃。 テレビで中高年女性に、やたら骨盤底筋トレーニングを薦める輩にもイラッとするが。

そもそもその牛乳のネタ元は、スウェーデンで牛乳摂取と骨折や死亡リスクとの関連を検討した話しから。 牛乳の多量摂取が、骨折頻度のみならず死亡リスクを上昇させたという結果がでたという意外な結果が逆に目につき、ネットで広がり素人の目にも止まったせいで。

研究と言うより調査結果をどうとらえるか。 牛乳の「有害性」の原因として取り上げられたガラクトースを介するメカニズムがあるが、ヒトでの証明がまだなされていないと、ある研究者は言う。 

しかもスウェーデンの報告とほぼ同時期に、日本人における牛乳と骨折や死亡リスクとの関連も報告されており、それにには相反する結果、牛乳は骨折の頻度を減少させ、死亡リスクも低下させる方向に影響を及ぼしたというものであった。

前者はスウェーデン人を、後者は日本人を対象にしており、対象そのものの背景因子において大きな差異が存在しており、日本人のある医師の先生が言うには、カルシウムひとつとってもまるで違い、牛乳摂取量が最低の群におけるカルシウム摂取量は前者で1,239mgで、後者は500mg以下であり、他の栄養素の摂取量については人種・地域を超えて大きく異なることからも、ごく一点のみを注目した調査について慎重に結果を取り扱わねばならないと述べられていた。

小生の嫌いな、セミナーや講習会大好き上っ面人間ほど、見聞きした情報をものの見事に鵜呑み。 そんな奴らほど今回の牛乳騒動も最新情報が正しいんだ!と。 結局カラッポアタマなナンだよね。 それこそオマエが牛乳飲めよ!と言いたい。 ってか文頭に書いたが、しょっちゅうイラッとしている小生もカルシウム不足かもなのだが。 

オチも付いたので今回はこの辺で。

2015年1月 6日

3歳以上若いと感じていると長生き。

3歳以上若いと感じていると長生き。

皆さん、明けましておめでとうございます。 当院本日より本年度診療、通常通りスタートです。 今年も一年、みんなの健康と幸せの為に、真面目にコツコツ努力していく所存であります。 そして皆が更にいつまでも元気で若々しく。

そもそも若いか若く無いかなんて、基本内面の問題、心がけ次第。 その気持ちが大切と言う事が、先日英国の研究で報告されていた。 "実年齢よりも3歳以上若いと感じている高齢者は、実年齢と同じかそれよりも高齢だと感じている人に比べて8年間での死亡率が低い" という話し。

高齢だと感じている人の死亡リスクは若いと感じている人よりも41%高かく、また高齢だと感じている人の心臓関連疾患による死亡は、若いと感じている人の2倍以上だったと言う。 ん~、やっぱり病は気から的なものは絶対的にあるようだ。

気持ちを若く、そしていつまでも健康でいましょう!!  てな感じで今年も宜しくお願い致します。

2014年12月31日

今年も一年ありがとうございました。

今年も一年ありがとうございました。

一応本日昼過ぎまで診療しています。 ですがお陰さまで超いっぱいです。 

年始は5日(月)までお休みを頂いて、6日(火)より100%通常通り診療やってます。

さて今年、当院諸々春にかけてグッチャグチャ。 でもスタッフ皆で振り返ってみると、其れはそれで笑える事ばかり。 治療も同業仲間がドタバタしているのを横目に、ウチは今までの準備が功を奏してか平穏無事に、本質的にアップデートした物を患者に提供できた一年になりました。 コレは今年一番数多かった、困り果てて遠方からやって来る子供患者たちに特に。 御両親が全員理解のある良い人たちばかりなお陰も有りで。

で、来年にかけてはテーマも有りで、既に少しずつ準備も開始しております。

"安全と健康はすべてに於いて優先する" を来年もテーマに、更にHappyな生活を提案できるように。 金儲け同業だけには絶対負けないゾ!! っと無駄に吠えてみたりで来年も頑張ります。

皆さま良いお年を。

2014年12月18日

人生で最も悲しい事。

人生で最も悲しい事。

仕事、働くと言う事は人生の基盤。 言いかえれば人生をかけて働く。 皆は人生をかけて働いているか!? 少なくとも小生は可能な限りかけているつもり。

むかしは我々のような仕事につく奴は、皆そのような熱い思いを持っていた。 医者・病院で治らず見捨てられ、途方にくれてやって来る患者を 「俺に任せとけ!」 バリに受け止める、そんな奴らが多かった。

しかし今ではどうだ? 患者と向き合うより、本と向き合いたいと言う奴らだったり、一人でも多く見るの本質が、一円でも多く稼ぐ為に一人でも多く、一回でも多く来させる事重視だったり。 保険診療なんか、不正請求やグレーゾーン満載の職場で働いていても、何にも疑問など持たぬ人間が治療にあたる世の中。

しかし、自分に都合のよい言い訳だけはしっかり返す。 たとえば勉強せねば良い治療は出来ぬと言い学校へ行く。 今診ている患者を切り捨てる事実には変わりない。  丁寧に診ると言いながら、バイトに任せる。 金銭的に患者の負担をと言いながら、自分は儲けて一円でも損したくないとか考える。

この数年、本気で人を治したいと思う人間に全く逢って無い。 一人もだ。

熱く無くたって良い。 せめて最低限の人間としてのリテラシー(ん?使い方あってるか?!)を持ってもらいたい。 そんな若者が居れば、いや若者で無くとも小生は全力で受け止めたいと思う。 患者はそんな人間、先生を皆求めているのだから。

ほぼ愚痴になったが、そんな人間、治療家が居なくなった事が本当に悲しい...

2014年12月16日

脳震盪とコンタクトスポーツ

脳震盪とコンタクトスポーツ

先日もフィギュアスケートで某選手が頭を強く打った事が、ニュースで大きく取り上げられ問題視された。 小生も同様の件を過去幾度かこのブログで書いた事もある。 

事故して怪我したら医師で病院だが、それ以前に現場の指導者がその頭部挫傷、脳震盪について、事の重大さをより一層理解するべきであり、医師もその認識をさらに高めなければならない。

米国にある某大学医療センターで、高校生フットボール選手に、練習試合時に頭部に加速度計を装着させ打撃を受ける頻度と強さを追跡し、画像検査による脳の白質変化等を研究した。

其れによると打撃の強さではなく、度重なる衝撃を受けることが問題となると報告されていた。 是によって脳震盪がなくても、軽度の頭部外傷があれば脳が変化する可能性が、新たな研究で示唆された。

同じ脳障害でも脳卒中や脳震盪のように麻痺や言語障害、意識喪失や明確な症状の訴えがないため無害とはいえない可能性が高いのだ。 研究者は脳震盪を診断する資格をもつアスレチックトレーナーが現場につくことも有用だとも述べていた。

安全と健康は全てに於いて優先する。 ただそれだけだ。

2014年12月11日

趣味と実益とアウトドア企画

趣味と実益

以前から色んな人に、「もっとプライベート事、例えば趣味とか色々書いた方がイインじゃない?!」と言われる。 特に今どきSNSには。

んー、もう十分書いているような気もするが。 ってかコレ以上書いたら患者減るし... そもそも書くような趣味もネタもさほど無い。 まぁタマには良いと思うよ、ブログに趣味的ネタ。 植物ネタや食べ物ネタ、バイトの学校勉強ネタや子供ネタ。ヒドイとお誕生日会ネタ。 治す事に関係無いネタがメイン。タマにはとしても比率がメチャクチャ。 そんなブログが個人的に大っ嫌い!なダケ。

まぁ其れでも時代は変わる。 嫌いでもやらなければならない、カモしれない。 で、改めて考えると、やっぱりネタが無い。

それともうひとつ、趣味と実益と言う言葉があるか、その言葉も好きじゃない。 正確には言葉が嫌いなのでは無くて、その言葉を使っている人が嫌い。 なかには一部素敵な人もいるが、大多数は趣味の延長、十分がやりたかった事を小銭に変えてる、基本自分中心な思いやり風商売。 冷静に思い出せば、誰しも一度ぐらいはそんな残念な事に出逢った事があるはずだ。 万にひとつもそんな腹積もりで治療になど当たられたら、患者はたまったモンじゃ無い。

小生は、趣味とは一つの自己表現だと捉えている。 もちろん社会的立場を下げぬ事が前提にはなる。 で、来年はアウトドアを当院として打ち出します。 今までも患者連れての数度の近隣ウィ―キング、富士登山4回、尾瀬一泊ツアー、大山に高尾山へは数回。 単発では無く、来年は企画としてシッカリやります。 プライベートでも今まで以上に取り組みます! 一応アウトドアの事業部にも居たしね。^_^;  

来年は今どきっぽいネタを、今どきなりにそれなりにアップしてイキマス!! 評判を下げない程度にネ。(笑) こうご期待。

2014年12月10日

成長期痛だなんて言うところへ絶対行ってはいけない。

成長期痛だなんて言うところへ絶対行ってはいけない。

極稀だがネット経由で相談を受ける事がある。 先日も小学生の子供が踵を痛がり、固定安静、全ての運動中止と言われて半年以上経ったが一向に良くならないと。

よく「人それぞれ色んな考え方がある」と言うが、自分は敵じゃ無いですよ的な保身の為の腰ひけ発言。 医療の現場じゃそんな言葉は御法度。 治す事に色々されちゃ、患者の立場じゃたまったモンじゃ無い。 イイから一つビシッ!と治してもらいたい。 ってか、現状治っていないのなら、色んな考えもヘッタクリも無い。 間違えてるんだってバシッと否定してやるぐらいの根性をもって、小生は治療にあたっている。 成長期痛だと適当言われて、痛くて苦しんでる子供と親を前にして、てきとうな事は口が裂けても言えない。

そもそも病名なんて、ある一定の条件が揃ったケース集めて後から付けたモノ。 治らなのならその診断を、その考えを見直すのが絶対条件。 色んな考えは人それぞれでは無く、自分の中でいくつも持っていなければならないのだ。

先月も数名、かかと・足首が痛いと言って小学生がやってきた。皆そこそこ一時間近くかけてやってくる遠方。 その手間暇時間には全力で答えたい。 一言でかかとが痛いと言っても子供によって様々。 むしろ色んなは、治す側にじゃ無くて患者側にあるモンだ。

病名勉強して、そしてその病名の治療している時点で結局何処も一緒。最初に書いた問い合わせをしてきた子供の親の方が、素人でもよっぽどその事をよく分かっていた。 どの先生も病名つけてその病気の説明してくれるけど、結局は何も変わらないと。 

そしてもうひとつ、その人が質問してきた事が 「これは地方だから、田舎だからの問題なのでしょうか」 と。 正直小生もこの事については答え辛かった。 否定して良いのか肯定して良いのか分からなかった。 

確かに地方で競争少ないところで繁盛してしまうと自信満々。そんな仲間を五万と知ってる。 自身は良い事だが、一番大切なのは患者と共に歩むと言う事だ。 地方であれば都心以上に其れは尚更。 だが選択肢が無いだけに難しい。

最後に一言、特に若い治療にあたる子たちに言いたい。 視野を、考えを広く持ちなさい。 知識と人格は全く別のものなのだから。

2014年12月 9日

SNS、使い方正しくても人間的に間違ってる奴。

SNS、使い方正しくても人間的に間違ってる奴。

フェイスブックやツイッター、SNSの出会いも人との出会いだと。 まぁそれはそれで構わんが、基本安直安易な出会いだとは思わぬか? 朝の通勤途中ですれ違った人、毎朝見かける人に行き成り話しかけて、今日から友達!と言うようなもんだろ。 人との距離を縮める事が根本的に安易。

先日もある患者と話していて、人との距離の取り方、作り方が下手クソ過ぎる人間が増え過ぎだと。 しかも当の下手クソ本人が「自分は上手く人付き合いをしている」と超勘違い。 大切にと言いながら自らSNSを拒否やブロック。 酷いと自分から申請しておいて。 コレってある意味精神的な病気か異常だよナ。 きっと自分が拒否られたら人一倍嫌な気分になるクセに。

そもそも "大切" という事から理解出来て無い。 物を壊さないようにするのが大切にするって事じゃないのか? 不運にも壊れてしまったら、直しながら使う事が大切にと言う事ではないのか?!

そんな事は子供だって知ってる。 子供だって壊れないように壊さないようにする。 壊れたら直そうとする。 そして壊してしまったら謝る。 仮に原因がどちらにあっても直す為の努力をする。 悲しいかな、きっと子供のころに大きく欠落してしまったのだろう、その学習を。 嫌なものは避ける大人。 きっとそう育てられたのだろう。

好き嫌いを無くす、人の嫌がる事をすすんでやる。 今の世の中、其れに尽きると小生は思う。

2014年12月 6日

ぎっくり腰の正しい診断できなくても患者は満足?!

ぎっくり腰の正しい診断できなくても患者は満足?!

最近は昔ほど季節、時期関係無く一年中ぎっくり腰はやって来る。 しかも近所に安近短治療院が増えたせいか、テキトーな治療で治らずやって来る。

以前の院で、今回の症状をどのように説明受けていたか患者に問う。 先日もヘルニアかもしれない、一度整形へ、MRIを撮って、と言われた患者。 発生機序を、問診で聞いただけで明らかにヘルニア無しで、しかもラセーグ・ケンプ(そもそも説明の為にやっただけだが)もまるでナシ、デルマトーム、下肢に痛みも痺れも無しと言う、勉強したての学生レベルでもヘルニアなんて診断しないのに、意外にも多くの患者がヘルニアかもしれないと言われてやって来る。

では何故か?! 其れはいたって単純な話しで、あまりにも痛みが強く立てず歩けず這ってやって来る患者を目の前に、ビビって腰が引けた治療とアドバイスしか頭に浮かばぬ、本当の意味での経験不足な治療家が多いせいである。 結果やる治療は適当な物理療法と数枚の湿布、そして根拠の無い方法での腰部の固定。 腰椎なのかドコなのか?!

だが悲しいのが症状を丁寧に説明しても、痛くて苦しいせいもありなのか、半数近くの患者は診断についてはまるで興味ナシ。 そしてまた何度も同じ事を繰り返す...

たとえ相手が興味が有ろうが無かろうが、此方としては常に全力。 小生もウチのスタッフも。 正しい事は正しいと、間違えている事は間違えていると、胸を張って言える毎日を、生き方をしたいものである。

2014年12月 4日

スポーツっていったい何の為?!

スポーツっていったい何の為?!

先月ネットでこんな記事を見つけた。

"受けた恩は忘れない...レース中に出会った1匹の野良犬が生んだ感動の物語" (http://karapaia.livedoor.biz/archives/52179067.html

アドベンチャーレース、山を登ったり走ったり、MTBやボートやカヌーなど、超長距離・長時間レースでの出来事らしい。 

アドベンチャーレースには少々思い出がある。 もちろん出場した事など無いのだが、まだ小生が現役でトライアスロンに勤しんでいた頃、まだアドベンチャーレースが走りの頃、今ではその道で有名な某人から参加しないか?!と誘われた事がある。 勿論キッパリ断ったのだが、もし参加していたら今...  イヤイヤイヤ、絶対無い。^^;

参加する事に意義があるとか、完走とするとか、競技に参加するなかで様々な目標や目的があり、そして新たに生まれるのだろう。  だがどのスポーツであれ、絶対的に忘れてはいけない事がある筈なのだ。 それが先述の記事の中に在ると小生は思う。

勝ち負けやタイムに捉われるなど、若いウチはそれもありかもしれないが、イイ年の大人になっていったい何に自己表現の場を求めているのか? ましてや小さな子供に、上達と勝ち負けを混同した取り組みをさせるなんて。 自分との闘いとよく言うが、苦しさだけが戦いでは無い。 取り組む姿勢、参加する意義そのものが戦いなのだ。 

スポーツの本当の精神は、ユウェナリスの『健全なる精神は健全なる身体に宿る』の元の意味通り、金持ちになること、地位を得ること、才能をのぞむこと、それらを願う事では無い。 スポーツは欲を満たす手段の一つでは無いのである。 

順位や結果にこだわらず、是非他にスポーツの喜びを見出し、心身ともに健康でいようではないか。

2014年12月 3日

腰部脊柱管狭窄症の手術後改善。

腰部脊柱管狭窄症の手術後改善。

先月海外の研究報告で、強い疼痛を有する腰部脊柱管狭窄症ほど、術後における腰痛・下肢痛および機能の改善は低いことが明らかにされた。

この事実は臨床での経験的に、どの先生も理解はしている事。 暫く前にも一度書いたのだが、今年の一月から診させてもらった70代後半の、画像・身体所見ともに腰部脊柱管狭窄症確定な男性患者さんが居た。 所見で言ったら小生もそう思う。 しかも痛みも強く。  だからこそ外科的では無く、我々が診なければならない。

居たと書いたのは、先月で卒業したから。 痛みも無く、もう数時間歩けるようになったから。 これは家族の心配、愛情と協力、本人の努力があったからこその成果。 誰もが皆他人任せでは無く。 

腰部脊柱管狭窄症(LSS)に限らず、CVAでも何でもそうだが、病院や医療制度のせいにする、依存する度合いや思考が強い人間ほど治らず何件も渡り歩く。 是ばかりは本人の内面の問題だから致し方無い。

魔法や手品の治療は無い。 あるとすれば他の誰とも違う治す事への意志。 一番求めなければならないのは其処にあるはず。患者も治す側も双方に。

2014年11月30日

電気とマッサージとストレッチでホントに治ると思っているのか!?

電気とマッサージとストレッチでホントに治ると思っているのか!?

"整形外科を訪れる患者が訴える痛みは、自然治癒傾向が強い痛みが多い。"

コレは常識である。 他科では放っておいたら悪化する痛みが多い。 痛みだからねぇ~

捻挫も打撲も、乱暴だが骨折だって自然に治る事が多い。 コレは外傷。 障害は考え方が180違う。 精査・検査が根本的に違う。 

昨日もウチの体育学部バイト君とFMSについて話した。 そもそもファンクショナルだろうがなんだろうが、検査や評価には必ず誤差がある。 誤差がは数値では無く、手法そのものが含んでいる問題点。 バランスやスムーズさんなんて、素人ほど数回練習したら初回よりよい評価になる。 痛みを伴わない可動検査も半数近くはそんなモン。 身体組成の問題では無く、単なる慣れ。

だからと言って無意味な訳では無い。 問題は検査で評価するのではなく、検査・スクリーニングを行う前のカウンセリング時点で既に診断が済んでいなければならないのである。そしてその確定の為に検査があるのだ。 検査で診断する事など基本的に無い。

当院が開院以来掲げている、著名な医師の5つの診断のスキルと言う話しがある。 若い指導者には今一度肝に銘じて欲しい。

W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。
1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。 John Michael Criley, M.D.

2014年11月23日

中高部活の派遣コーチとトレーナー。

中高部活の派遣コーチとトレーナー。

早くも今年を少し振り返ってみる。 事あるごとに "指導者" と言うキーワードにあたる。 

成人で多いのがトレーニングが原因での障害、しかも多くが公共のスポーツセンターでトレーニングしている者。 この件はダメだこりゃ!?となるくらい質の低い話しになるので後日。 そして子供は、部活の派遣指導者がダメなケース。 だってそりゃそうでしょう、教えている方も子供、兄ちゃんだし。 本に書いてる事まんま教えているだけだし。 だったら皆優勝で、怪我などゼロ。

そもそもだ、コーチとトレーナ、どっちが子供の運動指導に必要なのか? 安全と健康はすべての事に優先する と、人間として当たり前な事が理解できていれば考えるまでも無い。 てか、どちらか一方では無くとも言え、またどちらでも無いとも言える。 最も必要な根幹的な事が、こんな上っ面な二つで分けようとするから欠落する。

今月二人の高校生に、「将来こういう仕事(治療やケア)に興味がある」と言われた。 誰をどのようにしたあげたいのか、まだ時間は幾らでもあるのだから、ゆっくり時間をかけて考えなさい。 決して資格をとる為に勉強する事だけはやめなさいと。 心底本当に胸を張って力になってあげる人になりなさいと言った。 

勉強している自分に酔っているダメ指導者、治療家、トレーナーだけにはなって欲しく無い、ただそれだけだ。

2014年11月19日

資格をとるのは目標か目的か。

資格をとるのは目標か目的か。

「僕は資格をとるのが目標です!」

まぁ言葉としては間違いでは無い。 小生的にはそれでも?だが。 

昨今誰かが資格取得を煽っている。 そして自分に自信の無い者順に、コレからは資格が無いと!と言って促され。 まんま術中。

以前会社の上司に「資格は業務上必要になって初めて取りに行くもの」と言われた。 資格をとってから働くのでは無いと。 だが世の中、特に若い学生たち、未熟な者たちほど資格が無ければ働けない仕事もある!と言い返してくるが、ならバイトでも何でもすればいいじゃないか!と小生は言う。 した事もやった事もまるで無いのに、コレだ!!って決める方が説得力が無い。 そして大学や専門学校でも行ってしまったら、もう自分の専門はコレなんだと決定づけで。 だから高校生の頃のアルバイトって重要なのだよ。

話しが逸れた。 そもそも目標と目的の違いをしっかり理解出来ているかどうか? 資格をとるのが目標と言うが、それが目的にすり替わっている人間を数多くみかける。 是は話しにならない。 小生の仕事の場合、他人を患者を治す職業なのに資格が欲しい自分中心になり、酷いと学校の講師になりたいと言い出す。 自分がなりたいんだよねぇ~?! 最初の一人でも多くの人を治してあげたいって、何処か行っちゃったんだねぇ~?? まぁはじめから自分中心だったんだねぇぇ~~

医者・病院で治らない人を一人でも治してあげたいって言うのが我々の仕事。 しかもどこの誰だか分からない人間が作った資格で、それを肩書にしての自己表現なんて、一生自分無しナ空っぽ、他人の模倣人生なんて真っ平ゴメンだ。 そこん所を患者はしっかり読み取り見抜くべきなのだ。 治してくれる先生を見つける為に。 

熱意と情熱は自分では無く、生徒や患者に向けたいものだ。

2014年11月15日

マッサージが破たんする日

マッサージが破たんする日

"マッサージ破綻する日"

ちょっとした小説のタイトル、 にはならないか。

筋肉が発する痛みは防御的なシグナル、警告のサインと考える事も出来る。 たとえ部分的にでも切れていたりしたならば、動かす事など力を入れる事など出来はしないが、多くのケース多くの患者は痛い痛いと言いながら、歩け動け会社にも行け家事も出来、走り、テニス、サッカーしている。 「痛くて出来ない」というが、 痛いから止めている と言うのが本音。

そんなレベルの筋の痛みは、揉んだり温めたりでも楽になり、シグナルは消失する。 しかし消失したのはあくまでもシグナル。 痛みの根源が消失した訳では無い。 そんなごまかす治療をしていれば、いずれ必ず破綻する。 

さて、問題はそれがいつ破綻するかだ。 プロスポーツ選手であれば二十代前半。 今まで一度も痛くなどなった事無いサッカー選手が膝痛めたり、甲子園沸かした投手が肩肘痛めたり。だいたい24、25才。 

素人で仕事以上にスポーツ没頭?ナ兄ちゃんたち。 大体30代前中盤。 スポーツ、趣味では無く、ガチで仕事に取り組む日本を支えるサラリーマン。 40中盤から50。ぎっくり腰世代。

ウチに12年通い続けてくれている70チョイのある女性。 地元では有名な演奏家。 その彼女が 『私は此処に来るまで30年以上、鍼やマッサージを受けていた。痛いのは職業病で仕方が無く、治療でメンテナンスでやり過ごしてきた。 しかし此処で受け身ではなく、自分で自分から治す事を教わったわ』 とよく言ってくれる。 今でも必ず2Fのラボで毎週一回トレーニングをされている。小生の作った彼女専用のメニューを。 毎日を頑張って生活していれば60。 彼女は60歳と同時に気が付いたのだろう。

では表現は悪いがたいして何もせず、平和に幸せに優雅に暮らしていけたらどうなるか。おそらく70過ぎで破たんだろう。 だがもう其処まで来ると、破たんすら無いのかも、気が付かぬかもしれない。 だから揉んで楽な治療でも破たんは無いだろう。

そんな治療しか出来ぬ治療家治療院、気が付けば患者の大多数は老人。 年配者しか残らぬ治療しか出来ぬようになっているのだ。 スポーツ専門とうたっていても、優雅な金持ち年配者や、さすっても自然と治る子供しか診ていないのだ。

今日は素人でもわかる簡単なセオリーの話しであった。

2014年11月14日

縦軸と横軸のお話し。

縦軸横軸

先月新患で来始めた足膝が痛い、ある女の子と男性の患者。

その二人に限った話では無いのだが、よっぽど折れて切れていない限り、動かない方が良いとアドバイスする事は無い。 むしろ折れていても出来る事はやれ!動け!!というぐらい。 当然その二人にも歩け走れとアドバイス。 本人たちだって動きたくてやって来たのだから。

初診会話時、まるで接点の無い二人だが、会話にある共通点が。 それは "ペース" 。 走るペース、歩くペース、知人友人達とのペースをとても気にしている。 ならば自分のペースで、今自分が良いと思う大丈夫と思うペースで、ひとりで歩いて走ってみろとアドバイス。 

二回目診察時、4km走った、3時間山歩いたが、ちっとも痛くは無かったと。 その後11km走っても6時間歩いても痛くは無かったのだが、調子が良いからと言ってペースを上げると、急な斜面を30分でも調子よく登ってしまうとすぐに筋肉に張りが。 時間は大丈夫、横軸は大丈夫なのだが、負荷や強度、縦軸は無理。 ならば徐々に時間を、横軸を増やしていけば、いずれ少しずつ強度にも縦軸にも耐えれるようになってくる。 小生は昔から治療をプログラムを、縦軸と横軸でよく考える。

だが巷の治療やリハビリ、スポーツ系兄ちゃんたちは、何でもかんでも老人にも誰しにも、筋肉つけろ筋力つけろ!と縦軸ばかりの治療や指導ばかりである。 縦軸横軸の組み立てなど皆無。 

とまぁ偉そうに書いてみたが、そんな大した事では無い。 ウォーキング、ジョギング、ランニング。 ウォーキングしてウォーキングの筋肉が付いたらジョギングして。 ジョギングしてジョギングの筋肉筋力が付いたらランニングへ。 昔から自然とやっている事。 それが机上の理論やお勉強人間のせいで、無茶苦茶ダサダサ治療や指導ばかりで。

近所の中規模病院やケア施設が、日中よく老人とお散歩している姿を見かけるが、それが最も大切な事なのである。 テクニックなど糞食らえ!!だ。

2014年11月11日

サービスが出来ないサービスする仕事の人

サービスが出来ないサービスする仕事の人

自分はサービス業では無い!と屁理屈言う輩もいるのだが、医療だって十分サービス業。 先日あるカスタマーサポートへ電話したのだが、1時間半たらいまわしにされた揚句、ワカリマセンだって。 書いてある事しかできないのなら、カスターマーサービスの意味が無い。全部ネットで文字で、アンタラいらない。

以前も某大手家電量販店で、以前そこで買った商品をまた欲しく、商品の写真まで撮って買いに行ったのだが、同じ名前の商品を見つけられたがパッケージが大きく違い、店員に 写真を見せ 「コレ、同じ商品ですか?!」 と尋ねたところ、 『同じかどうかはワカリマセン』 と。 こんな事しているから、顧客はどんどんネット通販に流れてしまうんだって。

医療も同じ。分かりませんて、ソリャ分からない事もあるだろうが、患者が求めている物を提供提案する努力を欠いているのではないか?!  警察だってそう。よく事件が発生しなければ動けないなどと聞くが、最も間違っているだろう。事件が起きてからでは遅すぎる!起きる前に動く事こそが職務だと、誰もが望む事なのだ。

人として社会人としての質やスキルが低い人間なら、勝手に質の低いサービスを渡り歩けば良いが、物事の本質、一番大切な事に気が付いた者にとって人との繋がり、対面、応対と言うのはまず何より大切な事なのではないだろうか。 何度も書くが、本質が見抜けぬ質の低い人間には永遠に分からぬ事なのだ。

質の低い者同士のお互いの利害関係だけが一致した関係。こんな事では質の低い世の中になってしまう。 それだけは全力で避ける仕事を心がけたいものである。

2014年11月 8日

ネットで遠方からやって来る小学生の患者君たち。

ネットで遠方からやって来る小学生の患者君たち。

現スタイル、屋号にして一番増えた患者は小学生。 もともと来る者拒まず去る者追わず、ん?チト拒む時もあるが、治療の意図をしっかり理解できれば年齢関係無く必ず診る。 当然子供の場合は親なのだが。

開院当時、かれこれ17年ほど前の親。今現在のいわゆるアラフィーと、現アラサー世代の親では、意識や取り組みがまるで違う。 説明を聞き、理解しようとう努力が格段に違う。 ひと世代前の親は自分に合うところを探しまわる、自分中心。自分が嫌だと思ったら他探す。 

だが最近やってくる親世代は、しっかり疑問質問を持ってやって来て、それを解決・理解しようと努力する。 それが姿勢が子供にも伝わるのか、小学生といえども小生の説明を目を見開いてしっかり聞いている。 以前なら親が一方的に話しを聞いてクレ!とばかりに喋り、当の子供は落ちつき無く上の空。 ちゃんと通わぬのも治らぬのも、初診数分でわかる。

昨日夕方は小学生患者のオンパレード。 全員近隣整形を、通い倒して治らず不満でケースだが、親も子供も真剣なお陰で短期で完治。 走って投げての不具合を、ひとつずつ丁寧に解決できる。 患者側80:コッチ側20ぐらいの努力割合でお陰で、治す事が出来たんですと。

骨肉、解剖や理論で治るなら、全員病院で治るもの。 マッタクもって解決は別次元の問題。コレは子供も大人も同じ事。 お勉強出来ても頭が悪くちゃ治らないという典型的な、今日はそんなお話し。

2014年11月 2日

動かす筋肉と支える筋肉。

動かす筋肉と支える筋肉。

コアトレが必要な理由を患者に分かり易く説明って、なかなか難しいもの。

検査、スクリーニング行って、ほらアナタはココがこうなってるからこの筋肉ですよ!って言ったって、患者の方はハァ~そうですか...でオシマイ。 お互いがナンちゃって理屈好き同士だったら、うわべ円満。

よく内科医が 「赤ん坊は色々な物を舐める。そしてそれが菌に対して耐性を作る。 しかし世の中が清潔になり過ぎたせいで弱くなる。結果アトピーやアレルギーが増える」 なんてネタを話す。 それに似たような話しを、海外のある整形外科医が話しをしていた。 「世の中に段差が無くなりデコボコが無くなり、砂利道が無くなり、バランスをとるシチュエーションがどんどんなくなった。よって支え安定させる能力が低下した」 と。

たとえば毎日テニスをするオバちゃん。 本来運動中は動くのだから筋肉は動かす筋肉、モビリティマッスル中心で良い。 しかし、その筋肉の使い方、必要じゃ無い場面でも支える筋肉、スタビリティマッスルにも力む、緊張、収縮の命令が知らず知らずに行っている。無駄に疲れさせている。 それでもまだ運動中はモビ・スタビ、両方の筋肉で支えているから問題無いが、ひとたび運動終わるとモビリティ・Mがスイッチオフになりスタビリティ・Mだけで支える事になる。しかももう既にバテている。

「運動中は痛くないのよねぇ~。集中しているからかしらねぇ~~」 ってオイオイ、オバちゃんアンタそんなに一流じゃないよ!!って必ずツッ込む。 

当の本人以外がこの話を聞くとクスッと笑ってあぁナルホドというが、肝心の本人は右の耳から左の耳へ。 得てして治らない者ほど、自分に都合の悪い話しは聞かず避けるもの。 さてと、今日も少し毒吐きながら診察するとしますかナ。

2014年11月 1日

治すとこ探さないで保険がきくとこ探す、患者っぽい人たち。

治すとこ探さないで保険がきくとこ探す、患者っぽい人たち。

我々のような仕事をしてると、度々出逢う患者が言う。  治す気の無い患者。 一体何をしに来たのだろう...

ダカラと言って此方も手を抜いたりなどしたら、今どきネットでかげ口満載デ。 まぁどちらにしても常に全力で診るしかないのだが。

極々稀にサグリ偵察な、来てみたかった患者もいるのだが、多くの治す気の無い患者は"治す"と言う事の概念が欠落している。 その多くが自分の経験や主観中心の思考が強い。物事を一般化、普遍化して考える事が苦手である。

多くの患者に外傷と障害・傷害の話しをする。この三つの違いを患者側は勿論、治す側も正しく正確に理解していない。 だから保険の不正請求が我々の中で当たり前のように蔓延し、結果、障害の概念が無い者による安近短治療によって患者は不利益を被る。 楽にはなるが治らない。

自分の見聞きしてきた事中心、自分はこうしたい、こう思う、こうして欲しいと一人称中心では、医は存在しない。 人の助けになるなど、夢のまた夢だ。 間違えた学習は正しい学習で正さなければならないとは、よく言ったものだ。

2014年10月31日

アクティブな理学療法が疼痛改善

アクティブな理学療法が疼痛改善

ほぼ30年間、様々な徒手療法を駆使して治療してきた小生が言うのもなんだが、受け身な徒手的理学療法より、アクティブな理学療法を受けた患者の方が疼痛改善傾向が強い事を経験的に学んだ。 当たり前な事と言えば当たり前なのだが、何故か未だ多くの治療にたずさわる人間はテクニックを身につけようと、テクニックを身につければ患者が治る治せると思っている。 小生が現在の院の形態に変えたのは、そんな現状に一石を投じたいと思ったからでもある。

先日米国で、限定的な結果報告であると付け加えられてはいたが、腰痛症で一般医を新規に受診した3千例強の高齢者を対象に1年間、理学療法(PT)利用量別効果の平均値を、患者の障害程度、疼痛強度、アクティブ、受動的、徒手的のPT別に算出した。

それによると受動的および徒手的PTの利用は、疼痛アウトカムと関連性が認められなかったが、アクティブPT利用が大きいほど、利用のなかった患者と比べて、腰部および下肢の疼痛低下との関連が認められたそうである。

結果は限定的なものとされているが、非常に納得できる。 技術、テクニック身に付けてて患者を治せると思ったら大間違いだ。 治療に最も必要な事を治す側と患者、どちらか一方では無く、ともに理解しあう事が大切なのだ。 しかしそれが一番難しいのだがな...

2014年10月29日

そのスポーツドリンク、砂糖16杯分。

そのスポーツドリンク、砂糖16杯分。

人間というのは、とかく自分に都合のよい話しを優先するもの。 昨日も仲の良い男性患者とそんな話になった。

サプリやプロテイン、何をいつ飲めば良いかと言う話しひとつとっても、嘘じゃないけど本当じゃ無い、間違っちゃいないけど正しく無い話しばかり。運動後30分以内に摂取ってのはその典型例。 過去何度もこの件には触れているので割愛するが、メーカーが書いてる言ってる話しにはのりしろが多い話しが多過ぎるのだ。 勤めていた小生が言うのだから間違い無い。 だから話していると薄っぺらい知識だとすぐにわかるし、バレてしまう。

理論で色々書いたところで、冒頭に書いたとおり興味の無い人間には目にもとまらない。 理詰めで行ってもほぼ無駄に終わる。 シンプルに心情に訴えるのが一番効果的。

米国で12~19歳の若者が店で飲料を購入する様子を調査、しかもその店頭には目立つ色で "ソーダやスポーツドリンク、フルーツジュース20オンス(約600ml)瓶が250カロリー、砂糖大さじ16杯に相当し、このカロリーの消費には50分のランニングか5マイル(約8km)のウォーキングが必要" と書いた看板を設置して実施した。

当然の如く効果は明らか。 35%の若者が看板を見たと答え、そのうち59%が情報を信じ、40%が購入する品物を変え、多くの若者が小さいサイズを選び、購入した砂糖入り飲料のカロリー数は203カロリーから179カロリーになったそうだ。

本当にシンプルで低コストで効果的。 これは日常の治療にも活用できる考えのわかり易い例だ。 本読んで患者が治るなら病院で皆治る。ウチがスタッフに基本、本読むの禁止な意味はそこにあるのだ。

2014年10月26日

自転車、サーフィン、ランニングみんな一緒。

自転車、サーフィン、ランニングみんな一緒

昨日もサーファーの患者さんとガチな昼トレ。 そう来なくっちゃ!ってくらい、コッチもとっても気分が良い。

動きたい走りたいと言ってやって来る患者がほとんどだが、トレーニングしないスポーツ選手はいないと小生は良く言う。 

トレーニングは自分で好き勝手やってもダメだが、だからと言って高い金払ってパーソナルトレーナーうたうところに依存しても×。 ボディービル系ジムで筋肉一筋も論外。 動ける身体にしたいなら動ける事を学ぶ。 

ストレングス(strength)とは力、強さと言う意味もあるが、知力・勇気・精神力・道義心という意味がある。 良い事悪い事、善悪の観念を道義心と言うのだ。 それを伝え学ばせ、ともに前進する事がストレングストレーナーの役目であり喜びである。

筋トレの仕方、筋肉の付け方を学んでやって喜んでいるようでは、指導者としてもトレーニングをする側としても一生三流。 少なくとも小生はそう教わってきた。

好きな事だけやってる人間に未来永劫極め無しだ。

2014年10月19日

ウルトラマラソンだって休ませ無いデス。

ウルトラマラソンだって休ませ無いデス。

今週久々ウルトラマラソンの患者。 100km200km走る患者は常に数名いるのだが、全員に必ず 走るのは止めるな! と言う。 当然今回の患者にも。

一流のランナーだってフルマラソンともなると、年に2回ピークを持って来るのが限界。 それを素人アマチュアランナーが毎月のように100kmレース出て良い訳が無い。 19才20才でも無いのに毎週末50km以上走ってみたり。 

「それって他より超欲の塊デスよね? 自分は凄いって思いたい思われたい、言われたい欲ですよね!? それならそれでイイじゃないですか!ならトコトン欲を通しましょうよ!痛くたって走るの止めないで行きましょうよ!!」 と言うと患者は全員笑顔になる。この前の患者もとっても良い笑顔をしてくれた。その笑顔を見て更に全力で治してあげたいと思った。

やって来る患者の多くは、他院で走るの休め止めろと言われて真面目にその通り数ヶ月休んでみたが、それでも状態が変わらず不安で不満でやって来る。 休んでもよくならないなら、走るの止めると言う選択肢はもうコレで無し決定。 あとはどう走りながら、答えをお互い力を合わせて全力で探し当てるか。

途中で勝手に来なくなった患者以外、それで走れないままだった患者は10数年振り返っても記憶に無い。 それだけは断言できる。 走りがフラフラする前に、心がフラフラしているようでは決して治らぬのだから。

2014年10月18日

人工膝関節全置換術後の電気治療は有効。

人工膝関節全置換術後の電気治療は有効。

健康な人にはまるでイメージすら出来ないのだろうが、意外にも人工関節置換の患者は多い。 小生も現在の職につくまで、世の中にこんなに多いとは思わなかった。

そもそも何故そんなに多いと思わなかったのかと言う事なのだが、人数の問題より我々民間療法へ訪れる置換手術後患者の行動がひとつ特徴的なのである。 いや、正確には特徴的だったとあえて過去形で書こう。

手術はしたくない、だから痛みは取って欲しいとやって来る。 痛み辛さは取れてくる。 しかし明らかに以前より歩ける曲がるようになるのだが、もっと良くなる!?と考え始めるのか、病院で手術を勧められるとアッサリ受諾。 すると術後もスッパリ病院で。 患者なんてソンなモノだと昔から言われていた通り。

だが、最近はちょっと違う。

先月米国の大学で、人工膝関節全置換術後のリハビリにおける疼痛に対し、経皮的電気刺激(TENS)は有効なのか研究調査した結果が発表されていた。 それによると評価者盲検無作為化プラセボ対照比較試験を行い、鎮痛剤+TENS併用のほうが術後運動時の疼痛が少ないことを明らかにした。 だが、プラセボTENS群でも効果はみられたのだが、鎮痛剤だけよりは有効だったとも付け加えられていた。

もうひとつ付け加えると、不安ならびに疼痛に対する破局的思考のスコアが低いTENS群の患者は、同スコアが高い患者に比べ、6週後の関節可動域痛が大きく改善していたそうだ。

電気治療が良いとか悪いとかに治療の問題点があるのでは無く、患者と向き合うスタンスの中にどれだけ本質を見出す事が出来るかどうかが重要なのだ。 見まわしても若しスタッフしかいないリハビリ室で、患者自身が自分にとって本当に必要なものを見つける事が出来るかどうか。 理論と理由はまるで違う。 最近ではそれに気が付いた置換術後の患者が少しずつやって来てくれる。

悪くなってしまった理由、良くならない理由と、どうかしっかり向き合ってもらいたい。

2014年10月17日

絶対スポーツが上手くならない子供の親の特徴

絶対スポーツが上手くならない子供の親の特徴。

面白いので今日も絶対シリーズ、 しかも毒吐きバージョン。

敢えて書くまでも無く、逆にいつも子を持つ親の患者の方が小生に言ってくる話。 昨日ナンか二人にネタ振られたし。

スポーツが上手くならない子供の親の特徴、それは勝ち負け、上達にこだわるパターン、失敗した子供を怒る親。 いったい何の為に子供にスポーツをやらせるのかからして間違えてるパターン。

昨日もあるスポーツの会場で、ドンドン割り込め!と自分の子供に指示している親がいたと言う。 バカ以前に気が違っている。

ルールやマナー、順番譲り合いを守れない時は叱る、注意する。 それが大人で親の役目。 チームワークが組めない子供をどのコーチも真剣に指導などせぬ。 そんな親の子供なんか、指導者だってめんどくさくて係わりたく無い。 結果上手くならない。

負けたっていいじゃないか、失敗したっていいじゃないか!逆に失敗した友達を励ます子供になって欲しい。 それが一番身につけねばならない事なのではないだろうか。

まぁそんな身勝手バカ親が小生のブログに辿り着くとは思えぬが、チト毒吐いてみた。以上。

2014年10月16日

絶対治らない患者の待合室での行動。

絶対治らない患者の待合室での行動。

同業者あるある的な話だが、待合室で待っているホンの数分でも自分で持ってきている本を読んでいたいと言う患者。 こう言う患者ほどなかなか治らないと、昔の諸先輩から聞いた事がある。 心底恩師と呼べる者が居ない今どき資格取得治療家には聞いた事すらないネタ。

治療に来ている一時間ぐらいも治療に来てるんだ!と言う事に専念出来ぬのなら、院以外の多くの時間で治す事に注意を払う事など無理に決まっているのだ。

どの先生も待合室には様々な情報を掲示している。 治療・治す事は勿論、院の特色や方向性がうかがえる物が沢山あるはずだ。 逆によくなる患者順に掲示物をよく見ており、今どきならネットでブログ等もよく読んでいる。 だが全ての患者が治しに来ているとは限らない。メンテナンスで来ている事もあれば、場所によってはリラックスで患者が来るところもある。 本やスマホを片手に待合室で過ごす時間が有益な事もある。

これを読んで本を読む事が良いか悪いか、頭に真っ先に上がるようでは、明敏な治療家には程遠い。 昨日の鍼治療、レーザー治療のネタも、効くか効かないかだけで読んだようではオチの意味を理解できていない。 アノ話しはあくまでも医療機関、クリニックでの調査の話し。医療保険内での施術だとしたら、患部だけの治療かもしれない。 他部位の代償問題なら、患部以外にも鍼を打てば治るかもしれない。 クリニックでの医療保険内の鍼治療では治らぬが、鍼灸院での全身鍼治療なら治るかもしれない。

東洋西洋の問題では無く、読んだ情報データを正しく理解するとはそういう事。文字を読むだけなら子供でも出来る。 頭を使って読む。 その為には自分だけのちっぽけな経験の範囲だけでは無く、先人たちの知恵や経験もシッカリと使わせてもらい。

人生の師を果たして持っているであろうか? 医とはデータでは無く人生を重んじるものなのだから。

2014年10月15日

治療する側も分からないレーザー鍼治療と偽レーザー鍼治療。

治療する側も分からないレーザー鍼治療と偽レーザー鍼治療。

これも何度か書いているが、今年に入って膝痛患者が過去例に無いぐらい多い。 その中でもレーザー治療をやっていたが全く効果無いと言う話しをよく聞く。 そのレーザー治療について、オーストラリアのある大学が "50歳以上の中等度~重度の慢性膝痛患者に対する鍼治療やレーザー鍼治療は、疼痛の緩和や身体機能の改善に有効ではない" と報告していた。

対象は年齢50歳以上、平均年齢は62~64歳(女性が39~56%含む)で、膝の疼痛が3ヵ月以上持続する者を対象とし一年間、慢性膝痛に対する鍼治療およびレーザー鍼治療の有効性を調査した。

無治療群、鍼治療群、レーザー鍼治療群例、偽レーザー鍼治療群に分け、しかもレーザー鍼治療群と偽レーザー鍼治療群の参加者と施術者には、割り付け情報そのものもマスクしての実施だ。

12週後ではいずれの治療群もわずかな改善効果が得られたが、1年時にはどちらも残念ながら有意な差はなかったそうだ。 さらに付け加えると、患者だけでなく、施術者のほとんどがレーザー鍼治療と偽レーザー鍼治療の判別すらできなかったそうだ。 まぁ、そんなモンだ。 

研究者はその報告で 、「50歳以上の中等度~重度の慢性膝痛患者には鍼治療およびレーザー鍼治療は推奨されない」 と結論付けている。 我々は根本的に見直さねばならない時期に来ているのであるのだろう。

2014年10月 9日

結局毎日、年寄り来させて喜んで儲けて。

結局毎日、年寄り来させて喜んで儲けて。

男気も○ソも無い、プライドなんて全く無い仕事して、男として何が誇れるであろうか!?

小生がもっとも嫌いな言葉のひとつに "介護ビジネス" がある。 何がビジネスだよ!年寄りの面倒見て、さも良い事シテマス的に振るまう癖に、基本はどれだけ多くの年寄りからお金取ろうかと第一に考えるってことだろ。 こう言う輩を偽善と言わずして何と言おう。

人の手助けになる事は良い事だ。 問題はそのスタートが一人でも多く来させようとしているかどうかだ。 来させたいが第一なら偽善に振舞うな!と言いたい。

最近では小生の様な民間療法も、治療に励むより近所の年寄りの奪い合いサービスに力を入れているところばかり。 患者も近所の年寄りばかりにもかかわらず、「各種スポーツ障害お任せ下さい!」なんて。 カネに目が眩んでる経営者はもうどうしょうも無いが、働いている人間も疑問に思わぬ事が小生は不思議だ。

今週は異常に新患が多いのだが、子供を連れてきたある親が 「なかなか治らない鍼打ちましょうと言われた。なら初めから接骨院じゃ無くて鍼の治療院でイイじゃないですかねぇ」 と言ってきた。 コリャ深い言葉だ。 患者と治療側の温度差をもの凄く感じる。

ウチの若い柔整師のスタッフには "柔整師としてのプライドをしっかり持ちなさい" と言う。 癒し揉みな仕事では無いのだからと。 

最近も求人の応募があったが、新患にせよスタッフにせよ、お互いにとって心底良い出会いであったと言える事を望む。

2014年10月 8日

子供の患者のほとんどが小学5年生

子供の患者のほとんどが小学5年生

成長期痛と言われたが、結局何もしてくれないと言ってやって来る。その子供のほとんどが小学5年生に集中する。 その理由は極めて簡単。 子供の発育発達の知識が多少でもあれば、その免疫系の発育量の全てがその時期に集中する事から容易に理解出来る。 

患者側にその知識・イメージが無いのは仕方が無い。 しかし治す側がその事も頭に浮かべずに治療、例えばテーピングなんか論外でもっての外。 痛いのでは無く、痛がると言う事実にどう対処するかが全く出来ていない典型例。

その敏感・多感なその時期をどう過ごすか? それが今後を大きく左右する。 電気で揉んでテーピング。 そんでアドバイスはストレッチとアイシング。  まぁ~なんて稚拙でスバラシイ... (ーー゛)

子供のお父さんお母さん、どうか良い先生を探す努力を、安近短では無く真剣にしていただきたい。

2014年10月 5日

フォームでも月走距離でもメニューでもない、アナタに必要な本当の練習。

フォームでも月走距離でもメニューでもない、アナタに必要な本当の練習。

散々色んな病院、治療院渡り歩いて遠くからやって来るウチの患者。 だいたいその手の新患は春か秋。 トコトン悪くなってやって来る。 そして治癒サイクルも概ね同じ、半年サイクル。 もっと早く来れば早く治ったのに...

今年も丁度今どき、スポーツ患者がまとめてスポーツ復帰。嬉しい事だが、反面散々言い続けていた事が、あぁヤッパリ分かっていなかったのね?! となる事もしばしば。

痛みが取れたらまた以前のように走れて、痛みが出なければドンドンレベルが上がる自分がいると信じ込んで。 イヤイヤイヤ、痛みの問題点とパフォーマンスの問題点は似て非なるものなのですよ。

小生の学生時代からの専門分野の心拍トレーニング。仕事でも海外製のハートレートモニターを取扱い、様々なところへ紹介に出向いていた事もあった。 しかし、未だこの手の商品が一般的に普及せず、最近では今ドコ?知りたいGPSに、オマケで今ドウ?!心拍ついてる満足機種が、中途半端な愛好家に大人気。 知ってどうする!!ってツッコミたくなる。

新患には血圧、脈拍、時に体温も採る。 とるには理由がある。 心拍トレーニングだって180万歳! 85%で沢山走って俺凄い、OK!! が殆ど。 酷いと指導者もそんなレベル。 今月はこの心拍中心、来月はこの数、そしてラストは追いこんで。 ん~、凄い?っぽい。

19歳20歳なら100歩譲ってそんなんでも速くなるとしても、其れなりの成人はそうはいかぬ。 安静時心拍だって正しく理解出来ねば指導以前。 生理学的に心拍数が高いと、心筋酸素消費量の増加と拡張期時相の短縮により心筋虚血を起こしやすくなることがある。 通常安静時の心拍管理もしっかり助言。 安静時心拍数の増加が心血管系のイベントと関連すると頭に浮かばぬようでは、心拍トレーニングを語る以前の問題なのである。

ナンちゃってトレーナー、指導者は勿論、欲メインの自己管理・指導を脱却し、本当に身につけねばならない物に気が付いて欲しいモノだ。

2014年9月28日

クラシックバレエとピアノの先生

クラシックバレエとピアノの先生

先日は一日に二人も新患でクラシックバレエをやっているという大人女性がやって来た。ホントに偶然タマタマ。ランニングやサッカーが日に何人もやって来る事はあるが、バレエはレア。 だが実はウチには長く通ってケアをしている患者に、バレエをやってる人が何人もいる。 しかも全員バレエの先生と言うのが面白い。

開院当時、あるバレエの先生が来た時は、正直ギョッとした。 貧乏人生な小生の生活には全く接点が無い。 テレビ以外で見た事すら無い。 何も知らない。 だがその先生はバレエとはどういうものか、丁寧にやさしく毎回教えてくれた。 逆にコッチがお金を払わねばならないくらい。 それは動作や解剖的な物では無く、哲学的な話しが多かった。 それが当時、妙に小生の気持ちを掴んだ。

同時期に都内にある、某国立音楽大学のピアノの教授が来ていた。 その先生がされる話も全く同じで、とても哲学的なものだった。

我々のような仕事はどうしても論理的なもの一辺倒になりがちだが、基本中心は人にある。 ちょっとでも痛くて投げれないか、痛くても投げたいか、すべては人次第。 

そのピアノの先生の当時中学生の息子さんが、全国コンクールで優勝するぐらいの優秀なピアニスト。 頚肩痛くてやって来たのだが、小柄な彼は手を指をもっと広げたいという。 当然それには姿勢も関係する。 ただ、それだけなら何処の整体でも同じな無し。 どの曲のどの部分、リズムや抑揚、その他諸々どう弾く時にどう困るのか?次への動作へとか。 これはピアノでもバレエでも、他のスポーツでも同じ。  柔らかくする為にストレッチ指導して、動きが悪いから今時はやりの動作改善訓練させて。 何だソリャ!?って話し。

手のひらきに少し戻るが、ある一定上の徒手療法を学んだ者なら容易に分かる事だが、顎関節(TMJ)へのアプローチは必須。 机上の理論のスポーツトレーナにモノ申したい。 そんな指導受けて余計悪くなってやって来る患者に日々遭う事はもう沢山である。 理論の丸暗記勉強は学生時代でもう十分。 正しい自分の人生観をしっかり見いだしてから、他人を導く仕事についてもらいたい。 まぁ結局自分が勉強したいのねっ!と、真っ当な人間に見透かされる前に。

2014年9月21日

ウチにも多い神経障害性疼痛

ウチにも多い神経障害性疼痛

侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛、このふたつを説明しろと言われれば説明できるクセに、実際の治療ではまるで活かされない。 外傷と傷害がグチャグチャなのと同じで、転んで膝痛い患者と転んでないのに膝痛い患者を同じ治療をしている始末。 賢い患者は不満に疑問に思うのだが、何も考えていない患者は何も思わず。

昨日ウチのバイト君が、都内でも有名な某トレーニングジムに実習に行ってきましたと話してきた。 小生が見てもカッコ良くて今どきなトレーニングジム。肩書も素敵。 月会費も素敵。 自分でその金額を支払ってそこへ入会するかと尋ねたら、それは無いと彼は言った。

何故自分がその金額を払ってでもそこへ入会したいと思わなかったか? ならお金があったら入会するのか? その理由を考えなければならないのだ。  お金がある人は何も考えなくとも入会できる。 そう、何も考えない人だけが入会するジム。 その何も考えない人ばかり相手への指導。 結局周りを見渡せば会員はオッチャンとオバチャン。 肩書カッコ良くても結局はそんなモン。 前職で過去何十軒もの高級と言われるステイタスの高いジムを見たが、皆同じ。 現実に理想を自分に都合よく合わせてる商売ジムだ。

基本スポーツが出来るくらい健康な相手をするならだが、我々のよう痛くて辛い人間を相手にする商売ではそんな事は許されない。 最初にも書いた侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛がグチャグチャなようでは論外なのである。

医学は日々進化する。 この数年、近所の整形外科でもやっと処方されるようになってきた神経障害性疼痛の薬 「リリカ」 。 決して悪い薬だとは思わない。薬と併用した理学療法が理想でもあり、実際ウチでもこの薬との併用で功を奏したのではないかと思うケースもあった。   だが先日、某新聞でこのような記事があった。

『厚生労働省は、神経障害性の痛みの治療薬「リリカ」(一般名・プレガバリン)を服用した後、劇症肝炎や肝機能障害の重い副作用を発症する症例が確認されたとして、製造販売元のファイザーに対し、二つの副作用への注意を促す記述を薬の添付文書に加えるよう指示した。 同省などによると、過去3年間に劇症肝炎や肝機能障害の副作用が確認された患者は計11人。このうち、劇症肝炎で死亡した1人と、肝機能障害の7人については、因果関係が否定できないという。』   

まだまだ世の中は難しいものだ。

2014年9月20日

高齢男性脊柱管狭窄、歩行は3分前後が限界で。

77歳男性脊柱管狭窄、歩行は3分前後が限界で。

腰痛、足の痛み痺れ、間欠跛行。 これだけでも脊柱管狭窄症が疑える。 我々民間療法にも数多く同症状の患者はやって来る。 学校では骨の内側の変形で、整形手術適応だから安請け合いするなとも教わる。

「神経根型」「馬尾型」「混合型」、出ている症状にもよるが、やはり医師の診断、画像検査等は必要になる。 そのうえで我々として何かしてあげれる事は無いかと考える。

意外にもこの症状、患者に高齢者が多いせいか、歳だから歩き疲れただけだからと思い込み、病院等への受診が遅れるケースもある。 だから余計丁寧に症状・この病気の説明をしなければならない。

今年の初めから、以前からウチへ来院して下さっている患者さんが、自分の父を診て欲しいと父親を連れてきた。 3、4分の歩行が限界の典型的な脊柱管狭窄症。 しかし幸いにも神経根型であり、馬尾神経障害は無くやれる事が沢山ある。 だが、患部、腰部へのアプローチは出来ないし、しない。 カッコよく言えば腰以外で腰を治す。 時間はかかるが、安全で確実。

腰痛軽減を自覚出来始めるのに3ケ月、半年で腰痛はほぼ無くなるが足の痺れ、間欠跛行はまだある。 そして今月。 一年はかかると考えていたのだが、出かけて一時間ほど連続で歩く事が出来たと、笑顔で我々スタッフひとりひとりに話してくれた。

患者が少なかろうと暇だろうと、全然お金が無かろうと、この一言の為に我々は働いている。 その笑顔から一番大切なものをまた教わった。

さて今日も頑張ろう。

2014年9月19日

12年お付き合い頂いてる変形性関節症患者さん。

12年お付き合い頂いてる変形性関節症患者さん。

ヨーロッパで変形性関節症患者が、十分な治療を受けることができるよう行われている段階的治療戦略について、実践・非実践者の2年間の追跡調査報告があった。 

詳しい内容は小生も調べきらなかったが、各段階で推奨されているすべての方法が行われた後に次の段階の治療が行われた場合を実行と定義し、疼痛および身体機能、疼痛コーピング、自己効力感を評価した結果、両郡間で疼痛および身体機能スコア改善の2年間の変化量で、統計学的有意差は認められなかったそうだ。

変形性関節症治療の場合、他の治療より長期的なものになってしまう。 故にお互いの理解と協力、努力が理論や技術以上に重要なものとなってくる。

かれこれ12年、変形性関節症で遠く伊勢原市より通院して下さっている女性患者さんがいる。 紹介でウチへいらした彼女、当初は遠いという事もあり、正直ウチへの通院は積極的では無かった。 それでも足を引きずりながらやって来てくれる。 色々話をしていると、あるひとつの事に気が付いた。

確かに変形は整形外科でも認められ、ご本人も自分で努力をされていたのだが、訴えている痛み・不具合と変形とが、小生の中でどうしても一致しない。 長年通っている病院で指導されている事と、昨日今日会った小生の話しどちらを信じるかと言えば、ソリャ当然前者だ。 次回来院時にメモ書きでも良いので今やっている自宅体操を紙に書いて来てもらえるよう頼み、それと同時に県内で有名な変形性関節症治療の先生が推奨している資料も用意した。都心の大病院の資料では親近感が逆に無くなり過ぎるので。

やはり予想通り、やってはいけない物が二つも入りこんでいた。 本や講義ではよくあるリハビリ法だが、その彼女には合わない物であった。

疼痛の軽減には半年ほど、日常で困るほどの動作の問題点改善には2年ほどかかった。 体操をサボると不調を訴えていたが、今では100%健常の人と歩きも日常生活も変わらないところまで来た。 これはすべて本人の努力の賜物。 小生がした事は何も無い。 アドバイスでも忠告でも無く、ただホンの少し提案しただけ。 一番大切なものをお互いで見つけられただけ。

今でも月二回、その彼女と会うのが楽しみである。

2014年9月17日

足の痛みと動きの不具合。

足の痛みと靴の不具合。

何かスポーツを始めようとした時、取りあえず先ずそのスポーツの講習会に参加する人を最近よく見かける。 初心者が安全に無駄なく、これからそのスポーツに接する為には良い手段なのかもしれない。 しかしそれが正しければの話し。

正しいか正しくないか、これは教える側、教わる側双方に問題がある。 教わる側は初心者だから何も知識もイメージも無い。 こうすればすぐ上手くなりますよ、早くなりますよと言われればそのまんま信じ込む。 教える側が初心者に本質的に必要なものを理解していなければ、安全と健康が何よりも優先する事を理解していなければ論外な話し。

我々の職種ではさらに酷い治療セミナーや、もっともらしいスポーツ講習会が氾濫している。 

小生の身内に暫く前に現役を引退したベテランフレンチシェフがいる。 都内の誰でも知っている一流ホテルで何十年もシェフをしていた。 以前こんな面白い話しを聞いた事がある。

『俺たちフレンチのシェフには2タイプいる。 ひとつは俺の様にホテルに何十年も勤めた奴。もうひとつはちょこちょこっと働いて、ちょこちょこっと外国行って、数年で戻って来て店出すタイプ。 自分で店出して成功するのは絶対後者。 俺たちは妥協が出来ない。ソース一つ作るのも何日も手間暇時間かけて作らなきゃ気がすまない。 だが奴らは違う。その食材をこんな風に調理して、こんな風に盛り付けて、そんでこの値段ならイイんじゃね!? って出来るからさっ。』

話しを少し戻すが、講習・セミナーを催す人間の多くが、その自分の専門の狭い視野の話しを大きく広げて、何も知らない相手に対して 真実のすべてはココにある と言わんばかりに話しをする。

以前アメリカとドイツの足病医と仕事で絡んだ事がある。 それは単に身体の構造、アライメントなどと言う事では無く、我々人間の生活の中での足の意義が重要だと小生は理解した。 先日もウチの患者で足専門と言うところに行って、良くなるどころか悪化したと言う患者が来た。 先月は中学生も同じ事を言ってやって来た子もいた。 テーピングとトレーニングで治るのなら世話無い。 大きなものが欠けている人間に教わる者が、患者に大きく欠けている物など見つけてあげる事は不可能だ。

患者の多くは自分と戦って戦って、戦い抜いてやって来る。 此方が他人よがりでは話しにならん。 変な世の中である。

2014年9月12日

治療だってスポーツだって、何だって継続は力なり。

治療だってスポーツだって、何だって継続は力なり。

未だ世間も患者も錦織選手の話題で持ちきり。 特別ボーナス1億円の課税が半分の5千万円以上だとか、下世話な話題も含め...

まだ若い選手だが、今日までの努力と思いの強さが良い結果をもたらしたのだろう。

他にも最近で凄いのはレスリングの吉田沙保里選手が、昨日行われた世界選手権決勝で勝利し大会12連覇、オリンピック3連覇と合わせ、15大会連続世界一! コリャどえりゃ~凄い!! 継続だけでも大変なのに、それもトップレベルを、しかも世界一をキープなんて!?

もひとつ小生的に大ニュースなのが、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手、山本昌投手が9月5日の阪神タイガーズ戦で、最年長先発および最年長勝利の記録更新をした事だ。 しかもプロ野球生活31年間でずっと無遅刻無欠勤を続け、そして集合時間の30分前には到着することを心がけているそうだ。 キャッチボールなどの基礎的な練習も、チームの中で誰よりも一番長く行っているということだ。

普通のサラリーマンだって無遅刻無欠勤が世間に何人いる事か?! 体調だって誰よりも厳しい職業にもかかわらず。 そもそも30年以上も同じ仕事していられるかどうかだって怪しいのだが...

山本昌選手が自身のHPで、記録の為にやっている訳では無いとも述べ、また次に良いピッチングが出来るように、しっかり準備して頑張ると言っていた。 そしてファンやスタッフ、家族への感謝も忘れずに。

小生も同世代としてまだまだ頑張らねばならない。

 

2014年9月 9日

正しい水の飲み方、間違った水の飲み方。

正しい水の飲み方、間違った水の飲み方。

患者の女性が 「孫が遊びに来るから沢山麦茶作っておくのよ」 と話していた。 この時期、特に子供には今どきスポーツドリンクより麦茶の方が良いですよ!と説明すると、興味深々に話しの続きに聞き入った。

人間の身体の約6割は水分でできている。単純計算で60kgの人で36L。 そのうちの2.5Lが一日自然に何もしないでも汗や尿で体外へ出ていく。 夏場はもっと。

普段は普通の水で十分。 脱水症状の回復にはスポーツドリンク等は有効だが、積極的に塩分を取る必要はあまり無い。逆に摂り過ぎはデメリットも。

良く運動後にビール!なんて大人も見かけるが、40過ぎた初老にはアブナイ。 アルコールには利尿作用があり、体内の水分は逆に減る。 運動後、ビールでのどの渇きを!は、逆に水分を排出させ、脳梗塞や心筋梗塞の引き金になりかねない。 ビールなら10本飲んだら11本の水分を出すそうだ。

カフェインを含むお茶やコーヒーにも同じ事が言える。 だから夏場にはノンカフェインの麦茶が昔から良いのである。 

まだまだ暑い日は続く、状況に合わせて正しく水分を摂ってもらいたい。

2014年9月 7日

とにかく何よりテニスの患者が一番多い

とにかく何よりテニスの患者が一番多い

スポーツはするがスポーツは観ない。そんな人は多いと思うが、実は小生もあまり観ない派だが、何故だかテニスの4大大会決勝だけは観る。 そのレベルの選手同士の戦いには、スポーツの全ての要素が入っていると小生は思う。

昨晩と言うか今朝、全米オープンテニスの準決勝が行われたが、なんと世界ランキング一位のジョコビッチに我らが錦織圭選手が快勝し、決勝への進出を決めた! とにかく素晴らしい!! しかし決勝の相手もベテランフェデラーを下したチリッチ。 錦織選手とともに四大大会初の決勝進出。 25歳のチリッチに対し錦織選手は24歳、ほぼ同じ歳。 次世代を担う、これは面白い決勝戦になる事だろう。

実はウチの患者で一番多いスポーツは、流行りのランニングでもなければゴルフでも野球でもサッカーでも無い。 なんとテニス。 とにかく多い。 しかも皆かなりガチで。 女子連的な大会で、全国で優勝して来るような人ばかり。 週七テニスなんてざら...

どんなに痛かろうがテニスはやめたくない、休みたくない、全員そんな。 なら従来の治療や取り組みでは無意味。 電気でマッサージでオマケに鍼治療ではそもそも論外。根本的に取り組み方から180度変えねばならない。 だが意外にもそれが出来るのは10人に一人。 長年この仕事をし、やっとそんな10人に一人が増え、その人たちからの口コミでテニス患者が一番になった。 そもそも週七ゴルフする人とか、滅多に居ないしね...

今どきの世界ランキングトップの選手のコーチは全員往年の名選手ばかり。 錦織選手のマイケルチャン。小生が会社員時代に、自社がメインサポートしていた選手が丁度そのマイケルチャン。キャラクター的にも非常に評判が良いと聞いた事があった。  他の選手のコーチもボリス・ベッカーやイワン・レンドル、ステファン・エドバーグと、そうそうたる面々。コリャ代理戦争も面白い。

全米オープンテニス決勝戦は現地時間8日、日本時間9日に行われる。 目が離せない!

2014年9月 2日

スポーツ選手が引退後太るワケ partⅡ

スポーツ選手が引退後太るワケ partⅡ

一年ぐらい前にも似たネタ書いた記憶があるのでpartⅡ。

テレビで気が付いた事無いですか? 往年のスポーツ名選手が現在解説者で、誰だか分からないぐらい太ってるパターン。 勿論変わらずな人もいるのだが、概ね多くが腹顔パンパン。 では何故か?

解剖学的な話しは面白くないので置いといて、根本的な事を。

若いウチは皆フツーにしてれば肥満にならない。子供なんか特にそう。 それでも太るのは病気か不摂生。だいたい後者。 20代30代もそう。 40を過ぎたころから個人差あれど、徐々に腹回りが怪しくなる。男女関係無く。 特に女子は背中も。

では20代30代をどう過ごすか? 来るべき40代に向けて準備をするのだ。 

じゃどうすればよいかって?! 若けりゃ食べて動いてりゃ其れなりに身体は締まる。 正しくは食べても動いてれば締まる。 中年、初老はその図式はまるで成立しない。 だから違う理論、方程式を当てはめねばならない。 その方程式を誰かから見聞きしたものでは無く、自分自身で導き出さなければならないのだ。 20代30代好き勝手やったツケは必ず来る。

先日も40代男性患者と腹筋割れについて話した。 友人皆腹筋が割れていると。 割れている友人達の運動や食事、その他諸々小生も聞き、小生自身が参考になった。

子供の頃、若い頃の努力や我慢、好きな事を頑張るのは偉くもなんともない。 好きな事も頑張れなければ論外。 真の努力や我慢を見出せた者順に、中年になっても若々しく、身体が締まっている。 40代の某サッカー選手を見るたびにいつもそう思う。

既に9月。食欲の秋。胃袋も引き締めよう!!

2014年8月28日

年に二度あるぎっくり腰シーズン。

年に二度あるぎっくり腰シーズン。

先週から既に始まってマス!ぎっくり腰シーズンが。この数日だけでも5~6人が。 待合室で並ばれる姿をみると、いつもラーメン二朗がアタマに浮かぶ自分の発想の低さに我ながら幻滅...

年に二度あるぎっくり腰シーズン、8月の後半から9月、5月の後半から6月と年二回。 いわゆるお盆とゴールデンウィーク、大型連休のあとと言う事。 いつもとし慣れない事、違う生活した後で。

し慣れない事は疲労でストレス。マラソン選手が100mダッシュしたって筋肉痛になるのと一緒。体力筋力が有ろうと無かろうと関係無い。むしろ油断で自信過信で、不意にピキッとグキッとやってしまう。

引越しを手伝ったとか一日草むしりしたとか、辛い付かれた自覚がある行動は、脳が思考が 「きのう草むしりで疲れたから今日は一日休もうよ」 と疲労を取る行動を自然と行う。 しかし面白い事、楽しい事は負の自覚が無い。 「きのうディズニーランド行ったから今日は新百合ヶ丘行くのよそう」 にはならない。 ローカルな駅名で分かり辛いのだが...

連休中は得てして楽しい事、面白い事。 子供とザリガニ釣ってたとか、家族で車で遠くに出掛けたとか。 心当たりが無いと初診で言い切り、小生と言い合いになるのだが、必ず次週来院時には 「先生スミマセン、思い出しました」 となる。

やっちゃったその日から通常は二週間、最大で三週間さかのぼった範囲内で、何か心当たりはありませんか、いつもと違う事はしていませんか、し慣れない事はしていませんか?と問う。 まぁ何にせよ、皆様お気をつけあれ。

2014年8月26日

子供の歯とスポーツドリンクの関係。

子供の歯とスポーツドリンクの関係。

この時期特に、スポーツする我が子にガブガブスポーツドリンク飲ます親がいる。 小生は昔から、スポーツドリンクが良いとか悪いとかじゃ無い。 何の為に飲ますのか?ナゼスポーツドリンクなのか??良い事だけ考えてマイナス面はナゼ考えられんのか!? と言い続けている。

少々極端かもしれないが、オーストラリアで子供の歯のエナメル質の永久的な損傷と、ソフトドリンク、フルーツジュース、スポーツドリンクなどの酸性度の高い飲み物について研究報告されていた。

それによると歯のエナメル質の永久的な損傷は、強い酸が歯に接触してから30秒以内に起きる事が分かったらしい。 1時間以内に歯磨きすれば良いなどでは無く、酸性度の高いドリンクを飲み続けるような事を避けるべきだ。

もうひとつ、その研究報告によると小児や思春期の若者は夜間に歯ぎしりすることが多く、未診断の胃酸の逆流がある場合もあり、そこに酸性ドリンクが合わさると、若者の歯に長期的な損傷を引き起こしうる脅威となるという。

そもそも子供のスポーツに何を求めて親、大人はさせているのか? 強く早くで身体を悪くしてたら世話が無い。 健康、健全な心身育成の為のスポーツではないか!?

安全と健康は全てに於いて優先する。 当たり前な事だ。

2014年8月24日

治癒を促すのか痛みを取る為か!?

治癒を促すのか痛みを取る為か!?

誰しも一度や二度は包帯を巻いた事、巻かれた事があるだろう。 一般人は巻き方が綺麗か汚いかぐらいしか気にならんが、仕事としてそれを生業としている側はそれではいかん。

子供がしょっちゅう転んで捻って怪我してやって来る。中には当院へ来る以前に病院や他のところへ行った後やって来る。 膝や足首に包帯巻いてやって来る。

包帯にはいくつか種類がある。幅や素材、伸び縮みする物、しない物。 目的によってその使い方が変わって来る。 先日も一週間前に捻挫をし、自然と治ると思ったがあまり良くないからやって来たという患者。 以前捻挫した時、近所の接骨院へすぐ行ったのだが、逆によけい痛くなったからもうそれから自分で何とかすると。

今回は痛みはだいぶ治まったのだが、まだ痛み感・違和感が。 湿布もテーピングも無しで手技だけで帰りはスタスタだが、以前は包帯・テーピングでガチガチだったらしい。 そう言えば今月同じような事、母親が言う子供が何人か来たっけ。

受傷直後でびっこもままならないなら流石の小生も固定する。だが一週間や二週間経っていたらどうだ?

包帯には二つの目的、患部の固定、支持、牽引、いわゆる捻挫、脱臼、骨折を安定化が代表例。通常の包帯で固定。 もうひとつの目的、患部の被覆、保護、圧迫。流石に今どき包帯で血や膿などの吸収目的は無いが、腫脹・むくみの為に使う事も。 この場合は伸び縮みする弾性包帯は適任。 巻く位置も患部より広く。

そんな事を同業に言うと全員知ってる!というのだが、実際は的外れ物を使い、的外れな巻き方をしている。 患者にコレは自分で巻いたのですか?と尋ねる。 自分で巻いたのなら仕方が無いが、そうでないと此方がゲンナリ...

しかも重要なのはその症状に対しての巻き方・対処の仕方では無く、その患者が何を求めているか? いつまでにどうしたいのか?!で変わって来るのだ。 暗記で治療出来たら世の中の先生、皆大先生だ!

折れても切れてもいなく、痛みはあれど自分の足で動けるならば、動く事を止めさせない。 動きたいなら動くように治す。 本に向かず、患者に向いて治療してもらいたいものだ。

2014年8月22日

善し悪しで行動するのが子供、最善で行動するのが大人。

善し悪しで行動するのが子供、最善で行動するのが大人。

盆も過ぎ、大人の夏休みは殆ど終了。 家族一緒に子供と一緒に出かける機会も多かった事だろう。 父親は普段なかなか子供と一緒に行動する機会は少ないだろうが、だからこそこの時期の父親の行動は子供の夏休みの記憶とともに一生残る。

先日ちょっとした知り合いが、後部座席に子供が二人乗る車から火のついたタバコを投げ捨てる父親を見たという。 小生も父親では無く母親だが、近くに横断歩道があるにもかかわらず横断歩道では無いところを、小さな子の手を引いて急いで道路を渡る親子を見かけた。

昨日もある会社の代表を務める目上の男性患者さんとそんな話になったのだが、モンスターペアレントがどうとか言う者も半分は似たり寄ったりだと。 自覚が無いところは同類だ。 最近小生のマイブーム的表現をさせてもらえば、一人称目線でしか物事を考えられず、言動出来ず。 三人称なんか完全どっか行ったっきり。 小学生の国語から学び直してほしいレベル。

大人が馬鹿で常識外れで子供以下なら、子供はさらに子供以下。 自分の個人の価値観だけの善し悪しだけで行動するんじゃ、どっかの国の人間たちと一緒。 礼節なんて過去の遺物。 昔どこかで読んだのだが、"善し悪しで行動するのが子供、最善で行動するのが大人" なのだと。

我々大人が思っている以上に、我々の一挙手一投足が子供の将来、未来の社会に大きな影響を与えている事に自覚を持って生きなければならないのだ。

2014年8月21日

皆街の整体師で一生終わりたくない。

皆街の整体師で一生終わりたくない。

ほぼ毎週のように知らない同業から連絡が来る。 それには出来る限り返信するようにはしている。

質問の内容、連絡の意図は様々だが、正直極々フツーの一民間療法士。 ウチは俺は他よりスゲ―ぞ、コンな資格持ってんぞ! なんて言うつもりもなければ興味も無い。 あるのは、どうしてなかなか治らないのか、何故何処へ行ってもダメなのか、何か見落とされている事があるんじゃないか、何かしてあげれる事があるんじゃないのか。

今の屋号にする前10年は普通のカイロプラクティックの治療院、屋号は街の整体院。 特別な事は何もやって無い。それは今も変わらない。 資格や知識、設備で治るなら医師が全部治し、皆病院で治っている。 フツーに納得しないのは今も昔も変わらない。

初めて整体を学んでから30年近く、昔から小生の事を知っている同業は「らしいね」と言うが、向こうはコッチを知ってても、コッチは知らないような同業からは「そんなん絶対うまくイカねーよ」という話しが耳に入る。 しかしそういう者ほど「その後あそこの先生どう?」と、どうやら小生の事がすごく気になるらしい。 皆一生町の整体のオヤジで終わりたくは無いようだ。

自分が進む方向が見えてきたのが勉強を始めてからではなく、実際に開院して10年経ってやっと。 今のスタンスにするのも、当時いたスタッフ達と2年近くかけて色々話しあって現在の形にした。 今でも試行錯誤しているが、当初はなかなか理想通りいかず理解されず、かなり苦戦をした。 しかし現在では患者自身が、フツーに納得しない自分に自分で気が付き始め、アクションを起こし始めてきた。

長年通ってくれている患者はウチの事を整体院と言う者もいれば、マッサージ行ってくると言ったりカイロ行くと言ったり、病院リハビリ行ってくるだったり運動してくると言ったり、表現・認識は色々。 全然何だって良いし、そんなところにこだわりは無い。 患者が治しに行きたいと思ってくれるのならば何でも良い。

他人に説明する時は運動療法専門の施設と答えている。 単純に腰痛の人に腰痛体操を、肩こりの人に肩こり体操をしている訳では無い。 だからといって体幹が大切!などと言って全員に当院推奨運動をさせるなんて事は絶対無い。 診断・診察の中に思考として運動をどの位置づけに個々に持っていくかどうか。 

分かりにくい表現で申し訳無いが、本に書いてあったり、セミナー、講習会でにわか身につけ運動・理学療法とは根本からしてスタンスが違う事に、患者が求めている事と違う事に、それを埋める為に全力を尽くさなければならない事に、何年何十年もかかって現在に至るがウチの今。

何をしているのか、何をするのかと言う質問そのものが、既にその時点でウチのスタンスと大きくかけ離れる。 患者でやってくる同業者も常に何人かいるが、心底困ってやって来なければ受けても理解する事は難しい。 だが実はそうやって来る同業者は皆よい人で超仲良し。 呑みにでも一緒に行って、院内では言えない話しもタマにしたりで。

我々民間療法ひとりひとりが、一人称で無い治療を心がけたいものである。

2014年8月20日

椎椎間板ヘルニアの手術の効果。

椎椎間板ヘルニアの手術の効果。

昔から我々民間療法に取り組む者は、腰痛の患者に対して 「手術はしない方が良い、手術をしないで治そう!」 とよくいうが、果たしてそれは本当に良い判断なのだろうか。

手術をしたいとハナっから思っている者はいないだろうが、しない方が何に対してどのくらい良いのだろうかが不明瞭なアドバイスをし続けてきた。

米国の13の施設施設で、6週以上続く症候性腰椎神経根障害があり、画像診断で椎間板ヘルニアと確認された患者、観察・無作為化合計1,244例を8年間にわたり追跡調査をした結果、SF-36等、全ての主要評価項目で差が見られなかったそうだ。 (SF-36については日本語に翻訳されたサイトもあるので、興味がある方はそちらも参考にしてもらいたい。http://www.sf-36.jp/qol/sf36.html )

だからと言って手術が全くもって効果が無く、無意味な訳では無い。 坐骨神経痛症状などの患者の自己評価による改善など副次評価項目については、クロスオーバーが多かったにもかかわらず手術的治療の有効性があったと示唆された。

殆ど全ての患者が痛みを訴えてやってくる整形外科領域に於いて、長期間にわたり保存的治療に取り組ませるのならば、主訴によっては手術が第一選択になるとも考えねばならない。 常に決めつけず頭を柔らかく、多角的に。

2014年8月16日

夏季休診中も?

夏季休診中も?

本日8月16日(土)午後から18日(月)まで夏季臨時休診頂きます。

が、毎年毎回必ず連絡キマス! ちゃっちまったよ!先生~~(ToT)/  って患者からのメールが。

今回は誰も怪我せず来ませんよ~~に。(笑)

19日(火)から通所診療デス。

2014年8月14日

マラソンやトレランより効果があるのは森林ウォーキング。

マラソンやトレランより効果があるのはトレッキング。

さてお盆で夏休真っ只中。 アウトドアスポーツに多くの人が無意識で接するこの季節、熱中症予防のような危険対策の知識も重要だが、もっと根本的にアウトドアスポーツに付いて理解をしてみて欲しい。

暫く前にある医師の先生のコラムを参考にさせて頂いて、気候療法に付いて書いた。 意外にも多くの患者がそのネタに興味を示してくれたので、丁度良い時期なので今回も触れてみたい。

気候療法は大きく分けて三つに、その保養地の海抜高度で分ける事が出来る。 まず一番低いところで言えば海洋性気候を利用したタラソテラピー。これについては以前詳しく書いた事がある。 アトピー、アレルギーに有効で、子供の喘息のキャンプも行われる。 以前は子供が集団キャンプのような形で実施していたそうだが、今は行っていない。 理想的な結果、効果が出なかったらしい。 恐らくそれは子供が親元から離れるという、心的負の要因が強く出たためだろうと。 しかし今は違う形で実施している。 今は子供が親と一緒に生活、合宿を行う形をとっている。その親の宿泊分も保険が適応されるのだと。 ドイツでの話しだが、流石!

次の高さで言うと海抜300~1000メートルの、なだらかな丘陵地帯で森林が多い地域、中山気候で行われる森林浴がある。 森林内を歩き、樹木から発散されるフィトンチッドで脱ストレス、リラックス作用。

で最も高いところだと、アスリートなどが行う高山気候で行われる高地トレーニング。 低酸素環境で酸素運搬能が高まっているため運動能力が向上するもの。

どれもそれぞれ効果があるのだが、問題は今の自分に合っているかどうか。

この元ネタコラムの先生が、毎年一度糖尿病の患者さんを連れて6キロ1時間、3キロ30分に分かれ、すたすた山歩きをするそうだ。 それによると6キロ組で血糖値が70ミリグラム、3キロ組で74ミリグラム減少することが確認出来ていると書いていた。 他の運動で比較例をあげると、22分半のトレッドミル歩行で24.5ミリグラム、10キロクロスカントリースキーレースで37.8ミリグラム減少が報告されているが、それより大きな効果である。

ガチなスポーツ、体が緊張する運動ではアドレナリンなどの血糖値を上げるホルモンが分泌されてしまう。 気持ちは満たされても身体にとってはまるで逆効果なんて事も。 早く、長くやればそれだけ効果が出るというモンじゃ無い。 30分程度の森林ウォーキングが一番効果的なこともあることをしっかり理解してもらいたい。

って事で、皆さん良い夏休みを。

2014年8月 7日

柔道整復師 求人

柔道整復師 求人

電気かけてマッサージ、そしてまた明日も来てねと言う事に愚問を持たず。 これはほぼ全ケース保険診療での話し。 鍼灸や整体・カイロではまず無い。 ほぼ柔道整復師。

この事に勉強当初は全員疑問に持つ。 しかし3年も勤めたらもう無理だろう。 完全に染まってしまう。 

そもそも整形外科を訪れる患者が訴える痛みは、他科より自然治癒傾向が強い痛みを訴える患者が多いのが原則。 打撲だって捻挫だって放っておいても治るし、乱暴な言い方すれば骨だってくっつく。 正直電気で治ったのか湿布で治ったのか分からない痛みが多い。 外傷とはそういうもの。

治療以前に急性では無い症状、患者を無理矢理保険適応にしているならば超論外。 道理的におかしな事を正々堂々としている人間に付いて、何が学べるというのだろう。

ウチのスタッフ達は皆その現実に疑問を持ち、直談判でやって来る。雇ってほしいと。 だが其れはそれで現実は厳しい。 もっともらしい勉強と知識で、実際の日常は電気とマッサージ。 せいぜい筋トレとストレッチ教えるレベル。 

日々ウチへやって来る新患は、その事実に気が付いてしまっているのである。

資格の問題では無い。 医師だろうと柔整だろうと鍼灸だろうと、人間性が何よりも重要なのである。 患者であろうとスタッフであろうと、全力で受け止める。それが当院の信条である。

2014年8月 5日

自転車ロードレーサーの男性的ナ問題?!

自転車ロードレーサーの男性的ナ問題?!

いやいや、しかし暑い。 そんな真夏でもマラソン、自転車愛好家は走っている。 振りかえれば小生も、月走500km前後走りながら、チャリもスイムも良くやっていたモンだ。

昔からよく言われていた事なのだが、男性が自転車に長時間乗る事による健康リスク、いわゆる下半身的な問題について、最近またイギリスで新たな研究結果が報告されていた。

5,000人強の男性サイクリストを対象に2012~2013年に調査したレポート。 最も長時間自転車に乗る群(週8.5時間超)は、その他の男性に比べて前立腺がんのリスクが大幅に高かったがそうなのだが、関連性を裏付けるには至っていないと言い、またEDに於いては自転車に多く乗る男性ほどリスクが高いということは無く、高血圧、喫煙、加齢の3つの因子との間の方が強く関連性が認められたそうである。

小規模のこのような調査は統計的優位性は少なく、男性はサイクリングによる健康リスクを心配せず、これまでどおり自転車に乗るべきであり、心臓、肺、全身および精神面の健康に対するベネフィットの方がはるかに重要であると述べられていた。 ただし、良質なサドルを使用するよう、強く勧められたいた。 

サドルももちろんだが、靴でもラケットでも、形やデザイン、軽さ優先で道具を選ばないように。ましてや最新型!と言う言葉に魅かれるような事などせぬようにである。

2014年8月 3日

ゴルフ飛距離トレーニングに必要なもの不必要なもの。

ゴルフ飛距離トレーニングに必要なもの不必要なもの。

最近新患で男性一人女性一人、ゴルフをやる人で肩と背中の張りについて話しをした。

殆どゴルフなどしない小生が言うのもなんだが、飛距離の全てが筋力では無い事は承知の沙汰。 そりゃパワーがあれば有利かもしれないが、パワーがあれば誰で遠くへ飛ばせるもんじゃ無い。

そもそも背中の張りや凝りはなぜ生まれたのか。 スィング動作に問題があるから張る。コレはフォームとは意味が違う。 こう話すと大抵のゴルフ愛好家は話しの意味が理解出来ぬから訝しい顔をする。 まぁ、そんな表情を表に出す時点でアスリート失格。

私はもともと、昔から凝る張るであれば、もともと身体的問題点が存在しているのだから、フィジカルの改善は必至。 最近、普段も凝っているなら、尚更日常全ての見直しをせねば。 もっともこれも何だかんだ言いながらやりたがらない人間も多い。

最近頻繁登場の受容細胞のネタだが、スピードに反応するタイプ、時間がかかり続けて反応するタイプ、そもそも肩こりはどちらのタイプのエラーだと考えるか? 

たまたまピキッパキッで最近キュ~ッ!ってなら揉んで押して鍼で刺激して、エラーをリセットして楽にして。 もうココである程度話しが見えてきたアナタは、飛距離もスコアーも伸びる事決定。 

これは全てのスポーツ愛好家に言える事なのだが、努力は身体だけでするものではない。頭も使って努力をするものなのだ。 熱狂フリーク、趣味の延長レベルをアスリートとは言わぬのである。

ウチの患者には本質的なアスリートケアを提供している。 それはレベルも年齢も関係無い。 60過ぎても40代のレベルでゴルフ、スポーツが出来るように。 本人が全力なら我々も全力を尽くそうではないか。

2014年7月29日

アスレティックトレーナー

アスレティックトレーナー

昨今、街に様々なスポーツのクラブチームが増え、それにともないトレーナーと呼ばれる職種の必要性も増えた。 小生もまだ学生だった30年ほど前、一時はトレーナーに憧れた時期もあり、このような時代が来た事は非常に喜ばしい。

しかし残念な事に、そのトレーナーのレベルについては些か問題がある。 学生トレーナーやボランティアトレーナーなら仕方が無いが、資格を持つようなご立派トレーナーが営む施設からの患者が一昨年あたりから多くやって来る。 それ当然痛みが治らないから。

スポーツ愛好家だからそういうところへ小生のところへ訪れるのだが、痛みの原因をスポーツの動きに決めてかかる傾向が。それじゃ病院で何でもかんでも柔軟性・可動域のせい、ストレッチして筋力つけてとまるで同じ。

ベタなところで例をあげれば、関節機能障害が原因でも動きをつけた方が良いケースと良くないケースがある。緩みを誘発するストレッチは禁忌になる。 骨格や歪みを診る整体やカイロの治療家でも、そこんところが正しく診れるかどうかで良い先生悪い先生となる。

痛みそのものだって侵害受容性、神経障害性によって医師が出す薬だって変わってくる。それを理解し医師の診断を考慮し。 動きの悪さの障害部位も上位ニューロン・下位ニューロン、神経筋接合部、筋の問題と様々。 麻痺と痺れの正しい知識、鑑別が必要となる。

症状が似ていても老人と子供では治し方では無く、診方がかわる。 例えば子供なら、スキャモンで有名な小学高学年から中学生時期のリンパの亢進時期なら、その増強要因を排除から優先する。 だからといって運動を休む事が排除にならない。 逆に静かな湖面に小石を投げるような事になってしまう。

書きあげたら止めど無くなるのでこの辺で止めるが、法律では診察や診断、治療は医師がやるものだから、それ以外の者が診察診断を学ぶ事自体が難しい。 自分では診断や治療をしている気になっているが、気が付けば検査で分けてるだけの単なる訓練士。知識と資格で自信満々ナ。

痛みがあるなら、痛みを治すなら治す勉強をしなければならない。 外傷なら柔整師のように固定安静でも良いが、運動障害で発生した痛みなら治す勉強は必至なのだ。 動きを改善したら痛みも自然と取れるなど、安易以外の何物でも無い。

勉強をするところが無いからこそ、死ぬ気で真剣な勉強が必要。金払って学校行って外国行ってどこまでも受け身なお勉強では永遠に辿りはつけぬ。 患者の方が数倍真剣なのだから。 まぁ患者目線で簡単に言えば "体質改善" などと言う、ユルやわなキャッチ使ってるトレーナーズルームには魅かれてはならないと言う事だ。

ちと今日は長々熱く語ってみた。

2014年7月27日

上手に水分摂ってダイエット!!

上手に水分摂ってダイエット!!

確かによく聞きますよねぇ~、「私、水飲んでも太るんです」 って。

その逆で、痩せるのにもっとも簡単な方法は 食事の前に水を飲む方法。 スポーツの世界では怪我をして練習を休まねばならない選手に、食事の前にコップ1杯の牛乳を飲ませる事は昔からの常識。

水を飲むことで胃が膨らみ、少ない食事で満腹感が得られると同時に、水を飲むとそれが体温まで温められる事で僅かながら熱産生(飲水性熱産生)が起こる。 ともに小さな事だがダイエットとともに実践すると、その効果は毎食毎食ちりも積もればで効果が必ず出てくる。 スポーツ選手なら摂取カロリーを抑えつつ、牛乳でタンパク質とカルシウムを取る事も出来る。

だからといって食事の最中に水分をガブガブ摂るのは意味が違ってくる。食べ物を一気に流し込む事に繋がりかねない。 良く噛んで食べ、最後にお茶を飲むと減量に良いと医師も推奨している。

熱いこの時期だからこそ、水分を正しく適切に摂取しよう。

2014年7月25日

スポーツ整形外科

スポーツ整形外科

年に何人も必ずやってくる某スポーツ専門整形外科からの患者。 何店舗かあるのか、東京・神奈川・埼玉と、いろんなところからやって来る。 当然当初よりは良くなるのだが、ある一定以上良くならないからやって来る。 そもそも全く変わらず良くならずでは論外だが。

近隣にもウルトラ立派な最新施設のスポーツ専門の大きな病院もある。 小生のところなどまるで足元にも及ばず...

いやいや、ハードでは治らんのですよ! 重要なのは内容、プログラムとかソフトとかでは無くて、ハート! ハードとハートをかけて言いたかった訳では... いや、チョットはあるか。(汗

治す施設なのにフォームを指導したり。 フォームはコーチ・指導者が教えるもの。 歩き方ひとつを教えるのにも、歩くフォームを教えるのではなく、歩くと言う事に必要な事、かけている事を教える。 どうも治すと指導をゴッチャになってる者が多過ぎる。

酷いと山ほど自宅トレーニングをやらせたりもする。 自宅で数こなして改善するのはどんな理由? 筋力?! 動作の改善なら1rep1repテーマを持って管理するべき。 プリント渡してチョットアドバイスで素人が自宅で治るのなら、アンタいらないよ。 本一冊渡した方が良いってば。

その温度差のせいで、結果患者が離れているのを気が付かない。 自分が診た患者が全員治って来なくなるのでは無い。 スポーツ障害のスタッフ研修頑張ってやってます! って告知してる暇あったら、もうちょっと患者の立場になる事必要では?と。 まぁ、みな若い人の集まり勉強会だから仕方が無いのだが。

今日は 他人の振り見て我が振り直せ 的な内容という事で。

2014年7月24日

箱根駅伝はもう既にスタートしている!

箱根駅伝はもう既にスタートしている!

今朝は某体育大学陸上部へ。 ちょこっと応援ていどに。

夏合宿への参加権を得る為の5,000mトライアル。 それで既定のタイムを切れるかどうか。 その合宿へ参加できるかどうかで、正月に行われる箱根駅伝への部内での権利がほぼ決まってしまう。 正直過去一度も平日直接出向いた事など無いが、今朝はどうしても居ても立ってもいられずに。

あいにくトライアルは午後に変更になったのだが、通常の練習を見ているだけでこっちが何故か超緊張。

過去何人も大学駅伝部の子たちを患者で診てきた。 正直全員が箱根へ行けた訳でも無い。 たとえ痛みが取れたからといって、そう簡単なものでは無い。其れがスポーツであり、競い合いだ。

だが大学生活4年間という限られた期間、せめてその間だけでも全力で悔い無く動けるようにしてあげたい。 結果がどうであれ、その後の人生に輝ける期間として記憶に残るようにしてあげたい。

今現在来ている4年生の男の子、最後の最後の1%の可能性までスタッフ全員で全力でサポート、応援しますから。 頑張れ!!

2014年7月17日

プールで歩いて膝痛めて...

プールで歩いて膝痛めて...

都心のど真ん中、東京・大手町のオフィス街で進めている再開発事業で、大手ゼネコン三菱地所が温泉の掘削に成功したと発表した。 ホテル棟には外国人観光客を意識した和風旅館が、ビジネス棟には温泉付きフィットネスクラブも出来るらしい。

深さ1500メートルの掘削作業で湧出したそうであり、泉質も含ヨウ素・ナトリウム・塩化物強塩温泉で、治療用に利用できるとされる療養泉に分類されるそうだ。 色んな意味で面白く、ヨカッタ。

経済・ビジネスの中心地でも温泉が出るくらい、日本は他に類を見ないくらい天然温泉に恵まれており、大変身近にあるにもかかわらず、その詳しい利用の仕方に関しては非常に無関心。 呼吸器系、子供が最近喘息ひどくて、ロードを含んだオゾンで泉質はナトリウム泉が良いから家族みんなで海辺へ旅行に行ってきます!! なんて話しは全く聞かない。

温泉に限らず、水治療法全般についてのレベルもヨーロッパに比べたら非常に低い。 医療施設であっても、プカプカ浮いてユル体操レベル。 もしくはバイブラバスで関節運動、ストレッチ。

前職時代、ある仕事の絡みで欧米の水治療法、リハビリ・トレーニングについて絡んだ事があった。 正直日本のレベルの低さに愕然とした。 しかしそれから20年ほど経った現在でもあまり変わってはいない。 先日も股関節を痛めている女性患者の原因の一部に、近所のプールで行っている水中ウオーキングに原因がある事を説明したところ、疼痛が半減したと後日言っていた。

浮力・水圧・粘性、この三つを正しく使えてこそ効果は出る。 だが一歩間違えばく空気より増えた抵抗、陸上とはまるで違う協調運動によって悪い学習、悪い効果となってしまう事もあるのだ。

前十字靱帯損傷には前十字靱帯損傷用の歩き方が、様々な腰痛があるように、腰痛のタイプによって悪き方もまるで違うのだ。 

あと少し頑張って、いつか院内にプールでも作りたいものである。

2014年7月16日

浴衣と花火と反省と。

浴衣と花火と反省と。

毎年この時期、ナゼか一年の中で一番沢山振り返り反省する時期。 小生の誕生月だと言う事もあるのだが、そもそもそうで無くても。

よく受験勉強で 夏を制する者は受験を制す! などというが、コレは完ぺきダメだった記憶が。 マッタクもって煩悩に勝てなかった...

自分自身の中で区切りをつけるまで続けたトライアスロンも、この時期真夏が大会真っ只中。 コレに関しては喜びより反省と後悔の方が数倍多かった。

プライベートな若い時期の反省で、毎年花火の音を聞いて思い出すのが浴衣。人生で一度だけ浴衣の花火大会。その相手の浴衣姿をとうとう一度も褒めなかった件。今さらあとになって反省。 んー、ナゼ車の中で喧嘩したのだろう...

書きあげたらやっぱりキリが無い。 どうやら夏は自制心が無くなり、先走ってしまうのか?! まぁお陰さまで程よく歳もとったので、最近はシッカリ振り返って毎年夏に挑んでいる。  つもり。

今年は秋にちょっとしたイベント、フェス等に仕事で参加する計画が。 今は仕事以外、これといって趣味もやる事も無いので集中しなければ。

なんにせよ、遊んでばかりで何も実の無い夏だけには毎年したくないと思っている。 きっと今年も反省は多いのだろうが、一歩でも前に進む夏にしたいと思う。

2014年7月13日

間違ったトレーニング、自己流トレーニング。

間違ったトレーニング、自己流トレーニング。

陸上駅伝、テニスやラクビー、様々な大学生スポーツ選手がやって来るが、共通していつも思う事が、個別にフォームの指導を殆どされていない という事。 個別 にだ。

フォーム以外にも食事や休養も。当然、治療やケアについてはほぼ全くゼロ。 どの大学も。 ただ練習カリキュラムをこなす。 そしてその練習に生き残った子だけがレギュラー。余ほど多く故障者が続出しない限り、指導者がその方針を途中で変える事は無い。 変える事があるとしたら、それはシーズンが終わり成績が超不振。 実際は指導者が解雇になるが。

それでもまだ最低限、管理してくれる大人が周りにいるのが学生。 社会人になると、その管理してくれる人もいなくなり、カッコよく言えば自己管理で、正確にはやりたい事だけ勝手にやってる自己流。 そりゃ一時的に身体や成績が良くなってもまた堂々巡り。

先月からヨーロッパのサッカーリーグに旅立った患者の男の子がいる。 その子は両股関節を手術し、その後紹介でウチへやって来た。 練習やリハビリに真摯に取り組み、他人の話しにきちんと耳を傾ける事が出来る。 そして自分の意見も言え、工夫も出来ている。 治療している此方が逆に学ばされる事が多かった。

今現在診ている某大学の駅伝部の子もそうだ。 話しを理解しようと努力している。 大人の方が「理解する努力はしているよ!」と言いながら、結局は好き勝手な事をし、言われた事はまるで実践できていない。 だから痛みも治らなきゃ、全身ブヨブヨ。

自分自身から、内面から自分を磨かなければ成果は出ない。 他人の意見を聞いているようで、実際はまるで聞けていない大人が多過ぎる。 自己流、自分勝手なトレーニングや自己管理では結局すべてが堂々巡り。 

是非今年の夏は全てを乗り越えてもらいたい。 そしてスポーツの秋に、全ての人に笑顔になっていてもらいたい。 其れが今現在我々の唯一最大の希望だ。

2014年7月10日

人工関節置換後の痛み

人工関節置換後の痛み

先月今月と新患が多い。 その半数キッチリ近隣では無い患者。 遥々ホントに申し訳無い。

厚木や藤沢、同じ小田急沿線は昔から多いのだが、茅ケ崎・平塚も何故か開院当時からいつも必ず誰かいる。 最近多いのが埼玉。 大宮や川口から来てくださる患者も。 毎週ほぼ2時間かけては、コチラとしても自然と気合が入る。

昨日来て下さった患者さんの中にチョイ離れた所から、人工股関節置換術左右うけてる年配の女性の患者さんが。 昨年チョットしたきっかけで、臀部から大腿にかけて痛みがずっとあると言う。 手術を受けた大学病院で痛みを訴えても、まるで聞き入れてもらえないと言う。

まだ初診なので小生の治療の方向性が良いか悪いかなど、偉そうな事など当然何も言えないが、少なくとも今までの誰よりも膝を突き合わせて相談にのり、これから先の事を話しあった。 それは全ての患者にいつも心がけている。

特に遠方からの患者さんには冗談交じりで必ず言う事がある。  『痛くて死にそうなら大学病院駆けずり回るでしょう。 そうでは無くて、こんな場末の治療院へ来たと言う事は自分の症状に不安で、今までの治療・応対に不満でやって来たのでしょう』 と。 『私の仕事はまず真っ先に、その不安で不満な気持ちを解決する事だと考えます。』 と伝える。

特に人工股関節置換術後の痛みの場合、近隣他関節・部位のルフィニやパチニ小体、メルケル触板などの機械的受容器の興奮を第一に考えた治療方針が多くの場合功を奏す。

とにかく誠意を込めて丁寧に。

2014年7月 8日

本物は絶対ニセモノに追いつかれはしない!

本物は絶対ニセモノに追いつかれはしない! 

えー、本日もホームベーカリーではありますが、試食用プロテインパン頑張って焼いてキマシタ。 スポーツの世界ではもちろん、自分・子供だけで無く、お爺ちゃんお婆ちゃん、年配者ほどガツガツ肉などあまり食べれず、タンパク質が不足している事が問題視されています。

テレビでも昨年から盛んに話題にされている "かくれ肥満" 。 特に40代の主婦に多く、一見そんなに太っていないように見える、いわゆるバナナ型肥満。 タンパク合成が悪く、そもそもの代謝が悪い為、一度太りだしたら止めども無い事も有り、100kg以上に太る人に多いともされています。 だから最近のダイエットは筋肉をつけよう! というのが一般的になりつつあるのです。 あっ、ちなみにこのタイプ、痛みが長引く事も多いタイプ。

といってもダラダラ筋トレしたって痩せやしませんゼ! ブームで始めたってソリャ無理無理。 本当にシッカリ管理してくれる所、人に出逢わなければ自分独りじゃ無理でしょう。無理だから太ってるんだけどね。 流行りモンすぐ取り入れて真似しただけのところは絶対無理。 まぁそんな所ほど、"うん十年の経験から○○" な~んて広告書いているケド。

そうそう、話しは突然飛んでラーメンの話し。

一時期恥ずかしいくらいカナリのヘビロテでラーメン食っていたのですが、昨年から健康減量考えチョット自主規制中。 でもどうして食べたくなっちゃうんでしょうかねぇ~、ラーメン。 最近、大盛りで有名な某ラーメン店のインスパイア系が巷に増えた。 当然後発組は色々考え、工夫されているので何処も其れなりに完成度高く、旨い。 しかし一昨日、本家本元店が限定でつけ麺実施という情報得たので、胃と体重計に謝りながら友人と訪問。 それが度肝抜かされるほど旨い!! 今まで食った麺の中で最高に旨い!!! と意見一致。

昨日休診日、二夜連続なる事にも臆せず昨晩はスタッフ連れて皆で訪問。 コリャもう開き直り。(爆

とにかく本気。 マネじゃ無く、魂こもっているとはこの事か!? これならいくら街に似た系出店しても恐れるに足らず。 本物は偽物に絶対負けない! ポイントは魂だと、改めて感じた。

ん~、今週また行っちゃったらドウシヨウ...

2014年7月 5日

汗をかいたら塩分摂取ってホント?!

汗をかいたら塩分摂取ってホント?!

食塩含有量(g)=ナトリウム含有量(g) × 2.54

そうなんです、サブタイトルにも書いたんですが、カップラーメンにナトリウム2gと書いてあったら、食塩はその2.5倍の5g! 確かにナトリウムは塩分のことだが、食塩(NaCl)にはナトリウムに塩素も含まれている。つまり、ナトリウムの2.5倍が食塩量ということになる。 高血圧、腎臓病の人は要注意。 具体的に、塩分は1日6g以下が目標。

では夏やスポーツで汗をかいた時に一緒に塩分摂取をと言うが、そもそも本当に必要なのか?!

通常1.5時間未満の運動では水分補給は水で良いとされている。 大量に汗をかく運動時等はスポーツドリンクから水分補給と共に塩分補給をする必要があるそうだが、わざわざそれ以外に積極的に塩分を飴等で摂取する必要は無いと言えるだろう。

そもそも日本人の食塩摂取量は、平成23年国民健康栄養調査(厚生労働省)によればまだまだ多いらしい。高血圧の人は夏でも塩分摂取を控える事が推奨されている。

若いから、運動しているからといって、酒は呑むわラーメンは食うわ、外食は多いわでは塩分摂取は論外。 体液は溜まり(体液過剰)、浮腫み全身ブニョブニョ。 炭水化物を控えましょうナンテ問題ではマッタク無い。

現在とっている食塩量が多い現状を正しく把握、仮に運動していて汗から体外に出る塩分量を差し引いたとしても、大量に汗をかく状況(1時間で1リットル以上の発汗を伴う激しい運動を1時間以上実施)ない限り、基本塩分補給はほとんど必要では無いと言う事だ。 

メーカーキャッチに騙され鵜呑みで、スポーツドリンクガブガブ1L、メーカーにとって優良顧客間違い無し!デスな。 スポーツドリンクが良いですよ!としか言えない者は治療家でもトレーナーでも何でも無い、単なる体操指導者。 その人にあった健康に対するアドバイスぐらい最低限行おう。

2014年7月 4日

最近の小生的コアトレ事情

最近の小生的コアトレ事情

先月だけでも二人、この一年急に目につく患者。 それはコアが体幹がと言って、どっかで誰かに今どきトレーニングを教わってきている患者。

一瞬効果出るんですよ。 いや、出たように感じるんですよ。 しかしね結果的にね、それが災いして現在に至るになってるんですよね。

むかし仕事であった話しだが、某有名スポーツフィットネス系雑誌の編集者の人との話しで "夏まで○○" とか、 "今なら間に合う" とか "短期集中" という特集号は部数が伸びると。 もちろん時期やタイミングもあるが、特に今時期なんかバッチリなんじゃないかなぁ。

さっきの話しは女性で、男性は "最新○○" とか、"○○選手も実践" とかにすぐ食いつく。

プロ選手、一流選手は既に色々なトレーニングをやってきている。 やってきているから逆に今までのトレーニングでは身体が反応しなくなってきている。 それを今までとは違った刺激で身体にスイッチを入れようと、いわば斜めから刺激が入って来るような意地悪なトレーニングだったりする。

当然一流選手は、その意地悪な刺激を受け止めるだけの基礎が出来ている。 しかし我々のような一般人はその基礎が無い。 だから試してやってみたところでたかが知れてる。 『イヤァ~、俺あの○○選手のやつやってみたんだけどさぁ~、イマイチだったよ~~』 と言って、また来月雑誌に出る最新トレやフォーム、ウチからを受け売りでやってみて。 その繰り返し。 そりゃ効果出ないよね、当然。

そういう内容の方が受けるんだよね、一般人、素人には。 だから雑誌もテレビにも、ジムにも院にも聞こえの良いキャッチコピーが溢れかえる。 街中そんなん。

信じさせたモン勝ちな商売が氾濫している時代、本当に自分に必要なものを見極めるのは非常に難しい。 初心者なら尚いっそう初心に立ち返ろう。

2014年6月27日

我が道の治療

我が道の治療

今日は貧乏ネタを。

そう親しい訳では無い、ほぼ同時期に開業した同業がいる。 小生より少し年下だが非常に腕が良く、真面目で評判が良い彼。 実はその彼とは、治療家としての道はある意味小生と真逆。

駅前だが小さく地道に真面目に治療院を営む彼。 小生は少し駅から離れたところで、見て頂けたら分かる通り色々ジタバタチャレンジの治療院で。 自分ひとりで治療できる範囲で十年以上頑張った彼。 それに対して増えた患者に合わせてスタッフも増えた小生。 色々その彼とは真逆。

数年前にその彼は可愛い一軒家を建て、その一部で治療院を現在営む。 おそらく家族子供と幸せな生活を送っている事だろう。 正直小生、現在でも賃貸に住み、自分のやりたい仕事、治療に時間もお金もかけてしまった。  だが小生にもスタッフや患者、守るもの大切なものはある。自分自身以上に大切だと、それが自分の人生だと思って生きていた。 まぁ本音を言えば、ちょこっとその彼が羨ましいのだが。

昔親父にこんな事を言われた事がある。 親父も長男なら小生も長男。 二十歳の時に祖父が、数年前に祖母が無くなったのだが、その時親父に同じ質問をされた。 

『田舎(埼玉)に猫の額ほどの祖父母が住んでいた家と土地がある。お前が正当なものを要求するなら、俺も其れなりに主張するが』と。 小生は親父にこう言った。

「祖父が無くなった時にも同じ事を言ったと思うが、俺にはびた一文その金をよこさないでくれ。 たとえその金を貰って何かをしたところで、それは俺の実力じゃ無い。 仕事は人生は、自分の力で、考えで、実力で歩みたいから」

昨日も昼の2Fのラボで患者の女性と一緒にトレーニングをしていたのだが、その人が『この機械は先生どうしたの?リースとか?!』 と聞いてきた。 たまに聞かれるのだが、1階の治療も2階のトレーニング機器も全部ノンリース。 コツコツその都度、自分のお金を使って買い揃えてきた。

親に金出してもらって仕事や商売は勿論だが、住む家だって建ててやる事はあっても立ててもらう事は無い。 人は他人に対して、してもらう量よりしてあげる量の方が多くなければならない と常に自分に言い聞かせて人生を歩んでいる。 たとえそれが親兄弟であっても。

それでも夕飯のラーメンのトッピングを、値段気にしながら注文するのは若干脱出したい。(笑) 冗談だが、今はまだそんな人生が日々面白いと感じる。 自分の事より他人の事。 比率の問題だろうが、そんな治療があっても良いのだろう。

2014年6月25日

打たれ弱いから、失敗し落ち込むのだ!

打たれ弱いから、失敗し落ち込むのだ!

今朝は朝早くからサッカー観戦をした人も多かった事だろう。 結果は残念であったが、とにかくお疲れさま。 とにかく次。 勝とうが負けようが次はある。 このまま立ち止まる訳には行かないのは事実。 

イメージやビジョンを持てと言うが、それには準備がいる。 イメージや気持ちだけでは夢はかなわぬ。 結果が良かろうと悪かろうと結果をデータとし、分析し、考え、準備し対処する。 是は個人でも同じ。 失敗した、落ち込んだ、傷ついたと言う人間ほど、その準備を行っていない。

自分がしたい事だけは人一倍主張できるが、その真逆な現実が存在する事を一切考える事が出来ぬ。 「イヤイヤ、そう言う事では無くて」 と、理解する努力すら出来ない。

思い浮かぶ事だけを準備していては何の意味も無い。 思い浮かばぬ事、普段の自分の価値観に無い事に耳を傾ける。 そして多くの事を考え、吸収し、失敗を減らし前へ進む。 苦労せぬ者、お呑気さんやボンボン、普段から自分の思い通りになる事が多い人間ほど耳を貸す事が出来ず、打たれ弱い。 小生のような貧乏人ほど真逆で打たれ強い。

打たれれば打たれるほど、負ければ負けるほど人は強くなれる。 それはスポーツの世界ほど分かりやすい。 陸上にせよ何のスポーツにせよ、強い国順に裕福だという図式は丸で成り立たぬ。

仕事もスポーツも治療も、答えを出す努力は全て同じなのだから。

2014年6月21日

トレーニングジムが身体を悪くする

トレーニングジムが身体を悪くする

今月だけでも二人の新患が、ココに筋肉が、ココに筋力をつければ治りますよと病院・トレーニングジムで言われ、だが一向に改善せずやってきた。 ひとりは殿筋、ひとりは中殿筋。 大きな病院だったり、しゃれた最新ジムだったり。 場末のオンボロ治療院の小生は、ただただ妬みしか浮かばぬが...

まぁ個人的な感情はよいとして、治るなばそれで良い。 しかしその意図がまるで分らぬメニューが多い。 いや、意図は分かるのだが、治すと言う事から完全に外れている。 

確かに動きは改善できるかもしれないが、改善と治癒はまるで違う。 治すと言う勉強をまるでしていない。 筋肉をつければ、もしくは動きの質が向上したら、柔軟性可動域の改善が治療と同一線上にあると思っている時点で、そのサービスを疑いたくなる。

昨日も一件、某専門ジムのHPを見てみたが、そこいらじゅうにウチは本物本物と言葉が連呼されてた。 小生自身、本物と言う言葉は使うが、自分で自分の評価は出来ぬ。全力は常に尽くしているが、ウチは何処よりも素晴らしい!と言うのはまだまだおこがましいと思っている。

治癒・治療とは筋肉・神経・メンタルなんて、そんな言葉で表わされるレベルの問題では無い。 お勉強大好き人間、もしくは小生の大っ嫌いな資格でしか自己表現出来ぬ人間ほど、自信満々に知識で治せると思っている。 知識で治るなら病院、医師がとっくに治している。

魔法や手品は存在しない。 答えは既にお互いの中にある。それをお互いで導き出す努力をどれだけ出来るかどうか。 大切なのは本質である。

2014年6月13日

骨粗鬆症と薬学

骨粗鬆症と薬学

昨今、TVでも話題になっている骨粗しょう症を劇的に解消する新薬「デノスマブ」という薬がある。 まだまだ新しく、様々な検証・研究がおこなわれており、日本でも従来の薬より遥かに高い効果が確認されている。

骨粗しょう症というと老人の病気というイメージだが、若い世代にも骨粗しょう症は広がっており、医療の現場でも若いからと言って軽視できないとう認識が広まりつつある。 そんな現状に於いて効果の高い新薬の登場は非常に喜ばしいものだ。 しかし薬である以上副作用がゼロでは無い。 この薬でも低カルシウム血症などが心配されているが、もともとはがん治療、骨転移の為に使われたもの。 骨粗で使う投与量とはまるで違う。 骨粗しょう症におけるデノスマブ投与では、副作用の低カルシウム血症の発現率は0.8%という報告もある。

我々のような民間療法では、患者は自分の病歴や処方を言わず、こちらも詳しく聞かない場合も多い。 しかし実際は年に十数名の腫瘍性疾患患者に遭遇する。 たとえば乳がんは骨に転移しやすく、骨折や疼痛などが生じると、QOLは急速に低下していく。

特定の部位に常に痛みがある、その痛みがだんだん強くなっているといった症状がある場合、単純に腰痛や関節痛などの整形外科的な疾患だろうと考えてはならない。その症状の見落とし、発見の遅れが取り返しのつかない事になる事もあるのだ。

カルシウムやビスホスホネートの投与など、医師・病院で現在どのような治療を受けているかを十分考慮し、我々徒手療法家は治療にあたらねばならない。 関係無い事など無いのだから。

2014年6月12日

診察、診断のスキル

診察、診断のスキル

W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。

1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。  John Michael Criley, M.D.

過去何十回もこのブログにも登場したネタで、小生が現在の仕事に就く当初より最も重要とした事。 

治療にあたる多くの者が、自分はちゃんと診察して診断しているつもりだが、実際はただ単純に検査で割り振り当てはめているだけの思考。 そりゃそうだ、そもそも法的には診断と診察は医師が行い、その指示に従って他の者は患者にあたるのだから。

検査は必要だからやるものであり、自分がやってみたいからするものでは無い。 その事実すら自分自身で認識出来ない。 今年も来たがぎっくり腰だと言って脳梗塞、心内膜炎の背部痛などホント勘弁してほしい。 痛い、苦しい、歩けないを検査以前に鑑別するのは当然の事。 昨日書いた内容も、実際の痛みは他から来る関連痛だったなんて良くある話し。

そう言えは今年に入り4、5年ぶりにやって来る男性患者が3名ほどいる。 皆来ない間に悪化して。 その間数件の医療施設を渡り歩き、大量の検査結果も持ち聞いている。 最後にもう此処以外思い浮かばないと。 これ以上男気をくすぐる発言は無い。

取りあえず全員1/3以下に改善し、かなり喜んではいるのだが、1/3では小生の方が満足しない。 男気には男気を、気合いには気合で返したい。 やりたい気持ちの向けどころを間違えた治療家だけにはなりたく無いものだ。

2014年6月 8日

求人就職アルバイト

求人就職アルバイト

小学生から還暦ゴルファーまで、先月今月膝痛オンパレード。 ぎっくり腰、膝関節痛、ぎっくり腰、膝関節痛の毎日繰り返し。 妙に偏る...

患者が全員同じ事を言う。

前院では毎回いつも同じ治療だが、揉んでくれるスタッフだけは毎回変わるんだよね、と。

患者が疑問に思うのに、何故治す側の人間、スタッフはそれに気が付かぬのか?! 毎回電気と筋肉揉みに治療家としての矛盾を感じないのか!?

前職時代に仕事上で知り合った、目上のこれぞ THE体育会系 と言う人に言われた言葉が今でも心に響いている。

"おまえは誰だと言われたら俺だと言える男になれ!"

聞いていないから教えてもらっていないから、出来ませんでしたやりませんでしたと言うのが、本当に男らしいと胸張って言えるのか。 たとえ失敗しようともその場で全力で対処してこそ仕事。 そんな失敗なら絶対先輩たちは怒らなかった。

今の我々の仕事、業種は酷い。 流行りものに飛びつく者や、機械や道具で自己表現しか出来ぬ者ばかり。 ゲルマニウム温浴が流行ったら取り入れて、次に加圧トレーニングで最後は酸素カプセル。最後は天井から紐ぶら下げて。 靴の中敷きインソール推奨だったり、ズラリとそろえた医療器自慢で我が院凄いでしょ!的な。

一番必要なのは頭と手。 そして心。 道具はごく断片的でよい。 何処かの誰かが作った物や資格でしか自己表現出来ぬ者に、患者は信頼も寄せず身体も任せない。

本気で自分を磨きたい、表現したい者に出逢いたいし、出逢った欲しい。 患者であれスタッフであれ、そんな人間をウチは全て受け止めたいと思う。

2014年6月 6日

トライアスロンと駅伝

トライアスロンと駅伝

昨日も新患で箱根駅伝を目指す男の子がやってきた。 年に2、3名やって来るが皆よい子。まだ一回しか会ってはいないが昨日の子もとても良い子だった。

スポーツに限らず、誰もが一回で良くならない事ぐらい分かってやって来る。 そんな事も分からい者は今時いない。 まぁ超例外も稀にはいるだろうが。

正しい治療を導き出す為に一番必要なもの。 検査でも画像でも無い。それは患者と向き合い、正しく正確に聴取する事。 いわゆる問診。 言いたい事、聞きたい事をお互いで言い合うのでは無く、聞き逃され見逃がされる事をお互いで見つける努力を持つ事。 昨日の大学生の子は若いのにとても良く出来ていた。

もうかれこれ10数年前。 ある大学生の男の子が確か大腿部の不調を訴えてやってきた。 他院で良くならず、少々離れた所からウチを訪ねてきた。 偶然にもその彼が取り組んでいたスポーツが小生と同じトライアスロン。 初参加のトライアスロン大会後に不調をきたしたらしい。 まだまだ超初心者。 かく言う小生も偉そうに語るほどのレベルでは無い三流選手。それでも田舎の大会で数度の優勝ぐらいある。 出来る限りその彼に知恵を貸し協力した。 その後彼はなんと全日本でも常に上位に食い込むまでに成長した。

その彼の目と、昨日来た駅伝の男の子の目がとてもよく似ていた。

真剣に全力な相手には、こちらも負けぬよう全力で挑む。 しかし残念ながら全力のゼの字も無い患者もいる。 そもそも基本そう言う患者はうけないが。 治るも治すも心次第。 厳しい部活で心も体も鍛えられた者達は、口先だけで頑張れない者とは雲泥の差。 最高の笑顔を来年の一月に、お互いで見ようではないか!!

2014年6月 4日

パーソナルトレーニングプログラム作成

パーソナルトレーニングプログラム作成

ウチの2階には患者さん用トレーニング・リハビリ施設 "コンディショニングラボ" がある。

今日も昼に指導があるが、希望する患者には症状の状況を考慮するのは当然だが、それ以外に考慮するもの、それが重要である。

そもそもその言葉の意味すら分からないのでは、この話はこれ以上進めても無意味。

先日、スキーを熱心に取り組む男性患者のトレーニングメニューを作りなおした。 正直特に最先端でも目新しくも無いが、そのメニューにはひとつテーマがある。 その彼がまた来年も楽しくスキーが出来るようにすると言う事。 トレーニングの為のトレーニングメニューではダメだ。

端折って説明すれば、身体の前面は怪我の予防で、身体の後面は障害の予防の為に。 今年より来年、さらに楽しくスキーが出来る為に。 スポーツの本当の楽しさを伝える為にプログラムメニューを作成する。 それがトレーナーの仕事だ。

良いトレーナーは正しいトレーニング指導が出来る。 優れたトレーナーはフィジカル全般を指導する事が出来る。 そして秀でたトレーナーは人生そのものを導く事が出来る。

治療家もそうだ。 ゲルマニウム温浴が流行ったら設置して、耳つぼダイエットが流行ったらやってみて、酸素カプセルブームならリースで導入。 トレーナーなら血を止めてトレーニングさせてみたり、天井から紐ブラ下げてコアトレさせてみたり。 道具や他人を頼らず治療や指導がまるで出来ない、芯の無い単なる新し物好き。

本を読んでトレーニングメニューは作れない。 テレビでやってる老人健康体操だよ、それじゃ。 ハートでメニューを作ってもらいたいものだ。

2014年6月 1日

半月板損傷

半月板損傷

早くも6月。先月5月は怒涛の膝痛患者の連続。 パンパンに腫れているものから、自分でもどこが痛いか分からないけど痛いと言うものまで。 どれも数カ月にわたり辛いと言う。

年配者もいるが、その患者の殆どが10代小中学生。 レントゲンを撮ってもMRIを撮っても特に目立った異常は無いと。 湿布と経過観察と言う放置プレイ。

大学病院などに行かずに、何でこんな場末の民間療法へ来るかと言うと、皆治らない事に不安であり、丁寧な質問・対応されない事に不満である。 我々民間療法にたずさわる者の第一の使命は、その不安で不満な気持ちに応える事。 医師の真似ごとなど、そもそも患者は望んではいない。

例えば半月板と言う組織。 膝関節のクッション的な役割だと思っているが実際はまるで違う。 そもそも半月板を損傷しても痛くは無い。 痛みを認識するポリモーダル受容器という侵害受容器が存在していないからだ。

だから当然脳は半月板を痛めたとしても、それを痛みとして認識できない。 だが他の神経受容器は沢山ある。 最大の役割は運動協調や筋緊張調節のための固有感覚を生み出す、いわばセンサーの塊なのだ。 仮に痛めてセンサー異常を脳に送ったとしても痛みでは無い為、何処が痛いと明確に自分の指でさせない。 むしろ指せるぐらい悪くなったら、そのセンサーエラーによって周囲の組織の動きの不具合が積み重なり、半月板以外の組織が傷んでいる証拠である。

基本、センサーエラーを無くすために動きの再学習を行わねばならぬ。 それをいつまでもサポーターなどをしていると日常で最低限の再学習も出来ず、長期にわたりその不具合を自ら長引かせるのだ。

異常が出る前、痛くなる前の対処。 痛みが無くなった後の再学習の為の対処。 必要なものが実際は数多く見逃がされてる事実に、治す側として不満で不安である。

2014年5月31日

子供の意外なヤケド

チャイルドシート

五月で既に真夏のような最高気温。 今日も東京の予想最高気温は33度。 日中一歩も外へ出ない小生が言うのもナンだが、コリャしんどい。

ある病院に大腿部に熱傷がある乳児が受診に来られたそうです。 どうやら原因は真夏の日中5時間にも及ぶ車での移動、その時後部座席チャイルドシートのプラスチック部品が高温になり起きたと思われる。その日も気温は35度を超えていたそう。

トラブルが起きて文句を声を大にして言う親が昨今数多くいるようだが、例え原因を誰かのせいにしたところでトラブルは戻らない。 子供の怪我は戻らない。 そもそも予測しない、しようとしない事に問題がある。

日々数多く子供のスポーツ障害の患者がやって来るが、その大多数は事前に予測が可能なものばかり。 痛くなって治療に来るが、結局練習は痛める前と何も変えずに投げたり走ったり。 ちょっと休みましたは工夫でも原因解決でも何も無い。 予測してない考えていないのだ。

何でもネットで調べて努力しない。 せいぜい努力しているのは右手の人差指ぐらい。 検索は努力とは程遠い。 それを自分は努力していると言う人間もいるが、実に薄っぺらい。

怪我は予測できない部分もあるが、障害はその何十倍も予測できる。 愛する家族の為に何十倍も努力をしようではないか!

2014年5月30日

スポーツ外傷

スポーツ外傷

街中に "各種スポーツ障害承ります!" 的な看板を数多く見かける。 そのスポーツ障害の定義を同業仲間に問うと、必ず全員知っている!と言う。

スポーツ障害、スポーツ外傷、さらに言えばスポーツ傷害。 素人にしてみればなんだか分からない以前に、治してくれりゃ何でもイイと思う。 イヤイヤイヤ、ここの詰めが素人、患者的に甘いから良い先生探せない。

スポーツ活動に伴って生じる身体組織の損傷のうち、1回の大きな外力によって生じる組織損傷を "スポーツ外傷" という。 それに対し、スポーツによる慢性的な外力によって生じる組織損傷は "スポーツ障害(使いすぎ症候群)" と呼ぶ。 ちなみに障害とは上記二つのセット。この話については過去に書いたので今回は割愛。

スポーツ外傷は怪我であり、筋断裂(肉離れ)、捻挫、靭帯断裂、脱臼、骨折がこれに該当する。  統計的データによればスポーツ外傷は10~20歳代に多いとされ、関節の捻挫、靭帯損傷、脱臼が多く、骨折がこれに続く。 部位別でみてみると足関節部(前距腓靭帯)、手指(指節間関節)、膝関節(内側側副靭帯)、肘関節(尺側側副靭帯)などに好発する。 

当然治療は応急処置であるRICE療法。 次に整復・固定。 そして薬物療法に外科的処置となる。 怪我だから、誰でも知ってる当たり前。

にもかかわらず、看板に 各種スポーツ障害 と大きく書いているのにやっている事は外傷処置のみ。 ひいき目に言って電気とチョイ揉み。  電気と若いスタッフ達によるチョイ揉みを、反復して生じたストレスからくる障害の抜本的な解決治療と本気で思うのだろうか?! むしろ素人である患者の方が疑問符だ。

看板とやっている事がまるで違う事など一目瞭然。 ネットでも何でも情報が多い現代社会、バカじゃ無いなら頭使って見抜いて欲しい。 特に大切な子供を抱える親であるなら。

2014年5月28日

求人募集

求人募集

アルバイトは常に募集している。 特に何処かに求人募集を出している訳ではないのだが、2、3ケ月にひとりは必ず募集してますか?と電話がかかって来る。

電話や面接で必ずする質問がいくつかある。 形は変えて色々聞くが、知りたい事は一つだけ。 他人を治してあげたいのか、自分が治す人になりたいのか、ただそれだけ。

手に職だとか、これからは良い仕事だからとか、肩揉み程度の癒しケアならまだしも、憧れで出来るほど治療や医療はそんな甘いものでは無い。 最近はスポーツトレーナーに憧れて治療の仕事を選ぶ者もいるが、100分の1秒を争う世界で結果を出すという事を甘く考えてはならない。

本を読んで暗記して、テストで良い点とって良く出来ました的な小中学生のお勉強とは別次元と言う事を、根本的に理解しているかどうかを面接でまず見抜く。

ヤル気があるかどうかなどと言うが、そんなもの聞いたところで当てにならない。 やりたい事は馬鹿だって子供だってやれる。 重要なのはやりたくない事をどれだけ出来るかどうか。 だから子供の頃、好き嫌いをなくしましょうとか、人の嫌がる事をすすんでやりましょうとか先生や大人に言われる。 それを出来ずに大人になってしまうから頑張れない大人になってしまう。

そもそも自分が頑張れているかどうかなんて自分じゃ分からん。 しかも得てして頑張れていない者ほど自分は頑張っていると言い、頑張っている者は自分はまだまだだと言う。 

自分自身を突き動かす物は何なのか? それを是非ウチのスタッフになった暁には学ばしてあげたい。 それが此れからの人生、最大の武器になるのだから。

2014年5月23日

急性腰痛と睡眠の質

急性腰痛と睡眠の質

『痛くて寝れませんでした』  おそらくこう発言する患者は寝れている。 まったく一睡も30分も寝れてないケースはまず無い。 ある日本の医師の研究でも、そう訴える患者の殆ど全てが全睡眠時間の50%以上は確実に寝ているそうだ。

しかし急性腰痛患者の疼痛強度と睡眠の質には強い関連性がある事は、海外での研究も含め世界中で数多く発表されている。

ピッツバーグ睡眠質問票を用いた睡眠の質(0~3ポイント)と、数値的評価スケールを用いた疼痛強度(0~10ポイント)で評価した研究でも、睡眠の質が1ポイント低下すると、疼痛強度は2.08ポイント増加し、睡眠不足が疼痛強度に影響することが報告されていた。

確かに睡眠は大切。 シッカリ寝れるから疲れが取れ、また翌日元気に生活が出来る。 夜寝れないという事は翌日に疲れを引きずり、そしてまた積み重なり蓄積し、痛みも全ても悪循環。 ましてや朝痛いとなれば尚更夜を見直す。 一番は敷布団。

テンピュールの枕は開院当時、17年前から患者には格安で分けているが、これにも注意がある。 「首にピッタリ合って丁度良いでしょう、気持ち良いでしょうではありません。 悪い首に合わせて作っても悪い枕しか作れません。 この枕は安眠まくらではありません。悪い首をいかに良い方向へ持っていく為の矯正器具だと思って下さい」 と必ず話す。

靴だってそうだ。 どの靴履いても痛いというならば既に原因は靴では無い。靴が原因ならその靴では無く、他の靴履けば良い筈。 どのの時点で原因は靴では無く足。悪い足に合わせて靴作っても悪い靴しか出来ぬ。 元靴関係者として、そんなオーダーシューズを作って履いた人の10年15年後を何人も見てきたが、足が治るどころかその靴しか履けない足に、心も身体もなってしまっている。

靴も布団も姿勢やサイズで合わせるものでは無い。 その "人" に合わせるのだ。 にわか講習会で専門販売員。 恐ろしいものだ。

2014年5月16日

変形性膝関節症(OA)

変形性膝関節症(OA) 

小生もどちらかと言うと筋肉バカグループなのだが、さすがにこの歳になり、知人友人先輩の筋肉バカを見まわすと、80%以上が悲惨な状況になっている。 特にあれコレ好きな事散々やってきた連中順に。

我々日本人より遥に筋トレ好きな外人、しかも見てくれ重視なマッチョ俳優ですらまぁ40後半からは悲惨の一途を。 

スポーツクラブでトレーナーのアルバイトを学生の頃、当時50代でとても身体の引き締まった男性の会員さんに 「30代に筋トレやり過ぎるとあとで腹出るよ。」 と言われた事がずっと頭にあった。 周りを見回すとまさしくその通り。

そんな事も有ってか無かってか、30代は仕事に没頭したせいか、80%連中にはギリ入らないで現在に至る。 この腹が出る出ないの理由を説明すると非常に難しい話しになる。 10年ほど前にも当時30ちょうどの奴ら数名にこの話をしたのだが、今頃になって分かってきたと言いだした。 自分は腹は出ないとか、自分はハゲないとか、単なる思い込みで先人の話しなど聞き耳も持たずで。

話題をちょっと変えて、最近アメリカで報告された、運動が身体的能力の衰えを含む健康アウトカムの改善にどう有効かと言う話し。

膝に問題を抱える46歳以上の被験者1500人以上を2年間追跡調査し、障害発生と運動との関係を調べた。 その結果、運動は強度よりも持続性が、障害発生・進行リスクの抑制に寄与し、運動強度を低く継続してきた人が一番健康だったそうだ。

先述の筋トレ中年の話しもそうなのだが、何事も継続は重要。 今やりたい事だけやって満足して胸はるか、カッコ良い人生を歩むか。 ウサギとカメの話しを思い出しても他人事の人生か。 人間とはそう理想通りに行かないのである。

欲を出さずに地道にコツコツと。

2014年5月15日

ランナー

ランニング

昨今のマラソン、ランニングブームのお陰でランナーの患者が後を絶たない。 他院・病院でも患者が増えてきた事を認識してきたせいか、医師もランニングについて様々なガイドラインを出してきた。

ある資料によると、中高年の男性ランナーの場合、月間の走行距離が200キロを超えると腰痛やひざ痛の発生頻度が増加し、中高年の女性ランナーは150キロが目安という。まぁ30代後半になったら他人事じゃ無い。むしろ当事者。

しかしウチを訪れる患者の多くはそんな距離じゃ無い。半数はその倍の数字。 ちとネタ的な小生的データだが、月間走行距離が多い患者順に遠方からやって来る患者。どんだけ距離好き!?と冗談言ったら怒られるが、それだけ皆困っていると言う事だ。

小生もちょっと面識のある有名なスポーツ整形外科医が先日コラムで「一般の整形外科を受診すると鎮痛剤や湿布を処方され、ランニングの中断を求められるのが普通」と言っていた。 確かにその通り。スポーツ整形外科医は原因を突き止めて改善し、予防する方法をアドバイスしなければならないと言う。 では患者は何をアドバイスされてきたかと言うと、運動前の十分なストレッチ、それとインソール。 そして別の整形外科医は筋力をつけろと言う。

テレビでもネットでも雑誌でも、様々なランニング、走り方についての記事を見かける。そのどれもが正しいフォームを教え、それが出来れば痛くない、痛く無くなると言う。

ナルホド、素晴らしいアドバイスですね!! としか言いようが無い。

きっとフォームも良い、筋力もある、そしてメーカーのサポートで足に合った靴履いてるオリンピック的な選手は、誰一人足膝痛めない事でしょうね。 っと。

テレビでもネットでも雑誌でも、様々なランニング、走り方についての記事を見かける。そのどれもが正しいフォームを教え、それが出来れば痛くない、痛く無くなると言う。 指導と治療は表裏一体だが同じでは無い。 走りの質を根本から変える事の意味。 走る事を止めずに治すとは、その部分の双方の理解を高められるかだ。 

代謝も治りも早い子供ならいざ知らず、大人は頭を使わねば治らぬ。 ナントカは死んでも治らないと昔から言うが、まさしくその通り。 治らぬ原因は内面にあるのだから。 自分自身の質を高めようではないか! その協力を全力でしたいと思う。

2014年5月13日

アルツハイマー

アルツハイマー

歩行とバランスの障害は、ごく初期のアルツハイマー型認知症サインである可能性があると報告されていた。

全員自分で歩行、生活が出来る調査・対象群で調査、検討を行った結果、バランスは調査群の方が対象群よりその時間は短く、Up & Goテストではゴールまでの時間は長かった。

少々面白いのが10mの快適速度歩行テストと、歩行分析装置の歩行テスト。 速度だけを比べれば、調査群は対象群より両テストともに速度は遅いのだが、対象群が快適速度歩行テストより歩行分析装置歩行の方が速いのに対して、調査群は真逆で歩行分析装置歩行の方が遅かったのである。

立脚時間や歩幅についてもデータが出ていたが、ごく初期のアルツハイマー型認知症の障害や進行を早期の理学療法の介入で送らせる事が出来るのである。

当然我々民間療法でも出来る事はいくらでもある。 ただ毎日来させ肩揉みマッサージして電気かけ、保険で稼ぐような治療など言語道断なのだ。 プライドを持って仕事をしてもらいたい。

2014年5月11日

新百合ヶ丘 整体院

新百合ヶ丘 整体院

ドSとよく言われます。 自分的個人的にはMなのですが、考えてみたら子供のころからSだったのかもしれません。 放課後みんなで野球やっても、わざと厳しい苦しい事ばかりのリーダーで、皆に鬼ダ!と言われてましたわ。

少し前まで麻生区、新百合ヶ丘、町田など、我が院近隣の同業は皆個人で、こんなに多くの件数は無かった。 柿生駅周辺も一昨年後半だけでも4件新規でオープンしたし。

個人、ひとりで診察していれば、患者全員自分で把握しているから問題無いが、チェーン店やスタッフ増えると様々な問題が発生してくる。 決して自分一人では生じなかった問題が。

小生も開院当初はひとりで一日15人ほど目いっぱい診ていたが(勿論オール保険外)、さすがに毎晩帰宅零時過ぎにはまいり、スタッフも自然に増やしてきた。

毎日朝番、患者全員の申し送りや検討をしている。しかし当時同業の仲間にそれとなく尋ねてみると、きちんとやっている所は皆無であった。

さすがに昨今、そんな必須日常業務の認識だけはシッカリ我が同業にもついてきたようだ。 当然それ自体は悪い事では無い。しかし何かが違う。 勉強会研修会を熱心にしている事をブログでアピール的な治療院ほど、多くの患者から 「あそこが一番ダメだった」 と言う話しが飛び込んでくる。 もちろん他人事では無い。

昨晩もこの春からほぼ常勤に昇格したスタッフ君に、初のテクニック講習を。 既に他院で経験五年以上であっても目をパチクリさせる。 Sだと評価される小生にとって、コレはもっとも面白い。 

過去のスタッフもそうだったが、教わるだけではテクニックは身につかない。 この言葉の意味は理解出来るであろうか?! ただ教わるだけ、教えるだけの勉強はまったく意味をなさないのである。 患者はそこを欲も先入観も無く、肌で感じる。 色々ネット、広告で虚勢を張っても、結局揉んで電気でしばらく安静で。

ウチはスタッフに絶対本は読ませない。 本が無ければ学べない。 そんな事に自然と矛盾を感じる人間になって欲しい。 本で治るなら皆病院で治っているのだから。 

先生になるのでは無い。治す人になって欲しい。 ただそれだけ。

2014年5月 9日

ヘルニア

ヘルニア 

月に何十人も、過去振り返ったら何千人も 「自分はヘルニアです」 と言う患者に会ってきた。 

MRIの項http://www.kakio.com/archives/2014/04/26-0813_journal.php)でも同じこと書いたのだが、椎間板ヘルニアに対するMRIの診断的有用性については85%以上で意味がなさない事が世界中の医師で常識になっている。

そもそも考えても見てくれ、自分はヘルニアですと自分で言ってる時点で治っていないのだろう。 ヘルニアならばヘルニアの治療うけている時点で治っているはず。 治療が悪いのではなく、そもそもの診断が間違えている。 なぜなら腰痛の無い健常な人間でも85%以上が腰椎椎間板が潰れているのだから。

では何故自分は痛いのだ?! と思うのだが、それをどんなに丁寧に分かり易く説明しても、半数以上の患者がその話しを理解出来ぬ。 それは専門的で話しが難しいと言うレベルでは無く、懐疑的な気持ちがぬぐえず話しに耳を傾けているからなのだ。

それはヘルニアに限った事では無い。  高いお金をはらってわざわざ来たのだから、今までと違うものを手に入れたくて来たのだから、頭をからっぽに気持ちを入れ替え、新たな考え思考で話しを聞き、自分と向き合うべきなのだ。 それが出来る者と出来ぬ者で治療の結果が180度違って来る。 たとえそれが捻挫程度であったとしても。

仮に脊髄の圧迫が原因だったとしよう。 そもそも脊髄は非常に柔らかく脆いため、周囲の骨や軟骨、硬くなった靱帯などで圧迫されると容易に損傷を受ける。 その脊髄を輪切りに断面図を見てみると、脊髄の中でも前方・側方・後方で、場所によって走っている神経も違うのだ。

転倒や交通事故、むち打ちなどで頸椎を痛めてやって来たとしよう。 前方には外側脊髄皮質路があり主に運動を、側方は外側脊髄視床路があり主に表在感覚(温覚、痛覚、触覚)を、そして後方に後索があり主に深部感覚(位置覚、振動覚、識別覚等)をつかさどっている。 ちょっとした事で痛みやしびれが出ても当然。 外側の圧迫で脊髄から分岐する神経根のみが障害されると神経根症、俗言う頸椎ヘルニアは罹患神経根の支配領域のみのしびれや痛み、運動障害で済むため、多くの場合で手術をせずに治癒するのが定説である。 当然それは解剖学的に考えれば腰椎でも同じ事。 指に刺さったとげと同じである。

例え原因が小さくても努力は同じ。 むしろ今まで長年無視し続けた分、その努力は大きいかもしれない。

最後に一つ、痛みやしびれを治す!と言っている先生に是非質問をしてもらいたい。 感覚と知覚はどう違うのか? と。

感覚は内外の刺激に対応する受容器でとらえて感じることであり、知覚は感覚からの情報で状態を把握して分別することだと、即座に応えられる先生を最低限探せば、きっとあなたの痛みやしびれを解決してくれることだろう。

2014年5月 8日

肉離れ 治らない

肉離れ

昨日の連休明け一発目は大混雑。 新患は何人も飛び込んで来るわ、電話は一日中鳴りやまないわで。

膝に首にぎっくり腰、オスグッドにテニスエルボーに肉離れ。 小学生に主婦に会社員。 半分近所で半分遠方。 え~っと、藤沢市・茅ケ崎市・厚木市、多摩市・八王子市・稲城市・調布市。 南武線沿線も数名。  あとで気が付いたらお年寄りゼロ。 まぁ、ウチらしい展開で。

もともと予約が一コマも空いていなくてパンパンなところへ、こんな日に限って状態。

当然電話のやり取りや、飛び込みなら横で既存の患者がそば耳立てて。 そしてそのあと小生に、「そんな(症状が)悪い患者さんだったんですか?」と。 ん~っとしか言えぬ場合も有りで。 「どう思います?!」 と逆に尋ねると 「あれは治らないですよね」と。

症状的ではなく、やり取りを聞いていて治す気が感じられないと。 昨日は二人の患者に同じような事を言われた。 盆暮れ正月、大型連休前後は大体いつもこんな感じ。 とりあえず今だけ今すぐ見て欲しい患者が多い。 どうしても治してほしい、どうしてもここで診て欲しいと言う新患が少ない。どんなに詳しく説明しても聞く気が基本無い。

確かに新患バンバンとれは商売的にはOKだが、長く来てくれている既存患者さんの治療をバタバタさせてまでもとる訳にはいかない。

例えば肉離れやスジ違い、転んでもぶつけてもいないような症状に一番大切なのは説明であり、それを理解する事。 押すでも揉むでも電気でも無く、前後を振りかえり精査する事。 それは検査とは全く別次元の事。 患者より何倍も小生は真剣である。 それがウチの哲学なのだから。

2014年5月 3日

ゴッドハンド

ゴッドハンド 

田舎に多いゴッドハンド。 正確には田舎者に多い、ゴッドハンド。 こりゃホントに昔から。

一回の治療で! とか、 98%の患者さんが!! とか。 コレもどう聞いても眉唾。 常識で考えれば分かる話し。 美味しい話しにすぐ魅かれる時点で、魅かれる方もどうかしている。 オレ俺詐欺のニュースをせせら笑って他人事。それで何も疑わず眉唾治療に足を運ぶ。きっとスッゴク人が良いのだろう...

素人・患者側はある程度仕方が無い。しかしそれを引き寄せる側には悪意がある。

昨年食品偽装の問題が世間を騒がした。 その時ウチの患者である、ある大手食品会社の社長さんがこんな事を話していた。

『先日、TVにも多少名前もでていた会社から、この商品はどうか?この表記はどうか??と電話がかかって来た。 先生、レッドキャビアって知ってる?とびっことかね。あれって解釈の違い、国によっての違いがあるんだよ。広義で言ったらいくらだってそうだよ。 しかしね、合ってる間違えてるじゃないんだよ、問題はそこじゃないんだよ。 今あるものを少しでもよく見せようと言う気持ちが見え隠れする事に問題があるんだよ。 だから止めなさい!って話したんだよね』 と。

資格をダラダラ書く事、書く奴が大っ嫌い。 患者が安心すると言って書いているのだろうが、基本自分を良く見せようと言うのが深層心理。 数日前も書いたが、医師以上の資格が無い以上、これ以上何の肩書を書き綴る気か。 患者は医師以外を頼って我々民間療法のドアを叩くのだから、安心しようがしまいが根本的に無意味見当違いな話し。 ましてやゴッドハンドと言われて喜び自ら書くなんて、完全道化師以外の何物でも無い。

そりゃ一回で良くなる事もある。 一日でも早く治してあげたい。 わざと長引かせる訳は無い。 しかし機械、電気屋じゃないのだから、壊れたらまた持って来るじゃ無い事ぐらい、常識的に考えたら分かるはず。 しかし欧米人よりその意識は遥に低い。 身体の意識、健康の意識、安全と健康は全ての事に優先すると言うことが、多くの日本人に欠落している。

治る治る詐欺 には遭わないようにしてもらいたい。

2014年5月 2日

慢性腰痛

慢性腰痛

太ってるから体重おもいから、腰に負担掛かるから痩せなさい。

治療にたずさわる人間として、これほど陳腐で粗雑なアドバイスは無い。 歳だから仕方が無いもそうだが、じゃ痩せてる人は誰も腰痛くないのか? 歳とったら全員腰痛か?!って話しだ。 小生は患者に向かって絶対そんな言葉は発さない。

だが慢性腰痛と肥満が密接に相関関係があるのは当然だが、この2つを結びつける生理学的機序はまだ正確には証明されていない。 しかし最近脳機能研究の側面からの話で食事を摂取する時に生じる脳内での様々な変化が、肥満と健常者では若干の変化がある事が見つかった。

簡単に話せば、健常者は美味しいものを食べた時、脳は美味しいと判断するが、慢性腰痛患者はその判断、反応が鈍いらしいと言う事。

しばらく前に、テレビでもよく見かける日本でもっとも有名な脳科学者の先生が、自信のコラムで食べ物を美味しく食べる秘訣、美味しいものを食べて脳科学的に痩せられるのでは?と書いていた。 美味しいと感じる事に一番必要な事は 空腹 だと書かれていた。 確かにお腹が空いた時は何を食べても美味しいものだ。

先述の研究でも、脳の知覚の変化が慢性腰痛者に過食を招き、肥満と結びついている可能性があるのではないかと言う話しだ。 正確な機序・証明等はまだまだこれからだが、こうやって少しずつ肥満も腰痛も解明されて来るのだろう。 それまではくれぐれも陳腐なアドバイスはしないで行きたいものだ。

2014年4月27日

疲労骨折、骨挫傷。

疲労骨折、骨挫傷。

一昨日、スタッフ皆で骨挫傷について話し合い。

そもそも一般の方には骨挫傷なんて、馴染みの無い言葉。 プチ引用で書かせてもらうと、X線では映りずらく、レントゲン・CT検査では発見が難しいのが特徴で、通常の骨折とは違い、ミクロな傷が付いた状態、炎症を起こしている状態が骨挫傷。 痛みが一月以上長引く事も多く、確定診断にはMRIが必要で。 と、だからココで昨日書いたMRIの話もで。

そもそも骨折、骨の痛みってなんだ?って話し。

ウチにも数多くやって来る疲労骨折。 そもそもこの疲労骨折ってナンだ?!

中高生の部活っ子が、よくスネの骨が痛くってポッコリ膨らんでやって来る。 一ヶ月も真面目に治療すれば、ポッコリ部分はすっかり平らに良くなり痛みも無くなる。 そのポッコリ部分って骨? 骨のような固いものが膨らむほど変形したのが、僅か一ヶ月でその変形が治るもんですかねぇ~?!

で解剖学、痛みについて。 骨折のような深部痛ってなに?!?!  根本的な問題なのだが、骨には痛みを感じる侵害受容神経が分布していないため、骨に侵害刺激が加わっても痛む筈が無い。 骨膜、靱帯、関節包、腱、骨格筋、筋膜など(中胚葉由来)の痛みであり、骨折の痛みの殆どは 骨膜の痛み なのである。

基本、疲労骨折は骨膜の炎症。 だから放っておいて安静にして湿布貼っておくだけでも自然完治。 それをさもウチはスポーツ治療専門! 大得意!!なんてうたって。 そんなのわざわざ治療に行かなくても良いってさ。

ウチにやってくる子は治らないからやって来る。 練習休みたくないから、安静になんてしてられないからやって来る。 そこに負担がかかる動きしてるから痛いし、なかなか治らない。 なかなか治らない疲労骨折は当然だが、骨折の治療の最大のテーマは骨じゃ無いところにある。 たとえそれが事故や外傷であっても、動かなくなってから後悔しても時既に遅し!なのである。

今やらなければならない事を今やる。 流行語では無いが、今でしょ! だ。

2014年4月26日

MRI

MRI

椎間板ヘルニアに対するMRIの診断的有用性の疑問については、既に世界中でその論議はほぼ終了しており、MRIは特に手術適応の根拠にはならないと決定つけられている。

それでは何故いまだ整形外科の分野でMRIを重視する傾向があるのか?

先日、ウチの柔整師スタッフ2人と骨挫傷について話しをした。 骨折についてはまた後日書くとするが、今回はMRI。 MRIは強い磁石と電波を使い体内の状態を断面像として描写するのに対し、CTはX線を使い画像を得る。 写真では無く、データをコンピューターが画像化する。ともに画像化する検査には変わりは無いが、そのもととなるデータが違う為、書かれる画も当然違って来る。

当然お互い得意・不得意なところがある。 ウチのスタッフにどちらが骨の絵画に優れているのかと尋ねると、当然CTという答えになる。 ココでCTとMRIの違いを長々書くことは避けるが、そもそも何を疑って、何を診たくて検査を行ったのか? どういう経緯でその怪我に至ったのか? 何故痛みが現れているのか?? そもそも骨に痛みの侵害受容神経は無いし。

以前、知り合いの大学病院の内科医が言っていたのだが、MRIの位置づけが整形とは違うのだと。 実に深い言葉だ。

骨挫傷<不全骨折<完全骨折、  レントゲンに写らない、MRIで写った、ほらコレだ!間違いない!!  って... そもそも根本的に思考が間違っているし、雑な言い方だがレントゲンに写らないぐらいのちっぽけなものでそんだけ痛くなるのか!? ってレベルの話し。 まぁ、間違えている人間ほど自分は間違えて無いと言うし。

折れてる切れてるを論議しても仕方が無い。 今ある痛みを解決する方法はこれと、コレで、この部分に関してはおそらくコレでいけるでしょう、と小生は話し説明し、お互いで理解し合って治療を進めていく。

何故か未だ、医療の現場で理解すると言う事が大きく欠落しているのではないか。その一番大切なところをスタッフ全員で取り組んでいきたい。

2014年4月13日

オリンピック選手

オリンピック選手

先日ふと思い出した話。

十数年前、ある患者からある質問を受けた。 非常にマニアックなそのスポーツ愛好家の患者、いつも質問もマニアック。 

「テレビで見たんだけど、あの選手が使っているのはどこのメーカーの?!」

商品を書くと選手が特定できてしまうので申し訳無いが伏せさせてもらうが、当時超有名な陸上界きってのスプリンター。 その彼が使っていた物、それを知りたいと言うのだ。そもそもその物自体がマニアック。

小生よりも詳しそうな人間に連絡をし、聞いてみた。 そうしたら 「直接聞いてみた方が早いんじゃない?!」 と、メールアドレスを教えてもらった。

恐る恐る連絡をとってみるとすぐに返信があった。 『大変ご無沙汰しています。お元気ですか?』と帰って来た。 確かに1、2回、仕事上でその選手には会った事がある。しかし知り合いと言うには程遠いと思っていたので、小生的には予想外の返事であった。 雑談も含め、使っていた商品について詳しく教えてくれた。

そう考えてみると、ウチの患者にも元オリンピック選手が数名いる。 いや、そもそも今までの仕事柄、先輩や後輩にプロ選手・オリンピック選手は何人もいる。 しかしそれが日常。 今更どうのこうのの話じゃ無い。

前職を辞めた時、知人友人、先輩後輩にスポーツ選手は紹介しないでくれ!とお願いをした。 スポーツ選手相手が大好きならば会社は辞めない。 スポーツ選手が好きなのではなく、スポーツをしている人、動きたい走りたい歩きたいと本気で思っている人が好きなのだ。 極々フツーの場末の肩揉み屋、何処にも負けない全て最新なんて土台無理。 

最新を許される範囲でやる。そしてその範囲を超えた時、大学病院等、最新最先端のところを紹介で。 これは欧米の医療分かと同じ話し。 大学病院と市中の院では根本的役割が違うのだ。 そのぐらいの事を理解しているかしていないかぐらい、素人の患者だって広告見てその院がどういうところか見極められるはず。 自分に本当に必要なものが何なのか、患者も治す側も見極めてくれ。

2014年4月12日

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂

さて、これから必ず増えて来るアキレス腱断裂の患者。 ある意味トップシーズン。

患者は突然切れた!、突然と言うが、突然では無い。 診ている者とすれば必ず事前に分かる、いわば必然。 患者、選手当人はもちろん、指導者、診る者どちらかに正しい意識があれば本来は防げるもの。 そして不運にも断裂してしまったとしても、予後・不具合に悩まされる事は無いもの。

人間の身体の中で最大の腱、アキレス腱。 それに付着しているのが腓腹筋。 定義は筋腱複合体であり、運動は運動は、伸張―短縮サイクル(Stretch-Shortening Cycle: SSC)。 しかし問題はそんなところには無い。

過去何十回も述べているが、アキレス腱断裂は 外傷 では無く、 障害 でも無く、 傷害 。 この 傷害 というと言うところに問題がある。

筋は弾性に富み、腱は弾性が乏しい。 簡単に言えば筋がフレッシュであれば、腱に対するストレスは少ないのだが、筋の活動にエラーが生じればそれと同時に腱のストレスは増大する。 そしていずれ切れる。

切れたと言う事象は外傷だが、筋は基本、障害。過使用で疲労。 SSCの精査が出来ていれば事前にある程度予想出来る。 障害を予防できていれば断裂と言う外傷は発生しない。

だが実際多くに治療の現場では、外傷の治療のみ。 障害の治療は出来ているか?問うと、多くの者は自分はちゃんとやっていると言う。 やれ筋トレだストレッチだ動きの改善だと。 それって結局、外傷、捻挫の患者にもやらせてるのでは?! 口で分かっていると言ってもやってる事は皆同じ。

揉んで電気で筋トレで治っていたら医者いらない。 運動は必要だが、今必須とも限らない。 今一番必要な事、大切な事を治す側として提供せねばならない。 昔、同時にほぼ両アキレス腱断裂を診たが、本人の努力もあり、2カ月強で軽いジョギング程度まで回復した。 これはどちらか一方では無い、患者と治す側双方の努力の結果である。 大切なもの、それは知識以前に無くてはならないものである。

2014年4月11日

レントゲン、MRI、超音波診断。

レントゲン、MRI、超音波診断。

ウチの学生バイトの殆どは理学療法科の学生だが、それ以外に雇ってほしいとやって来るのは現在既に病院・クリニックに勤めている者、PTとか。 現在も学生以外にいるのは海外まで行き学び、活躍していたATや、病院に勤めていた鍼灸師、そして他院で院長を任されていた柔道整復師。 ある意味小生よりスキル高いんじゃ?!

先日、あるスタッフから超音波診断について質問が。

実は小生、ある画像検査の医学会にかれこれ15年ほど加盟させてもらっている。 本来は医師以外は不可らしいのだが、当時何とかお願いして。

当時初めて参加した学会を兼ねたセミナーに2日間、朝から晩まで参加した。 そのセミナーが難しいと言うよりユニーク。まず初日しょっぱな一時間目は計算練習。 例えば試験は85点で合格だとしても15点は間違えている。 患者100人いて15人失敗していい訳では無い。 15問何故間違えたのか? それを調べたら全員医師でもあるのに殆どが計算間違い。しかも分数の計算間違い。 だから今日は分数の足し算引き算から行きますと。流石に分数のルートになると皆伏せ出した。

それともうひとつ、突然空に浮かぶ雲は何色かと。 白だと答えると、では夕焼けの雲は何色だと。 今度は空は何色だと?夕焼けの空は何色なのかと。  光の入射角、ベクトルの話し、毎日空を見上げて何故雲は白いのか、夕焼けの空は赤いのか、考えた事はあるか!? 映ったもの、目の前に見えるものが全てでは無い。写らない事にも理由があり、写らないと事を診ろと。 常にそういう気持ちが無い者に、超音波診断は使ってもらいたくない!と。 流石にこれには全員が伏せた。

我々民間療法でも超音波診断を導入するところが増えた。 当時小生も少なからず検討したが、学べば学ぶほど我々にとって一番大切なところはそこでは無いと、研鑽すべきところはまるで違うと、改めて気付かされた。 

機械の導入は自由だが、その意味や意義が多くの院から見受けられない。 整形外科医に任せるべきところは任せる。そして病院では手が行き届かぬところ、それを患者が求めるのであれば手を差し伸べる。それが我々の一番大切にしなければならないところ。 正直画像検査導入は民間療法では単なる自己満足であり、患者が求めるところはまるでそこに無い。 医者の真似ごと治療院、小生なら100%そんなところへは行かぬ。 スタッフもそれに気が付いてしまったからウチに来たのだろう。 常に患者の方を見ていたいと思う。

2014年4月10日

スポーツ整体

スポーツ整体

もうかれこれ20数年前の話しになるが、学生時代何処の整形外科に行っても大したアドバイスも無く、湿布貼って痛かったらまた来てと言われた。 そしてまた行くと今度は嫌な顔をされた。 

まぁ商売っ気ムンムンの、今どきご近所駅まえ治療院に笑顔で大声で迎えられても逆にひくが、せめて本気で親身になって欲しいもの。 どちらにしても浅はかな人間性丸出し。

ならば自分で治すか!と門を叩いたのが当時整体。 学生で金も無く、最初に学んだのは極々数カ月の短期間な整体のスクール。 今思えばたいした知識でも技術で無いが、その先生たちの 「俺が絶対治してやるんだ」 という意気込みは今でも忘れない。

だが昨今、医者病院で治らず困ってる人間を治したい、力になりたいから整体師治療家では無く、手に職がとか、良い商売だとか言い、完全一人称目線で全然患者を向いていない人間が蔓延り過ぎてしまっている。

正直ずっと "整体" と言う言葉がなんだか古臭く、あまり好きでは無かった。 特に スポーツ整体 なんて言葉はもっと嫌いだった。 しかし最近は少し違う。

昨日の話じゃ無いが、揉んでテーピングしてココに鍼打ちゃ一発!よりはマシなのかもしれないが、ファンクショナルトレーニングで動作解析で動き改善で、動きが良くなれば同時に痛みも無くなるでしょ!? みたいなところがあまりにも増えた事に、不安と憤りを小生は感じる。

トレーナーと治す人は全然違う。 そう、あえてベタに表現させてもらう。 勘違いしている運動を学ぶ者もいれば、治療家としての威厳尊厳そのものを持ちあわせて無い者も多い。

暫く前に柔道の協会が報告した、過去数年の事故例についてブログに書いた事がある。 毎年数件ある頭部挫傷の死亡例、その話しをもう一度読み返してもらいたい。 頭を打ってその場で亡くなるのではなく、病院へ行き意識清明で一帰宅させた後に起こる確率が異常に高い。 元気で全く問題が表面的に見受けられぬのに、来た患者全員にCT、MRIはさすがに医師もとらない。 しかし過去一度でも脳震盪経験があれば重篤なケースにつながる可能性が高い事を理解していなければならない。

柔道は柔道で多い事故がある。他のスポーツでもそのスポーツ特有の怪我や事故がある。 それらをひとつずつ理解していてこそ、そこで初めて スポーツ専門 とうたえるのだ。 

我々民間療法でも、最近超音波画像診断の設備を声高に自慢する者もいる。 いつまで医師の真似ごとをして自己満足しているのだろうか? 医師は医師、病院は病院。任せる時は任せ、我々がするべき事は我々がする。 根本的に、一番大切な事をまるで理解できていない低俗な治療家がいる限り、我々の社会的立場も上がらないだろう。 この事に関してはまた別の機会にでも。

敢えて今だからこそ、スポーツ整体 とうたっていきたい。

2014年4月 9日

テニスエルボー

テニスエルボー

過去なん十人もの鍼灸の資格を持ってる兄ちゃんから聞いた言葉。 「そんなの鍼打ちゃ一発デスよ!」

小生の知人の鍼灸師の奴は絶対言わない。 むしろそいつが言うには、未熟な若い奴ほどよく使うと言ったいた。 何故か特にテニス肘、テニスエルボーでやって来る患者ほど、過去鍼治療をしていたケースが多く、しかも体裁的に良くなったと言ってフェードアウトしてきたが、やっぱり痛いと言ってやって来る。 しかも皆最初にすぐ良くなりますよ!と言われて信じたんだが、と。

他人事では無く耳が痛いが、そもそも何故鍼打ちゃ一発とアタマにあるのか?!

他人の宣伝をしても仕方ないが、近所にテニスエルボー専門とうたっている整体院がある。 全然知り合いじゃないが、コレがなかなか評判が良い。イヤイヤ、だから他人を誉めてる場合じゃないって...

どうやら本人もテニス経験が豊富らしく、熱心で勉強家で、なにより人柄が良いそうだ。 そう、おそらくその彼の治療に患者が欲しがっているモノが詰まっているのだ。 逆に何も詰まっていない者ほど、すぐ一発!と安易に思考し、口に出すのだろう。

ウチには現在常勤三名と、PTやら鍼灸やらATやら、週末バイトが何名もいる。 この春からの常勤君はバリバリバスケ経験者で現在もトレーナーを。もう一名の小生右腕君はクールな元高校球児。コイツは頭が良くて、小生の足りないところをいつも補ってくれる。 そして小生は大学・社会人とトライアスロン。まぁ田舎の大会でしか優勝できなかった三流だが、陸上・水泳指導はずっと経験者でお手の物。 

野球肘に、ジャンパーズニーに、ランニング膝。 本で読んで、セミナー出てスポーツ専門と宣伝しているようなところには絶対伝えられない物をしっかり伝える。 今年は負けないスタッフがそろったので勝負デス!!

2014年4月 8日

ジャンパーズニー

ジャンパーズニー

さすがに何百何千と来る訳では無いが、野球・サッカーに次いで多くやって来る小学生中学生が、バレーボール、バスケットボール。 膝が痛い膝蓋腱炎、いわゆるジャンパーズニーと言われるもの。

そもそもどこかでジャンパーズニーと言われてやってくる。 しかも治らないからやって来る。

膝のお皿の下が痛い、バレーボール、バスケットボールをしている、膝蓋腱炎だ、ジャンパーズニーですね。 となる。

そもそもそこから間違えていたら...

昔、海外のスポーツメディスンの資料で、ジャンパーズニーを膝伸展機構障害と分類されていた。 そうなると話しは少々変わって来る。 決めつけて検査をすると、肯定材料だけを探してしまい、まるで関係無い治療を永遠と。 勉強そのものが、ハイこれがジャンパーズニーです、これが腸脛靭帯炎ですと、初めから決めつけた勉強しかしてこなかったからそうなる。 しかも本人は自信満々。

膝伸展機構の障害となると幾つもの病名、それぞれ原因や部位も変わって来る。

スポーツはそれぞれ動作に特性がある。 それらの動きに何かのエラーがあり、傷害が発生した。 いま目の前の事象以前を診る。 それを診ていないから、結局どの症状も温めてマッサージして電気かけて。 それでいて当院はスポーツは得意、スポーツ障害専門と看板に大々的に掲げる。 

子供だからこそ、大切に慎重に診てあげたいものである。

2014年4月 5日

何を根拠にスポーツ専門整体、スポーツ専門整形外科とうたっているのか?

何を根拠にスポーツ専門整体、スポーツ専門整形外科とうたっているのか?

昨日の続きと言うか、暇だったにもかかわらず数名の患者にネタを振られたもんで。

スポーツ専門整体院とか、スポーツ専門接骨院、スポーツ専門整形外科などという看板・広告が町に氾濫しているが、もう本当にいい加減にしてほしい!と遥々やって来る患者ほどよく言う。

そもそも何が違かったのか?と尋ねてみると、昨日も書いたのだが何処もまるで変わらないと言う。 深夜のスポーツ番組で言ってたような事を世間話で話す程度だ、と。 少々耳が痛い部分もあるが、結局揉んで温めて、電機や機械使って、言われたアドバイスと言えば、動かさないでね、ストレッチは良くしてね。 コリャ酷い。

多くやって来るランナー膝、ランナーズニーと呼ばれる 『腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)』 だと言う患者。 まぁ何処かの院、病院でそう病名を言われたのだろう。 稀に自分で素人的にググってコレだ!間違いナイ!!と言ってやって来る。

腸脛靭帯炎か腸脛靭帯炎じゃ無いかを言い合うつもりは無いが、少なくともそう言われた病院で治らなかったのは事実。 発想と取り組みを180度変えるべき。

マニュアル通りな湿布・安静・マッサージにテーピング。 酷けりゃ注射で仮に治ったとしよう。ストレッチも良く頑張りました。 お陰さまでもうあれから痛みが出ていません。

コレが一番悪い、最悪な状況だと気が付かぬのか!?

プロスポーツ選手は誰もが一度は怪我をする。 そして治ったとしても、それから先もその怪我と付き合っていかねばならぬ。パフォーマンスを保つためには必要・必然な格闘。 だがどんなにウンチク言ったとしても、多くの一般人スポーツ愛好家は所詮好きな事しかしない、志のそう高くは無い趣味人。

無意識に避けて、無理無く、無難に動く。  痛みが出ないように、出ない範囲で。 無意識で。 

治った訳では無い、痛みが出ていないだけだ。 仮に腸脛靭帯に炎症があったとしても、そこが炎症するような他の根本的問題を解決してこそ、真のスポーツ専門治療といえるのである。 炎症止めの対処療法なら近所で十分だ。 そんな十分な患者、十分で満足する治す側が居るから、町にスポーツ専門と言うところが溢れかえるのだろう。

ちなみに腸脛靭帯炎、アキレス腱だったり腰方形筋だったりの反応、Twitchの改善を当院なら行うが。

真の、本当の、本物のスポーツ専門整体院、スポーツ専門整骨院、スポーツ専門治療院、スポーツ専門整形外科と出逢ってもらいたいものである。

2014年4月 4日

マラソン膝痛、ランナーズニー専門治療とは?

マラソン膝痛、ランナーズニー専門治療とは?

多いですね、ランナー系患者は。 しかもほとんどが近隣では無く、それなりに遠くからの方々。

基本絶対走るのは辞めさせない。 痛いなら痛いなりに今出来る事、今わかる事の為に走らせる。 痛いから走れない、走りたくないと言うのなら、近所の整形や接骨院で揉んで温めて電気で諦めて欲しい。

多くの患者が、過去スポーツ専門、ランニング専門とうたってる院、クリニックを数件訪れている。 全員同じ事を言うのが、結局やる事は皆同じダ、 と。

痛みの原因は何だ? では無く、 今一番必要な事は何だ!? それを理解出ぬのであれば流石の小生のところでも、なすすべは無い。

以前、膝痛で苦しんでる医療系、理学療法士の男性患者が、「信じて良かった」と言ってきた。 治療の仕方も治り方も自分のイメージと違かったので、途中心が折れそうになったが、来て良かったと。

小生自身、改めて自分が治しているのではなく、患者と一緒に治しているのだと、患者に協力してもらって、はじめて仕事が成り立っているのだと、自分の知識や考えに驕り高ぶりは無くさなければと再認識させられた。

果たして資格や経歴、自分は勉強大好き治療家に、分かってもらえる事かどうか。 患者は患者の目線で、是非良い先生に出会う努力をしてもらいたいものである。

2014年4月 1日

"医" という漢字が持つ本当の意味。

先日の日曜日、大学を卒業し新たに理学療法士として巣立ったバイト3名の送別会を行った。 いつも粗雑な内容のブログなので、逆エイプリルフールと言う事でタマには真面目に書いてみたい。

最後に彼らに、医療の "医" という漢字について話した。

 

字の如く、 "医" とは矢を入れる箱であり、破魔矢に代表されるように、昔から矢には厄や悪霊を祓う神聖な力があるとされてきた。

 

目には決して見えない神聖な力。医療とは人間が病にかかったとき、医学、そして医療という行為による効果や、病が治癒するということは、人の手によってだけではなく、目に見えないものの何らかの力によって始めて成り立つものなのだという意味も含んでいる。

 

だが、決して人の手を無視すると言う事では無い。自分の狭い視野・思考に捉われず、自分の知識・技術を過信せず、驕り高ぶってはならない。だから決して目の前の知識や理論、検査結果がすべてだと、講習やセミナー参加し満足し、資格取って自己顕示するような人間にってはならないと。

 

まだまだ真っ新なあなた達にはその神聖な力、目には見えないものをしまい込む器となって欲しいのです。そして沢山の人の力になってあげてください。

 

何処へ行こうと、何をしようと、いつになろうともその事は決して忘れてはいけません。 自己顕示欲は凶器以外の何物でもないのですから。 そしてまた今日から新たな一歩を歩んで下さい。 

 

2014年4月1日、新たな道を進む全ての人達へ。

 

2014年3月30日

膝関節痛、腰痛には動く事が唯一最大の治療。

膝関節痛、腰痛には動く事が唯一最大の治療。

昨晩いつもより少し早く自宅に戻り、NHKで健康ネタ的番組を見た。

ちょうど変形性膝関節症、膝関節痛、腰痛の特集。 治らない悪循環を断ち切るには "動く事" が最大の治療だと。

痛いから動かない、動かないから筋肉筋力無くなる、負担掛かる、だから痛くなる、でまた動かなくなる... の悪循環。 まぁTVなので一般の皆がイメージしやすいように伝えていたのでそれはそれで。

根拠・原因が何であれ、兎にも角にも動くと言う事は必須条件。 他科より比較対象実験がしにくい整形外科分野であっても、以前日本で行われた急性腰痛の1週間後、1ヶ月後、3カ月後、半年後、一年後の治癒と再発率を、色んな治療のグループ、例えばコルセットだけのグループとか、薬だけとか。 しかしどれも誤差程度の差しかなかったのだが、唯一にして最大の効果があったのが運動療法のグループ。 しかもエクササイズでは無く、やっちゃったその日から立て歩け動け!と指示したグループであったそうだ。

ウチは "動くこと専門の治療院" をうたい、自負している。 ストレッチだとか可動域がとか、筋力がだとか、そんなレベルとは全く違う治療。 なかにはその重要性を全く理解できない30代兄ちゃんもいるが、この先いずれ必ず気が付く。 そして後悔をする。 

動くと言う事を本質的に理解する。 シンプルだが難しい。 だからこそその先に治癒、予防、パフォーマンスアップがある。 TVでも言っているぐらいなのだから、やっと世間が理解し始めた。 さぁ、これからである。

2014年3月28日

10代女子の肥満って成績低いという事実。

10代女子の肥満って成績低いという事実。

『ウチの娘って太ってるのよねぇ~』、 アハハハハ、

笑えない...

イギリスの大学の研究で、10代肥満女子は健康標準体重女子に比べて勉強の成績が悪い傾向があると発表されていた。 肥満な時に成績が悪いと言う話しだけでは無く、11歳児に肥満だった女子は、その後11、13、16歳時の成績も低かったそうである。

社会・経済、その他女子的な問題、因子も考慮したが、肥満と成績には影響しなかったそうだ。 しかも、この肥満と成績との関係は男子ではさほど明確でなかったそうだ!?

だからと言って男児の肥満はOK!って事では当然無い。実は小生甥っ子も肥満ギリギリがきんちょだったのだが、口を酸っぱくして姉にはその問題点を説き続けた。 

子どもは所詮子ども。 やりたい事はやりたいと言い、やりたくない事はやりたくないと言う。 それでイイのか!? 小生17年この地で商売しているが、当時小学生はもう三十路。 正直いろんな子がいるのが事実であり、おおきなお世話だが他人だからこそ残念に思う事もある。 

肥満が良いと言う事は無い。 ならば周りの大人、親が高い意識を持って管理せねばならない。 それは肥満に限った話では無い。

健康な体に健全な精神が宿る

目に見えるものがすべてではない。今一度真剣に考えてもらいたい。

2014年3月26日

巷の酸素カプセルって効果無し!

巷の酸素カプセルって効果無し!

毒のあるタイトル、いや実はちっとも毒では無い。 数年も前から当たり前な正しい真実。

巷に溢れる殆ど全ての酸素カプセルと言われるものには、治療的効果があると言えない物。

詳しくは小生の過去記事、もしくはネットでググれば必ず分かるだろうが、簡単に書くと人間の酸素供給には結合型と溶解型があり、気体は液体に圧力に比例して溶け込む事を利用し、より多くの酸素を取り込む事によって身体に様々な良い効果があるのではないかと言うのを狙った治療、正しくは高気圧酸素治療という。 酸素カプセルとは似て非であり、根本的に違うものである。

何故非かと言うと、その治療効果は2気圧以上、1時間以上の条件下で高濃度の酸素吸入、という定義が治療として認められる最低限の定義なのである。

だが実際巷に溢れるものは圧力は僅か1.2気圧前後。良くて1.5。 酸素は可燃ガスなので空気加圧をし、そのカプセルの中で高濃度酸素吸入をせねばならぬのだから、たった30分ぐらいで吸入無しで、しかも低圧カプセルときたらコレはもうインチキとしか言いようがない。 町のサロンでリラクゼーションならまだしも、整形外科等医療機関で低圧カプセル、しかもプロトコルも無視しているにもかかわらず、怪我や骨折が早く治ると堂々と言っている事があり得ない。 そもそもそんな病院を見極められる患者が多いと言う事も信じられない。 酸素カプセル以外にも見極めポイント満載なのに。

先週末、ウチのスタッフを東京医科歯科大学主催の年に一度の学会へ参加させたのだが、正しい知識・情報を得る努力をしている人間が世の中にいかにまだまだか、その報告で改めて実感させられた。 

正しいものを見極める目を持つ努力、怠らないで欲しい。

2014年3月20日

ランナーの皆さん、何でもかんでも腸脛靭帯、中殿筋と言われてませんか?

ランナーの皆さん、何でもかんでも腸脛靭帯、中殿筋と言われてませんか?

先日も書いたが、患者で一番多いスポーツはテニスで、次いでランニング。昨今ブームで納得だが、逆にブームで一時期多かったが皆すぐ来なくなったのがロードレーサー、自転車愛好家。 競技その物より、自転車という物体を愛いしている順に、トレーニングやケアに興味が無いらしい。それでも10人に1人ぐらいは熱心なケースもあったが。

前置きが長くなったが、今日はランナー患者の話し。 膝が痛いと言ってやって来るのが多いが、ほぼ同数ぐらい多いのが股関節周囲、特に鼠径部周辺に痛みを訴え、色んな病院・治療院をまわったが良くならないと言ってくるケースが多い。 昨日もそうだったが、毎月必ず数名が。

少々治療とは関係ない意見だが、そう言う人に限って皆超イイ人。 話しているだけでこちらがほっこりしてしまうぐらい。 だから余計可哀そうで。 ホントにいつもなんとかしなきゃ!と心底思う。

正直おそらく今まで過去の治療で、どこか何かを見落とされているはず。 そこを見つけなければ何も始まらない。 患者の口からよく聞かれるのが殿筋だ、腸脛靭帯だと言う言葉。おそらく自分でググったか、どこかの先生に言われたのだろう。  昨日も中殿筋の炎症ではと言われた事があると。 たしかにその日その時診ていないから何とも言えないが、中殿筋ならば特徴的な兆候が幾つもある。 ウチのスタッフ君たち、何故か患者にもブログの読者にも多い理学療法士諸君ならすぐ分かるだろうが、どれか一つくらいはその兆候がでるはずである。

膝が痛いから腸脛靭帯、股関節が痛いから殿筋だと、なんだか解剖学とは言えないようなレベル、発想の答えのようにしか思えない。 結局押して揉んで電気かけて。

検査は確定の為に行うもの。 シッカリちゃ~んと患者の話しに耳を傾けていると自然と原因が見えてくる。 今どき素人の患者でもネットで障害の情報ぐらい幾らでも手に入る。 我々はその上を何ランクも行かねばならない。 そして今日もまた患者から気付かせて、学ばせてもらおう...

2014年3月19日

小中学生は安易に近所の整形や接骨院へ行ってはいけないその理由。

小中学生は安易に近所の整形や接骨院へ行ってはいけないその理由。

外傷、障害、傷害。 この違い、もしも本当に我が子の事が心配ならば最低限、親は知っていなければ、学び、考えねばならぬ事である。

外傷とは外力によってうけた傷、まさしく怪我。 それに対して障害、特にスポーツ障害は使いすぎによるもの、オーバーユースシンドローム。 弱い力が同一部位に反復して加わり、それが痛みや不具合につながったものである。

問題は傷害。 これは外傷と障害のセット。 例えばアキレス腱断裂。 構造的には筋腱複合体。筋は良く伸び縮みをするが、腱は弾性に乏しい。 だから筋がフレッシュなら余分なストレスは腱に加わらない。 切れたという事象だけ見れば外傷だが、基本、原因は障害。 肉離れも基本的には同じ事。  さて、ここからが本題、さらに重要な話し。

病院・クリニックではその治療の多くが外傷を中心としたもの。 しかも我々のような接骨院では、基本診て良い症状は急性症状のみであり、慢性は法的に保険適応外。 だからそもそも障害は専門外。 だからやってはいけない事を学校も教えない。 だが多くの治療家は教わったように、やっているように錯覚している。 概念そのものを正しく学んでないのだから、その理由そのものを理解する事すら出来ていないのである。

その事実は素人でも簡単に見極める事は出来る。 表題に書いた通り、この質問を先生にしてみてもらいたい。 転んで膝痛いのと、転んでいないのに膝痛いの、治療ってどう変わるのか?! と。

ウチは子供の患者ご両親に必ず、スキャモンの成長曲線を使って説明する。 その子供の年齢によって、神経系、筋・骨格系、生殖器系、リンパ系の発育のピークがあり、その時期その発育を妨げる要因を十分顧慮し、それらを無視した治療は行ってはならないのだと。 特に小学5~中1の時期ピークになるリンパ系、いわゆる免疫に関しては、その時期の過剰なストレスが後々様々な不具合を生む事を丁寧に説明をしなければならない。

十把一絡げに揉んで電気かけて温めてテーピング。 そしてちょこっと面白い話しして。 むしろ子供を治すのは治療家では無く、親かもしれない。 本当に大切なものに、しっかりお金も時間も、頭も使ってもらいたいものである。

2014年3月18日

休診日にも怪我やぎっくり腰のご連絡、あんど相談。

休診日にも怪我やぎっくり腰のご連絡、あんど相談。

ホントに今どき、良い時代。 メールやLINEにフェイスブックetc... 電話以外にも色~んな連絡方法がある時代。 特に休診日は役に立つ。 昨日月曜休診日も、診療後日曜の夜から何件も。 今頃になって先月雪かき諸々が、治らなくって悪くなって困り果てて...

急性腰痛、いわゆるぎっくり腰を当日からゆっくり湯船で温熱で。 ほとんど全員、既存患者の方々はそんな時、 『やっちゃったよ!どうしたらいいの!?』 と連絡来るのだが極々稀~にね。 

ダメなんだよ!絶対に、そんな時温めちゃ。 過去二度ほど、『だって前の先生がそう言ってたから』とか、『知人が自分が行ってる先生がいつもそう言ってるから』とか。 いやいやいや、だからその友人、今でもずっと治って無いでしょ?!

グキッ!バキッ!うっ!痛テ!やっちゃった!? っと、急になった時、炎症おきていそうな時はまず冷却。 ず~っと座っていて、腰が辛くなって痛くなって、立ち上がりたくなって反らしたくなって、腰が痛いわトントン、肩が凝ったわトントン。 疲れが溜まった疲労して、溜まったものは動いて温めて血流して。 急に口から痛テ!!って出たら冷やすもの。

しかしこう書いてこう覚えてよし分かった!と思ってみても、いざ自分が痛くなってみると悩むもの。

悩んだら冷たい湿布、冷湿布!! と覚えるのが良い。 温めなければいけないものを冷やすのと、冷やさなければいけないものを温めるのとではリスクが違う。 ヤケドを温めるバカ居ないでしょ?! 仮に温めた方が良い症状だとしても、冷湿布で悪化はしない。痛みを止める成分があるから、しないよりマシ。 

まぁホントは悩んだら先生ンとこへ行くのが良いのだが、その先生が未だ間違えていたりする事もあるぐらいだから...

シンプルなんですよね、何事も。 まずは信頼できる先生を見つける事。 あなたに人を見る目があれば必ず見つかりますから。

2014年3月16日

AKY国民総選挙スタート!

AKY国民総選挙スタート!

患者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました。 いよいよ本日より、AKY国民総選挙をスタート致します!

いったいナンのコッチャ?!分からない方も多いかと思います。 AKY国民総選挙、

あさお で こんなに やせました~

そう、パクリです!!

昨年夏よりスタートしました患者さん管理プログラム。 その成果を匿名で待合室に一覧にし、 『一番頑張ってるなぁ~、この人!?』 って言う人投票していただく企画デス。

上位三名には豪華賞品が、そして当然下位三名には素敵な罰ゲームが!! 今回はワタクシ院長が腕によりをかけた特製激マズプロテインドリンクをご馳走したいとオモイマス!! そして飲んでるお姿も写真に撮って掲示予定。(笑)

はてさて、栄冠と不名誉は誰の手に?!?! こうご期待!!

2014年3月13日

治療は問診までの段階でほぼ全て決まるのです。

治療は問診までの段階でほぼ全て決まるのです。

"W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。

1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。  John Michael Criley, M.D."

ホームパージにもずっと昔から掲げてある通り、小生が開院以来、常に念頭に置いている言葉。 これは医療に従事するものは皆、学業の初期に学ぶこと。 昨日もまた新規の患者に、先日は子供の患者の父兄に 『こういう話しを今まで聴きたかった。』 と言ってもらえた。 ある意味治療家冥利に尽きる。

X-RAYやMRI、我々民間療法でも検査優先で患者を診立ててはいけない。 "腰が痛い、レントゲン、はい湿布、また今度。" はあり得ないのだ。 しかしすべての患者が一番大切な事を理解できる訳では無い。 だから病院を渡り歩き、永くいつまでも治らない。

そして今日もまた、その一番大切な事を伝え説く。 それが我々の一番の仕事なのだから。

2014年3月11日

サッカーのヘディングと脳の関係。

サッカーのヘディングと脳の関係。

世界で最も人気があり、急速に拡大しつつあるスポーツ、サッカー。 比較的人気が無いと思われている北米でも、2,700万人がプレーしているという。

以前にも同様なレポートが報告された事があり、小生もブログに書いた事がある、サッカーのヘディングと脳の関係の話し。 今回は引退したベテラン選手の事にも触れていた。

柔道の協会が報告した死亡事故の件(過去ブログ参照)でも脳震盪について取り上げたが、とにかく一度でも起こすとその再発率は格段に上がる。 今回の研究だと3.15倍だそうであり、サッカー代表選手の実に63%が脳震盪の経験があり、うち19%が自覚していない。さらに82%が二回以上脳震盪を起こしていると言う。 ん~、コリャ結構すごい数字だ。

このような頭部傷害の長期的な結果として記憶、計画、知覚などに支障がみられることがあり、特にヘディングを頻繁に行うプロサッカー選手は、言語記憶および視覚的記憶のほか、注意持続時間に関する検査でも最も成績が低かったそうである。 引退したベテラン選手は表題の通り、脳画像検査でも物理的変化までも確認されている。

研究者の先生方は、「ヘッドギアの利用、小児のヘディングの制限または適正なヘディング技術の強調、脳震盪に関する教育の強化などが推奨される」とおっしゃっており、サッカー選手を深刻な頭部傷害から保護する予防措置が早急に必要ではと提言している。 

このようなデータをクラブチームレベルの指導者も自覚・認識し、将来、特に子供たちの為にもより質の高い指導を心がけてもらいたいものである。

2014年3月 9日

ウチは昔からずっと1時間3,500円!

ウチは昔からずっと1時間3,500円!

今のビルに開院以来16年以上、一度も値上げした事が無い。 基本、1時間の治療の最低治療代は3,500円。 今の屋号にしてからは約40分で2,100円の運動療法科もある。

巷には様々な低価格な同業も増えてきた。 中には不正に保険適用させて慢性を急性にし、保険のきくマッサージ営業しているところもある。 治療家としてのプライドなど無く、尊厳など何処へやらだ。

先日もあるスポーツ選手に 『知人・友人によく聞かれるんですよ。 どんな治療してもらって治ったの?と。』 と言われた。 押すでも揉むでも無く、ボキッバキッでも無い。どう伝えたらわからないと。

だが理由は良く分かっていると言う。 だからよけい言葉に出来ず、伝えるのが難しいと。

それは小生が一番分かっており、商売として一番ダメなところ。 それが分かる患者と分からない患者にキッパリ分かれる。 最近はやっと同業の仲間が理解を示してきたが、まだまだ趣味でスポーツしている人間ほど、その意味が分からずすぐ来なくなる。 小中学生の方がよっぽど良く分かっている。

痛くなったらまた来る、また連絡すると言うが、壊れてから持ってきてもどうしょうも無い。 今どき家電製品だって修理不可と言われる時代だ。

一月に一回3,500円、いや、2,000円でもよい。 正しくコンディションを診てもらうべきだ。少なくともスポーツと言われるものをしてるのならば。 それに早く多くの人が気が付けば、日本もスポーツの世界で世界と対等に戦えるだろう。 そんな日が一日も早く来る事を望む。

2014年3月 8日

春のご紹介キャンペーン、やっちゃいます!!

春のご紹介キャンペーン、やっちゃいます!!

*春のご紹介キャンペーン*

昨年も大好評だったので、今年もやっちゃいます!

お得過ぎて簡単すぎて、みんなにほぼもれなく状態なので詳しくは書けマセン!(>_<) ホンのちょっとの事で...

あ゛~、書きたいけど書けませ~~ん! 詳しくは来院時待合室で!!

4月末までの期間限定で実施中! お楽しみに~~(*^^)v

2014年3月 6日

固定の必要な捻挫と必要の無い捻挫。

固定の必要な捻挫と必要の内捻挫。

バスケに打ち込む20代の女性。 先日捻挫で内出血。 試合中に捻挫して4日後に来院。 受傷2日後ぐらいから患部では無い、全然違うところにも内出血が見られると。 実はコレよくあるケース。

我々のような同業や、場合によっては整形でも 「数日経つと指先に向けて内出血って広がるんですよねぇ~」 とテキトーにあしらわれる。 

以前何かの本で読んだがこの手を正しく説明できるのは外科だと。 実は深部の血管が表面に出るところ、血管孔の位置と一致し、皮下出血から想像するより遥に内部損傷が大きいのではとも考える事も出来る。

その彼女、念の為職場近所の整形に骨とじん帯を診てもらいに行ったところ、異常は無いがギプスしましょうと言われ、仕事にも差し支えるで出来ればしない方向でと言ったところ、「なら僕はもうコレ以上する事は無い」サヨウナラ的な事を言われ、とても悲しい気持ちになったと訴えてきた。 

まぁ小生なら、 「ならサポーター出しますから出来る時は出来るだけしてあげて下さい」 的な事言うが。

たしかに初期の固定は大事。 しかし固定を優先しないケース、しない理由もある。 必ずしも捻挫の全てが靭帯が伸びたとは限らない。 表面、靭帯伸びず、中だけ深部組織だけ損傷。 そんな関節のねじり方を、ケンタッキーを使って彼女に説明したら笑って笑顔で聞いてくれた。 

簡単な話し。 歩いてつまずいて転んでグニャッと捻るのと、バスケでジャンプして着地してゴリッ!っと捻るのと。 言葉でコレ以上説明出来んので、今度会った時説明しますわ。 って、では後日。(笑)

2014年3月 2日

3月インターネットキャンペーン!

3月インターネットキャンペーン!

先月は2度の大雪そのせいで、様々な想定外の事が数多く起こりましたね。

ウチでは先週末、2週前の雪かきでギックリ腰だと言ってやって来た新患さんが、なんと○○○だったりで!? 久々慌てて冷静を装うのに苦労しました。結局結果即入院で。 とにかく順調な予後・回復をスタッフ全員でお祈りするばかりです。

 

そんなコンナで通常でも患者が増える4月5月。痛める人のほぼ全員が、振り返ってみると3月から少しずつ心当たりがというのです。

 

という事で、3月インターネットキャンペーンを行います! ってもう一日過ぎちゃいましたが。(^_^;)

 

ホームページはもちろん、フェイスブック、ツイッター等で当院をお知りになってご来院頂いた新患さんに、新規総合診療科七千円のところ、五千円!!にさせて頂きます。 そしてご紹介の場合、そのもとの方にお会いした事無くても粗品を差し上げちゃいます!

 

是非是非コレをご覧になった皆さん、シェア、リツイート宜しくお願い致します。

m(__)m

 

そんなコンナで諸々高くツケを払っちゃう前に、是非この機会にお越し下さいナ。

2014年2月28日

子どもの頃の豊な記憶の為に。

子どもの頃の豊な記憶の為に。 

ちびっこスポーツ患者のうちで、一番多いのが小学5年生。 たとえそれが何年生何歳であっても、大人と同じように接する。 決して子供扱いなどせず、ひとりの個として。

当然過去の経験、話しを色々するのだが、その話を聞いているとふと自分に照らし合わせて考えてみる事がある。

人っていったい何歳までの記憶を持っているものなのだろうか? と。

アメリカの研究でこんなことが示唆されていた。

『小児期の最も古い記憶は7歳頃に消え始める』

それによると多くの成人は3歳頃までの記憶しか遡れず、3歳以前の記憶の喪失は小児期健忘と呼ばれるそうである。 たしかにそうかもしれない。小生もヤケドをした3歳以前の記憶はどうにもこうにもだ。

年少児ほど年長児より3歳時の記憶・出来事をより多く覚えているのだが、逆に年長児の方がその情報は多かったとも研究で分かったそうだ。 ん~、人間の記憶ってやはり面白い。言語スキル向上が更なる印象付けに関連していると述べられていた。

たくさん話して、たくさん良い記憶を子どもには持ってもらいたい。 今日もたくさんやって来る子供たち。 笑顔で送り出したい。

2014年2月25日

スポーツに限らず、子どもは環境を選べない。

スポーツに限らず、子どもは環境を選べない。 

大人の健康についての格差は、さまざまな健康・栄養調査等である程度分かってはいるが、、子どもに関する格差を詳しく調べた事例は意外にも少なかったそうだ。

先ごろ、厚生労働省研究班の調査で、妊娠が分かった時の母親の喫煙率や赤ちゃんに母乳を与えていた割合など、子どもの健康に関わる環境に1.5〜2.4倍の都道府県格差があることが、経済状態格差とともに調査の結果分かったそうだ。

その調査にたずさわった大学の先生が言っていた言葉が非常に深く、 「子どもは環境を選べない。どこで生まれても健やかに育つことができるよう、社会が対策を取るべきだ」 と述べていたそうである。

この場合の社会とは当然 大人 である。 小生のところにも小中学生の患者が日々多くやって来るが、特にスポーツ傷害の殆どすべての原因は指導者と保護者にある。 その原因を自覚し、他人任せにせず自ら取り組む事が出来るか否か。 薬や注射、押す揉む以前に一番重要な事。 まだまだ難しい世の中である...

2014年2月22日

プロの患者の女の子から学んだ事。

患者の女の子から学んだ事。

会社員時代に学んだ事、それは今でも常に一言一句、一挙手一投足、何かを口にする時、行動する時、その自分の言動が正しいのか、いや間違えているのではないのかと、一度必ず自分の中で否定し正反対の事を考え、同時に最悪のケースを予想しその対処法も考えると言う事。 常にその思考を繰り返していると、ある程度瞬時に考える事が出来る。 そして時に精度を上げる為に様々な情報を得る努力もする。

だが明らかに場当たり的に言動している人間にちゃんと色々考えているのか!? と問うと必ず 「考えてます!」 と言い返して来る。 そして必ず失敗をし、また繰り返す。 自分を振り返れぬから自分を高められず、失敗や解決、答えを永遠に自分以外に求める。 資格好き、講習会好き人間が典型例。

昨晩もやってきた、ある特殊な競技をしている20代女子の患者さん。 あまりにも特殊なその競技、見た事はあるが正式な名前は小生も全く知らなかった。 個人が特定出来てしまうので競技名は内緒だが、去年の4月、整形外科やスポーツ整体、スポーツ専門とうたっている接骨院を5、6件行っても治らず良くならず、逆にどんどん痛みが増し困り果てやってきた。

それだけ悩めば若い女子でも必然的に専門用語や知識も身に付く。 同時に様々な先入観も。

痛い、だが競技は休めない。 それが職業だから。  それをどんなに訴えても、どこも湿布に温熱、マッサージやストレッチ、保存療法、対処療法だったと言う。 たしかに現状、症状だけをみたら間違いない。 しかし何かが間違えているから治らないのだ。

当然だがその競技の動作を理解する事から始める。 本やネットでは無い。本人にひとつずつ聞きながら。 調べるでは無く、理解である。 開院した当時、今でもそうなのだが、小生の患者にバレエ(踊る方ね)の先生が何人もやってきて色々説明するのだが、バレエなどした事ある訳が無い。 毎晩自宅で風呂上がりに、洗面台の鏡の前でプリエを何パターンもやってみたものだ。 真っ裸でね。 コリャもう、情に訴える。

原因はその彼女が学生時代部活でやっていた、その競技と一見似ている動作だが実は微妙に違う動きの特徴、癖にあった。

精査・治療に2か月ほど期間を要してしまったが、今はスッカリまったく痛くないという。その彼女が昨晩、ここは今までのところとは全く違うと話してくれて、何がどう違うのですか? と尋ねたら、「ここは家庭教師みたいです」 とかわいい笑顔で言った。

薄利多売、いっぱい来ている事を、沢山さばいている事を自慢げに話す同業者ほど、昔からダメ治療家だと言うのは定説。 ベテラン先生には居ないが、得てして10年ちょっとの若輩治療家。 当然小生もまだまだ未熟。

これからスペインに旅立つサッカー選手、来年箱根を絶対走らすと決めた大学生、全日本で常に上位ランクスノーボード選手。 常にこれからもマンツーマンに、全ての患者のパーソナルトレーナーになるべく、日々精進である。

2014年2月21日

心理社会的要因と慢性腰痛の関係。

心理社会的要因と慢性腰痛の関係。

昨今とかくストレスの多い世の中。 ストレスゼロの生活など不可能なのではないか? 「俺はストレス、ねぇ~な~~」 という輩もタマにいるが、気が付かぬだけであろう。

心身の健康状態に心理社会的要因は密接に関係しているのだが、当然なかなか治らぬ慢性腰痛症の患者、特に非特異性腰痛と言われる患者を対象に、ある単一質問によるスクリーニングの方が複雑な検査より感度が高く有効であったと報告があった。

精神疾患簡易構造化面接法(MINI)というのをご存じであろうか? 正直小生の専門分野とは少々離れるのだが、以前ウチに勤めていたスタッフがその道の専門家であり、小生も数年前に教えてもらい、それから念頭に入れて診察に当たるようにしている。

小生は症状に関係無く、初診時問診の中で二週間、最大で三週間、やっちゃったその日からさかのぼって様々な心当たりや、該当する質問に振りかえって患者に考えてもらっている。

例えば今回のような心理社会的要因の場合、一日中ずっと憂うつで、毎日気持ちが沈んでいたかどうかとか、様々な事に興味がなくなっていたりしてはいないかを聞く。

些細で当たり前な事かと思うかもしれないが、このような単純な問診でも非常に感度が高いと言う報告である。 

治療は触る前から始まっている。 むしろ触らなければ分からないというようでは論外ともいえる。 正しく、親身に診察してくれる先生に是非あたってもらいたい。

2014年2月12日

トレーニングもケアもしない人は選手では無く単なるフリーク。

トレーニングもケアもしない人は選手では無く単なるフリーク。

毎日毎晩ソチで日本人選手が頑張っている。 勝っても負けてもその頑張っている姿には感動を覚える。

だが中にはスポーツにまったく関心も興味も無い人間もいる。 別にそれが悪いとは言わない。では逆に興味があれば良いのかと言うと、そうとも限らないと小生は考える。

スポーツは遊びだという意見も昔からある。 遊び=(イコール)楽しい事、楽しけりゃ何でもありならかまわない。 しかし勝ちたい、良い成績を出したいと言うのであれば話しは変わる。

トレーニングやケアをせずスポーツに高じる。 それは選手では無くフリーク。 物ごとに熱狂している人、ある事柄に対して異常に心酔する者。 決して良い意味では無い。

正直日本ではスポーツをしていると言う人間のひとりひとりの意識が低すぎる。 競技、選手以前に、ただ単純に自分の好きな事だけ、楽しいと思える事だけに没頭しているだけの人。 当然勝てる訳もなければ、体力勝負でレベル上げれば怪我は必然。

様々なスポーツ専門誌を読んで最近特に思う。 上記のようなフリークが読者対象だから、当然それらの人間が興味を魅かれる内容中心。 先日も患者と話していて驚いたのが、東京マラソン前に先日のあの雪の中、20キロ、30キロタイムにこだわり走ったと言いう。 ココで最後の2週間前にと。 

正しい正しく無いでは無い。 アナタは一流の選手では無い。 基本素人だと言う事を忘れている。 だからフリーク。 だから痛くなるのだ。 だが雑誌はそんな練習内容のオンパレード。 そんな喜んでもらえる内容ばかり。 ザ・ビジネス。

せめて大会に出ようと思う人間ぐらい、ケアやトレーニングをしてもらいたい。 ひとりで趣味で楽しんでいるのでなければ。 これでは小生が学生だった30年前と何にも変わっていない。 これからこの先、日本人選手が海外相手に戦っていくには厳しい。 将来の選手である今の子供たちの為にも、大人ひとりひとりがスポーツに対する意識を今変えねばならない。 真の応援とはそういう事ではないかと感じる。

アナタは選手かフリークか。今一度考えてもらいたい。

2014年2月 9日

麻生理学的雪かきギックリ腰注意報発令中!

麻生理学的雪かきギックリ腰注意報発令中!

毎年必ずやって来るんすよねぇ~、白い悪魔って奴が。

コレマタ必ずやって来るンすよね、そのあと主役級の身のこなしの患者が。 スッゴイ動き、歩きの患者さんが。

ぎっくり腰ですって!ギックリ腰!!

慣れない雪かきすると、毎年必ず一雪三人って感じで。

今日も朝から院前はもちろん、お隣駐車場の人の雪かきもお手伝い。 あっ!ぎっくり腰減らしちゃった!!(笑)  まぁ、そんな腹黒い事を考えながら、今日も地味に仕事シテマス。

くれぐれも皆さま、腰以外にも転んで捻ってにご注意ください。

2014年2月 6日

鍛えるとは力を抜く事。

鍛えるとは力を抜く事。

患者さんのお子さんの場合、小中学生から成人になるまで付き合う事が多々ある。

先日も現在高校生の、小学生から診ているサッカー少年の患者の息子さんが来た。 定期的に月に1~2回やって来る。  全国大会にも進む県内でもサッカーの強豪校。 部員の数も百数十人。 スポーツに怪我は付き物。 当然練数も厳しく、いつもあちこち傷だらけでやっては来るが、日に日にパフォーマンスは上がり、現在学年で五本の指に。

勉強の成績も中々の彼だが、小さい頃からみている限り、成績良くてスポーツも上達というより、スポーツの中で様々な事を学び成長したと思われる。 年々日に日に説明した事を良く理解し、自分で考え自分で伝えて来る。 それに比例してサッカーも学業もレベルが上がったと感じられた。

例えば小学生中学生に対し、筋トレ筋力アップが最も重要な事だと推奨する指導者は居ないだろう。 では大人はどうだ? 老人に筋トレが最も望ましいか?パワーアップが全ての問題を解決するのか。 では50歳はどうか、40歳はどうか? 30過ぎだって二十代のようにパワー重視が本当にパフォーマンスアップの最重要項目だと言えるのだろうか!?

だが実際は老人に対してだって筋力アップを声を大に促したり、30過ぎて筋力アップ、パワーアップに目を吊り上げたり。 動ける動けない、イコールパワーアップ、筋力アップとは直結などしないのだ。 最低限の今現在の運動理学を理解していれば言わずもがなである。

痛いのだけが治ったら、また動けて練習して、そして自然に上達。 もしくは筋力付いたら上達など絶対無い。 痛い理由、上達しない理由を解決せねばにどれだけ真剣に取り組むかが勝負の分かれ目だ。

子供の部活であっても、言われた通り練習こなしているだけで全員上達する事などまず無い。 理想はそうであるべきなのだが、実際は無い。 だが現在はその上達の術がある。 ただ、まだその事実に気が付いて無い人間が多いだけなのである。  身体も頭も力を向いて取り組む事が、ある意味真のコアトレなのかもしれない。

大人と子供の時間の流れは大きく違う。 大人の5年はさほど変わらんが、子供の5年は激変する。 多少の時間はかかるかもしれないが、そんな子供の成長は何よりの楽しみであり喜びだ。 さて、今日もやって来る若者たちに全力で取り組むとしよう。

2014年2月 5日

ペダリング技術からみる身体的改善点。

ペダリング技術からみる身体的改善点。

いよいよ冬季オリンピックも始まるくらい冬真っ只中。 多くのスポーツはシーズンオフだが、選手にとっては既にシーズンは始まっている。   冬を制する者は夏を制す!と、この時期のトレーニングの取り組み方で今年一年、シーズンは大きく変わる。 

昔から世界各国、様々な競技・選手がオフシーズンにクロストレーニングの考えを取り入れている。 その代表例に自転車がある。 自転車運動は筋が力を発揮している時間も長く、下肢の運動における自由度が低い為、動員している筋を被験者本人が認識しやすく、また再現性も高い運動である。

しかし、素人にとっては一見簡単そうに思える自転車漕ぎ運動、ペダリングだが、その漕ぎ方によって動員される筋が劇的に変わる。その研究はヨーロッパでは昔から盛んであるが、日本ではまだまだイマイチである。

昨今、一般人が手に出来る価格でペダリングが簡易的に測定できる機器も出てきた。 小生も前職で様々な測定機器に関わってきたが、歪み・たわみ等の問題からデータの精度を問うなら日本サイクス社製のwattbikeに敵う物は無いであろう。 海外の研究施設やオリンピック選手も使用しており、非常に優れた機器である。

たとえばこの手の機器でフォースカーブを考察したとしよう。 上体の位置ひとつとってもペダル・クランクにかかる力は大きく変わる。 競技者は経験知的に当然の如く理解はしていたが、その理由、下死点における足関節の底屈動作は股関節の角度、股関節伸展筋力・膝関節伸展筋力の関係性を理解して初めて考察できるものなのでる。

股関節伸展筋力は股関節角度が小さいほど高くなり、逆に膝関節伸展筋は股関節角度が大きいほど強く働く事が出来る。 分かりやすくいえば、体幹を前傾させれば股関節の伸展筋、ハムストリングスを優先的に動員できるのである。  この場合、ペダルが下死点に達した時に後方へ力が働く為、足関節の底屈動作によってペダルを後方へ引く必要が無くなるのだ。

専門的な話しはこのぐらいにするが、要はデータの読み方では無く、根拠に基づいた正しい理解の仕方である。 データだけみて足が引けてないから足を引こう、足を意識しようでは無い。 野球肘やサッカーで膝痛めて来る患者、子供のほとんどが、やれ肘が下がってる、やれステップ、腰が使えてないと、目に見えた違いを型にはめるだけしか出来ぬ、にわかコーチ、にわかトレーナーによって起きた障害に他ならないのだ。

その動作が出来ない、出来ていないには理由がある。 例えば先程のペダリング一つとっても、上半身の姿勢を正しく保持、使えてないとしたら、その問題は胸部胸郭の動作性、肩甲部の安定性にある場合も多い。 特にアマチュア競技者は。  しかし残念な事に、その問題点を本人に定義したとしても、全くその手の話が右から左の耳に抜けているのが手に取るように分かるのだ。

テニスを毎日のようにやっている主婦などは典型例だが、テニスをしたい!!という事に頭も心も全てが支配されているので、練習の時間を少し削ってでも怪我の予防やパフォーマンスアップしようとは思わない。 言うには言うが、結果取り組まない。 マラソン好き、自転車好きも同じ。 まぁそれはそれでアマチュア、趣味なので仕方が無い。

だが一言。 自分より強い、いつも強いライバルはそこのところを取り組んでいる。 それが現代のスポーツ科学なのだ。 身体のデータをとる前に、今一度自分の心のデータを正しく取り、解析してもらいたい。

2014年1月31日

肥満、冷え症、糖尿病を最新運動学的にみた共通理由。

肥満、冷え症、糖尿病を最新運動学的にみた共通理由。

しばらく前に書いた、UCP(ミトコンドリア脱共役タンパク質)についての続き。

たしかに10年ほど前、そのUCPの発見は話題であった。 しかし先ごろ、更に重要であるとされるタンパク質が発見された。 "サルコリピン" である。

筋肉には筋小胞というカルシウムをため込む組織がある。 筋肉が収縮するとそこからカルシウムが放出され、弛緩する時にカルシウムがまた戻る。 サルコリピンは筋小胞からカルシウムを外部へ漏らしてしまう。 するとカルシウムポンプが活性化され、カルシウムをもとへ戻そうとする。 その際にATPが使われ熱が発生される。 これらを簡単に説明すると、実際に筋肉が収縮しなくともカルシウムポンプが働き、熱が生み出されると言う事だ。

まだまだ十分には解明されていないサルコリピンではあるが、様々な実験でサルコリピンの有る無しが体温の変化、維持に非常に関与している事は確認されている。

更に他の実験で、サルコリピンがノックアウトされた状態では、通常な対象群に比べて極度な肥満になる事、そしていとも簡単に糖尿病に近い状態になってしまう事も確認された。

サルコリピンが足りないと冷え症になり、肥満になり、糖尿病になりやすい。 つまりサルコリピンを増やす、イコール筋肉を増やせば予防・改善を期待できると言う事なのである。

熱生産と肥満と糖尿病の関係以外にも、これからもっともっと解明され、さまざまな事が分かってくるであろう。 最先端の先生方のご活躍に感謝とともに、これからも期待したい。

2014年1月30日

大豆摂取が乳がんリスクを減らすんです!

大豆摂取が乳がんリスクを減らすんです!

患者的にも個人的にも、ずーっと探していたんですよね、超お勧めなプロテインを。

昨年一年間使い続けて、自分的にもお勧めできる物を今月からやっとご紹介できるようになりました。

もちろんアミノ酸スコア100、BCAA 、食物繊維、カルシウム豊富で保存料・着色料・香料不使用、非遺伝子組換え大豆のソイプロテインを。 しかもおいしくて安いやつ!

あるところにはあるものですわ。  そんな告知を患者さんに準備している時に、折しも日本人女性における大豆摂取と乳がんリスクの関連について、「がん予防法の開発と評価」研究班が疫学的研究をレビューしていた。

それによると岐阜大学の先生らのコーホート研究により、特に閉経後の女性に中程度の関連(相対リスク:0.5以上0.67以下・有意性あり)、もしくは強い関連(相対リスク:0.5以下・有意性あり)が認められたそうである。

 「日本人女性においては大豆摂取が乳がんリスクをおそらく減少させるだろう」 と結論付けをされていた。

スポーツ、筋力トレーニング、ダイエットはもちろんだが、一般女性の方にも欧米化された現代の食生活改善、疾病予防の為にも大豆、イソフラボンの摂取をより一層心がけてみては如何だろうか?

2014年1月28日

古くて新しい街、柿生新百合ヶ丘。

古くて新しい街、柿生新百合ヶ丘。

毎年今日一月二十八日は我が町麻生区柿生の一大イベントだるま市。

とにかく一日凄い人出!こんなに街に人来て大丈夫!?と思うほど。 未だに石器が見つかるくらい、昔から人が住んでいた古い土地。 "麻生" という文字が鎌倉時代の資料に「麻生郷」という記載があるぐらい。 しかも最近では積極的に駅前や住宅地の開発が更に進み、川崎市の中でも社会的発達が多い地区とされているそうである。

まぁウンチクは小生もググったレベルなのであとは個々ご自由に。

今日ぐらいは大人も子供も思う存分買い食いしても許されるでしょう。 後は皆さん、混雑の中、モラルとマナーを守ってお楽しみください。

 

2014年1月26日

男児と女児の怪我する確率。

男児と女児の怪我する確率。

こんな時期に花火とはお思いでしょうが、写真の通り花火ネタです。

日本では夏の風物詩だが、海外ではチト違う。 アメリカは7月はじめ独立記念日、中国ではまさしくこの時期春節、真冬の旧正月。 その中国で中国北京における5年間の春節(旧正月)の花火の外傷をまとめたものが発表されていた。

2007年から2011年までに743人の花火外傷の患者が北京の熱傷センターを受診しました。 受診患者のほとんどが子供であり、87.9%が男性だった。 花火外傷の原因の68.0%が不適切な手動操作によるものだったそうだ。 しかも年ごと、次第に家庭での春節による花火外傷が増えていると報告されている。

でアメリカ。 14年におよぶ花火外傷のレトロスペクティブ(後ろ向き)試験。 花火による外傷で受診した8万5,800人の小児が登録され、平均年齢は10.8歳。 実はこれがまた面白い事に中国と同じで、ほとんどが男児だったそうである。 しかも受傷した5人に1人が本人ではなくそばにいた人だったそう。 いやぁ~、アメリカっぽい。

このように海外では花火の外傷に関する大規模な研究がいくつかあるのだが、我が日本ではそれらを研究報告した資料がほとんど発見する事が出来ないという事実。 小生が今回言いたいのはココんトコ! である。 研究や論点が、昨今の日本で何かが大きくズレテいるのではないか? 本当に一番大切なことから外れているのではないか?! 

海外でも日本でも、子供が花火をする場合はケガをしないように大人が監督する必要がある。 持ち方、着け方、バケツの水は当たり前。 それすらも指導、準備しない大人など論外だが、他にもっと必要な重要な指導、監督すべきところがあるはずなのだ。 しばらく前にも書いたが、専門外だが先日もヤケドの患者が来た。 当然馴染みの患者。 炎症止めの処置は当然だが、伝えなければならない事が絶対ある。

お勉強大好きな欠落した成人。 小生の最も嫌いな人種。 心は本や資料では無く、人に向けるべきである。

2014年1月24日

圧迫骨折で使う補強樹脂。

圧迫骨折で使う補強樹脂。

骨粗鬆症等の椎体圧迫骨折に対し、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)というアクリル樹脂を用いた椎骨補強手術が世界で広く行われている。 しかし、この手術に対して合併症がある事をご存じであろうか?

合併症として処置部に隣接する椎骨の二次骨折が現場では広く知られているのだが、実は恥ずかしながら小生は割と最近、数年前まで知らなかった。

この二次骨折は、椎骨と比較してPMMAの剛性が高いことによるとだと考えられており、先ごろドイツでシリコンとPMMAを用いた椎体補強時の剛性を比較し、シリコンにより二次骨折のリスクが軽減される可能性があることが、研究の結果示唆されたそうである。

前職時代、アウトドア事業部ではMTBなどでチタンやカーボン、さまざまな合金、靴を扱う事業部では皮革、繊維、樹脂の知識が多く必要とされた。 これらの知識が今になって治療やリハビリに役立つとは思ってもいなかった。 事、接着剤に関しては異常に詳しい。 それらの知識が粘性や剪断を考える上で非常に役に立っている。 

先日もトレイルランを患者とシューズについて話しをしていた時、軽い重い、グリップでは無く、靴の捻じれの話しになった。 固けりゃ強けりゃ良いというモノではないと。 だが強くなければならない部位もある。 それは患者の状況によって違うのだと。 歩行解析、動作解析だけでは無い事なのだと。

まぁ相変わらず我ながらネタだけは豊富である。

 

2014年1月19日

しゃっくりをどこまで説明できますか?

しゃっくりをどこまで説明できますか?

しゃっくりについて患者から質問されたら、何処まで説明できるだろうか?

ビックリすりゃ、ごはん丸のみすれば!? なんてアドバイスが真っ先に口から出るようでは...  いや、逆にその方が良いのかもしれない。

ちょっと本知識持ちなら横隔膜の強直性痙攣と答えるだろう。 正直原因はなかなか不明。 だが先ほども書いた ごはん丸のみ のたぐいな行為行動で治ると言われているのの多くに、迷走神経が関与している事に気が付く。

実は先日、しゃっくりに少々悩むとある患者に言われた。 その患者さん、しばらく前にある病気で手術をされ、その薬の副作用でしゃっくりが頻発し悩まれていた。 その副作用が出る人と出ない人がいるらしいのだが、幸いにも医師が処方した漢方薬でその時は治まった。

だが治療薬を変えたところ、またしゃっくりが頻発し、今度は漢方薬も効かなかったという。

そんな状態でも会社には行かねばならず、今週一週間苦しんだそうなのだが、何故か突然昨日よりピタッとしゃっくりが止まったと言う。 さて、話しはココから。 ナゼ?という患者にどうか答えるか?!

先程の迷走神経。 迷走神経は脳神経の中で唯一腹部にまで到達している神経。 稀にしゃっくりは横隔膜はもちろん、腎臓病や脳の腫瘍等でも引き起こされる事がある。 その患者さんは消化器系の病気で手術と投薬治療を受けている。 今週は自宅では無く、会社。 あるデータでも、自宅にいるより外に出た方が様々な刺激があり、道を歩けば上も下も後ろも振り返り、歩きもし、他人と話す機会も当然家に閉じこもるより増える。ましてや仕事会社ともなれば更に刺激は大。

そう、我々が出来る事、しなければいけない事は技術的な治療では無く、身体に悪影響を及ぼさないのなら出かけましょうよ!と背中を押す事。 しかも根拠に基づいてアドバイスをする事である。 だから膝・腰が痛い患者にも歩け!動け!とアドバイスが出来るのである。

日々患者と向き合っていればしゃっくりなどはよく相談、直面する事。 そんな事に気がつかない、疑問に思う事も無いと言う事は、それは日々患者では無く、本と向き合っての治療しかしていない証拠なのだ。 そんなレベルで良く人を治せると言えたものだ。 まだ後ろからビックリさせる先生の方がマシである。

特に頭の柔らかい若い時期に勉強大好き、大学楽しい、もっともっと勉強したーい! という若者に、その後真っ当な奴をみた事が無い。 一番大切な事が欠落した大人になってしまったいるのだ。 せめて医療従事者だけはそのようにはなってもらいたくないものである。

2014年1月18日

足パンパン筋肉パンパン、コンパートメント症候群

足パンパン筋肉パンパン、コンパートメント症候群

ちょっとだけ今日は具体的に。

昨日最後に少しだけ書いたコンパートメント症候群について。

上肢または下肢のコンパートメント(筋区画)の内圧上昇により循環障害がおこり、筋や神経の機能障害が生じること。 ようは痛くてパンパン。 昨日書いた女の子は大腿前面がパンパンで歩く事もしゃがむ事ままならない。 スポーツ、バレーボール、ジャンプなんてもってのほかでやって来た。

町田市横浜市近隣の有名どころスポーツ整形を何件も訪問。 コレも数日前に書いたが横浜スポーツうんちゃらとか、ほにゃらら専門整形外科とか、やって来る新患の殆どが口にする病院ばかり。 医師だし病院だし大規模だし、ウチの方がステキー!なんてところは見かけ上微塵も無い。 泣けてくるが事実。

さて、落ち込んでも仕方が無いので話しの続き。 過去のクリニック、院での治療を聞くところ、肉離れだ何だかんだ病名はまちまち。だがやる事は何処も大した差無し。 揉んで電気で温めて冷やして、湿布で薬でテーピング、サポーターで安静で。 あと筋トレとストレッチ。 まぁそんなものだろう。 技好きな所なら関節いじってが関の山。

今回は10日に来て、試合は13日。 まずここ重要。 3日後と一週間後では当然やる事は変わる。 ん?変わらないところって在るの?! 在るわな。

そもそもこの手の症状、RICE(安静、冷却、圧迫、挙上)がダメ な事あるんですわ。圧迫と挙上は循環障害を助長させるから特にダメ。 腫れてるからってサポーター、テーピングぐるぐる巻き治療院、良く見かける。 危ないアブナイ。

まず最初の二日。 これは小生もまず患部へアプローチ。 しかしコレで良くなるなら他でとっくに良くなっている。 もちろん少々工夫をして。そしてその治療後の経過を診る。

そして三日目。 今回は大腿前面の腫脹だが、やはり問題は後面。ハム。 超音波は有効。しかし弱過ぎても強すぎてもダメ。 この強弱やプロトコルは重要。 ココん所は最初の二日の経過が左右する。

だが一番重要なのは治療でよりも何よりもアドバイス。 試合当日一番何に気をつけるべきなのか!?を。 今回その彼女にはジャンプ離脚着地時、重心をいつもより5cmだけ後ろにするようにと。10cmはダメだよと。

一昨日やって来た彼女はとっても笑顔の可愛い女の子へと。 多少は痛かったけどジャンプは出来たし、スパイクもバシバシ決まったと。 そしていつもなら終わった後は辛くなるのだが、辛くなるどころか日に日にどんどん良くなっていくと。 今日はシッカリ歩けるんですと。

こういう記事、基本自慢話で気持ち悪い。 よく同業のホームページで施術レポート、私はこんなに良くなりました!なんてのを見かけるが、超商売っ気で大っ嫌い!! だいたいあ腕の無いダメな奴ほどそんな広告。 全員治して当たり前なのだから、いちいち書くな!と昔諸先輩方は言っていたっけ。

まぁ月に1、2回しか来れない、他の院で働くウチのこっそりバイト君たちもこのブログを読んでいるようなので、ほぼ身内の為ネタで。

診察と診断は検査では無い。 そして治療への取り組みは知識で構築はしない。 先日もある患者から、知識では誰にも負けない!と言っていた先生がいたと聞いたが、小生的に超虫唾が走るお勉強ちゃん。 多少良くなっても治りはしない。 その事実、やはり一番分かっているのは患者なのだから。

2014年1月10日

顔色でおいしさが分かるなんて素敵な研究。

顔色でおいしさが分かるなんて素敵な研究。

以前から何度も小生が言い続けている、セミナー出まくったり、資格や他人が作った肩書を自分が作ったと勘違いして自己満足している人間が嫌いだと言う事。

自分をアピールする事に全力な人間と、他の誰かを幸せにする為に全力を注いでる人間。 同じ熱心でも根本的に180°違う。 偽物は必ずに見透かされる。

京工業大と県立広島大の研究チームの方々が、人の顔の血流変化を調べる事によって、  「おいしい」 が分かるんですと発表されていた。 こういう研究はとっても大好きだ!

その大学の教授の先生方は、 「顔を赤らめる」「真っ青になる」など、感情と顔色(顔の血流変化)の相関関係を示す表現が多いことにヒントを得て研究を始めたと述べていたそうである。

多くの人がおいしいと感じたものでは、まぶたの血流量が平均で14%増加。 一方、おいしくないと感じたものでは、鼻や額の血管が約4%収縮するなど、血流の変化に関係性が見られたそうだ。 これらを将来的に 「筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィーなど、意思を言葉で表すのが難しい患者に、好みにあった食事を提供できるような応用をしたい」と教授の先生方は話されている。

超素敵じゃないですか!こういうのが本質的に人を健康に、幸せにするのだと思いますわ。 何とか商売にしてやろうが発端な、相手よりまず自分が的に身につけ利用する場当たり最新理論とは雲泥の違いである。

このような研究で、ひとりでも多くの人が幸せになる日が一日も早く来る事を望む。

2014年1月 9日

糖尿病予備軍と言っても死亡率は正常の2倍!

糖尿病予備軍と言っても死亡率は正常の2倍!

この10年、勉強の殆どを神経内科的分野に絞っている。 さまざまな症状、相談が日々飛び込んでくる我々民間療法の現場では、その相談にのる為、その痛み不具合に応える為に正しい診察・診断の能力が非常に高く求められる。

いや、ひょっとしたら要らないのかもしれないが、患者の顔を見ていてそう気が付いた。 患者が増えない、治らないのは技術・テクニックやマーケティングでは無く、患者と向き合う本当の診察が出来ていないのではと。 周りの独りよがり、自己満足の治療院ほど鳴かず飛ばずであった。

こんな事を書いてはいけないのかも知れんが、昨日もヤケドをちょこっと患者診てみたり。そんなの日々。

新しい情報に遅れないよう努力は大切だが、新し物好きは恥。 今までの自分、事柄と温度差が出る。 何より周りからの心象が悪い。 昨日も書いたウォーキングのような基本的な基本の話も、どれだけ真面目にどれだけ真剣に考えて伝えているか。

糖尿病予備軍、正しくは耐糖能異常と言うのをご存じだろうか? 境界型糖尿病とも言われるが、予備軍なので 「糖尿病の気がある程度」 だと安心してはいけない。 正常群に比べ死亡率が約2倍。 空腹時血糖正常でかつ糖負荷後高血糖での心血管リスクは約3倍である。

その耐糖能異常、歩行活動を増すことにより心血管リスクが低下することが、昨年末イギリスの研究で報告された。

ではどのくらい増せばよいのか? ベースライン時の歩数が1日2,000歩増加することで、心血管イベントリスクは約1割減少するそうだ。

具体的には、ベースライン時の歩数が1日2,000歩増加することにより、心血管イベント発生リスクは約10%低下し、また、ベースライン時から12ヵ月後に、歩行活動が1日2,000歩増加または減少することにより、同リスクはそれぞれ8%減少または増大したそうである。

昨今情報が入って当たり前。 知って当然。 ただ適当に 「歩いた方がイイっすよ~」 なんてアドバイスが、患者ひとりひとりが離れていく。 本当に患者が求めている事との温度差、最近の我々の治療で多く感じる。 

まずは本質的な診察と診断、一番重要な事だ。

2014年1月 8日

この時期冷え症に効果的な歩き方。

この時期冷え症に効果的な歩き方。

手軽にできる運動の代名詞と言えばウォーキング。 しかしダラダラ歩いていたって効果的では無いし、だからと言ってがむしゃらに歩いたって。 よけい膝腰痛くてやって来る患者も年に必ず。

ウォーキングもちょっとした工夫、ゆっくり歩きと早歩きを交互に繰り返す「インターバル速歩」にすれば、筋力増強や持久力向上、生活習慣病などのリスク低減にも効果があると、長野の大学の先生方が発表されていた。 これなら体力のない高齢者でも取り組みやすい。

おお手おお股、かかとから。 正しい姿勢の良いウォーキング、そしてはゆっくり歩きと早歩きを3分間ずつ交互に繰り返す。 高齢者だけでは無く、時間の無い人にも非常に有効。

早歩きスピードの目安は、目いっぱい速く歩く際の70%。 ゆっくり歩きと速歩、交互に1日5~10回で、30分~1時間。 高齢者は3分速歩を2分に縮めたり、1日の間で何回かに小分けしたりしてもよい。 これを週4回以上、忙しい人は週末にまとめてやっても可。 もちろん最初は少しずつ、5カ月続けるのが目標だそうだ。

研究によると40~80歳の男女5400人に5カ月間、1日30分以上のインターバル速歩を実践してもらうと、体力の基準となる太ももの筋力が10~15%、持久力が約10%向上し、高血圧や高血糖が約30%改善し、体重減少もみられた。

そしてその先生が推奨されていたのが運動直後の乳製品摂取。 たんぱく質と糖質の作用で基礎代謝が促進され、体温調節機能が上がるという。 さらに研究では炎症を促す作用がある「ASC遺伝子」の抑制も運動後に確認されたそうである。

当たり前の事なのだが、無理のない運動で、しかも効果的な運動。 簡単なようで難しい。 馬鹿にせず、是非トライしてみてもらいたい。

2014年1月 5日

スクワット教え